paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

春遠からじ 2/3

先日、10 年ほど前に同じ職場にいた人から電話がありました。退職して暇だったので連絡をくれたのですが、お互いの近況報告や他愛のない話で盛り上がりました。現在の仕事の指針となるアドバイスをくれた人なのですが本人は全く覚えておらず、昔と変わらず馬鹿話がよく似合う愛すべき人であるのはお変りなく安心しました。

 

たかだか 20 分程度の会話でしたが、その間は 10 年前に戻ったように感じました。これってタイムリープをしてお互いが当時の相手に話をしている、みたいなことではないでしょうか。そう考えると日常で無意識に時間を飛び越えていることって、割と身の回りにあるように思えます。たまには久しぶりに昔の記憶や写真を掘り起こして時間移動を楽しんでみましょうか。

 

 

2 日目の行程です。

 

2/24

 

4 時起床。今日はちょっと遠出をするので早起きは必須。三連休の中で唯一の晴れ日になりそうなので、もたもたしてると混雑の中に突っ込むことになる。急げや急げ。

まだ暗い中、ホテルを出発

この時間帯の夜景、好き



早めに出発したにも関わらず、休日の 5 時半なのに総武線では座れない。みんなどこへ行くのだろうと思っていたら、秋葉原でどっと降りた。ターミナル駅なのでここからみんな分散されていくのだろう。ワタシもその一人で、京浜東北線に乗り換え上野へ。到着のアナウンスは「上野〜、うえの〜、JK30」。 上野駅は「とう」がたってるんだなあ、やっぱり女子高生は川崎、蒲田、大森じゃないと、とアナウンスでニヤリとするオッサンは他にも車内にいたはずだ。

 

そこから常磐線に乗る。進行方向がわからなくて座席の確保をどこにするか悩んだが、1号車だからこちらだろう、10 両編成なので切り離しも無いはずだ、と友人の鉄ちゃんから得た情報はいろいろ使えてありがたい。

こういう標識は減ってきているように思うのだが?



6:04 発。終点まで乗るので眠ってしまっても大丈夫。発車の合図はベル(!)。いいなあ、昭和だなあ。2 時間の列車旅のスタートだ。8 時間(滝川ー釧路)、6 時間(旭川稚内)の乗車を経験したワタシには屁でもない。

ただし、長時間の乗車はボックス席に限る

 

車窓からの眺めを楽しみながら過ごす。5 分もすれば電車はビル街から住宅密集地に入り、散歩中の人がいるなどののどかな光景が目に入ってくる。でもこれはある意味では東京らしい光景かも。地方都市では早朝に市街地を散歩している人なんて見かけないからな。

筑波山方面は雪景色

水戸駅北口 ここからバスに乗る



バス+徒歩、合わせて 30 分ぐらいで偕楽園に到着。やはり梅といったらここだろう。

表門前

ここは紅梅

この時間はまだ人は少なかった


梅林に近づくとほのかに梅の香が感じられるようになる。

途中にある竹林 このあたりからもう梅の香が

 

梅の香りを楽しみながら梅園の中を歩き始める。花も当然見事。昨年の花の方が派手だったと思うが、品種によって見頃がちがうのでそのせいかもしれないな。

 

写真の撮り方も考えなくてはならない。桜よりも迫力の弱い梅は、全体像を撮るよりも一部分を切り取るほうが絵になるような気がする。なのでどの部分を選ぶかによって梅の良さの表現が左右されると思う。さらに明るさや枝ぶり、絞りの程度など考えることは無限大。それでも自分なりに工夫して撮った梅の姿をご覧頂きたい。

やっぱり梅撮るの、難しいな

 

同時にイベントも行っており、水戸黄門ご一行とのツー(?)ショット撮影会や、

水戸のご老公様ご一行と 「控えおろう!」

 

警察音楽隊の演奏、

ソロ演奏もあり、かっこいい

クリアファイルもらった

マスコットのロボットACT-Gも来場 
ロボットとは思えない滑らかな動き 中の人などいない、いいね?

 

ゆるキャラ登場など

見た目の情報量が多いみとちゃん

 

があり、天気が良かったこともあって思った以上に楽しめた。

 

3 時間以上滞在して「もう、梅、おなかいっぱい!」となったので昼前に退園したが、その時の入場待ちの列は優に 200m オーバー。朝早く来て正解だった。

なんだ?この人混み・・・

現代舞踊をやっていたので見物

 

 

バスで水戸駅に戻り、次の目的地、大洗へ。

鹿島臨海鉄道 残念、ガルパン列車じゃなかった

大洗駅でのお出迎えの面々

駅前にはラッピングバスが


今回の目的はガルパンTシャツを買うこと。駅からまっすぐ梅原屋へ。寒いだろうからと言って頂いたホットレモネードを飲みながら店の人と談笑。明るい人で、昔ながらの洋品店 おばちゃん おねえさん といった感じ。大洗でのイベントの時には Tシャツがごっそり売れるという。ワタシもこの日、4 枚購入(¥14500)。

サンダース大付属高、継続高、黒森峰女学園(独語ver)、大洗女子学園

 

買い物の後で街を歩いたが、だいぶガルパンパワーが抜けてきたようだ。今の方が街の規模と釣り合って健全なように思える。でも梅原屋さんにはこれからも頑張ってもらいたい(上から目線)。

とは言え、まだまだある

商店街で買った干し芋 甘すぎなくておいしい

 

水戸駅に戻る鹿島臨海鉄道は満員。この時期に?なんで?以前よりガルパン目当ての客は減っているはずだが?

5号車発見!



水戸駅に着いたらダッシュで南口へ。帰りは高速バスを使うため。発車 1 分前に飛び乗りセーフ。乗車後すぐ眠ってしまったので、記憶は途切れ途切れ。都内に入って目が覚めた。首都高は大渋滞。連休中なのでやむを得まい。20 分遅れで東京駅に到着。

 

 

17 時前なので、駅ナカも大渋滞。スマホナビに頼っている人が多く、急に通路の真ん中で止まる姿をよく見かける。便利な道具を使うようになったが、そのぶん周囲を見る能力は下がってきているようだ。「何かを手軽に済ませると、何かが鈍る。便利と安易は違う。」(@ダンジョン飯 4 話)、まさに金言である。

 

人波をかき分け、山手線で御徒町。久しぶりにみなとやへ。大行列になっていたがすべてたこ焼きの客で、海鮮丼の席は空いていた。いつものを注文して美味しく頂いた。

特盛丼(大)+ ミニけんちんうどん ¥1,100
見てるか、豊洲の同業者!

 

たこ焼き客は座れないので、周囲はごったがえしている。そのうちテーブル席にたこ焼き客を収容して、海鮮丼客が座れなくなるんじゃないかと心配だ。以前はたこ焼き客のテーブル利用はダメだったが、いつからか OK になり、今は再び禁止となっている。でもスペースに対して客の数はキャパを超えているのでどう対応するんだろうか?

