paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

私的バイク遍歴 11.15/11 最終章① ネガ

ちょっと早いですが、今日から年末年始の休業になりました。ということで、年賀状の作成、買い物、録りためていたアニメ鑑賞などしていると、知らない間に夜・・・。休みって時間が経つのが速いですね。

 

明日からは雨&寒波が来るそうなので、バイクでのお出かけはキビシそうです。走り納めの儀、今年はムリかも。

 

昨年まで1年1万キロのぺ-スでバイクを動かしてきましたが、今年は例のヤツのせいで6,000kmにとどまってしまいました。気分がパッとしないのはこのせいかも。来年はのびのびとツ-リングを楽しめたらいいなぁと思います。

 

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高ボッチ高原にて 霧、絶賛発生中 

 

 

 

さて、「私的バイク遍歴」の最終章①です。

 

 

赤男爵の店員と、奥歯にものが詰まったような質疑応答を済ませた後、いよいよ乗って帰る時が訪れました。

 

ワクワクドキドキでヘルメットをかぶりグロ-ブを着けて、またがろうといざバイクの横へ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「超デカイ・・・」

 

 

ワタシの縦の寸法は日本人としては平均的、重量は平均以上の戦艦クラス(長門型)なので、バイクの大きさに威圧感を感じたことはありませんでした。それまでに乗ってきた大排気量車が初めに語りかけてきたイメ-ジとしては、

 

 

 

 

 

GPZ900R : 「乗る?」(例えるなら卓球部女子)

 

※初めて公道で乗る大型車、ましてや世界的に評価の高い人気車で高性能車だったので、畏れ多くてビビりまくっていました。ワタシなんかが乗っていいのかという不安もありながら、雑誌などの情報から「フレンドリ-」と聞いていたので、もしかしたら大型車バージンにも優しいのだろうという安心感もあり、「ヨロシクオネガイシマス」という低姿勢で接すると案外大丈夫でした

 

 

ZZR1100  : 「乗れるのかい?」(例えるならホッケ-部女子)

 

※GPZ900R より格段にグラマラス。Ccup だったのが Gcup になったようなものです。

「ボン・キュッ・プリ-ン」のナイスバディを持ちながら、気は優しくて力持ち。だが本気を出させると怖いという、ハンコック(from ワンピ-ス)のような姉御肌。納車時には恐る恐る近づいて、「いや-、お婆さんにはお世話になりまして」という低姿勢で接すると案外大丈夫でした

 

 

 

FZS1000S  :「乗って乗って♬」(例えるならチア部女子)

 

ヤマハというイメ-ジからなのか、重厚感はないなという印象で、むしろとっつきやすそうとさえ思えました。実際、カワサキ2車に比べるとスレンダ-ボディのため、圧は感じませんでしたが、運動性能を見ると相当なもの。軽いイメ-ジを見せながら裏でこっそりほくそ笑む魔性のバイクです。「ヤマハの乗り方を教えてクダサイ」と低姿勢で接すると案外大丈夫でした

 

 

 

 

ですが、今回は

 

 

 

Tiger Explorer  :  「あ?乗るの?お前が?無理じゃね?」

(例えるなら水球部男子)

 

と言われた気がしました。幅広のハンドル、でっかいタンク、高いシ-ト高などなど、アドベンチャ-タイプ初心者にとってはまさに壁、いや絶壁を感じさせる佇まい。「来るものは拒む」とまでは言わないにせよ、「来るものはこちらが選ぶ」というオ-ラが出ているような気さえしました。低姿勢で接すると案外大丈夫でした?そんなレベルで片付くものではありません。これは土下座しても無理かも・・・と、乗る前から気持ちの上では完敗宣言を出しかけていました。

 

 

こんなバイクを買ってしまったのか・・・

これでは持て余してしまってすぐ嫌になるだろうな・・・

すぐに転倒してしまうかもしれないな・・・

高い金を出して買ったのは失敗だったかな・・・

やはり日本製のバイクにすべきだったかもしれないな・・・

・・・

(以下略)

 

 

などとネガティブ思考に支配されてテンションはダダ下がり。完全にバイクに威圧されてしまい、バイクの横で固まっていました。店員の「どうしました?(笑顔)」で我に返り、「ええい、ままよ!」とまたがっt、・・・・

 

 

 

ここでCMです。

Stay tune!

