paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

祝!お泊りツーリング復活!! 2022/5/4

GW気分がまだ抜け切っていません。それだけ充実していたってことでしょう。またツーリング、行きたいなぁ。 ということで、 9 月、 10月の三連休にツーリングに行きますかね。 久しぶりに九州あたりはどうかなぁ? その前に 8 月の北海道ツーリング、がんばるぞぉ!

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

5/4

 

 

いわき勿来 IC で下りてからは下道なので、眠気を感じるヒマはなくなったのは喜ばしいかぎり。でも長時間の高速走行でスピード感覚がズレているので、しばらくは気をつけて走る。

 

具体的には、スピードは控えめ、バンクは少なめにして、教習所のコースだと思っての走行をする。そうすることで、一般道走行のイメージを高速走行のイメージに上書きする。だいたい 30 分ぐらいそうやって走ることにしている。 そうすると気持ちも体もイイ感じでほぐれ、軽快に走れるようになる。

 

高速に乗る時もそう。30 分くらいは 80 km/h ぐらいに抑え、動体視力と姿勢、体の動きを慣らす。これをするとしないとでは、数時間後の疲れ度が全く違ってくるのが面白いところ。長く安全に走るためなら手間を惜しんではならない。

 

30 分もかけなくても大丈夫なのだろうが、もし何かあった時、「やっときゃよかった」と思うのがイヤなので。 願掛けの一種みたいなものかもしれないな。

 

 

小名浜から海沿いを北上する。 震災の跡はもう目にしなくなった。 1カ所を除いては。

周囲の被災家屋はすべて撤去済み 残るのはこれだけ

 


富岡町に入り、東京電力廃炉資料館」へ。

東京電力廃炉資料館


昨年来た時は休館中(コロナのバカぁ!)だったので、今回はここに来るのを楽しみにしていた。到着して説明のツアーに入れるか聞いてみると、 90 分コースにも入れると言う。 60 分コースよりディープな説明があるとのことなので、10:45 まで待って 90 分コースに参加した。

 

本来は予約が必要だったのだが人数に余裕があったらしい。 胸踊らせて行く観光地ではないのはわかるが、もう少し関心が持たれていると思っていただけに来館者の少なさにちょっとがっかり。 なんのかんの言いながら、多くの人々の心の中では震災はもう過去のものと思っているのかもしれないな。

 

以前ここは福島第二原発の PR センターだったので、その延長で原発の安全性の PR と「頑張ってます」アピールをするのだろうと思っていたが、さにあらず。

 

まず、専門家らしいスタッフから問題を起こしたことの謝罪から始まった。丁寧な言葉遣いで述べた後、見学者に頭まで下げたことには少し驚いた。その後、90 分間かなりディープな説明を受けた。 特に処理水についてはかなり力の入った解説をしており、東電の本気を感じた。

館内資料の一部

 

 

回想〜

昔、某原発の見学ツアーに参加した時は、マイクロバスで敷地内まで見学できた。さらにミニタオルのお土産付き。問題は案内嬢の姿。若い子だったが、制服が超々ミニで尻ほっぺが見えるほどの大胆なもの。親が見たら泣くこと必至のコスチュームだ。ツアー参加者はワタシと子連れの若いパパ、大学生らしき若者の4名。落ち着かない様子の成人男性をよそに、外を見てはしゃぐお子様。「純真」という意味を改めて思い知らされた。 汚れちまったなぁ・・・。

〜回想

 

時代や状況が変わると、こんなにも違うものか。今やると大問題だろうなぁ。

 

 

満足して資料館を後にし、次に向かったのが「とみおかアーカイブミュージアム

とみおかアーカイブミュージアム


富岡の歴史と震災の資料が展示されていた。特に、当時のメモや避難指示をしていて犠牲になった警官の乗るパトカーの残骸は、当時の混乱や惨状の中で懸命に動いていた人たちの状況を如実に表していて、震災のリアルな姿を伝えてくれていた。

 

同時に町の歴史を見ることで、「今までいろいろなことがあった。震災はその中でも一番新しいもの。そんな中で私たちは今まで生きてきた。これからも生きていく。」という決意が窺えた。

 

いいものを見せてもらった。

 


そろそろ郡山へいく時間だが、腹が減った。このまま宿でコンビニ飯というのも、なんだかなあ。

 

ということで、双葉町産業交流センターに着いたのは 14 時頃。 ここの浪江焼きそばがお気に入り。前回と同様、浪江焼きそば特大を注文。オーダーが多かったようでしばらく待たされたが、待っただけのことはあった。前回と同様の豪快な盛りとたっぷりの肉、甘めのソース。それに加えて今回はニンニクの味も加わった。テーブルに運んだ時はその重さに怯んだが、あっという間に完食した。これ、ご飯のおかずでもイケるぞ。

うまい! この量でもペロリ

 

 

胃が満足したので、ホテルに向かう。富岡まで戻り、K112へ。地図では 112 だが、表示は 36 なので、ややこしい。以前にバイクで来た時は桜が咲いていたが、今年は 10 日ほど遅かったようでほとんど散っていたのは残念だ。

途中で福島第一原発を臨む 手前の山は依然工事中

 

なので脇目も振らず山道を楽しむことに専念し、高速で使ったタイヤのセンターとバランスを合わせるように、サイドを積極的に使って走った。なかなか楽しい走りだった。

 

K112 は典型的な山間部の田舎屈曲路だ。 路面の浮砂やひび割れ、狭い幅員、見通しの悪いコーナーという敵キャラが牙を剥く道。 四国の3桁国道と比べるとかわいいものだが、SS やクルーザー乗りは嫌がるだろうな。こんな道でもヒラヒラ走れる TIGER 、素敵すぎる。

 

 

無事宿に着き、

今年もお世話になります、 ホテルアルファーワン郡山駅東口店

 

東口はあいかわらず殺風景



一服してからお買い物。

駅には「金太郎」が!

 

郡山駅西口

 

駅ビルでお土産を買ってから、駅前の Ati 郡山へ。なんと期間限定で EVASTORE があるではないか! こんな時に限ってバイク・・・。欲しいものがいくつかあったが、積めないのでパス。バンダナだけで我慢した。

もっとお買い物をしたかった・・・


7F の「らしんばん」へ移動して宝探し。 フィギュア 7 つをゲットして気を鎮める。

またしても持っているものを・・・

 

 

ホテルに戻り、併設のコンビニで飲み物を買い、

ホテル前にバニラバスがいた カメラを向けるとミュージックスタート!

 

あとは部屋でだらだら。

 

 

宿までの走行距離: 1136.3km

なかなかの走行距離

 

 

 

続く。