 

 

食後は湯島天神へ行って梅のライトアップを鑑賞。それ目当ての人がたくさん来ていて大賑わい。写真を撮ったが、やはり桜と違って撮りにくい。ライトに照らされた梅ってあまり映えないのだ。桜の花はごっそり咲くので光を十分に浴びて輝いて写るのだが、梅は隙間が多く、そこをどう写すのかで悩む。もっと練習せねば。

ここも梅で有名

夕方から夜にかけての梅の姿

がんばれよ、受験生



1 時間あまり過ごして御徒町駅に戻る。途中、とんかつ まんぷくの前を通ると、ライトが点いている!やったー!

奇跡か


店に入ると

「終わっちゃいました」

だって・・・。

がっかり。来月また来るので、その時のお楽しみにしておくとしよう。

 

 

浅草橋までの山手線、総武線は通勤ラッシュ並みの混雑。降りようとしても人が一杯なので、なかば無理矢理に降車した。ドア前の乗客が一度外に出てくれれば助かるのだが。スマホに夢中で動かない人が増えたな。

 

 

コンビニで明日の朝食を買ってホテルへ。あとはテレビタイム。

 

 

本日の歩行距離:16.7km

 

 

続く。

春遠からじ 1/3

今年の北海道ツーリングの泊地がだいたい決まってきました。例年と同じ回り方をするので宿も大体同じです。ただ残念だったのは、今年も船長の家が休業だったこと。これで 3 年連続です。あの超豪勢な夕食・朝食が今年も食べられないとは。もしかするとこのまま宿をやめてしまうのではないかと心配しつつ、仕方がないので他の宿を押さえました。来年こそはぜひ!

 

あとは稚内根室の宿の決定を残すだけです。昨年と同じ所がいいなあと思っていますが、教訓を活かして「エアコンのあるところ」を選ぶのも手です。なので今は情報を集めているところです。

 

ワタシの夏はもう始まっています。

 

 

と、その前に冬にオトシマエをつけなければなりません。そろそろ寒さが終わるという目印になるを見て、征く冬を惜しむとしましょう。

 

 

2/23

早朝に起きられるかという不安は前回と同じ。ましてや今回はいつもの東京お気楽旅なので、前回のような緊張感がない。それでも 4:30 起床。まずはひと安心。準備をしているうちにちょっと気分が悪くなる。飛行機酔いが怖いが、何も胃に入っていないので大丈夫だと自分に言い聞かせる。この不安は思い込みや自己暗示によるもののようなので。

 

 

空港に着くと大混雑。前の三連休よりも多い。この違いはなんだろう?寒さが緩む時期だからかな。カウンター業務は研修生が行なっていたためか、チェックインは大行列。新人の頃は丁寧すぎるくらいでちょうどいい。慣れる頃にはその笑顔から固さが取れることだろう。

 

手荷物検査の後、スリッパを履きっぱなしで外に出て怒られてしまった。X 線検査先のエリアで着替えをしなければならないらしい。3 人くらいで一杯になるあの狭い中で?次から次へと人が来るんだよ?無茶言うなよ。

 

 

搭乗口前も当然大混雑で、行きの機内は満席。個人客は少なく、家族連れが多い。テンション高めでウキウキムード。なるほど、夢の国行きの御一行様か。

雨の中、出発

空港上空

外の風景はずっとコレ

 

後ろの座席に 20 代らしき女性 3 人組。こりゃうるせーぞと思っていたのだが、穏やかで落ち着いた調子で話している。あの歳なら会話の内容は恋バナか愚痴なのだが、日常のことが話題。今どき珍しい、どうにも不思議なパーティーだった。いいトコのお嬢様方なのかな?彼女らの会話を子守唄にして夢の中へ。

 

着地 5 秒前に覚醒。羽田到着は 10 分遅れ。荷物の積み込みに時間がかかったという。家族連れが多いと荷物が多いのでそうなるだろうな。到着後、ターミナルへはバスで。館内を歩き回らなくていいので助かる。

バス車内より 今回も 737

 

 

モノレールは満席。ちょっと珍しいな。いつもなら空いているのだが。こんな中途半端な時期に、みんな何しにきてるんだ?まあ人のことは言えないが。

 

 

朝食はいつもの大江戸そば

どれにすっかなー

 

冷たいのを。

とろ玉たぬききつねそば(冷・大)


外気は低いが歩き回ると暑い。札幌でもそうだった。つまり一番寒いのは四国の地元。外気温と体感温度って違うんだなあと実感する。

 

 

山手線でまず恵比寿の東京都写真美術館へ。今日は 5 時間近くの尺がある映画を見る予定なので、そのチケットを買いに。当日現場でしか買えないなんて、写美も殺生だ・・・。売り切れるといけないので買いに行くとまだ 2 番。よく考えると、休日の 4 時前から 9 時近くまで映画を観る人ってなかなかいないよな。

チケット、ゲットだぜー! ¥2,200 なり

 

 

15 時過ぎまで時間があるのでアキバへ行くと、ものすごい人出。

アトレは今、ウマ娘推し

人、多っ!


店が混むだろうから昼を待たずに昼食。行くならやっぱり萬里だな。行ってみると待たずに座れたが、その後は次々に客が来た。やっぱり早く来て正解だったな。美味しゅうございました。

そういや他に町中華はないな

B定、ご飯大盛りで!

では頂くかな

 

 

その後はお宝探し。フィギュアは「期待していない」と思った通り、ボウズ。ジャンルや種類が少ない上に価格が高い。コロナ前まではまだニッチ物が多く、「さすがアキバ(呆)」というものがあったが、今では利益が望めそうな定番商品を、先を争うように値上げして売っている。コロナでインバウンドが望めなくなったときのことを忘れたのだろうか?それともまた補助をもらえばいいと思っているのだろうか?

 

ということで、今回も薄い本集めが中心となった。「艦これ」の同人誌がターゲットなのだが、人気が一段落したようであまり種類が増えていない。18 禁はその数を伸ばしているが、全年齢対象のものは頭打ちだ。またアニメ化すれば増えてくるのかな。

こちらの収穫はまずまず

アニメ「ゆゆゆ」の Tシャツ

 

 

東京都写真美術館に戻る。

まだ雨が降っていた


時間があるので恵比寿映像祭のコミッションプロジェクトを観る。

時間があるので行ってみた

んー・・・


んー、いまいちよくわからない。「こんなことをやってみました」的な実験的な作品だったので、作成者の意図と作品が同一線上にないのでは?と思える部分が気になった。もちろんこれはワタシの観る目がないのが原因なのかもしれないが。

 

 

その後、5 時間近い長尺の映画「夢の涯までも ディレクターカット 4K レストア版」を観た。

さて、この長丁場、意識を切らさずにとどまれるか?


