paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

Tiger Explorerトラブル備忘録 第2章 その9

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55L のトップケ-ス、冬眠に入りました

 

9月末で緊急事態宣言が解除されることになりましたね。 かといって「マスク外して遊び全開」というおバカな真似をすると、コロ助の思うツボにはまります。

 

渋滞路から抜けだした先にある爽快なワインディングにはパンダが生息しているように、苦しさの先にある楽しさには罠が隠されている場合がほとんどです。

 

今まで同様に気をつけることでコロ助にトドメを刺し、勝利の凱歌を上げましょう!

 

 

 

前回の続きです。

 

よりによって県外ツーリング先で再び Tiger が心停止状態になりました。同行者たちの助けを求めようとすがる思いで前を見ましたが、彼らはすでに第一コーナーをクリアした後で姿はナシ。

 

取り残されたワタシは戸惑うペリカン・・・。

 

治ったって言ったのに。 大丈夫だって言ったのに。 

大人っていつもそうさ・・・。

 

 

なーんて悔やんでいても仕方ありません。学習効果を発揮し、カウント60でエンジン再始動成功。とにかく明治村へ行き写真撮影を堪能しました。

 

満足したあと、そこから数時間高速道路を走りましたが、問題なく無事に帰宅することができました。でもトラブルは解決されていなかったので、帰宅後赤男爵にTEL。

 

 

「うーん、なんなんでしょうねぇ。」 電話の相手は明らかに困惑した様子。

 

そりゃそうでしょうよ。「トライアンフ」という日本ではマイナーなメーカーの、「エクスプローラー」という街なかではまず見かけないバイクの、初めてづくしの電子制御部分のトラブルなんて、誰が好んで対応したがるでしょうか???

 

「なんとかしてくれー」という気持ちだけではなく、ワタシが悪いわけではないのですが、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

それでもさすがは男爵様。「とりあえず持ってきてもらって様子を見ます。」というありがたいお言葉を頂戴いたしました。やはり高貴な方は度量が違います。

 

 

後日持って行きましたが、再び

「ダイアグノーシスの順番待ち」

  ↓

「原因究明」

  ↓

「修理」

となるのでしばらく時間がかかる、むしろ見通しは全く立たないとまで言われました。でも買い換えるという選択は負けた気がするので論外です。ここはハラをくくって、安心して乗るために思い切って無期限の入院をさせることを決意しました。

 

 

ところが1ヶ月余りで退院の連絡が来ました。

??? 長期入院だったはずでは ???

 

わからないって言ったのに。 困りましたねって言ったのに。

大人っていつもそうさ・・・。

 

 

いきさつを聞くと、

 

「インジェクションと吸気の不調のコードが出ましたが、対処法がわからないのでインジェクションとスロットルボディを総とっかえしました」

 

という、「やっちまえ」感あふれる回答を頂きました。確かに修理ができる部分ではないのですが、 こんな部分のパーツ、1ヶ月半でよく手に入ったなぁ・・・。 男爵様の底力ってやつかな?

 

 

「異常が出た部分はすべて新品に交換しました。もうコレで大丈夫ですよ。」という、男気溢れるなんとも心強いお言葉。まして保証期間中だったため、費用は0円。うれしいやらほっとするやらありがたいやらで、天にも登る心持ちになりました。

 

有償で直すと 20諭吉は超えるらしいです(ヒエ-、ブルブル)。

 

 

「とうとうトラブルの恐怖から解放された。さて、気候もいいし広島へコーヒーでも買いに行くか。」

 

天気よし、道よし、景色よしの、文句のつけようのないツーリングになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8回エンジンが止まったことを除けば。

 

治ったって言ったのに。 大丈夫だって言ったのに。 

大人っていつもそうさ・・・。

 

 

続きは今度。

では。