今日の最高気温は30℃。私が小学生の頃は「30℃ぉっ!!!???」とびっくりするような気温でしたが、35℃オ-バ-の現代ではむしろ涼しいです。
昔の感覚を持ったまま、大人たちが「子供が外で遊ばない」と言うのはナンセンス。そもそも最近のような酷暑の中、外で遊ぶ方がナンセンス。そりゃエアコンの効いた部屋でゲ-ムするのが快適に決まってますし、安全です。
とは言え、「我慢」や「タフさ」を身につける機会を逃しているようにも思えます。クソ暑い中、ランニングシャツ一丁でソフトボ-ルをしていた世代の私は、今の若いモンには負ける気がしません。
さて、前回の続きです。
勢いづいた GS の購入欲が一気にしぼんでしまい、ワタシの心はさまようペリカン( by 井上陽水)。しかし幸運なことに買い替えを急ぐ状況でもなかったので、じっくり考え出会いを待つという澄み切った心を持つことができました。
ワタシがバイクに求めるのは、
・道を選ばず
・楽に
・長く
乗れること。いろんな所へ行ってみたい、そのためのあらゆるストレスは可能な限り最小にしたいという望みからすれば、「アドベンチャ-タイプ」は最適解だったのです。
その中の Best of Best である BMW-GS が失脚してしまった今、他に何があるだろうか?いやない・・・・
ん?そういえば・・・
いろんな道・・・multi street (英:名詞)
いろんな道・・・multi strada (伊:名詞)
ありました!!!
おお、カッコいい!!!!!!!。出たばっかりの頃はこんなだったのに・・・
ス〇”キのデザイン部門も真っ青の 「コレジャナイ」 「ぶっ飛んだ」 「 変な」 「 どこか間違った」 「 なぜ誰も止めなかったのか」 個性的なデザイン。 文句あるなら乗らんでいい!と言わんばかりの、すがすがしいまでの割り切りを感じさせます。イタリア伊達男の神髄、ここにあり!と高らかにアピ-ルしているようです。
独り言
このバイクが出た時、各バイク雑誌はデザインを高く評価していました。「イタリアらしい」とか「シャレてる」とか言って。本当にそう思ってましたか? 本当に? 誓えます?
スズ〇がこのデザインで出しても同じことが言えましたか?
とにかくその変身ぶりはすさまじく、高校時代はダサくて目立たない陰キャヲタクが(言いすぎました。失敬。)、数年後再会するとセレブなリア充イケメンに大進化しているみたいでした。いや、進化なんて生易しいものではありません、ここまでくれば。同じ機種名でも全くの別物ですね(某重工製のヴェル〇スも同じ香りがします)。
これには食指が動きました。ハイパワ-を出力するエンジン、電子制御が惜しみなく使われた先進のメカニズム、それに何より「 DUCATI 」というブランド。これに乗ると目立つし、スマ-トに鮮やかに走り抜けるとうっとりされるかもしれない。もしそうなればイタリア男のように口説かなければならんな・・・と妄想は無限大。
ここで、現実的な唯一の、そして絶対的な問題に直面します。それは
イタリアのバイクということでした。
やはりラテンのノリと勢いで作られた、パスタの国の精密機械というのはイマイチ信用ができません。そこで知り合いの3人の DUCATI 乗りに聞いてみたところ、みなさん一様に「大丈夫だ!」と心強いご返事。それに勇気づけられて購入の意思が半熟卵程度に固まった頃、
3台とも壊れました。すべてが数か月の入院、10諭吉以上の修理費、トラブル再発の恐れありという結果だったのです。私の決意は半熟卵から溶き卵になりました。
や-めた。
さて、どうすっかな-と思っていたところ、ジョンブルの国から彗星のように現れたバイクが1台。
続きは今度。
では。