paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

日本紀行 第16回 埼玉

お久しぶりの日本紀行です。前回のアップは8月上旬。あれから4ヶ月、いろんなことがありました(遠い目)。それらのトピックが一段落したので、再開したいと思います。

 

復活第1弾は、関東のオス、もとい、関東の雄(ゆう)、埼玉です。

 

(写真を探したのですがどこに置いたのかわからなくなり、貼り付けられるものは数枚のみであることをご容赦ください。数百枚撮っているはずなのですが・・・)

 

 

埼玉は茨城の隣県なので馴染みはありましたが特に興味はなく、西へ向かってバイクで走って行く時に通過する県という程度の認識でした。そこそこ目を引く存在ですが、こちらから一歩踏み込んでみようとまでは思わない女の子、わざわざその子の横を通るのはたまたま便利だったからという理由だけ、というのと似ています。

 

当時の埼玉のイメージは、「都会の皮を被った田舎者」、または「都会の威を借る田舎者」というものでした。また、「ダサい」という言葉の語源となっていたり、「チバラギグンタマ」の一翼を担っていたりしていたことから、かなり残念な県なのでは?と思ったりもしました。

 

知人にも埼玉出身の人が何人かいて(春日部、志木、北本、大宮)、みなさんいい人ばかりですが、みなさんちょっとアタマのネジが数本多すぎる人ばかりだったので、「ああ、やっぱり」とマイナス方向へのイメージは加速するばかり。

 

四国の辺境地から来た者の僻みでしかないのですが、東京に近いだけに容易に比較されて都会に対するイメージの違いがより明確に感じられ、外様県の人たちと一緒になって「埼玉ぁ(笑)」と言っていた自分に代わり謝罪を申し上げます。

すみませんでしたぁ!!!

 

 

そう改心するきっかけとなったのは、

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない

 

という1本のアニメです。たいへんな人気作でしたが、当時の私は

変わった題名をつけて注目度を高めようとしているだけじゃないの?

と思い、放映終了まで観ませんでした。しばらく経ってもその人気は衰える様子がなかったので、一気見してみると・・・

 

号泣の嵐!

 

 

スゴイ作品でした・・・。そうなると、この作品の舞台の地をぜひ見てみたい!と思い、いつもの脊椎反射的行動でさっそく聖地巡礼に。初めて行った時の感動ときたら、それはもう! 目の前に広がる、映像で見たことがある風景が尊い・・・。

オ-プニングで出てくる秩父

 

超平和バスタ-ズが集まった定林寺

 

花火を打ち上げた龍勢(とFZS1000S FAZER)

 

その後も何度か訪れましたが、そのうちに「埼玉にはもうひとつデカイ聖地がある」ことを思い出しました。この作品が「日常系アニメ」のはしりだったんじゃないでしょうかねぇ。それが新鮮だったというだけでなくストーリーも面白かったし、卒業式の話(原作漫画)は号泣モノでした。ニヤリとさせられたり泣かされたりと、メリハリのある作品です。最近再始動したようなので今後を楽しみにしています。

らき☆すた」の聖地 鷲宮神社

 

初めて行った時は道に迷いましたが、キャラクターが描かれた標識がたくさんあったのでそれを頼りに進んでみると、無事到着。作者がここの住人ということもあり、街全体が推しているのがよくわかりました。

 

駐車場にバイクを入れると、そこには痛車がたくさん。「らき☆すた」だけではなく、「灼眼のシャナ」や「夜明け前より瑠璃色な」などなど、美少女が百花繚乱状態でした。神聖な神社でこういうのはどうかとも思いますが、八百万もの神様がいるのだったらひとりぐらいヲタがいても不思議ではないので、まあいいでしょう。実際、うか様(@いなり、こんこん、恋いろは)もそうだったし。

 

そこにあった痛車の出来は素晴らしかったです。ボディと図柄との色のマッチングや、キャラクターラインを活かした図柄の選択と配置などが全てにおいて計算ずくで隙がありません。そのまま奉納すればお喜びになられる神様もいることでしょう。思わずたくさん写真をとってしまいました。

 

やっぱり筋金入りは違いますね。ワタシの県の痛車乗りの殆どは「冷蔵庫貼り」、つまり、子供が冷蔵庫にべたべたシールを貼るのと同じように、気に入ったステッカーを適当に貼っているだけです。やはり都会の人が二次元趣味にかける もったいない  無駄な  その努力、他に回せ  ピュアな熱意はケタが違います。

 

それらのクルマの写真をとっていると持ち主から声をかけられて話をしていると、「えー、四国から? バイクで? すごいですねえ」と言われました。いや、あんたたちのほうが(ある意味で)すごいよとこっそりココロの中でつぶやきました。

 

この日は作品に敬意を表し、神社にお参りしてから次の目的地に向かいました。あれから10年近く経っているので、今はどうなっているか見るために再訪したいと思っています。

 

「アニメで町おこし」という活動がメジャ-になったのは、この2作品を産んだ埼玉のおかげなんじゃないかと思います。やるな、埼玉!すごいぞ、埼玉!

 

 

そうやって何度か訪れるうちにツーリングコ-スとしての面白さに気づき、関東や東北ツーリングの途中でも訪れるようになりました。珍達でラーメンを食べたり、「バイクで町おこし」をやっていた小鹿野町に立ち寄ってわらじかつ安田屋)を食べたりするのが当時の楽しみでした。

町には二輪専用駐車場完備!

 

安田屋の「わらじかつ」 大盛にしておけばよかった

 

そうなると今度は埼玉自体に興味を持つようになり、バイクで行くだけではなく東京行脚の時に足を延ばすようになり、今でも所沢航空記念公園や、角川武蔵野ミュ-ジアムにもちょくちょく行っています。

 

そんなサイタマ愛好家になりかけたワタシを、サイタマネイティヴの友人(鉄ヲタ)が放っておくはずがありません。彼の地元で合流して鉄道写真を撮ったり県内をドライブしたりするので、ワタシもだいぶ洗脳されたようです(サイタマバンザ-イ)。

 

 

初めて泊を伴う埼玉行きは、仕事で川越に行った時。つけ汁で食べるうどんがおいしかったこと以外はほとんど記憶がなく、「小江戸」とアピ-ルされてもいまひとつという印象しかありませんでした。やっぱり埼玉の観光地はこの程度か、所詮は東京のベッドタウンかというネガティヴな印象しか持たなかったワタシが、まさかここまで入れ込むことになろうとは。

 

 

やっぱりアニメの影響はスゴイ!、ただものではない!!

ということを肌で感じさせてくれたのが、この県でした。

 

 

埼玉に幸多かれ!!!

 

今後も期待しています。

 

 

ではまた。