昨日は休みを取っていたので隣県までラ-メンを食べに行きました。平日なので自粛警察もパトロ-ルをしていないと思って。ですが一般道は平日の方が混むということを失念していて、下道で往復 10 時間以上のドライブとなりました。
ですがおいしい久留米ラ-メンと掘り出し物のフィギュア多数、帰りに撮影した素晴らしい夕景に大満足。とても充実した一日になりました。
さて、北海道ツ-リング4日目です。
目覚めると外は小雨。カッパを着るほどでもない(実際、すぐに止んだ)のでそのまま7:10発。最初の目的地は R275 , D94 , R231で増毛駅。
D94はガラガラだが熊が出そうな雰囲気がプンプン。全道的に目撃・被害情報が例年より多いらしい。先行車ナシ、後続車ナシ、対向車ナシという理想的な状況だが、だからこそ前年のように熊と遭遇しやしないかと妙に緊張する。
線路跡などを探しながら増毛駅に到着。写真を撮ったり鹿児島から来た老人とルートについて話したりして過ごす。この御仁は鹿児島から四輪で自走してきて、北海道を回った後はまた自走で帰るそうだ。こういう歳の取り方、いいなあ。簡単ではないだろうけれども。
北海道ツ-リングでは必ず立ち寄るのがここ。10数年前に思いがけず円形脱毛症(前頭部に 500 円ハゲ)になったとき、藁にもすがる思いで立ち寄った。数か月後、あの駅はチタン製の藁だったことを私の頭髪が証明した。
R231 , R232を北上し、道に迷いながら苫前町郷土資料館へ。熊嵐の資料を見る。館内に再現したセットがあるが、こちらの熊の大きさは常識的。再現された実際の現場へは以前行ったが、熊が巨大で驚いたものだ。その現場も最近熊の目撃情報があるため、もう一度行きたかったが断念。来年の2つ目の宿題とする。
北上中、羽幌で痛バスを見かける。話題になっているようだが、ちょっとやり過ぎ感あり。2次元キャラは使えばいいってもんじゃないと、説教したくなるような図柄だった。
途中から D106 に入る。寂寥感たっぷり。N45のモニュメントで記念撮影。
バイクを入れて写真を撮っていると、一台の車がかなりのスピ-ドで駐車場に突っ込んできて、バイクの前輪をかすめるように停まった。モニュメントをバックに自分たちと車を入れた写真を撮りたいような様子でワタシとバイクをチラチラ見ていたが、こちらがジト目で見ていることに気づき、数分で立ち去った。
老夫婦だったが、そんな運転をするのだからどうやら馬さんと鹿さんなのだろう。
「高齢者の態度が悪い」とか「若者の振る舞いがなっとらん」とかいう話を耳にするが、それは論点が違う。「勝手なことをしても許される」「個人(自分)の自由(言動)は尊重されるべき」という、タガの外れた意識をもった人間の存在が野放しになっているだけではないのか。年齢や性別による差は無視できるレベルのものだと思う。
故むのたけじ氏の著書「たいまつ」に、「不当に攻撃されたら正当に反撃せよ」という言葉がある。まさにその通り。相手が人生の先輩であろうと、彼らがやった危険行為に対しては一発強く抗議すべきだった。馬や鹿相手に日本語が通じれば、の話だが。
R238 で宗谷岬。バイクは10台くらい。やはり数は少なくなっている。代わりに自転車が30台くらい。日本でもバイクと言えば自転車を意味するぐらい、勢力が広がっている。老若男女、国籍を問わず自転車ライダ-をよく見かけるようになった。ただ、路上や駐車場での他車を顧みない態度とマナ-の悪さは要改善だと思う。
最北GSで給油。貝殻のお守りをもらったのは23年ぶり(!)。宗谷丘陵を走り、R238 , D254 で宿。途中のレッドバロンで最北端到達証明書をゲット。今日のお宿は「北の宿」。ご主人は私のことを覚えてくれていた。名前とバイクが珍しいのも、こういう時にはありがたい。夕食は海の幸。ご飯三杯。
325.9km
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やはり北海道の道はいいですねぇ。でもそこには熊と鹿とパンダが出没します。北上する道は交通量も少ないのでスピ-ドが上がりがち。一応「よわkm」を上限にして走っていました。
まず、マ-クXに抜かれました → おぉ、スピ-ド出してるねぇ
次に、アクアに抜かれました → ハイブリッド車も速いんだぁ
続いて、トレ-ラ-に抜かれました → お?急ぎの運びかい?
最後に、軽自動車に抜かれました → ・・・・・
この日は、心のリミッタ-が一部解除されました。
続きは今度。
では。