paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

私的バイク遍歴 6.5/11

今日は久しぶりに朝食を摂りに外出しました。とはいってもうどんを食べに出ただけですが。一玉が大きめなので、中(二玉分)と天ぷら一つ。カウンタ-を見ると総菜としてパックに詰め合わせの天ぷらが。どうみてもお得なのでお買い上げ。持って帰って昼食として食べました。動かないのに2食食べてしまった orz 。この在宅勤務の間にエンゲル係数と体重が跳ね上がりました・・・。

 

 

 

6台目の続きです。

 

買ったはいいが、問題は支払いです。この時点(大学3年)では2台( GSX-FW, NS ) のロ-ンがまだ未返済なのに、その上もう1台増えるのはヒジョ-にキビシイ(by 財津一郎) 。ので、夜間工事の交通整理のバイトを加えました。

 

いい稼ぎにはなりましたが、これをきっかけに自動車ドライバ-に対する信頼はゼロになりました(イロイロアッタノダヨ)。他のドライバ-を疑う思考が刷り込まれたので、先読みする癖がつき、バイクでの対車事故はいまだにゼロです。

 

 

金策にも目途がつき、あとは納車を待つばかり。

 

 

我がサ-クルではバイクを買っても黙っておくのが習慣であり、メンバ-には納車の日にいきなりお披露目をします。ですから探りを入れられた時にははぐらかしすっとぼけのスキルを発動し、納車当日にサプライズ発表というのが一連の流れです。追及する側とされる側による丁々発止の頭脳戦がとても楽しかったものです。

 

 

で、納車当日。

 

授業が終わってバイク屋へ行くと、サ-クルのメンバ-がたむろっているいつもの風景。店頭に並んでいるバイクの中にあって、ひと際目立つ 奇妙な アバンギャルドなデザイン。にやける顔を隠しつつ店内へ入ると、そのバイクは話題の中心でした。

 

先輩A「おお、インパルスじゃん」 (ふふふ、すごいでしょ-)

先輩B「初めて見るな-」 (ふふふふ、もっとほめてもいいのよ)

 

 

先輩C「カッコわり-な-(笑)」 (ふふ、、、え?)   

 

先輩D「ハンス・ム-ト、調子に乗ってんじゃね?」(ふえ?)

 

同輩E「買った奴、おかしーよな-?」  (涙目)

 

 

先輩C「で、どんな奴が買ったの?」

店主 「・・・(無言で私の方に熱視線)」

 

私  「(挙手)」

 

先輩C「お、をう、本人が気に入っているのが一番だよ、な?な?な?・・・」

先輩ABD 「そ、そうだよな。め、飯食いに行くか?おごってやるよ?」

 

 

こんな感じでしょっぱなから残念な子扱いを受けたインパルスですが、乗ってみるとなかなかの走りを見せてくれます。「速さ」より「敏捷さ」を強く感じるほど、とにかくすべてがクイックなのです。今で言うところの「ストリ-トファイタ-」系ですね。NSと重量は変わらないのですが、インパルスの方が圧倒的に軽く感じられ、振り回して乗るのがとても楽しかったのを覚えています。

 

 

しかし、いくら 100 M 走が速くてもマラソンランナ-になれるわけではありません。

 

 

インパルスはスプリンタ-として生を受けたのです。だから世界に誇るスズキの技術陣といえども、彼らの脳ミソではこのバイクを使ってツ-リングにでるという想定はできなかったのでしょう。

 

 

100 KM 走るのが精いっぱいです。それ以上は大殿筋がもちません。

 

シ-トが細すぎ、硬すぎ。

 

 

 

これもあのデザインのせいなのか?答えろ、スズキ!

 

 

わずか1か月で手放しました。

 

 

 

続きは今度。

では。