paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

私的バイク遍歴 4.5/11

買い物のため、ス-パ-とホ-ムセンタ-に行ってきました。どこも駐車場は満杯で、店内では皆さんショッピングをエンジョイ中。なかでも高齢者がとても生き生きしていました。外出自粛が解除されたら真っ先にはじけるのがこういう人たちでしょうね。がんばって日本の経済を回してください。

 

 

4台目の補足から

 

 

FWにはとても満足していました。

 

 

・スタイリング → 凝縮感があってカッコいい(異論は受け付けない)。

 

・乗りやすさ → フロント 16 インチの癖を感じさせない、素直なハンドリング。特にバンキングは安定していて、安心度が極めて高い。走行時のバイブレーションも皆無。

 

・燃費 → 常に20 km/L 。

 

 

といった具合に、長距離ハイスピ-ドツーリングから田舎道のまったり走行まで難なくこなす、優秀なオ-ルラウンダ-でした。

 

 

欠点

 

 

・高度に左右される → 高い山に登ると息付きが起きる。美ヶ原レベルではエンジンが吹けなくなる。

 

・低温での始動性が悪い → 真冬にセルを回して1回でかからなければ、もうムリ。おかげで押しがけが上手になったが。

 

 

でした。2バレルキャブだったので、吸気系にゆとりがなかったのかもしれません。でも致命的だったのは、前回に書いた通り電装系の不調でした。

 

 

 

1回目のトラブルは走行中にメータ-内のランプが一斉点灯。消灯と同時にエンジン停止。バイクに乗り始めてまだ1年少しの人間には、このケースはヘビーすぎました。路肩によってセルボタンを押すも、沈黙。数度繰り返すも状況は変わらず。

 

 

 

状況を整理します。

 

・時は8月のお盆。晴天の昼間。

 

・帰省中だったのでリアシ-トには大荷物。重量は 200kg オーバー。

 

・場所は東名阪自動車道。「自動車道」なので店や脇道はなく、後戻りも不可。行く手は登り勾配。

 

・次のインタ-まで約 2 km。

 

 

 

しかし私は若かった。

 

 

 

 

 

 

「押すか。」

 

 

 

 

インター出口にたどり着いたときには燃え尽きる寸前でした。

 

 

 

近くの民家で整備してくれる工場(自動車専門)の場所を聞き、行ってみると盆休みにもかかわらず診てくれ、さらには私の憔悴しきった姿を憐れんでか、点検中に昼ご飯まで出してくれる親切さ。それ以来、奈良県には尻を向けて寝ていません。

 

 

 

待つこと1時間。結果は「レギュレ-タのパンク」。パ-ツはすぐ手に入らないので、バイクを預けて公共交通機関で実家に帰りましたが、どうやって帰ったかは記憶にないぐらい「いっぱいいっぱい」の状態でした。

 

 

 

1週間後「整備終了」の電話をもらい、菓子折りをもって整備工場に再訪してバイクを受け取り、再び実家へ。ところが家まであと500 m というところで嫌な予感とともにエンジン停止。「なぜ止まるのが分かったのだろう?私はエスパ-か?」と思いながら、また 押しました

 

 

 

再び1週間入院させた結果、「ジェネレ-タの不具合」とされ、クレ-ム扱いでタダで修理となりました。ついでにタイヤ交換もし、リフレッシュさせてまた大学に戻ったのですが、途中の SA で休憩時にバッテリ-あたりから「ぷすぷす」という音と硫黄の匂いが。直ってね-じゃん!と思いながら恐る恐るバイクを走らせ、最長所要時間記録を叩き出してなんとかアパ-トまでたどり着いた次第です。

 

 

その後2か月ぐらいして再び同じところにトラブルが発生しました。比較的長距離を一気に走るツ-リングが好きな私としては、対処できないトラブルを抱えたバイクはストレスでしかありません。残念ながらここまでと思い、手放すことを決意したのです。

 

 

その後

 

 

RA 1台体制となりましたが、しばらくするとまた大きいのが欲しくなりました。やはりマルチエンジンのスム-ズで力強い走りが恋しくなったのです。「でもな-、FW みたいなの無いしな-、どうしよっかな-」とうだうだ悩んでいた姿を、キラリと光る眼で見ていた人物がいたことに、その時の私はまだ気づいていませんでした。 

 

 

 

続きは今度。

では。