映像の撮り方やSF 要素をかませたストーリーの展開がとても興味深かったが、その長さのため情報量が多く、物語の進行に合わせての内容の理解が追いつかなくなってしまった。これは何度か見ないとその良さがわからないだろうなと思う。ただ、最後まで観たという充実感は味わえた。退館後は少しガーデンプレイスをうろついてから

恵比寿ってオシャレだよなあ

22 時過ぎに山手線と総武線に乗るが、人がいっぱい。地元のこの時間なら、列車はガラ空きだ。さすがは東京だな。

 

 

ホテルにチェックイン。御徒町で下りて買った、KITCHEN DIVE1kg 弁当を食べながら

楽に食える自分が怖い


テレビを見てから就寝。

 

 

本日の歩行距離:10.6 km

 

 

続く。

冬、北へ 3/3

こちらの最高気温は毎日2ケタ。桜の時期の暖かさで、北海道での気温がウソのようです。沖縄なんか最高気温が 20 度半ばですって。やっぱり日本は広いんですね。でもまた気温は下がる見込みです。このように三寒四温が繰り返されることで春になっていくんでしょう。暖かさが待ち遠しくもあり、寒さが名残惜しくもあり、です。なんともわがままな・・・。

 

 

さて、最終日です。

 

2/12

 

今日も元気に 5:00 起床。遊びの時は早く目が覚める。荷物の片付けと着替えを済ませ、6:30 に朝食。今日は昼食は摂らないので朝はガッツリめで。

朝から満腹コース 朝食がウマイのは元気な証拠!

 

食後は部屋に戻り荷物を持ってそのままチェックアウト。タッチアンドゴーみたいだな。朝食会場に荷物を持っていってもよかったのだが、混んでいるだろうからやめておいた。実際混んでいたので、この判断は正解だった。

 

 

7 時前に出発し、

昨日よりはマシかな


キャリーケースはコインロッカーに。駅から少し先に行った所の方が¥100 安かったのでトクした気分になったが、もっと先のコインロッカーはさらに¥100 安かったのでソンした気分になった。こうしたちょっとしたことで1日の運勢を予想しがちなのでモヤモヤした気持ちになるので、「¥100ぐらいくれてやる!」ぐらいの気持ちでいる方が健康的なのかもしれない。

駅や地下街は人がまばら 雪まつりが終わったからかな

 

大通まで地下道を歩いて体温を上げてから地上に出ると、冷やっこくて気持ちいい。サウナの後の冷水と同じかな。

 

 

さて、雪像の解体を見に行こう、と思ったらすでに始まっていた。小さいものは撤去済みだったが、大きいものは今が盛りとばかり重機がショベルを振るっている。一月近くかけて作ったものを本番終了翌日には取り壊す(すすきの会場の氷像は当日)のはもったいないと思うが、安全性や維持費のことを考えるとやむを得ないのだろう。

淡々と解体 その後は単なる雪の塊



撤去待ちの雪像を見ている間、隣の人と話す機会があった。 2 年前に亡くされた奥様が見たがっていた雪まつりを、大阪から見に来たという。雪像の制作中から、春になる節目としての雪像撤去(そういう考えがあったのか!)までの記録を取ることで、約束を果たしたことになるかな、と寂しそうに微笑んでいた。

 

・・・返す言葉もなく、「いい供養になりましたね」と言うのが精一杯。その後もぽつぽつと亡くなった経過や現状のことを話してくれた。半端な慰めや励ましの言葉をかけるのは失礼だと思ったので、聞くしかできなかった自分がもどかしく腹立たしかった。

 

起こってしまったことを飲み込み、あるいは飲み込もうとし、感情を乱さないようにして今自分ができることに注力する「まっすぐな強さ」を感じることができた。年齢は多分ワタシより少し上だろう。あの人のような強さを今の自分は持っているだろうか?今後持てるだろうか?指針となる人を旅先で見つけることができた。

 

でも、見ず知らずの人間にあれだけ話すなんて、溜まっていたものがあったのだろうな。あの場で少しでも吐き出すことができたのならうれしいのだが。

 

これからもお元気で。奥様によろしくお伝えください。

出来上がったものに容赦なく爪が立てられていく
我々の人生でも同じことが起こる

 

場所を変え次の雪像を見に行く。

自衛隊の「雪像解体ミッション」発動 
2枚目:お神酒をあげる
3枚目:敬礼!

ミッション、スタート! さすが自衛隊、手際がいい

 

二本の通路の間には大人の方の高さぐらいの積雪があったので、ワタシは外側から見ていたのだが、そんな雪をものともせず前に出ていく猛者が。足元を踏み固めながらわっしわっしと進んでいき、後方のワタシたちのカメラの射線上に立って仁王立ち。いい歳をしたおっさんだったが、彼のバッグにはヘルプマークが。ああ、カメレオン弱者か。都合に合わせて弱者に早変わりする輩だ。あんな輩がいるからヘルプマークを持っていても大したことないと思われるんだろうな。

カバンに輝くヘルプマーク

この親子連れも割り込み組 周りが見えない(見ようとしない)人が増えたな

 

 

大きな雪像の撤去作業をひととおり見たが、時間はまだ 10 時前。そうだ、札幌市資料館へ行ってみよう。12 丁目の横に歴史を感じさせる立派な建物があったので気になっていたのだ。

重厚な建物


ここは元は控訴院だったので、再現された法廷がある。悪いことをしていなくても、警察と裁判所に行く時は腰が引けるのはなぜ?

裁判所みたいなところ?

楽しいところではないだろうな

 

他の部屋ではアートの展示などがあったが、

市民ギャラリー的なところ


一番興味が惹かれたのはコレ。

かなり興味深い展示 さすがは大学の研究

北海道大学の研究展示だったが、北海道に対して持っているイメージとは違う視点から再認識してみるというものだ。確かに「北海道の街」といえば「札幌」という人もいるが、ラブライバーなら「函館」を挙げるだろうし、ワタシなら「帯広」という。ステレオタイプな「北海道」像から離れるといろいろと発見があるのは間違いない。知っているようでその知識にはバイアスがかかっていることも多いのだから。実際、10 回以上バイクで回っているワタシも北海道の形を正しく描けなかった。まだまだ北海道愛は浅かったな。係の人(学生?)といろいろ話せたのも楽しく、いい時間を過ごした。今回は会話に恵まれているな。

 

カフェでうまいアイスコーヒーを飲んでひと休み。

濃いめだが後味すっきり ワタシ好み

コートを着て歩き回ったおかげでかいた汗も引っ込み、クールダウン終了。さあ、最後のミッションに出発だ。

いい天気で雪解け開始

中島みゆきの歌に「南3条」って歌があったな なーきながーらはーしった🎵



徒歩 20 分で到着、駿河屋(@ノルベサに。お宝がないか探したが、残念ながらボウズ。掘り出し物はなかった。続いてまんだらけ。ここでは薄い本を数冊ゲットできた。でもやっぱり充実度や価格では東京の圧勝だな。その後の BOOK OFF は店内散歩に終わった。

 

そろそろ札幌観光は終わりにするか。大通公園雪像の残骸を見て自分を納得させ、荷物をピックアップしてから駅に向かう。

気温、たっかいなあ

 

14 時過ぎだが大混雑。帰る人が多いのだろう、快速エアポートも人でいっぱい。でも半分くらいの人が南千歳で下車。釧路行きかな?

