paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

秋の帝都で紅葉探し 2023 2/2

秋の東京満喫ツアー2 日め、最終日になります。やっぱり 2 日間というのは予定に「あそび」がなくなりますねぇ。もうちょっと滞在を楽しみたかったのですが、土日だけの行程でも行くことはできたので、文句を言ったらバチが当たりますね。

 

この日はメインイベントの日。写真がたくさんあって読みにくいかもしれませんがご容赦ください。では 2日目の模様です。どうぞ。

 

 

4 時起床、のはずが 4:30。てことはアラームは 30 分間鳴り続けたのか。全然気づかなかった。昨晩は遅かったからな。

 

5 時チェックアウト。目指せ、高尾山。浅草橋から総武線。混んでるねえ。東京って夜は遅いし朝は早い。この流れについていく人たち、大変だろうな。

 

新宿から京王線。 6:18 発の直通便に乗る。もっと早い便を使えば乗り換えをして早く着くのだが、寝過ごし・乗り過ごしが怖いので。

新宿駅では空いていたが、駅ごとにたくさん乗ってきた



電車ではスリープモード。高尾山口駅到着と同時に目が覚めた。降車の際、老人グループは周りを押しのけ我先に外へ出るものの、歩くのが遅いので後ろは渋滞。あ、これ、あおりあおられ運転と同じだ。わかってないんだろうなあ、まだ自分はまだいける!と思ってるんだろうなあ、ああはならないように気をつけなきゃなあ。

駅から出ると紅葉がお出迎え

 

ケーブルカー乗り場は、平日なのにすでに長蛇の列。 8:00 の運行開始が 10 分早まると聞き、今回も歩いて上がる気が失せた。待たなくていいので列に並んで乗っちゃお。

乗り場に到着

チケット購入

 

 

満員の始発ケーブルカーに揺られて清滝まで。ここからも婆たちはベースカー。あ、これ、(以下略)。

 

登りではペース婆を抜き去り、団体さんを振り切り、それでもキョロキョロしながら写真を撮りつつ山頂を目指す。日頃の運動不足を後悔しつつ、ヤクルト 乳酸を大量に生成しながら前へ前へ。

 

途中の茶屋で休憩と思ったら、8 時を過ぎでも店はまだ開いていない。平日だからかな。客は充分いたのだが。ビジネスチャンス、逃してるよ。

 

やはりここの紅葉もくすんだ赤になっている。2 年前はこうじゃなかったので、やはり天候のせいだろう。

 

それにしても上り坂の途中に下り坂があるとハラ立つ。せっかく登ったのに下ったぶん更に上らなければならないからだ。やはりワタシは登山には向いてないな。

山頂へ行く途中の景色

 

 

そんなこんなで 40 分くらいで山頂に到着。ここいらの紅葉は綺麗だな。さらに富士山が見えたのはサプライズだった。 ここで見たのは初めてだ。いやあ、来てよかったな。疲れも吹っ飛んだ。しばらく写真を撮っていると、婆s も到着。みんな元気だなあ、大声でキャッキャ言ってる。

おお、見えた!ありがたやありがたや・・・

山頂辺りにて

 

 

さて、そのご婦人たちより早く降りよう。下りでも写真を撮っていると、ワタシを追い抜く若いママさんが。子供を胸の前で固定してズンズンと降りていく。たしかあの人、新宿駅でベビーカーを押してたよな。それは高尾山口預けてきたのかな。それにしても子供を抱いてのあの足取りの軽さと速さはタダモノではない。スポーツ選手かな?トレーニングだったりして。

下りる途中の景色

途中で休憩1回

 

帰りはリフト。ケーブルカーの往復券を買うと、下りはリフトでも使えるという素敵なシステムだ。でもこれ、HP には出ていない裏ワザのようだ。乗車(?)中は写真を撮るつもりだったが、今回はあまり紅葉してなくてハズレ。写真を撮るのをやめると、高いところは苦手ということを思い出して怖くなってしまった。もうウソでもいいから適当に周囲を撮りまくり、なんとか心を鎮めた。

赤み成分少なめ



11時過ぎに下山すると、そこにはこれから上る人たちの大行列が。 んー、今日は平日のはずだが? そんな人混みの横を、勝ち誇ったように「ごくろう!」とココロの中でつぶやきながら駅に向かうワタシであった。

写真を撮るワタシの横にはリフト待ちの大行列が

傘の赤も褪せてきたようだな

 

そんなデカイ態度にバチが当たったのか、事故があり電車が止まってしまった。

これに乗ったのだが

ここで降りた


アナウンスでは片倉駅が近くにあると言っていたので京王片倉駅で途中下車してそこを目指すが、横浜線には用はない。 ならば八王子から中央線で都心に帰ろうと思って途中で引き返そうとしたら、

腹が・・・減った!

