この数日、朝家から出るとキンモクセイの香りが漂っています。まだ半袖で大丈夫な気温ですが、この香りがすると
「そんな恰好でいるのも今のうちだけだよぉ?」
と言われているような気になります。
そろそろ夏物、クリ-ニング行きかなぁ。
ツ-リング 9 日目です
8/26
今日も早起き、5時起床。6時半に朝食の予約をしていたので5分前に行ったら、ちょうどの時間ではないのでお小言を頂く。それを他の宿泊客と一緒に軽口で返すのがこの宿のお約束。食事中は3人でおしゃべり。知らない人同士で話しながらメシを食うのも旅の醍醐味。程よい距離感が心地よい。
食事中にバイク乗りの特典である弁当(おにぎり2つ)を渡された。これこれ、待ってました。コレをもらうために今年はバイクで来たと言っても過言ではない。
雨の中、「また来年来ます」「ああ、待ってるよ」と言葉をかわして 7 時過ぎに出発。時間があるので街中を少し流してから R38 を西進。交通量もある、どこにでもあるような街並みを走っていると、ここが北海道だということを忘れる。
新得駅に寄ってみる。駅蕎麦が目当てだったが、開店は10時から。そりゃそうか、都会の駅じゃないんだから。あまり腹も減っていないので今回はパスし、先へ進む。
途中蒸し暑かったが狩勝峠では16.5℃。やっぱり山は気温が低いな。ワタシの県なら 11 月ぐらいの気温か。さらに霧と雨で先が見えないので、安全運転に徹した。
山を下って幾寅駅へ。
ここは「鉄道員」のロケ現場。初めて来たが、住宅地の中にありながらのどかでいい雰囲気。見物客もそこそこ来ていた。今は列車は運休中だがこのあたりは廃線になる予定らしい。この近辺の人はあまり鉄道を使わないのでしょうがないのかな。
そのまま R38 を走り R237 で富良野へ。とみたメロンハウスでレインウエアを脱いで身軽になってから一服。
せっかく来たのだから、ファーム富田にも寄る。双方にお金を落としていくのが仁義だろう。売店に行き、メロンを同僚に送る。今回は青玉の時期が終わっていると聞いてびっくり。青と赤を食べ比べてもらおうと思っていたのに残念だ。例年ではこんなことはなかったのに。気候のせいか。
とみたメロンハウスに戻り、自分の胃袋用に出費。こちらでも青玉は終了。カットメロンとメロンソフトも赤玉のみ。でも美味しかったのでヨシとしよう。
メロンパンは両色あったので、食べ比べのため購入。宿で食べよう。
この時すでに10時。どこへ行くか悩みながら、しばらく地図とにらめっこ。
空の色を見た結果、十勝岳に行くことにする。もう今日はレインウェアはいらなさそう。北上してから D291 に入る。
気持ちのいい山岳ワインディングを楽しみ望岳台へ。荒々しい山が眼前に。
でも迫力のある景色というのはそれだけ危険ということは忘れてはいけない。登山客もたくさんいたが、今噴火したらどうなるのだろうと怖くなった。
充分景色を堪能してから山を下りて美瑛へ。今は花の時期は終わっているのでほぼ素通りして旭川市街へ入る。昼も過ぎているので広い駐車場を見つけ、そこの片隅で宿で頂いたおむすびを頬張る。やはりうまいな。3年越しでまた食べられたのがうれしい。あっという間に完食した。さて、あと何回食べられるだろうか?
さて、まだ時間はあるので次はどこへ行くか。赤平の炭鉱施設へ行くには時間がかかる。そうだ、市内にある北鎮記念館に行ってみるか。
ここは陸上自衛隊の附属施設で、隊員の方のガイドもあり 1 時間余りの見学。「ゴールデンカムイ」のネタも交えた丁寧な説明を受けた。ここは聖地になるほどファンが多く訪れるため、案内の人もそのアニメについて相当勉強をしており、トリビアネタがバンバン飛び出していた。
隊員の部隊歴史教育も兼ねているのだろうが、なかなか勉強になる内容だった。これが無料とは素晴らしい。アニメファン・ミリタリーマニア・歴史ヲタクには超オススメ。その後護国神社にお参りして
4時近くまで過ごし、泊地に行く。
今日のお宿は「ホテルメイツ旭川」。駅近で安価なのでよく利用するビジネスホテル。前回来た時にはなかった無料の屋根付き二輪駐輪スペースもできていてありがたい。一息ついてからセイコマートで買い物をし、その足で夕食を食べに行く。今回も当然梅光軒。
ストレートで素直なうまさのラーメンに舌鼓。スタバで飲み物を買ってホテルに戻り、あとはだらだら。
本日の走行距離:238.9km
本日の振り返り
この日はおみやげ購入と聖地巡礼を柱にして、景色と食を楽しんだ一日でした。ある意味、王道的な旅行の楽しみ方だったと思います。毎日こんなだと平和すぎて飽きてしまうと思うのですが、たまにならいいものです。でもコレならクルマで走るほうがいろいろ便利かな。
ということで、来年は WRXSTI で来てみようかなと思うようになりました。ただし四国からは自走で。
続きは今度。
では。