梅雨シーズン、真っただ中です。スッキリしない天気はうっとうしいし家の中もなんかべたべたした感じで、どうも気分が上がりません。
毎年のことでこうなることはわかっていたので、あらかじめ気が紛れるお楽しみ企画をブチ込んでおきました。それが今回のお出かけです。
1 泊 2 日で行ける所、久しぶりに行く所、見所がいくつかある所と考えて九州にし、たまたまハンバーガーを食べたいという欲求があったので長崎の佐世保に決めました。
1 週間早ければ艦隊これくしょんのリアイベを見られたのですが、全国からやって来る高機動ガチ提督の群れに突入することは私には無理ゲーなので、むしろこの日程でよかったのかもしれません。市を挙げての大イベントが終わった後の賢者モードとなった佐世保を楽しむことにしましょう。
ということで、週末の佐世保おでかけレポートです。どうぞ。
仕事から帰り仮眠して 0:00 出発、の予定が 0:30 に。クルマの鍵が見つからず探し回っていたため。結局クルマの横に落ちていたのを見つけ、事なきを得た。バリバリ伝説のヒデヨシは出かける時に鍵を探し、その日に事故死した。なるほど、気をつけろということか。
瀬戸中央道、山陽道と走り、宮島 SA で給油。レギュラーでリッター 191円!。たっかいなあ!でもこれで目的地まで無給油で行ける。SA での給油はもう御免こうむりたい。
ところどころで仮眠をとりつつ先へ進む。
目的地の神崎鼻には予定より 2 時間遅れの 9 時着。この本土最西端の地に20 年以上前に初めて来た時は、崖の中腹にぽつんとモニュメントがありそこへ行くまでの細い道があるだけだったが、今は整備されて公園になっている。観光客もたくさん来ており、立派な観光地だ。出世したなあ。あちこち写真を撮って撤収。
おさかな市場で証明書、ステッカー、コインをゲット。
神崎鼻でも見かけたバルカン S 氏と少し話す。大阪から来ていて、これで東西南北すべての本土の端っこを制覇したと嬉しそう。やっぱバイク乗りは端っこ、好きだよね。
佐世保市内に行く前に給油をしていると、「今ならクレジットカードでの会員になると 14 円引きになりますよ」と強く勧められ、申し込んだ。でも後でレシートを見ると値引きはなかった。やられたな。あの店員は「値引きと言っただけで会員勧誘成功。騙すのはチョロいもんだ。」と思っているのかな。まあ乗ってしまったワタシのミスか。損したわけではないのだが、わずかな金のために引っかかった自分と腹の中でアッカンベーしている相手に、なんかモヤる。
佐世保市街に入り、BigMan 京町本店へ。艦これコラボである提督セット(長崎牛バーガー+ステッカー)を食べる。でもあれ小さかったし、いわゆる「佐世保バーガー」ではなかったな。明日店を変えて再チャレンジしてみよう。
気温が上がってきて歩くのはしんどいが、せっかくなのでトンネル横丁や四ヵ町商店街を歩いた。活気がある通りなので、見て回るだけでも楽しい。
それでもまだ 12 時前。それならばと、久しぶりに海上自衛隊佐世保史料館(セイルタワー)へ行ってみる。駐車場はワタシが入って満車御礼。3 時間近く佐世保鎮守府と現在の海上自衛隊佐世保基地についての勉強をした。自衛隊関係の史料館はどこも充実しているなあ。まして入館料も駐車場も無料。ありがたいことだ。
3 時になった。お腹が空いたな。宿に入る前に食べておこう。R35 を東進し時代屋に着いたが閉まっている。昼は14:00 までで、夜は17:00 からだった。ありゃ、1 時間以上あるぞ? お宝探しにいくか。マンガ倉庫広田店ではボウズ。同じ系列の大塔店はどうだ? お、あるではないか!満足満足。
時代屋へ戻るとちょうどいい時間。
ここはレモンステ-キで有名な店。どれどれ、頂いてみるかな。
うまいではないかっ!
肉は柔らかいしソースもレモンが加わりさっぱり味。これはバクバクいける、いや、いってしまうっ!!おすすめの食べ方として、肉を食べ終わった後、皿に残ったソースにご飯を投入するというのがあった。
子供の時夕飯でハンバ-グなんか出た時にやったら「行儀が悪い」と怒られたのだが、ここでは推奨されている。仕方ないなあ、やってみるか(嬉)。ではご飯投入・・・
うまい!ご飯を大盛りにして正解だった。肉、野菜、米に加えてソースまでしっかり楽しみながら、あっという間に完食。気づくと空になっていた皿を恨めしそうに見つめている 57 歳のおっさんがそこにいた。ああ、また来たいなあ。
では宿へ。本日は HOTEL AZ 長崎波佐見店 に泊まる。市内からは遠いが、クルマなので問題なし。ラブホみたいなネーミングと外見、低価格にちょっと警戒していたが、良心的で快適なビジホだった。
あとは買ってきたお菓子を食べながらだらだら。
本日の走行距離:687.1km
今日の振り返り
艦これとのコラボは 1 週間前だったので、街はもう落ち着いていました。でも、通年コラボをしている店の前にはスタンディがあったりキャラ掲示があったりと、まだ集客が望めると思います。アニメを使った賑わいづくりの成功例のひとつと言ってもいいでしょう。
ただ、大洗でのガルパンコラボとは違いますね。あちらの様子を見慣れた身からすると物足りなさを感じました。定期的にコラボイベントをするのならまた違ってくるのでしょうが、突発的に行う今の形ではコラボスピリットが浸透していないというか、よそよそしいというか・・・。
街の規模やコラボの成り立ちが違うので比べるのは無理があるのはわかりますが、イベントをきっかけにしたリピーターのことまでは、まだあまり考えていないのかなという印象を受けました。
大洗ではコラボのおかげで通年の来客が増える、町の税収が上がる、おまけにこの町を通る鉄道会社までが立ち直るという結果が出たため、街には「ガルパンと共に生きていく」感がありありです。そんな筋金入りのガチコラボとは違う、もっとお祭り的に楽しもう、楽しませようとする佐世保のやり方も正しいのでしょう。できることならコラボイベント真っ只中のテンション MAX な佐世保を見てみたいものです。
最後に一言。
バイクで来たかった・・・。
つづく。