ちょっと早いですが、今日から年末年始の休業になりました。ということで、年賀状の作成、買い物、録りためていたアニメ鑑賞などしていると、知らない間に夜・・・。休みって時間が経つのが速いですね。
明日からは雨&寒波が来るそうなので、バイクでのお出かけはキビシそうです。走り納めの儀、今年はムリかも。
昨年まで1年1万キロのぺ-スでバイクを動かしてきましたが、今年は例のヤツのせいで6,000kmにとどまってしまいました。気分がパッとしないのはこのせいかも。来年はのびのびとツ-リングを楽しめたらいいなぁと思います。
さて、「私的バイク遍歴」の最終章①です。
赤男爵の店員と、奥歯にものが詰まったような質疑応答を済ませた後、いよいよ乗って帰る時が訪れました。
ワクワクドキドキでヘルメットをかぶりグロ-ブを着けて、またがろうといざバイクの横へ・・・。
「超デカイ・・・」
ワタシの縦の寸法は日本人としては平均的、重量は平均以上の戦艦クラス(長門型)なので、バイクの大きさに威圧感を感じたことはありませんでした。それまでに乗ってきた大排気量車が初めに語りかけてきたイメ-ジとしては、
GPZ900R : 「乗る?」(例えるなら卓球部女子)
※初めて公道で乗る大型車、ましてや世界的に評価の高い人気車で高性能車だったので、畏れ多くてビビりまくっていました。ワタシなんかが乗っていいのかという不安もありながら、雑誌などの情報から「フレンドリ-」と聞いていたので、もしかしたら大型車バージンにも優しいのだろうという安心感もあり、「ヨロシクオネガイシマス」という低姿勢で接すると案外大丈夫でした。
ZZR1100 : 「乗れるのかい?」(例えるならホッケ-部女子)
※GPZ900R より格段にグラマラス。Ccup だったのが Gcup になったようなものです。
「ボン・キュッ・プリ-ン」のナイスバディを持ちながら、気は優しくて力持ち。だが本気を出させると怖いという、ハンコック(from ワンピ-ス)のような姉御肌。納車時には恐る恐る近づいて、「いや-、お婆さんにはお世話になりまして」という低姿勢で接すると案外大丈夫でした。
FZS1000S :「乗って乗って♬」(例えるならチア部女子)
※ヤマハというイメ-ジからなのか、重厚感はないなという印象で、むしろとっつきやすそうとさえ思えました。実際、カワサキ2車に比べるとスレンダ-ボディのため、圧は感じませんでしたが、運動性能を見ると相当なもの。軽いイメ-ジを見せながら裏でこっそりほくそ笑む魔性のバイクです。「ヤマハの乗り方を教えてクダサイ」と低姿勢で接すると案外大丈夫でした。
ですが、今回は
Tiger Explorer : 「あ?乗るの?お前が?無理じゃね?」
(例えるなら水球部男子)
と言われた気がしました。幅広のハンドル、でっかいタンク、高いシ-ト高などなど、アドベンチャ-タイプ初心者にとってはまさに壁、いや絶壁を感じさせる佇まい。「来るものは拒む」とまでは言わないにせよ、「来るものはこちらが選ぶ」というオ-ラが出ているような気さえしました。低姿勢で接すると案外大丈夫でした?そんなレベルで片付くものではありません。これは土下座しても無理かも・・・と、乗る前から気持ちの上では完敗宣言を出しかけていました。
こんなバイクを買ってしまったのか・・・
これでは持て余してしまってすぐ嫌になるだろうな・・・
すぐに転倒してしまうかもしれないな・・・
高い金を出して買ったのは失敗だったかな・・・
やはり日本製のバイクにすべきだったかもしれないな・・・
・・・
(以下略)
などとネガティブ思考に支配されてテンションはダダ下がり。完全にバイクに威圧されてしまい、バイクの横で固まっていました。店員の「どうしました?(笑顔)」で我に返り、「ええい、ままよ!」とまたがっt、・・・・
ここでCMです。
Stay tune!