オリンピック、開催する流れですねぇ・・・。誰得なんだろ?
週末に人気ラ-メン店に行った話は前回にしました。その時の様子をもう少し。
この店は人気店ですので、いつも行列ができます。なので、いつも15分くらい前に着いてタバコを吸いながら時間をつぶしています。この日も入口ドアを拭いている店員さんと雑談しながら開店を待っていました。
通常であればひとり、またひとりと後ろに並び始め、気付くと10人くらい並んでいます。5分前くらいになるとかなりの行列ができ、その先頭で「いっちば-ん」と優越感に浸っています。先陣切ってのれんをくぐるのは、カ・イ・カ・ン♬
でもこの日はちょっと様子がおかしい? 開店5分前なのに入り口前はワタシだけ。
11:00 になり、 「お待たせしましたぁ、いらっしゃいませ~」のいつもの声で開店するも、入店したのはワタシだけ。
少し遅れて数人のお客さんが入ってきましたが、ワタシが食べ終えて店の外に出るまで満席になることはありませんでした。
いままでこんなことはなかったなぁ・・・
5月は GW が過ぎると客足は減少します。みんなの財布が賢者モ-ドになるからでしょうね。でもこれほどまでとは・・・。知名度の高いこれほどの店でも客の入りが激減しているというのを目の当たりにすると、COVID-19 騒動の影響を直に感じます。
この15年間、最低でも毎月一回以上はラーメンを食べに来ていましたが、昨年の5月は初めてパスしました。職場もリモ-トワ-クを徹底した時期で、気分的に行ける状態でなかったからです。
でも考えてみると、今年の方が圧倒的に感染者数は多いのです。それなのに今年の方が出歩くことに抵抗を感じません。
なぜでしょう?
自粛疲れ? 対応ノウハウの確立? 意識の変化?
日本は海外と違って、外出を規制する法律はありません。「移動の自由」が憲法で保障されていますし。
ということで、個人個人が「世間体」と「感染リスクの回避」を考え、自らの行動を規制する必要があります。
現状では移動禁止などの強制的な法律がなく、個人に判断をゆだねるというヌルい方法をとっているのにもかかわらず、データ上の数字を見る限りでは他国に比べて悲劇的なものでもありません。今の日本は案外この感染騒動にうまく対応しているんじゃないかとも思えてきます。
もちろん仕事に支障の出た方や感染した方、亡くなった方にとっては「うまく」という表現はそぐわないものでしょう。ですが我々の判断基準は「データ」なのです。
無機質で、冷徹で、客観的な。
今の状況下において、その判断基準に情緒的なものを入れる余裕はないと思います。
さて、今後この国はどうなるのでしょう? 目先のオリンピック開催騒動なんかより、この先
元のライフスタイルに戻れる? それとも全く違う生活様式になる?
新しい価値観が生まれる? 新しい問題が生まれる?
我々はどうなる? なにができる?
ということが気になりはじめました。
COVID-19 の騒動が沈静化した世界はどうなっているのでしょう?
それが見たいがため、今は息をひそめて生きています。
怖くもあり、楽しみでもあり。
まとまっていない文章で失礼しました。
では。