paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

冬、北へ 2/3

週末にまた腹の立つことがありました。相手側はこちらに十分な情報を提示せず、決定の報告のみ。そりゃあ決定権はそちらにあるので構わないのかもしれませんが、それだったらその後にこちらが行う運営や方針については口出すなよ、こちらの決定にも文句を言うなよと言いたくなります。

 

自分が早く手を引きたいもんだから、こちらが意見を言う間を与えず丸投げしようとする態度がミエミエです。相手さんは表向きでは立派なことを言っておきながら、実は論点をズラすことが巧みな無責任組織ということがよくわかりました。そりゃその手の問題が深刻化しているにもかかわらず解決の道筋が全く見えないはずですわ。まあいいや、おかげでヤツラのやり方はよくわかったので、こちらの被害を最小限にしながら一太刀浴びせてやる機会を窺っていこうと思います。久しぶりなので腕が鳴るなあ!

 

 

さて、2 日目ですが、ごめんなさい、今回も写真が多いです。雪景色が珍しくて、ついついたくさん撮ってしまいました。瀬戸内海気候の地域に住んでいると、こんな雪景色はめったに見られるものではないので。

 

10 年近く前の年末に北海道を電車で回ったことがあります。釧路や網走、旭川稚内に行ったのですが、その時は(ワタシから見れば)非常識な積雪であまりにも現実離れしていたので、むしろ今回のほうがリアルさを感じます。

 

なので大量の写真を撮ってしまい、その整理が大変でした。今回このブログに載せたものは 1/4 くらいかな。機会があれば他の写真もアップしようと思います。

 

ではレポートをどうぞ。

 

 

2/11

 

5:30 起床。今日はそんなに早く起きる必要はないのだが、目が覚めてしまった。足の疲れは残っていないのが助かる。簡単に荷物をまとめ、着替えて朝食を摂る。

 

朝食開始の 6:30 に会場に行くと、すでに行列ができていた。明日はもう少し早く来よう。ルートインなのでガッツリといきたかったが、昨晩のチャーシューおにぎり×2 がまだ胃に残っているようで、あまりはかどらなかった。まあそれでもコレだが。

おかずは少ないよね?ね?ね?



食べ終わって外を見ると 鈴木その子 真っ白。あらら、どうしよう。

やっと雪国らしくなった


部屋に戻り情報を集めると、

・石狩には大雪警報

・現在の気温は ー 3 °C

・午前中は降雪が続く

ということらしい。

 

出発をギリギリまで遅らせて、お宝探しをしようかと思ったが、それをやっちゃうと明日の予定が狂う。よし、当初の予定通り再びの雪まつり参戦といこう。途中で休憩を入れながら 3 周くらいすればいいか。せっかく冬の札幌まで来たのだ。雪、上等!

 

気分はすっかりオフェンスモード。決心が揺るぐ前に出発だ。7 時過ぎに気合いを入れて外に出ると、立体感がわからなくなるくらいの積雪&降雪。昨日はアスファルトが見えていた所も全て白。昨晩から降っていたのだろう。ここまでやられると逆にチャレンジ精神がかき立てられる。行くぞ、ゴルァ!

ゆきーのしんぐん こーおりをふんで🎵

とか言っておきながら大通公園までは地下道を利用。駅から南の雪景色を見て心が折れかけたので。あんなとこ、歩けるかいっ!

 

地下道は暖かくて快適だ。さすがは北国、やはり雪や寒さに対する準備ができているな。冬対策に抜かりはない。逆に暑さに対してはほぼ無防備だ。なので昨夏のようなことが起きる。詳しくはその時の拙ブログをご覧あれ。

 

 

歩いて汗が出てくる頃、大通に到着。地上に出ると一瞬で汗が引き、ワークマンウェアがその真価を発揮し始める。さあ、4 丁目からスタートだ。

−3 でも寒くない



新雪が積もっており、むしろ歩きやすい。ざくざく足を踏み入れるが、GORO のブーツとイージスパンツが雪の侵入を防いでくれる。思ったよりたくさんの人が来ていたが、ほとんどが外国人。雪そのものがお目当てのようで、老いも若きも喜んで走り回っていた。元気だねぇ。

 