 

こんな時、五郎さん(@孤独のグルメ)ならどうするだろう? 店を探すに違いない! ではワタシも・・・と思ったら、立っている交差点のすぐ横に面白そうな店を見つけてしまった。その名も三福

食べ物屋には見えない、妙に味のある建物

 

角煮の専門店のようで食材販売店かと覗くと、客はいないがカウンター席はある。のれんをくぐり、「こんにちわー」と声をかけると、実直そうなご主人が出てきた。専門店でもあるしメニューの一番上にあることから、当然

「角煮丼ください」

となるわな。

 

しばらく待って出てきたのがコレ。

うまそうではある・・・

 

見た目は脂身が多くちょっと引いたが、とりあえず肉を一口。

 

なにこれ、うまーいっ!

 

肉の美味しさ、味の染み具合はもちろんのこと、脂が甘い!今までワタシが食べていた角煮は何だったんだろうと思わせるほどの代物だった。脳内BGMで「孤独のグルメ」の劇中曲が流れる中、丼を掴んでわっしわっしと食べ、あっという間に完食。角煮増量・ご飯大盛りにしなかったことを激しく後悔した。

 

何の予備知識もなく知らない店に飛び込み、そこが大当たりだった時の歓喜を体験できた。五郎さんもこんな気分なんだろうな。

 

 

足の疲れもどこへやら、徒歩で八王子駅へ。

デカい駅ビルだな


中央線で東に向かう。特快は混んでいたがなんとか座れた。と、目の前には老婦人が。ここは譲るのが漢だろう。「席、どうぞ」

 

 

新宿で降りて新宿御苑へ。新宿の街なかを歩くのは 10 年ぶりくらいかな。キョロキョロしながら道に迷いつつたどり着いたワタシが見たものは、閉まったゲート。なんと休園日だった・・・。

 

 

もう紅葉は諦めてアキバに行こうかとも思ったが、それはそれで悔しい。なのでそのまま歩いて神宮外苑へ行く。ガンバレ、ワタシの足腰!。

 

神宮球場には学生時代に一度だけスーパークロス(知ってる?)を観に行ったが、

この辺りを歩き回ったのは初めて。

スケ-トリンク

国立競技場

クリスマスイベント開催中

おお、つば九郎くんじゃないか?!


有名ないちょう並木と職人展のイベントを見るだけで終わったが、とにかく広いところを歩きまわったので無駄な充実感があった。

観光スポットのいちょう並木 横の歩道も見事

 

そろそろ足腰が限界だ。この時点で歩行距離は 20km オーバー。ぶらぶらと羽田に戻るか。中央線と山手線に乗ったが、どちらも大混雑。平日の昼間ににこれだけ混むとは、さすが東京。3 割くらいは外国人だったのも、さすが東京。でも品川でほとんどが乗客が降りた。月曜の 15 時 37 分、品川に何の用だ?

 

 

モノレールに乗り、空港に着いたのは 17 時前。平日なのに超混雑。 4つあるうちの保安検査場のひとつが閉まっており、稼働している検査場も手荷物検査のベルトコンベアは 3 つしか動いていない。そりゃ混むわな。対応が忙しすぎて半ばブチ切れの係員もいたほどだ。何かあったんだろうか?

休憩中?

 

ラウンジでこの 2 日間のメモをしたり写真の整理をして過ごしていると、搭乗便は沖留めに変更されたというメールが来た。。サテライトができてもまだ沖留めはあるんだなあ。それともなにかのトラブルだろうか?今日の羽田空港、なんか変だ。

昭和っぽい写真

機材は往路と同じ仕様

 

休日ではないので家族連れが少なく、帰りの機内は平穏無事。おかげでほとんどの時間は夢の中にいた。知らないうち着陸し、預け荷物もないのでそのまま駐車場に向かい、22 時頃帰宅した。

夜露でびっしょり 東京より寒い

 

 

本日の歩行距離:23.2km

 

 

今回の振り返り

 

東京行きの目的は紅葉を見ることでした。そこそこ多くの紅葉を楽しめましたが、本文にあるように色がイマイチでした。気候の関係上仕方ないのかもしれませんが、やはり残念です。さらに時期が早くてまだ紅葉していない名所もいくつかありました。そもそもの予定では

1日目:六義園井の頭公園新宿御苑神宮外苑などを、ライトアップも含めて観て回る

2日目:高尾山登山(徒歩で)、秋葉原

というものでしたが、色づき具合や天気、体力を考慮した結果、今回のような行程になりました。惜しむらくはライトアップの紅葉が完全に不発だったことです。天気は悪いし入園料は高いし、なにより超混んでるらしいし。

 

今年の紅葉鑑賞はこれで終わりですが、地元ではまだこれから見られるところもありそうなので、それに期待します。ただし所用が続くので見られるかは不明ですが。

 

 

では。