paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

春遠からじ 3/3

2/25

 

6:00 起床。さて、今日のルートは、っと・・・。まあそんなに急がないから出たとこ勝負かな。ゆるゆると準備をして、7:00 チェックアウト。ホテルを出てキョロキョロ。地下鉄乗り場が見えた。こっちに決まりだな。

 

都営浅草線羽田空港へ。今日使わない荷物を預けておくためだ。バッグの中は本と干し芋。割と重いんだ、コレが。ついでに D750 も入れておく。周囲を服で囲むと動かないようになるし、耐衝撃性も確保。これで大丈夫だろう。

 

車内はギリギリ座れる程度の人の入り。出発組かな。混雑の中、ベビーカーの子供が騒ぎ出した。若い両親はほぼ放置。泣くのは子どもの仕事だとは思うが、それをなだめる(なだめようとする)のが親の仕事ではないか、いろんな補助をもらっているんだからちょっとは仕事しろよと目を向けると、いかん、子どもと目があってしまった!反射的に手を振ったり変顔をしてあやそうとするワタシ・・・。

 

しばらくはおとなしくなった。ワタシの穏やかなお人柄に気付いたからだろう。怖かったから?いやいや、そんなことはないはずだ。ともかくワタシは勝ちをもぎ取った(何の?)。

 

 

8 時の羽田空港は大混雑。荷物に「取扱注意」の札をつけて欲しいのだが、係員が少なすぎてなかなかつかまらない。荷物の預け入れがほとんど自動化されているので、わざわざ係員に頼る客は時間や手間のかかる援助を必要としている人たちなのではないか?それらに対して柔軟に対応できるのは人間なのに、それがほとんどいないとは。新しいシステムを導入したからといってそれと同じ程度の人間を減らしたのでは前と同じではないか。これで「サービス向上」とはよく言えたものだ。単に「コスト削減」しただけだろう?

 

 

羽田空港から横浜までは京急で。雨の中、目的地を目指す。

寒かった

20 代の頃は日産の大ファンだった


アンパンマンミュージアム
の横を通過したのはまだ 9 時過ぎだったがかなりの数の親子連れが並んでいた。ワタシの横を歩いていたファミリーはそれを見て諦め、引き返していった。

雨なんぞモノともしない人出



少し歩いたその先にはバッグにアクスタをぶら下げた集団が。

なんでみんなこっちへ行くんだ?


アイドルマスターのミリオンライブがあるらしい。

フォトスポット


16:00 開場なのに、すでにそこそこの人出。ファン同士の交流をしているようだった。SNS という便利なツールを使うことで容易に知り合いになれるのは便利なんだろうな。でも野郎同士で「会いたかったー!」と言って駆け寄るのはやめろ。

 

 

雨の中ゆっくり歩き、パシフィコ横浜へ。cp+2024 を見るのが目的だ。近くには案内板がないのでわかりにくかった。それでも入場待ちには長い列。

開場、まだかな-


無料ということもあるだろうが、まだカメラは日本メーカーが先頭を切っているようで心強い。

最終日ということもあり、人多し

 

アジア系のアクセサリー用品メーカーの参加が増えていたのが印象的だ。日本もうかうかしてられないな。あちこちのブースで配布物を渡していたが、それをもらうためには  SNS の登録なのは相変わらず。メーカー自らによる情報発信力はそんなにも衰えたのか?それとも所詮素人のバズらせに踊るほど、我々がバカになったのか?

 

フォーラムは興味深かった。メーカーの提灯広報のようなものだが、それでも撮影技術に役立つ知識もいろいろ仕入れることができた。明日から使お。

勉強になった これは聞かなきゃソンだな

 

ママさんがらみのワークショップがあったが、参加者がどうも・・・。大声でお喋りをするわ、通路は塞ぐわ、子供はほったらかされて床をはいずりまわっているわで、女性の写真愛好家のイメージを悪くさせる言動が目についた。自分からアンチをつくることはやめたほうがいいと思うよ。それとも無意識なのかな?いずれにしても「お里が知れる」連中が目立っていた。

この時はよかったんだけどね・・・



製品を触ったり気になることはメーカーの担当者に聞いたりしながら何周か回り、予定終了。昨年は 1 時間くらいしか滞在していなかったが、今年は 4 時間半。カメラ本体より周辺機器を中心に見たり複数のフォーラムでじっくり腰を落ち着けて聞いていたからだろう。充実感のあるイベント参加だった。

写真展も良かった

 

外に出ると雨+風。その中を歩いて横浜駅まで戻る。

まだ降ってんのか・・・


アイマスライブの参加者が続々集まっている中、ライブの冊子を配っている若者が。近くのアンパンマンミュージアムや cp+2024 の客には目もくれず、同じ匂いのする者にのみ配っているようだ。驚くべき選別眼だな。彼らの横を通ると、

 

「これ、どうぞ!」

 

・・・なぜバレた? 観念して差し出されたパンフを躊躇なく受け取るワタシ。

いや、うん・・・、ありがたいんだけれども・・・

 

しばらく歩くと、前方から厳しい表情をした初老の紳士が早足でこちらに向かって来た。風体は、ドラマに出てくる細身長身の神経質そうな教頭先生。ヤバい、さっきもらったパンフは御禁制品だったのか?

 

ワタシのそばまで来ると彼はバリトンのいい声で一言。

「そのパンフ、どこで貰えますか?」

 

面食らったワタシは

「あ、ああ、あっちでたくさん配ってましたよ」

と言うのが精一杯。

「ありがとうございます」と足早に立ち去る彼は、めっちゃ笑顔

 

なんかすごいものを見た気がした。しばらく歩くとまた違うパンフをくれた。この時も何の迷いもなくワタシに渡してくれた。ありがたいのだが、なんか複雑な気分だ。

2冊になった・・・



後でパンフを見ると、両方ともファン(この場合はプロデューサーか?)が自費製作したものだった。どおりで渡す相手を選んでいたわけだ。カネがかかっているものだからな。どうやらワタシは彼らのお眼鏡にかなったらしい。

 

ラブライブは女子高生が「スクール」アイドルをするストーリーだが、アイマスはガチのアイドル、気合いが違う。てことは当然ヲタの本気度も違うのだろうか。それをもっと有意義なことに使えば・・・と言うのは野暮の極致。今後もヲタ道を歩んで欲しい、法マスの諸君!

 

 

駅からは京急で羽田まで。

横浜駅 でかいな


ホームでの待ち位置表示がわかりやすくて助かる。羽田に着いたのは飛行機の出発 2 時間前。今日は混むだろうからこれぐらいの余裕が欲しい。ラウンジでコーヒーを飲みながら今回の旅行を反芻する。

雨だねぃ・・・



あとは飛行機に乗り、

また来月!

また 737 !

こんなコ-ラ缶ってあるんだ


夕食を買って帰宅。

 

 

本日の歩行距離:12.7 km

 

今回の撮影機材

NIKON D750 + TAMRON 24-70

SONY DSC-RX100

 

 

次回は 2 月の旅行の総括を書こうと思います。

では。