昨日まで北海道に行っていました。この年度末のクソ忙しい時に、あえての旅行です。例年であればこの時期は東京モ-タ-サイクルショウに行くのですが、ヤツのせいで今年も開催中止。
でもどこかへ行きたい気持ちはやめられない止まらない。ということで、青海の仇を北海道で取ることにしたのです。
ワクワクドキドキしてその日を待ったのですが、出発2日前に転勤決定! 長い期間同じところに勤めるというサイクルとは縁がないので、転勤は9回目・・・。もう慣れっこになってはいますが、荷物の移動等はやはりメンドクサイ。
まあ、A rolling stone gathers no moss. とも言いますので、次の職場に向けて心機一転頑張りますかね(アメリカ的解釈)。
行先は 2m の道を挟んだところ。異動した気がしねぇ・・・。
さて、北海道紀行の報告です。
本来は金曜に出発して北海道に入る予定だったが、ヤツのせいで予定した便が欠航。となると乗り継げない! なのでやむなく木曜の最終便でとりあえず東京へ行くことにする。宿代1泊分損することになるが、仕事を終えてそのまま飛行機に乗るという、デキるビジネスマンみたいな移動が体験できるのでチャラ。
3/25
職場の人たちは来年度に向けての準備で忙しそうだが、ここを去る立場のワタシはヒマ。勤務時間終了とともに仕事を終えて空港へ Go ! 出発は 20 時過ぎなので時間があるが、空港の中でダラダラ過ごしていればいいか。
と思ったら、
減便中のため、いつも開けておく必要がないらしい。仕方がないので展望デッキへ行ってみる。
喫煙室へ行ったり出発ロビ-で読書したり、新天地での身の振り方を考えたりしていると時間が経ち、出発時刻に。乗客の数はだいたい土日の7割ぐらいか。平日の東京行最終便にしては多い。
今回は JAL 便を利用。使用機材は
だった。小型機の割にゆったり座れるので嫌いではないが、新しい機材と比べると音や振動の面ではやはり一歩劣る。787 のほうがよかったなぁ。
約1時間のフライトのシメは着陸。ここで私の耳が異変を訴えた。
高度を下げる際、気圧の変化で耳がおかしくなる。いつもならあくびをしたり口を動かすことで平常に戻るのだが、今回はどう動かしても戻らない。そのうち耳の奥から頭にかけて鋭い痛みを感じるようにまでなっていった。「これはちょっとマズイ」と思い、最後の手段として鼻をつまみ力を入れて耳抜きをしたところ、さらなる激痛とともに耳の奥で大きな音がして、やっと周囲の音が聞こえるようになった。
しばらくは痛みもあったが徐々に弱くなっていったので、そんなに心配はしていなかったが、
耳が痛い
→ 耳には三半規管がある
→ 三半規管が不調 (バランス感覚が崩れる?)
→明日の飛行機、大丈夫か?
という負の三段論法の考えが生まれてしまった。札幌行きの機内では用心しておこう。
羽田に着いてホテルの送迎バスを待つ。緊急事態宣言が解除されてからあまり経っていないせいか、人は少ない。
このホテルの車寄せは狭く、バスの車幅ぎりぎり。こんなところに入れる運転手のウデにはいつも感心する。さすがプロ。
チェックインの後、コンビニで夕食を購入。風呂に入ったり翌日の準備をしたりしていると、あっという間に AM1:00 。あわてて寝る。
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ひとりごと
仕事が終わってその足で東京、というのは非日常感があってわくわくします。ですが頭が切り替わっておらず、「仕事から帰宅途中」という感覚になってしまっていました。
バイクや車で出かける時にはこうはなりません。「自分が運転するのだ」という緊張感を持ち、行程を能動的に決定してそれに応じて行動することが、意識や感覚に影響を及ぼしているのでしょう。
そのような自立的な活動を「メンドクサイ」と思うかどうか。ワタシはそれが自分の老化のバロメ-タだと思っています。
続きは今度。
では。