 

空港に着くと、当然人でいっぱい。新千歳空港にはオフシーズンってあるのだろうか?季節を問わず年中観光客が来ているイメージなのだが。お、いかんいかん、これもワタシの思い込みかも。

 

HTBショップ雪ミクスカイタウンに寄って自分土産を購入。よし、これで今回の札幌旅行はカンペキになった。

水曜どうでしょう」の丼とカレンダー

雪ミクスカイタウンではコインとメダル



少し早いが手荷物検査をクリアして、搭乗口前で読書して時間を過ごす。

北海道ともお別れか

 

飛行機に搭乗すると、今日は満席だという。機体は 737。とどうなるか。みなさんお土産が多いので荷物が入り切らないのだ。それを警戒して搭乗の早い窓際席にしたのだが正解だった。札幌便と沖縄便は早く機内に入った者勝ちだな。荷物の整理に手間取り、羽田への到着は 10 分遅れ。乗継に余裕を持たせておいてよかった。

次に飛行機で来るのは 11 月だな

また 737 だった

 

穏やかな飛行で羽田着、そのまま乗継だ。連続で飛べるなんて、なんかトクした気分。いや、金は払っているのでトクしたわけじゃないんだけどね。20 分ほど歩いて搭乗口へ。さすがに服が汗臭くなってきた。

え?また?

おお、4度のフライトがすべて 737。 さすがはボーイングカローラだな。でも羽田ー新千歳でこの機材を使ったのは初めてだ。いつもなら大型機を使っていたはずだが。連休中なのに珍しいな。

さらば、羽田 2週間後にまた来るけどね

 

フライトは順調で、無事帰宅。

 

 

本日の歩行距離:16.8km

 

 

次回のアップはまたお出かけのため、 2/27 を予定しています。

 

では。

冬、北へ 2/3

週末にまた腹の立つことがありました。相手側はこちらに十分な情報を提示せず、決定の報告のみ。そりゃあ決定権はそちらにあるので構わないのかもしれませんが、それだったらその後にこちらが行う運営や方針については口出すなよ、こちらの決定にも文句を言うなよと言いたくなります。

 

自分が早く手を引きたいもんだから、こちらが意見を言う間を与えず丸投げしようとする態度がミエミエです。相手さんは表向きでは立派なことを言っておきながら、実は論点をズラすことが巧みな無責任組織ということがよくわかりました。そりゃその手の問題が深刻化しているにもかかわらず解決の道筋が全く見えないはずですわ。まあいいや、おかげでヤツラのやり方はよくわかったので、こちらの被害を最小限にしながら一太刀浴びせてやる機会を窺っていこうと思います。久しぶりなので腕が鳴るなあ!

 

 

さて、2 日目ですが、ごめんなさい、今回も写真が多いです。雪景色が珍しくて、ついついたくさん撮ってしまいました。瀬戸内海気候の地域に住んでいると、こんな雪景色はめったに見られるものではないので。

 

10 年近く前の年末に北海道を電車で回ったことがあります。釧路や網走、旭川稚内に行ったのですが、その時は(ワタシから見れば)非常識な積雪であまりにも現実離れしていたので、むしろ今回のほうがリアルさを感じます。

 

なので大量の写真を撮ってしまい、その整理が大変でした。今回このブログに載せたものは 1/4 くらいかな。機会があれば他の写真もアップしようと思います。

 

ではレポートをどうぞ。

 

 

2/11

 

5:30 起床。今日はそんなに早く起きる必要はないのだが、目が覚めてしまった。足の疲れは残っていないのが助かる。簡単に荷物をまとめ、着替えて朝食を摂る。

 

朝食開始の 6:30 に会場に行くと、すでに行列ができていた。明日はもう少し早く来よう。ルートインなのでガッツリといきたかったが、昨晩のチャーシューおにぎり×2 がまだ胃に残っているようで、あまりはかどらなかった。まあそれでもコレだが。

おかずは少ないよね?ね?ね?



食べ終わって外を見ると 鈴木その子 真っ白。あらら、どうしよう。

やっと雪国らしくなった


部屋に戻り情報を集めると、

・石狩には大雪警報

・現在の気温は ー 3 °C

・午前中は降雪が続く

ということらしい。

 

出発をギリギリまで遅らせて、お宝探しをしようかと思ったが、それをやっちゃうと明日の予定が狂う。よし、当初の予定通り再びの雪まつり参戦といこう。途中で休憩を入れながら 3 周くらいすればいいか。せっかく冬の札幌まで来たのだ。雪、上等!

 

気分はすっかりオフェンスモード。決心が揺るぐ前に出発だ。7 時過ぎに気合いを入れて外に出ると、立体感がわからなくなるくらいの積雪&降雪。昨日はアスファルトが見えていた所も全て白。昨晩から降っていたのだろう。ここまでやられると逆にチャレンジ精神がかき立てられる。行くぞ、ゴルァ!

ゆきーのしんぐん こーおりをふんで🎵

とか言っておきながら大通公園までは地下道を利用。駅から南の雪景色を見て心が折れかけたので。あんなとこ、歩けるかいっ!

 

地下道は暖かくて快適だ。さすがは北国、やはり雪や寒さに対する準備ができているな。冬対策に抜かりはない。逆に暑さに対してはほぼ無防備だ。なので昨夏のようなことが起きる。詳しくはその時の拙ブログをご覧あれ。

 

 

歩いて汗が出てくる頃、大通に到着。地上に出ると一瞬で汗が引き、ワークマンウェアがその真価を発揮し始める。さあ、4 丁目からスタートだ。

−3 でも寒くない



新雪が積もっており、むしろ歩きやすい。ざくざく足を踏み入れるが、GORO のブーツとイージスパンツが雪の侵入を防いでくれる。思ったよりたくさんの人が来ていたが、ほとんどが外国人。雪そのものがお目当てのようで、老いも若きも喜んで走り回っていた。元気だねぇ。

 

昨日見た雪像は雪をかぶって凹凸がなくなっているものも多かった。

小さいものは単なる雪だるまにしか見えないものも


いくつかの場所ではブロアで余分な雪を吹き飛ばしたり箒で払ったりする整備の真っ最中。今日が最終日なので人出が多いだろうから、早朝からやらないといけないんだろうな。ご苦労様。

ご苦労さまです



11 丁目まで行って戻ってきた時にはかなりの数の雪像が蘇っていた。

復活! でも明日の今頃にはもう無いんだよなあ



その頃になると雪雲も切れ、青空が見えるようになっていた。天気予報では晴れるのは午後からと言っていたが、前倒しになったのかな。積雪はあるが天気は回復傾向だ。

ツーショット

あの建物(北海道庁旧本庁舎)は「絵」


ということは、雪景色を思う存分楽しめる。でも雪まつりはもう充分に堪能した。時間は 9 時すぎ。これからどうする?

 

そうだ、雪景色を見たかった場所があるではないか!行こう、開拓の村へ!

