paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

2022年の振り返り

年の瀬も押し詰まってまいりました。今年は久しぶりに帰省ラッシュが起こるかもしれませんね。

 

例年今の時期は、道路の渋滞や列車の込み具合が報道で伝えられていますが、そんなに苦労してでも帰りたいのかなあ? 「君は行くのか そんなにしてまで♬」と歌ってあげたくなります。わざわざ金を出してせっかくの休みをしんどい思いで過ごすなんて、ワタシには無理ゲ-です。こんな時は地元に住んでいてよかったなぁと思いますよ。

 

この時期でもないと実家に帰れない人や、久しぶりに家族や友人に会うのを楽しみにしている人も多いとは思います。ワタシは、暖房の効いた部屋でテレビから流れる「○○インタ-から##kmの渋滞」とか、「新幹線の乗車率120%」の映像を見るのを楽しみにしています。みなさん、がんばって移動してください。

 

これだけの人が移動するので、東京の一部はゴーストタウンのようになります。7年前の年末年始を東京で過ごしたことがありますが、不気味でしたね。馬喰町や丸の内には人が全くいませんでした。クルマも走っていないガラガラの街は無音で、信号だけが変わり続ける景色は人類滅亡後の都市のよう。本当に怖くなったのを覚えています。そのあとで神田明神へ行くとイヤになるくらい人がいて、ほっとするやらうっとうしいやら。

 

あの妙な雰囲気とギャップを感じるのも面白いので、来年の年末は東京に行ってみるのもいいな。

 

 

さて、年末なので今年1年を振り返って、大きな私的トピックを3つ書いてみようと思います。あくまでも私事ばかりなので、国内ニュースを語るものではないということはご容赦下さい。

 

 

 

・部署の移動

 

4月から新しい部署に変わりました。それまでの部署は以前のブログで散々書いてきた通り、全くワタシに合わないものでした。なんとかポジティブに考えて頑張りましたが、限界が見えてきたので上司に異動を直訴してそれが受理されたというわけです。

 

効率が悪いのにもかかわらず自分が正しいと疑わずその仕事の進め方を強制する、陰に日なたに悪口を言う、インネンとしか思えない人格攻撃をするなど、「お勉強はできるかもしれないがアタマが悪い」連中が幅を利かす、そんな環境にいるうちに我慢の状態が危険水位を超え、こちらも堪忍袋の緒が髪の毛1本でつながっている状態までになっていたのです。

 

その部署の環境は改善ができない状況だったので、「それをなんとかしてほしいとは言わない、その代わりにワタシを異動させてほしい、このままではワタシがその人たちに全面戦争を仕掛けるかもしれない」と言うと、職場のその問題点を上司も理解しており、他にも同様の意見を持っている人がいたということもあり、めでたく転属になりました。

 

4月からの生活は、それはもう天国! なに、この差?? 仕事量は増えましたが、それが全く苦になりません。後ろや横から言葉の刃物が飛んでくる心配がないので、安心してタスクをこなすことができています。昨年度痛めつけられて疲弊したワタシの「人間性」がほとんど以前の状態にまで戻ってきました。やっぱり職場の人間関係というのは大切だということが痛いほどよくわかった1年でした。

 

 

・コロナ警戒の軽減

 

社会がコロナに対して感じていた恐怖心がだいぶ薄れ、「動く」ということに対しての許容度が高まってきています。そのおかげでこの3年間行けなかった所、できなかったことがほぼ解禁状態になりました。

 

人は日常生活をおくったり仕事をしたりするという「ケ」、遊んだり気晴らしをしたりするという「ハレ」、この2つのバランスをとって生きていると思います。ところがコロナの野郎のせいでこの3年間、この両者共が縮小されたり息をひそめて行わなければならなかったりする状況になってしまいました。

 

それだけではありません。「ケ」が以前の状態にもどりつつあっても「ハレ」は自粛・抑圧され続けていました。エンジンの回転数は上がってきているのに冷却はあまりしないというのと同じです。そのままでいると、そこで発生する熱がストレスとなり、エンジン本体にダメ-ジを与えてしまう、つまり日常にも支障が出てくるということが予想され、危機感を感じていました。

 

3月までは仕事上の問題もあり、鬱屈した気分が溜まっていた(時々はガス抜きをしましたが)のですが、とうとう4月からはそれを全面解放することができました。GWの福島行き、8月の北海道行き、12月の沖縄行きと、以前のリフレッシュメニュ-が完全復活。これらを楽しむことで、自分の中に蓄積された3年分の澱がきれいに流れていって身軽になったような気分になりました。

 

ワタシにとって、「遠くへ出かける」というのは自分の生活の原動力なんだなぁと思うので、来年もあちこち出かけることにします。てことで先程、来年11月までの遊びの計画を立て終わりました。

 

でも間違ってはいけません、あくまでもこれは、よい仕事をして生活を維持するための必要な手段ですよ、あくまでも。いや-、つらいな-(ヘヘッ)。

 

 

・新しいバイク購入決定

 

9月始めに注文しました。 で、今、12月の終わり。なんの音沙汰もナシ・・・。注文時に「今は納車まで半年かかるのは普通ですよ」と言われましたが、その時は「また大げさに言って・・・。年内納車は余裕っしょ」と思っていたのですが、店長の予言通りになりました。もしかしたら年度明けになるかもしれません。いや、このままだとGWに間に合うかどうかも怪しいな・・・。

 

でも新しい愛車を待つのはわくわくします。Tiger Explorer は電子制御のはしりのバイク。現在ではほとんどのバイクに電制が入るようになりました。この10年でそれがどれだけ進化したか、あるいはしなかったか、初号機から汎用型への変化というのを体験できるのが一番の楽しみです。

 

今まで乗った大型車を戦闘機に例えると、

 

GPz900R A2 : F4EJ

GPz900R A8 : F4EJ改

ZZR1100 D6 : F14B

FZS1000S Fazer : F/A18

Tiger Explorer : F15E

 

ってとこかな。第二次大戦時の日本軍機で言うと

 

GPz900R A2 : 零戦21型

GPz900R A8 : 零戦52丙型

ZZR1100 D6 : 紫電改

FZS1000S Fazer : 飛燕

Tiger Explorer : 流星

 

が当てはまると思います。となると次のバイクは・・・?

 

外見やメディアのインプレッションだけではわからないこともたくさんあります。とにかく乗ってみてからですね。いまはじっくりこの焦らしプレイを楽しむことにします。

 

 

以上がワタシ的に impressive だった3つの出来事です。自分ながらこの1年はよく頑張ったと思います。若い時は、50台後半の年齢になればこの歳になったらもっと穏やかで退屈な生活になるだろうと思っていたのですが、良くも悪くもその予想は大ハズレ。ここまでチャレンジングな状況に身を置くことになろうとは思いもよりませんでした。

 

でもこの頑張りは必ず何かの糧になっただろうと思っています。きっと神様も見てくれていることでしょう(?)。 来年はさらにダイナミックに楽しみ、遊び、苦労する年になりますように!

 

 

皆さん、良いお年を。

では。