paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

タイヤ交換  (BATTLAX A41)

今日はいい天気。バイクに乗るとベンチレ-ション無しのジャケットでは暑いくらいでした。

 

 

 

さて、先日注文していたタイヤが届いたので、さっそく交換に行きました。今履いているタイヤの正常進化版なので、どんな風に変わったかが楽しみでした。

 

 

 

Tiger EXP に純正でついていたのがメッツラ-のツアランス。アドベンチャ-タイプのバイクに乗るのは初めてだったので他との比較はできませんが、「硬い」という印象が残っています。ロードタイプのタイヤに比べるとブロックが小さいので、剛性を高めてライフも伸ばすという目的なのでしょう。深くバンクさせてもタイヤがつぶれる感じがあまりせず、ちょっと不安でした。かといってグリップが弱いわけではありません。高速道路をすっ飛んでいくような走り方なら極上でした。

 

 

 

次に入れたのが、ブリヂストンのバトルウイング。ツアランスに比べると舗装路でのグリップは若干落ちますが、タイヤがつぶれる感じがよくわかるので、とても乗りやすかったです。乗り心地もマル。さらにはお財布にやさしい結局3セット使いました。

 

 

 

バトルウイングが生産中止になったので、その後継と言われる A40 。このモデルから 「BATTLAX」の名前が追加されました。最初に聞いた時には驚きましたねぇ。

 

「BATTLAX 」はハイグリップタイヤの代名詞のようなもの ( 4輪でいう POTENZA )。その名前をアドベンチャ-タイプのタイヤにつけるなんて・・・。まあ、このタイプのバイクも運動性が高いものが多い (Tiger EXP も)ので、購買層はありますわな。ということでつけてみました。

 

 

 

 

至高でした。

 

 

 

直進時にタイヤの硬さを感じるものの、寝かしこみ→旋回→立ち上がりの安定度が半端ありません。どうにでもできるという安心感。グリップ感が濃厚なため、楽しめるし疲れない。だからツーリングに出ても距離を伸ばせるしウィンディングも楽しめる。さらに路面がウエットであってもドライとのギャップは少ないし、ライフも長い。私にとっては非の打ちどころのない、素直でありながら十分以上の仕事を黙々とこなす最高の黒子でした。これは2セット使いました。

 

 

 

で、今回はその後継モデルである BATTLAX A41 を入れました。

 

 

前後ブレ-キパッドの交換も含めて約2時間で作業終了。店員の「新品タイヤだから気をつけて~」という声に送られて出発。

 

 

 

「見せてもらおうか、A41の実力とやらを」

 

 

 

店を出てすぐに思ったのは、「軽い!」ジャイロ効果を高めていた重量を減らしながらも直進性は維持させている感じです。実際のタイヤの重さの変化は知りませんので、あくまでも感触として。

 

 

そのままワインディングに直行。タイヤの皮むきやブレ-キパッドのあたり付けも終わっていないので無理はできませんでしたが、50 km ぐらい走った印象としては、

 

 

 

 

「まさに BATTLAX!!」

 

なにこれ、スポ-ツタイヤじゃん!! 

 

 

 

F19 インチということもあり、今までのタイヤでは後輪の旋回に前輪が追従するというイメ-ジで走っていたのに対し、このタイヤでは前輪と後輪が同時にイン側へ入っていくような感じです。ですから今どきのバイクのように前輪に少し荷重を与えてやった方が内向性が高まります。アドベンチャ-用か、これ??

 

 

 

 

それでいて田んぼの中のまったりとした道や幹線道路ではビシーッとした直線安定性を見せつつも、路面の凹凸や荒れはやわらかくいなしてくれてとても快適。タイヤのグリップ感も文句なしに分かりやすいです。

 

 

これでウエット性能やライフが落ちていればダメダメですが、調べたところによると

A40 並みを維持しているとのこと。結論、

 

 

 

 

究極でした。

 

 

 

実際のところはロングに出てみればわかるでしょうが、今のところは不満は全くナシです。

 

 

Tiger EXP のブレ-キパッドの適合品はベスラ、デイトナ、SBS とありますが、コストパフォ-マンスの面で前回と同じ SBS セラミックにしました。制動力に不満はありません。安月給の割にイイ仕事をしてくれるサラリ-マンのようです。

 

そういえば昔、デイトナのブレ-キパッドの銘柄で 「 OVER RUN 」ってあったの知ってます?

 

 

また今度。

では。