 

 

10 時前に大通駅から地下鉄に乗る。これに乗るのは 20 年ぶり。初めて乗った時は乗り心地の良さに驚き、車輪がタイヤと知ってさらにビックリ。これを地下「鉄」と言っていいのかという疑問はまだ拭えていない。

 

終点の新さっぽろ駅で降りたら、腹具合がパラグアイに。トイレに駆け込み事なきを得たが、万一に備えタクシーで向かう。その運転手から雪道の怖さを聞いた。北海道では死亡事故が多いが、ほとんどは県外客によるものだそうだ。慣れない道と車(レンタカー)で無茶するからだろう。先行車がまさにそのレンタカーだったので、その動きの問題点をひとつひとつ説明してくれた。さすがプロ、勉強になるわ。その運転手はというと、雪道だというのに説明しながら結構いいスピードで走る。雪上走行未経験のワタシは緊張して、後席でずっと足を踏ん張っていたのはナイショ。

到着 これ、雪像にもあったな

 

今は雪まつりの開催時なので、開拓の村には観光客はいないだろうと思っていたが、結構沢山いた。ゴールデンカムイの影響だろう、聞こえてくるのはそのネタ話がほとんど。コスプレの人もいたので話しかけると、軍事面にも詳しく、いろいろな裏話を聞かせてくれた。30 分余りの時間だったが、明治時代の建物の中で当時の陸軍の格好をしている人と話していると、タイムスリップしたような不思議な気分になったのは面白かった。

 

雪景色の開拓の村は素敵だった。天気は晴雪曇風雪晴風雪曇雪とコロコロ変わり、その度に見える景色が変わる。雪のため立ち入り禁止の場所もいくつかあったがそれ以外をあちこち歩き回り、結局 3 周くらい回ったところで吹雪となったので、キリがいいところで撤収。

開拓の村の雪景色 レイヤーさんとはこのあと会話



残念ながら、今回は屯田兵定食はナシ。写真を撮るのに夢中になってしまって時間が過ぎてしまい、あわてて食堂へ行くとすでに長蛇の列。あの定食は作るのに 20 分くらいかかるので、今回は泣く泣くパス。11 月に再訪する予定なので、その時のお楽しみにしておこう。

嗚呼、我が愛しの屯田兵定食が・・・

 

 

バスで新札幌まで戻り、街の雪景色を見たかったのでバスを乗り換えて時計台へ。よくこんな雪の上を走れるなあ。それもそこそこいいスピードで。タクシーの運転手もそうだったが、北国のドライバーは我々とは違う世界線で運転しているに違いない。

「このっぴー」とは?



お約束で時計台の写真を撮ってから、

ド定番写真


雪まつりのライトアップを見に行こうかとも思ったが、昨日全部見たし、最終日だからかなり混んでるだろうし。てことでパスし、セイコーマートに行く。夕食はホットシェフと決めていたのだが、全て売り切れ。4 時は中途半端な時間だからかな。代わりにパンを買い込み、ぶらぶら歩いてホテルに帰る。

札幌駅

すすきの方面 朝より雪は少ない

ホテルに到着

 

大浴場でマッサージとストレッチ。今日は沢山歩いたからな。その後は部屋でセイコマパンを頂きながらテレビタイム。明日も早いので少し早めの就寝。

 

 

本日の歩行距離:16.1 km

あれ、思ったより歩いてなかったな?

 

 

続く

冬、北へ 1/3

突然暖かくなりました。聞くところによると、水戸偕楽園の梅は満開のようです。梅まつりは始まったばかりなのに、スタートダッシュをキメてしまったのですね。次の三連休に行く予定だったのに終わっているかもしれません。最悪の場合の代替プランを決めておかねば。

 

さて、建国記念日を含む三連休は、ちょっと遠出をしてきました。長い間見たかったものを見るためです。今までは宿泊料や交通費、日程が問題でしたし、それをクリアしたら今度はコロナの野郎が邪魔したりして行けませんでした。今年は飛行機のチケットも宿も出費を抑えて準備をすることができました。天気だけが心配でしたが、それは出たとこ勝負ということで。

 

さあ、そうこうしているうちに出発の日を迎えました。大雪が手ぐすね引いて待ち構える北の地へ、いざ突撃!

 

今回のシリーズは写真が多いです。ご注意ください。

 

 

2/10

 

朝起きられるかどうかが不安なお年頃になってきた。今年になってから、習慣だった 5 時起きがキビシイ。寝過ごすと悲惨な状況になるので、いつもより 2 時間早くベッドに入る。風邪薬を飲んだためか、あっけなく入眠。

 

4:00 起床。いやいやいや、そんなに早く起きなくても。しょうがないのでパソコンとたわむれたり録画したアニメを見たりして時間を過ごす。

 

今回は緊張しているようだ。初めてそのイベントを見に行くということで、勝手が違うし段取りや予想が立てにくい。以前だとそういう状態すら楽しめていたのだが、今は不安が先に立ちがちになっている。いかん、守りの姿勢に入っているのか。最近はほとんどのことがうまくいっており、それゆえに失敗を過度に恐れるようになっている。やはり順境でも強くならないといかんな。

 

 

落ち着かないので早めに出て 6 時半に空港着。そこそこの人数がいて、大多数はツアー客と家族連れ。2 月の割に多いかなと思ったらほぼ満席になった。 3 連休だし機材は737 だし、と思ったら同じ時間帯出発の ANA の 787 も満席。みんななんでこんな寒い時に行くのだろう? いや、私もなんだけどね。

乗り慣れた機材

 

今回も非常口席。なので、緊急時のお手伝いを頼まれた。訓練生の CA だったので茶目っけは抑え、「はい!」とはっきり答える好感度の高い乗客に早変わり。先月の事故で JAL の評価は上がったことだろう。CA さんも頼もしく見える。

雨の中の出発

でも上に上がってしまったら快晴

富士山通過

羽田空港発見!

 

羽田では乗り換えでターミナル内移動。

途中にあった簡易オフィス デキるビジネスマンが使うのか?


次の搭乗口までぶらぶら行くと 30 分かかった。やっぱり広いな。天気がいいので皆さん秋物の服。そんな中、ワークマンコーデのがっつり冬装備なので汗をかいてしまった。

 

回想〜

初めてイギリスへ行った帰り、ヒースロー空港では手荷物検査を過ぎてから搭乗口までの予想所要時間が電光掲示板に表示があるのだが、なんと 50 分! ANA だったからかもしれないが、建物内での移動時間とは思えないその数字に驚いたものだ。

〜回想

 

それに比べると羽田でさえもかわいいものだ。

さて、次に乗る機材は何かな?