昨日見た雪像は雪をかぶって凹凸がなくなっているものも多かった。

小さいものは単なる雪だるまにしか見えないものも


いくつかの場所ではブロアで余分な雪を吹き飛ばしたり箒で払ったりする整備の真っ最中。今日が最終日なので人出が多いだろうから、早朝からやらないといけないんだろうな。ご苦労様。

ご苦労さまです



11 丁目まで行って戻ってきた時にはかなりの数の雪像が蘇っていた。

復活! でも明日の今頃にはもう無いんだよなあ



その頃になると雪雲も切れ、青空が見えるようになっていた。天気予報では晴れるのは午後からと言っていたが、前倒しになったのかな。積雪はあるが天気は回復傾向だ。

ツーショット

あの建物(北海道庁旧本庁舎)は「絵」


ということは、雪景色を思う存分楽しめる。でも雪まつりはもう充分に堪能した。時間は 9 時すぎ。これからどうする?

 

そうだ、雪景色を見たかった場所があるではないか!行こう、開拓の村へ!

 

 

10 時前に大通駅から地下鉄に乗る。これに乗るのは 20 年ぶり。初めて乗った時は乗り心地の良さに驚き、車輪がタイヤと知ってさらにビックリ。これを地下「鉄」と言っていいのかという疑問はまだ拭えていない。

 

終点の新さっぽろ駅で降りたら、腹具合がパラグアイに。トイレに駆け込み事なきを得たが、万一に備えタクシーで向かう。その運転手から雪道の怖さを聞いた。北海道では死亡事故が多いが、ほとんどは県外客によるものだそうだ。慣れない道と車(レンタカー)で無茶するからだろう。先行車がまさにそのレンタカーだったので、その動きの問題点をひとつひとつ説明してくれた。さすがプロ、勉強になるわ。その運転手はというと、雪道だというのに説明しながら結構いいスピードで走る。雪上走行未経験のワタシは緊張して、後席でずっと足を踏ん張っていたのはナイショ。

到着 これ、雪像にもあったな

 

今は雪まつりの開催時なので、開拓の村には観光客はいないだろうと思っていたが、結構沢山いた。ゴールデンカムイの影響だろう、聞こえてくるのはそのネタ話がほとんど。コスプレの人もいたので話しかけると、軍事面にも詳しく、いろいろな裏話を聞かせてくれた。30 分余りの時間だったが、明治時代の建物の中で当時の陸軍の格好をしている人と話していると、タイムスリップしたような不思議な気分になったのは面白かった。

 

雪景色の開拓の村は素敵だった。天気は晴雪曇風雪晴風雪曇雪とコロコロ変わり、その度に見える景色が変わる。雪のため立ち入り禁止の場所もいくつかあったがそれ以外をあちこち歩き回り、結局 3 周くらい回ったところで吹雪となったので、キリがいいところで撤収。

開拓の村の雪景色 レイヤーさんとはこのあと会話



残念ながら、今回は屯田兵定食はナシ。写真を撮るのに夢中になってしまって時間が過ぎてしまい、あわてて食堂へ行くとすでに長蛇の列。あの定食は作るのに 20 分くらいかかるので、今回は泣く泣くパス。11 月に再訪する予定なので、その時のお楽しみにしておこう。

嗚呼、我が愛しの屯田兵定食が・・・

 

 

バスで新札幌まで戻り、街の雪景色を見たかったのでバスを乗り換えて時計台へ。よくこんな雪の上を走れるなあ。それもそこそこいいスピードで。タクシーの運転手もそうだったが、北国のドライバーは我々とは違う世界線で運転しているに違いない。

「このっぴー」とは?



お約束で時計台の写真を撮ってから、

ド定番写真


雪まつりのライトアップを見に行こうかとも思ったが、昨日全部見たし、最終日だからかなり混んでるだろうし。てことでパスし、セイコーマートに行く。夕食はホットシェフと決めていたのだが、全て売り切れ。4 時は中途半端な時間だからかな。代わりにパンを買い込み、ぶらぶら歩いてホテルに帰る。

札幌駅

すすきの方面 朝より雪は少ない

ホテルに到着

 

大浴場でマッサージとストレッチ。今日は沢山歩いたからな。その後は部屋でセイコマパンを頂きながらテレビタイム。明日も早いので少し早めの就寝。

 

 

本日の歩行距離:16.1 km

あれ、思ったより歩いてなかったな?

 

 

続く