職場でのコロナ感染が止まりません。デルタ株の時には感染者は全くいなかったのに、オミクロン株になってからは続々と被害者が出ています。感染力が強いというのは本当のようですね。
ですが、屋内でくすぶってばかりいては精神衛生上よくありません。3密を避けて外出してきました。バイクで行くつもりでしたが、ポリ-プ切除後、
看護師:「1週間は激しい運動はしないでください」
ワタシ:「バイクに乗るのはいいですよね?」
看護師:「あ、ダメです」
ワタシ:「 ? 」
看護師:「以前の患者さん、切除の翌日に乗って 10 分で出血しました」
ワタシ:「ハイ、ヤメトキマス」
ということで、WRXSTI 発進です。今回のタ-ゲットは、前回書きました通り、
梅
です。
5:30 起床。いつもより少し遠くなるので出発も早めです。うどん屋で
の朝食をとり、出かけます ( 7:30 )。土曜の早朝ですから車も少なく
気持ちよく走れます。高速を使ってもいいのですが、もったいないので下道で。
前日までとても寒かったので、凍結の恐れの無い道を選んで走ります。国道で距離を稼ぎ、他の国道につなぐように県道を走りましたが、この時期の田舎道は風情があって好きです。
それが
こうなって
大型車には道を譲り、
こういう所に出ました。のどかですなぁ。山道なので WRXSTI にムチを入れて走っていたのですが、こんな風景を見ると「ゆっくり走るか」という気分になりました。
ここからしばらく行くと、本日の目的地
なんですが、ご覧の通りです。ここは入り口なので、梅林本隊の方は咲いているかもと期待して進みましたが・・・0分咲きでした。
今年は遅いなあ・・・。
本来はここで写真タイムになり、梅をバンバン写すつもりでしたが、被写体がこれでは、ね。
こんなこともあろうかと、次案はスタンバイ済みです。勝浦まで足を伸ばし、坂本地区のひな街道を見に行きましょう。
またちょこちょこと道を乗り継ぎながら会場の駐車場に着きましたが、いやな予感が。
・・・少なすぎ。例年であればここは満車になっています。今年は規模縮小になっているのかな?
まずは坂本八幡神社へ行ってみましたが、ビックリ! 例年より豪華に飾り付けられています。写真を撮る人や御朱印をもらう人もたくさんいて、前回より大賑わい。
神社でこれだけの飾りをしているのだから、街並みは例年以上の賑わいだろうと思い、家並みの方へ歩いていきました・・・が・・・
いつもなら
この道沿いの家々がそれぞれ趣向を凝らして雛を飾るのですが、今年はナシ。
神社より下の道沿いでも。例年面白い飾りつけをしていました。今年はそちらがメインなのかと思い、徒歩で降りていきましたが、
おかしいなぁ・・・?
またえっちらおっちら坂道を歩いて上って駐車場にいる人に聞いてみると、今年は例年の場所ではやっていないとのことでした。スロ-プをずーっと降りたところで飾っているということを聞き、かなり急な坂を下りて行きました。
が、
ん-----------。例年に比べると、明らかに規模が縮小されています。HP を見てみると、高齢化などの理由により、このイベントのやり方を変えたそうです。
ここからはワタシの考えです。
コロナの影響もあって2年間休止しており、その機会にその地区の方々はいろいろと考えたのだと思います。その結果、自分たちの負担に気づいたのではないのでしょうか。
勝浦地区の会場(ビッグひな祭り)は道の駅に隣接しているため客も多く、知名度は高いです。入場料も取りますしね。農産物売り場も充実しており、帰りにお買い物もできます。
それに対して坂本地区は駐車場代も取らないし、物販もほとんどありません。このイベントで収益が上がるのは、食堂の売り上げぐらいです。一方、雛飾りは各家で行い、外に飾るものも多いので雨対策もしなければならず、個人レベルでの負担が大きいです。それを観光客である我々は、わーわ-言いながら無料で見て回るのです。つまり「労多くして益少ない」という構造になっています。
そんなイベントを毎年行うのは、どこかで無理が生じるのではないでしょうか。
山中の小さな地区のお祭りでカネのことをいうのは野暮なのかもしれませんが、すくなくとも経済的支援によってこのイベントを継続できる・継続させたいというのなら、収益のことも考えるべきだと思うのです。その収益が住民の方々の負担を少しでも減らすことができるのならなおさらです。
なにも「ひなまんじゅう」みたいなものを売ってほしいというのではありません。農産物やクラフト品を販売するとか、学校や工芸作家の力を借りて店を出すなど、ココでなければ手に入らないモノ、ココだからこそ手に入るモノを扱えば、集客力や知名度アップになり、住民の方々もモチベ-ションが高まると思います。
また、撮影会やスタンプラリ-などの「お客参加型」の行事も入れることで、観光客の滞在時間を延ばして満足感を与え、翌年の再来の布石にする、つまりリピ-タ-を積極的に増やすことができれば、住民の方々の励みにもなるのではないでしょうか。
来年もこのイベントの型は変わることが予想されますが、いちファンとすれば山間の地区がお雛様に飾られる素敵なシーンをまたカメラに収めたいのです。どうかこのまま終わってしまわないように願っています。
今年の様子では、このイベントの「辞め時」を考えているような雰囲気が感じられましたので、無責任ながら他所者の意見として書かせていただきました。
お雛様は少なかったのですが、代わりに梅が見事に咲いている場所を見つけました。この梅の香り、できるものなら持って帰りたかったです。
さて、戻りましょう。山間部を走り
市内に入ります。
お腹空いたなあ、王王軒、まだ満員かなあ( 13時ごろ )と思いつつ前を通ると、車が3台だけ! よっしゃあ!
大腸の憂いがなくなったワタシは思いっきりかき込みました。やはり午後に食べると味が違います。まろやかというか、コクが増したというか。
よし、今日はツイてると思い、お宝ショップへ。イイものを見つけました。
クリアファイル2枚1セット✕12(鬼滅、エヴァ、艦これ)
お値段なんと¥400 !!!
転売ヤ―、ざまあみろ! ホビ-オフに幸あれ!
満足して家路に着きました。
本日の走行距離:271.1 km
ではまた。