あら?同じか・・・

JAL509便は混んでいた。乗客の殆どは目的が同じだろう。その中でもベトナムからのツアー客が目立っていた。飛行機に乗り慣れていないのか、座席を間違えたり荷物の置き場で戸惑ったり非常口席に小さい子を座らせたり、と色々やらかしていた。慣れない海外でその国の国内線に乗るのはハードルが高いだろうに。でもお子様たちはそんな大人の動揺をよそに元気いっぱい。ちょっとうるさかった。

レインボ-ブリッジ上空

スカイツリー上空

中央アルプス

北アルプス

新千歳空港

 

20 分遅れで到着し、

これを見るとワタシの中の北海道モ-ドにスイッチが入る


JR で札幌駅まで約 40 分。

駅のサンドイッチ自販機 いつ見ても長蛇の列

雪は少ない



荷物をホテルに預け、いざ出陣。時間は余るほどあるのでぶらぶら歩いて会場へ。そう、今回のターゲットは

さっぽろ雪まつり

ずっとずーっと行きたいと思っていたのだが、時期(寒すぎる)、交通費(高すぎる)、宿泊費(高すぎる)の問題が立ち塞がっていた。なので厳寒時でも耐えられる服を用意し、発売開始とともに飛行機の予約をし、予約開始とともに宿を押さえることで出費を抑えることができ、今回の旅行が可能になった。

 

 

なので鼻息も荒く大通公園に入り4丁目から回る。

会場近辺も雪は少ない

気温も高め( 3 ℃ )

コ-プのキャラ闊歩中


みんなが一方通行のルートを歩くので通路が凍っているのだが、誰も転ばない。さすがは道産子だな。ワタシ?GOROの小春深型トレッキングを履いているので大丈夫。凸凹の道では滑って足首を捻挫しそうになったが、靴がしっかり守ってくれた。

観光客多し

 

人出は多かった。最終日前日の土曜日だからだろうか、ワタシが着いた食事どきの 13 時過ぎには屋台は大盛況。雪像前でやっと写真がとれるぐらいだった。でも桜のシーズンの目黒川よりは少ないかな。

 

4 丁目からスタートし11丁目までの北側路を堪能すると 15 時近くになった。

ゴ-ルデンカムイ さすがは自衛隊

JRA 迫力がスゴイ

ノイシュバンシュタイン城

札幌停車場 これも自衛隊

エスコンフィ-ルドと新庄監督

マニア、エンタメ系 1枚だけ違うの、どーれだ?

ポップアップストアも出店

芸術系

市民雪像

一番のお気に入り さすがは優勝作品という出来

会場の端っこ

おや?あちらにイケてる建物が・・・

 

「腹が減ったな。行くか。」

20 分ほど歩いて、

途中の道 雪がガビガビで歩きにくい


ワタシの札幌でのお食事処、五丈原に到着。

到着!雪の中を歩いて疲れた


流石にこの時間は客はまばら。よしよし、ゆっくり食えるぞ。順番待ちの客の「早く食え!」オーラは浴びたくないのでね。チャーシューおにぎりとんしお大(背脂入り)を所望。

チャーシューおにぎり(¥200)と、とんしお背脂大(¥1000) 安定の旨さ


最近ではみそ大を食べるようになっていたが、やはりとんしおの方がよりワタシの舌にあっているようだ。今回初めて気付いたのだが、この店はメンマもうまい!なぜ今までスルーしていたのだろう?チャーシューがウマい店(もちろんこの店もウマい)はよくあるが、メンマがウマいというのは珍しいのではないか?最後にスープを飲んでいる時、最後の一本を見つけてめんま、みーつけた」(@あの花)と心の中で呟いたら、ちょっと涙が出かかったのはここだけの話。隣の男性はスープを残して退店した。とっ捕まえて小一時間説教したくなったのもここだけの話。

スープを飲み干してこその「ごちそうさま」

 

 

さあ、後半戦、行ってみよう。体力温存のため市電ですすきのまで。こちらでは氷像が展示されている。氷を使った彫刻だな。見事なものだった。会期末ということもあり溶けかけたものが多かったのは残念だ。出来たてはもっと迫力があったのだろうな。

こちらの方が芸術性は高いかな 企業モノも多い

 

 

すすきの会場を後にし、再び大通公園へ。今度は南側の一方通行路を 11 丁目から逆に歩く。1 丁目まで行くと、曇天と日没のため暗くなってきた。ということはライトアップが始まるんだな。再び北側路を進む。昼間に写真は撮ったのだが、やっぱりライトアップされた方が陰影がはっきり出て見やすいし撮りやすい。日が落ちてからさらに観光客が増えた大通公園を勢い余ってもう一往復してしまった。よし、満足した。

ライトアップされた雪像群 幻想的だった

芸術祭のもの

さっぽろテレビ塔

「雪ミク」ならぬ「ゆきます」 デレマスも頑張ってるなあ

街もライトアップ



セイコーマートで飲料を補給してから宿に戻る。地下道を歩くと人、人、人。札幌が日本第 4 位の人口を誇る街だということを忘れていた。外の寒い所を歩かなかったので、汗をかいてそれが臭うほど一生懸命歩いて札幌駅へ。

途中にあったオオタニサーンの広告 写真を撮る人多数

 

駅でお土産を買ってホテルにチェックイン。

今回のお宿、ルートイン札幌駅北口


服に消臭剤をかけたり十分な水分補給をしたり、風呂に入ったりテレビを見たりと、初日の夜はいろいろと忙しい。寝る前に持ち帰りで買ったチャーシューおにぎりをつまみながらだらだらと。

お持ち帰りで2個購入



本日の歩行距離:17.8km

 

つづく。

日本紀行 第28回 京都

第28回、京都編です。今回は写真が少ないことをあらかじめお伝えしています。たくさん撮っているはずなのに・・・。わずかに見つかったものは 10 年以上前の、中途半端に古いものばかり。内容を詳しくお知りになりたい場合はネットで検索していただき、それでも見つからなかった場合は拙文から想像していただければと思います。

 

 

こちらへの初訪問も前回と同じ時、奈良旅行の時でした。あくまでも奈良のついでに寄っただけです。普通ならこちらがメインになるはずなのですが、やはりワタシの親、主流を外すことに躊躇がありません。当然寺社を中心に回ったのですが、それらはもう奈良でお腹いっぱいでしたので市内観光の記憶はあまりなく、覚えているのは京都タワーに行ったことぐらいかな。子供ながらに「この外観は京都のイメージにはそぐわないなあ」と思ったものです。それでも中に入ると観光地らしいお土産の数々があり、当時の定番であるペナントとキーホルダを買いました。そんなもの、どこでも買えるのにねぇ。

 

 

それからしばらくご無沙汰だったのですが、バイクに乗るようになってからはちょくちょく訪れるようになりました。初めて市街地を走った時の恐ろしさといったら・・・。タクシーは複数車線を一気に変更したり乗降客のために急停車したりで機動力高すぎだし、バスはバスで細い道でもガンガン飛ばす、乗用車はその多くは観光客ドライバーなので御意見無用のやりたい放題という始末。まるでアステロイドベルトの中を高速で突っ切る宇宙船を操縦しているような気分でした。当時(30 年以上前)の京都路上はカオスだったと思います。

 

 

それに慣れると訪れる頻度も増え、京都在住経験のある友人としば漬けを買いにニシダやへ行ったり、ツーリングで延暦寺三千院などにも行きました。その中でも特に印象に残っている所を 5 つ挙げてみます。

 

