北海道の旭岳では紅葉が始まっていて今が見頃。あちらはもう晩秋なのですね。ひと月前はまだ暑いくらいだったのに。季節の変化のスピード自体が速いのでしょう。ワタシの地域より2ヶ月ぐらい進んでいることになります。
できればその紅葉を見に行きたいのですが、北海道までは無理なので、10月の3連休は信州・北陸に行こうと思っています。
天気、良ければいいなぁ・・・。
では 3 日目、最終日です。
今朝は目覚まし時計は 7 時にセット。昨晩は夜更かしが過ぎたのと、今朝の行動開始は 9時にしていたからだ。ところがカーテン越しにみる外が明るい。あ、晴れてる。
夜に見た天気予報では雨とのことだったので、大洗へ聖地巡礼に行くのをやめたのに・・・。もちろん今出発し、上野から特急列車に乗れば早く着くのはわかっているが、そこまでして行きたいかと聞かれると「うーむ」だな。
これは神様が「行くな!」と言っているのだろう。やはり大人しくアキバ巡りをするか。
とにかく 9 時まではホテルでだらだら。早く出ても店は開いていないし、足と腰に余裕がなくなってきているので行き倒れになるのはヤバイ。テレビを見ながら時間を待つ。
定刻に出発。足腰が痛いんだから電車に乗ればいいものを、一駅だけ乗るということをワタシのプライドが許してくれず、秋葉原まで歩いた。
今回の靴(小春深型トレッキング@goro)は出自が登山靴ということもあり、踵から着地し足の裏全体で地面を踏み締めてから足先で地面を蹴るように、つまり足首をきちんと使って正しい歩き方をすれば歩きやすい靴だ。しかし、ちょっと歩いては止まり、ということを繰り返して無意識にドタドタ歩きになると脚にかかる負担は遠慮なく増える。
なので、昨日の疲れが脚に残っていたが、歩いているうちに気づかなくなった。でもお宝探しをしていると痛くなってくるんだろうなあ。
とりあえず秋葉原駅のコインロッカーに昨日もらった旅行パンフレットを放り込み、自由の身になった。紙って重いからなぁ・・・。
まずはヨドバシアキバへ。ニコンの Z9 を触りに行く。性能がいいのはよくわかった。でも価格は高いしファインダーの見え方がやはりOVFの方が自然だな。もしD300s ,D500 ,D750の全てと入れ替えるとしたら、D850 になるだろうな。
そうこうしているうちに 10 時になった。ぼつぼつお宝ショップが目覚める頃だ。駅の電気街口に戻ってびっくり!この 3 年間の中でトップの人出ではなかっただろうか。パチンコ屋とラジオ会館の前には長蛇の列。今日は回りにくくなるかもと危惧しながらも、秋葉原が復活したということは素直に喜びたい。
ではラジオ会館へ。開店しているところから回ってみたが、収穫ナシ。ちょっと値上がりしているかも。時間があるのでプラモデル売り場まで足を伸ばしてみると、模型の戦闘機のシートベルトまで売っているのを発見。こんなものまで買う人、いるんだなあ。さすがアキバ。
混む前に昼食をとっておこう。萬里へ。チャーハン丼があった。チャーハンはコスト高なので普通は量が少ない。それを丼で食べられるとは。迷わずホイコーローが載っているものをオーダー。念のために大盛りに。いやー、食べでがあった。満足満足。
腹もふくれ足も休めたので、宝探し続行。カルチャーゾーン、まんだらけ、駿河屋と回ってから一服。続いてリバティとボークスに寄ってから再びラジオ会館へと戻るいつものコースを歩く。K-BOOKSに寄った頃から足が悲鳴を上げ始めた。やっぱり歩き方が雑になってたかな。
時間は15時過ぎ。
帰りの飛行機は17時台なので、そろそろ空港に行くか。手荷物検査ではまさかの足止め。いつものベルトのバックルが引っかかったようだ。国葬があるから警戒レベルが上がっているのか。
1時間ほどラウンジで過ごしてから搭乗。満席だった。三連休とはいえ最終便でもないのにフル搭乗とは。人流が戻ってきたんだなあと実感した。
飛行機は定時に出発し、
無事到着した。
今回の収穫
本日の歩行距離: 10.7km
本日の振り返り
定番の3日間東京めぐりでした。このパタ-ンを 10 年以上続けています。ただ、ここ数年でアキバ巡りが少し変わってきました。
以前はフィギュア探索に目を血走らせ、リュック+キャリ-ケ-スで出かけても、帰りはリュック(パンパン)+キャリ-ケ-ス(パンパン)+両手に大きな紙袋(パンパン)になっていました。最近ではリュックひとつで出かけ、帰りはリュックが少し重たくなっている程度です。
お目当てのフィギュアがあまりないということと、あったとしても待っていればもっと安く手に入るということを悟ったからです。経済的にも精神衛生的にもよいことだと思います・・・が、ちょっと寂しくも感じます。あんなにヒステリックになって欲しいフィギュアを探したパッションが消えてしまったみたいで・・・。
もう一つの理由は、フィギュアを買うほどに気に入ったアニメが減ったということです。ワタシの好みが変化したからということもありますが、最近のアニメはちょっと他事の要素が大きくなっているように感じます。「ゲームを売るため」、「アイドルを作るため」、「地域振興のため」などなど、ちょっとよそ見が多いのではないのでしょうか。以前ならヒットアニメに後からそれらがくっついてきていたのですが、今では順番が逆になっている作品が目立ちます。そうなるとアニメ制作には制約が増えてきて、自由で思い切った作品を作りにくくなるなるのは自明の理。
タイアップは収益を上げるために必要だということは理解できます。が、それを前提としなくてもいいぐらいに作品のクオリティを上げることをまず第一に考えないとヤバい、というところまでレベルが下がってきているように思えます。
「『アニメはク-ル・ジャパンの先鋒』と言われた時代があったなあ」と言われることのないよう、制作側には頑張ってほしいですね。気合と覚悟を感じさせる作品に期待します。
では。