「週末はまた寒くなるが天気は晴れ」との予報でした。なのでバイクで走りに行く予定でしたが、土曜日は一日中ベッドの中。「春眠。暁を覚えず」とはよく言ったもので、18時間ぐらい寝ていました。夜には反省し、日曜日こそは出掛けようと思ったのですが、これまた春眠と布団の暖かさには抗えず、また一日中寝ていました。
新年度が始まってまだ落ち着いていないせいか最近睡眠不足だったので、その穴埋めと今週分の寝だめができてしまいました。次の週末はきちんと起きて出かけようと思います。さあて、どこへ行くかな。久しぶりに徳島以外に行こうかな。
さて、最終日のレポ-トです。
3/29
いよいよ最終日。ツーリングと違って飛行機移動の旅なので疲れないはずだが、その分歩き回っているので体力の消耗は激しいようで2時間寝過ごした。今日は早朝からのミッションがないので気が緩んでいたのかもしれない。
8時半頃朝食を摂り、
目覚ましと準備運動を兼ねて秋葉原駅まで歩く。9時前後でも通勤する人が多く、ゆっくり歩く(まだ足が痛い!)ワタシは邪魔にならないように端っこへ。コインロッカーにキャリーバッグと一眼レフを入れ、日比谷線に向かう。この4日間、一眼レフをバックパックに入れて歩き回っていたが、それがないと軽い軽い。今日は楽できる予感。
というのも、天気予報では曇り、夕方から雨といっていたので、今日の花見はナシ。行きたいところは昨日までで制覇しているので、残念さもナシ。なので、いつもの東京詣でのカリキュラムでいこうと思う。
まずは森美術館。
chim↑pom 回顧展へ。
以前、東日本大震災関連の映像作品を観てから気になっている芸術集団だ。密にならないようにするためか、展示物の間隔を開けているので作品は思ったより多くない。それでもじっくり見るに耐えうる作品ばかりだったので、思いの外時間がかかった。
他の現代美術展であれば、作品を見て解説を読んで「ああ、そういうふうに解釈して作ったのね」といちいち納得する(させられる)。このプロセスは割と煩わしいもので、繰り返すうちに作家さんから責められたりあきれられたりする感じがするのだ。「わかんない?どうして?キミとは感性が違うんだね。しょうがないね。」みたいな。
でもこの集団のは違う。表現やメッセージがストレートなのだ。
わかってもらえるかどうかはどうでもいい
作品が好かれるかどうかはどうでもいい
タブーや常識の線引きなんてどうでもいい
自分たちはやりたいようにやるぜ
でもやり過ぎたらゴメンなさい
という無邪気な姿勢がありあり。
文化人を自認し、個性的、独創的な姿勢をとりながら、横目で名声や利益をチラ見している人たちの作品とは大違い。とにかく「すっ」と頭と心に入ってくる。理屈っぽくなく、それでも伝えたいことはきっちり伝えてくる。うまい水がいくらでも飲めるみたいに、くどくなくメッセージだけがこちらに溜まってくる。いいものを見せてもらった。2時間ぐらいで観終わるかなと思っていたが、4時間かかった。
14時をまわり、最後の作戦地域である秋葉原へ。今は3月下旬。中古品が出やすくセールもやっている大漁期。だが、いつもより巡回時間が短いので、行く店を絞って捜索開始。まずまずの収穫だった。あと2時間あればとも思ったが、その分芸術鑑賞をしていたので後悔はない(キッパリ)。そもそも昼食をとっておらず足の痛みも絶賛継続中だったので、秋葉原での探索は3時間が限界。
帰宅ラッシュの前に浜松町まで山手線、そこからモノレールで空港へ。ラウンジで1時間余り過ごし、帰路についた。
本日の歩行距離:9.2km
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総括
今回の旅行では桜成分を十分以上に摂取でき、1年(度)を締めくくることができました。辛かった日々をなんとか乗り切ったことに対する神様のご褒美だったと思っています。今は桜は散ってしまいましたが、これも
「もういいな?もういいよな?よし、これで今年は終わり。気持ちを切り替えてまた1年、なんとか乗りきれ。」
とハッパをかけられたような気がしています。それでもあれほどの桜を満喫できたのだから、期待にそえるよう頑張ってみます。
東京までの往復は ANA、函館までの往復は JAL を利用しました。以前は ANA ならスープ、JAL ならコーヒ-がおいしかったのですが、最近ではそれが逆転しているように思えます。製造者が変わったのかな?機内サービスの質はどっこいどっこい。ANA のサービスの細やかさに JAL が追いついた感じです。予約手続きやマイルの使い勝手の良さでは JAL が上かな。コロナ禍が穏やかになっている今、ANA と JAL のどちらが先に業績を回復するのか楽しみです。 どっちもがんばれ~。
今回はお気に入りの靴を履いていきました。軽くて歩きやすく温かいという、寒い時にはもってこいの靴でした。
が、
今回の overwalk でこうなりました。傷み方を見ると案外安っぽい造りだったのがわかってガッカリでしたが、ガンガン歩くための靴ではなかったようなので、ワタシの使い方がマズかったのでしょう。念のためもう1足同じものを買っているので、今度は優しく扱ってやろうと思います。やっぱりハードに使うときは goro の靴ですねぇ。
ではまた。