ひとつ目は泉涌寺です。観光客は近くの東福寺に行くようで、こちらに来る観光客はそれほど多くはなく、大通りから入ったところという立地もあってひっそりとした佇まいです。なのでゆっくり見て散策するにはもってこいの場所です。でもこの寺の特色はそういうことではありません。ここは天皇家菩提寺で、江戸時代までの天皇の墓があるのです。なので寺の御紋は花びらが 16 枚ある正式なもの。寺に菊の御紋という不思議な組み合わせを見たいがためだけに行ったのですが、たまたまその時には境内に誰もおらず、静謐な空気が満ちている中、それに浸るように歩きまわりました。そのまますっと帰るには惜しいと感じさせる「何か」がワタシを引き止めているような不思議な感覚でした。それを堪能したあとは、ニシダやに寄って、しば漬け奈良漬を買って帰りました。

 

ふたつ目は勧修寺。ここには桜を見に行きました。今でこそインターネットからの情報で「桜の名所」という位置付けになっていますが、当時はそこまでメジャーではなく、花見客は近くの醍醐寺に行っていたのでここは穴場だったのです。ワタシはバイク雑誌で知ったのですが、当時は特に看板もなく、たどり着くのに苦労しました。で、行ってみると、参道ですでにテンションは MAX に。あまりにも見事な情景のため桜の下にバイクをおいてしばらくうっとり。満開を少し過ぎたあたりだったので、風が吹くたびに巻き起こる桜吹雪がそれに追い打ちをかけます。まるで白昼夢のような、あまりにも幻想的すぎる光景でした。その後で見た境内の枝垂れ桜も立派だったのですが、この参道ショックが強すぎて強い感動が感じられなかったのは残念です。ここからの帰りにもニシダやに寄りましたねえ。やはりここのしば漬け、絶品です。

 

3つめは将軍塚。友人と二人で夜景を見に行ったのですが、周囲はカップルばかり。艶っぽいイイ雰囲気を醸し出し、「あれがボク達が通ってきた五条通」とかなんとかヌカしながら肩を抱き寄せる恋人クラスターの中、お、けっこいのお!(訳:ああ、きれいだなあ!)と讃岐弁丸出しで騒ぐ野郎二人。すみませんねえ、気が利かなくて(訳:爆発しろ!)。そうそう、この時もニシ・・・(以下略)。

 

4つめは龍安寺です。歴史の教科書でおなじみの石庭で有名なお寺ですな。一時期、学校で習った場所をリアル訪問することがマイブ-ムになっていた時があり、その時に最初に行った所です。静かな場所で心を無にして瞑想にふける・・・予定だったのですが、京都の観光地でそんなことができるはずがありません。見物客は写真を撮るためにウロウロして落ち着くことはムリだし、ワタシはワタシで「庭が宇宙を表している」なーんて聞いても、「ふ-ん・・・?」となるばかり。たまたま横にちょこんと座った外国人のお子様も同じご様子。で、ちょっと話しているとその子の両親もやってきて、話しているうちに盛り上がり「湯豆腐を食べに行こう!」ということになりました。境内にあるお店に行って食べたのですが、彼らから

「なぜ湯豆腐が有名なのか?」「どこの寺でも湯豆腐を食べるのか?」「日本人は湯豆腐が好きなのか?」「夏は湯豆腐を冷やすのか?」

などなどの質問が次々に飛んでくる始末。ご両親はワタシの拙い説明を聞きながら一つ一つ丁寧に食べていましたが、お子様は明らかにご不満のご様子。まあ小さい子供が食べて喜ぶものではないですね。「Oh, yeah, Tofu! I love it ! 」なんて言おうものならこちらがビックリしますわ。こんな状況で食事をしたのはなかなか面白い経験でした。味ですか? ん-、普通。

 

最後は、やはりここは外せないでしょう。舞鶴です。

上から「ましゅう」「あたご」「南極観測船しらせ」 北吸繋留所より撮影

これ

鹿苑寺金閣

を外してでも舞鶴を持ってくるとは、さすがワタシ。呉・佐世保・横須賀へはちょくちょく行っていましたが、舞鶴はあまり・・・(大湊は全然・・・)。 というのも、そちら方面に行く機会が少なかったのでついでに寄るということもできず、初めて行った時は三方五湖へ行った帰りでした。前を通りがかるとたまたま見学日だったので、これ幸いと寄ってみたのですが、岸壁まで行けて見物客も多くないのでかぶりつきでじっくり見ることができました。いやあ、フネってでかいですねえ。それに美しい! 無駄のない機能美の極致といったところですか。でもどちらかというと旧世代のフネのほうがゴテゴテトゲトゲがむき出しで飛び出しているので、迫力があって好きです。今のは「つるっ」としすぎ。まあ戦闘機ほどではないですが。

 

現在は「艦これ」人気もあって観光客も増え、この近辺はイイ感じに賑わっています。

 

paradoxrider.hatenablog.com

 

paradoxrider.hatenablog.com

ここはミリタリー好きの聖地であるだけでなく、北海道への入り口でもあります。それで何度かお世話になった地でもあるわけなので、京都と聞くと、古都ではなく舞鶴のイメージが先に来ます。

 

食に関しては、京都ではあまり「コレ!」という店には出会えませんでした。「高い・少ない」というのがこの街のデフォなんでしょうか?学生の街でもあるので「安い・多い」店はあるはずですが、残念ながら出会えていません。なのでワタシにとっては、餃子の王将天下一品が京都の食の双璧です。いいんです、舌とお財布に優しいんだから。

 

 

京都は、以前ほどではないにしろ日本を代表する観光地ですので、3日くらいかけてじっくり市街を歩いてみたいです。クルマやバイクでは駐車場や交通渋滞でえらい目に合うので、高速バスで行くのがいいかな。

 

と想像の翼は広がるのですが、その時にはいつも心の声が。

「お前、3 日あったら東京かツーリングに行っちゃうんだろ?」

 

・・・京都を満喫するのはまだまだ先のことかな。

 

ではまた。

 

 

次回のアップは一回お休みして 2/15 になる予定です。

ちょっとお出かけ 2024/2/3

先週、職場で大きな行事がありました。この時期の恒例のものですが、普段よりちょっとピリピリした空気がむしろ心地よかったりします。

 

昔の勤務先でも同じ行事がありました。こちらは全体に張り詰めた雰囲気で、それに慣れていない相手先の中には体調を崩してしまう人がいるくらい。絶対にミスが許されないものですからそうなってしまうんでしょう。

 

それだけに不手際があったり珍プレ-があったりすると、後々まで語り継がれる伝説になったりもします。時間が経つと笑い話になることが多いのですが、その瞬間は血の気が引くような思いです。それらのミスは大きく分けて 2 つあり、それは

・やらなければならないことをやらなかった

・やってはいけないことをやった

ということです。かくいうワタシもヒヤリとすることはありましたが、幸いにしてポカはやらかしていません。まあ「やり方に問題がある」と注意を受けたことはありましたがね。

 

現在の職場でのこの行事はそこまでではないので助かりますが、一方では「その場しのぎ」で済ませる雰囲気があるのでむしろやりにくいです。以前のように、厳しい状況であってもマニュアル通りにやっていれば問題ない方がわかりやすいですね。今のように、臨機応変さが求められてもうまくいかなければ個人の責任に帰されるのは、集団で取り組む行事としてはちょっと違うと思います。

 

例えが悪いのは承知の上で言いますと、以前の職場の仕事の取り組み方は正規軍のやり方、現在のそれはゲリラのやり方のようです。今の状況は一見自由そうですが、やり方には一貫性が無く、組織行事としての堅牢さはありません。でもそれを「良し」としている人、多いんですよねぇ。そりゃ声の大きい人が勝ち、人の意見を排除して自分の意見を通すことができるんですから。

 

一時はそれにイライラしていましたが、最近では対処法を見つけたので落ち着いています。でもやっぱり大きな行事の運営方法には慣れません。まあ、慣れたら「終わり」なので、ザワつく心はお出かけで紛らわすとしましょう。

 

 

ということで、土曜に出かけてきました。天気予報では「雨」。ならば久しぶりに WRXSTI の出番ですね。荷物積載をまったく気にしなくていいので、買い物も頑張ってみますか。

 

 

2/3

 

降水確率は 60% 。最近はずっと GT で走っていたので、「たまにはオレも走らせろ」という WRXSTI の声が天に届いたのだろうか。わかったわかった、ぢゃ今日はキミで。

 

7:30 スタ-ト。ちょっと早いが、どこか寄り道をすればいいか。

今にも雨が降りそうな空


そう思って走っていると、まだ平地なのに外気温は 1 ℃ 。え?ここでこの温度なら山では氷点下。凍っているかも。ルートを変えよう。

 

学生時代に過ごした地域は、雪は多くないのだが気温は低く風は冷たかった。なので路面が凍るのはよくあること。それなのにバイクで行こうとして転倒を経験したり( RA125 , GSX400FW , GPz900RA2 ) 、車で行こうとして路上でダンスを披露したり( SUZUKI CULTUS )していたので、凍結路を見ると過度に恐れてしまう。でもそれで用心するからこそ大きな事故をしていないので、ワタシのビビリミッタ-は優秀なのかも。

 

K10 を東進する。交通量が多いので時間がかかるのが嫌なのだが、国道の市街地走行よりはマシかな。その後 R11 - R318 - K12 - K14 と走り継ぐのだが、道は空いているわけではなく、かといって混んでいるわけでもない、何とも中途半端な状況だった。なのでつい考え事をしてしまう。

 

・カメラ、どうしよう

「今のメイン機材である Nikon D750 +縦グリップ を手放して、Nikon Zf を買おうか。あの性能で 30万 を切るのはバーゲン価格と言っていい。今買わないとまた値上がりするかもしれないし。レンズはそのまま使うのでマウントアダプタも必要だが、それでも十分にリーズナブルだろう。」

「それ、必要?」

 

・カメラ、どうしよう その2

「そろそろ DSC-RX100Ⅲ の後継が必要かも。買ってからもう 6 年たったし、そろそろ壊れるかもなあ。センサ-サイズは最低でも 1 インチは欲しいし、EVF は必須。となるとやっぱり DSC シリ-ズかあ。でも高いから 次も同じなのにしようかな」

「壊れてからでいいんじゃね?」

 

・車、どうしよう

「 4 月になると MT の新しいのが出るらしい。このWRXSTI は 10 年以上、20 万キロ以上乗っている。もう買い替えてもいいだろう。何を躊躇している?思い出せ、WRXSTI の最終型を買わなかったことを! 次のが出ると期待していたのに結局出なかったじゃないか。あの時買っていれば今こんなに悩まなくて済んだのに!」

「実際に出てから考えれば?」

 

という、時間だけ食って結論は「その通り!」としか言いようのないものばかり。ま、一種の思考遊びなので、今日はこのくらいにしとくか。目的地にも着いたし。

 

 

まずお宝ショップ。おや、珍しい。今日は転売ヤ-がいない。いなきゃいないでちょっと物足りないな。その代わりにと言っては何だが、奇声を上げている人、大声で独り言を言っている人がいた。危害を加えてくることはないだろうが、怖がる人はいるだろうな。

 

巡回しているといい物を見つけてしまった。

北上(@艦これ)、エアグル-ヴ(@ウマ娘

特に左のは箱の傷みのため、プライズ商品でもないのに ¥1000 ! 箱が傷んでいるくらい問題ないと思うのだが、それを問題視する神経質な人がいるのだろう。そんな人のおかげで安く買えるのだから、神経質、バンザイ!

 

 

ささ、次は昼食場へ。王王軒に到着。店員さんが外の掃除をしていてちょっと雑談。「あら、今日は車なんですね」と言われて天気を理由にしようとしたが、初めて気づいた、晴天だっ! 「え、ええ、でも今日はあったかいですねえ」と言ってとりあえずは胡麻化した。天気予報を確認すると、雨は夜かららしい。時間帯別の予報を見なかった私のミスだな。まあいいや、こんなこともあるさ。

 

開店していつものを頂く。

いつもの席でいつものものを 日によって味と歯ごたえが違うのはご愛敬

 

今日は麺が少し固かったかな。でもそんな違いもまたこの店の魅力だ。それに魅せられたワタシとしてはこの店を応援したい。↓ には間に合わなかったのが残念だ。

風評被害で裁判 クラファンでその費用を集めた

 

 

さあ次は 2 店目。車なのでなんでも積めるぞ。シャ-、出てこいヤー!

 

フィギュアはボウズ・・・。そればかりか以前に「安い!これは買わなきゃソン!」と思って買ったものが値下がりしていた(@推しの子)。数百円であるがやはりショックだ。見立てには自信があったのだが。商品価格というのは需給バランスで決まるもの。てことは 2 期が始まるまではまだ下がるのか、それとも売り切れて高騰するのか。これは見ものだな。転売ヤ-たち、がんばれよ。すでにコンプしているワタシは高みの見物。

 

なので今回は珍しいお買い物。

「ARIA」、「AQUA」、「富士山は思春期」のコンプ

これ全部で ¥1300 ! 割引券があったので ¥1000 ! マンガを店で買うのは久しぶりな上、こんな安い価格で手に入ったのでとても充実した買い物になった。特に ARIA AQUA はアニメで見ているので、原作はどんなものか気になっていたのでちょうどよい。読むのが楽しみだ。富士山は― の方は何も予備知識がない。そんなマンガの全巻セットを買うことは普通はやらないのだが、これも何かのお導きだろう。そういう意味ではこちらも楽しみだ。

 

 

さて、帰ろう。帰りは R193 を通る。山中ワインディングだが常にペースカ-がいて飛ばせない。なので再び思考遊びを始めるが、同じ結論に至った。つまらん!

 

 

途中のスーパーでお買い物。人が集まっている所があり行ってみると、そこに売っていたのは恵方巻。通常時より ¥100 円ぐらい高いな。そんな非科学的な迷信臭いものを、高い金払って買うなんて。なんだかんだ言いながら、やっぱりみんな、金持ってんだなあ、ケッ。

 

レジで会計していると、なぜかワタシのかごにも一つ入っていた。「神の見えざる手」が発動されたに違いない、そうに決まっている。

え-っと、今年の恵方は東北東っと・・・

おいしかった。今年も1年、一病息災でいられますように。

 

 

本日の走行距離:えーっと、190 km 、ぐらい?(写真撮り忘れ)

 

 

ではまた。