 

 

 

北の国から2019再訪 第4話

皆さま、クリスマスはいかがでしたか? 今年はコロ助のせいで楽しめなかった方も多いかと思います。サンタさんも各家庭への訪問時には手指消毒をしなければならなかったので、時間がかかったことでしょう。

 

いい歳をしてサンタネタ? いやいや、サンタは「いる」と思いますよ。とはいっても、「赤い服を着て白髭をたくわえた高齢男性」とは限りません。

 

ちょっと乱暴にまとめて言うと、 

「一生懸命頑張ればそれに見合ったチャンスやきっかけをくれる、なんらかの存在」

はいるのではないかと思っています。プレゼントは物質に限らず、自分の価値観を変えるものであったり、迷っている背中を押してくれるものだったりすることもあります。

 

今までに思いがけず「ラッキ-♪」と思った出来事はないですか?それはもしかしたらサンタさんのおかげかもしれませんよ。

 

サンタクロ-スの存在の原動力は「人間が『サンタは実在する』と信じる力」だと、何かの映画で見たことがあります。

 

どうです?次のクリスマスまで「サンタは、いる」と信じてみませんか?

 

 

 

本題に戻って、4日目です。

 

 

朝食の時間に合わせ6時半起床。7時20分朝食開始。ここの朝食も毎年のことながらかなりの充実。ということで、日本昔話盛りでごはん2杯。

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ニッポンの朝食ここにあり! 朝からご飯が進みすぎて困る


満足した後、8時すぎに出発。

 

北見に向かいナビ様に従って走るが、この道は当たり。D442 , R238 , D103 , D655 , D7のルートだったが、高速ワインディングで、広い畑あり原生林ありの北海道を凝縮したような飽きない道だった。

 

R39 で北見ハッカ記念館へ。薄荷羊羹がワタシの周囲で好評なため、わざわざ買いに来た。道の駅でも扱ってほしいものだ。7本ほど購入したが、こうやって重いものでも気軽に買えるのが車のメリットである。

 

R39を東進し、R344に。非常にいい道であったが、運悪くトラックという名のペ-スカ-がいたので退屈だった。ここらは直線の宝庫。北19号まで行く必要はないな。

 

 

それでもお約束の「名もない展望台」へ行こうと思ったが、遠目からでも混雑しているのが見えたのでパスし、「道の駅うとろ・シリエトク」で土産購入。北見で買った羊羹も一緒に送ってもらう。送料は全部で1000円というのはありがたい。バイクで来た時はこの手を使おう。

ところでこの道の駅は車中泊で問題になっている所。確かにそれらしき車が多かった。立地条件としては最高なので、ここをベ-スキャンプにしたい気持ちはわかる。最終的にはマナ-の問題だろう。

 

その後知床峠へ。国後島がくっきり見えた。こんなにくっきり見えたのは初めてだ。

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知床峠より 素晴らしいバイク日和(泣)

 


知床半島の東へ回り、R335 , R224 , D975 , D150で神の子池へ行き、撮影タイム。

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神の子池 意外と写真を撮るのが難しい


終わって駐車場を出ようとすると BMW-GS が目の前で立ちゴケ。エンジンとパニアのおかげで倒れきらず、起こすのも楽そう。パニア、つけようかなあ。



裏摩周展望台に寄るが、またしても島はくっきり見えた。霧の摩周湖には縁がない。というか、「霧の摩周湖」を見たことがないのだ。「霧のない摩周湖を見ると、男は出世が、女は婚期が遅れる」と聞いたことがある。

おぉ、当たってるわ・・・。

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裏摩周 第3展望台より


D150 , D505 , D13で中標津。少し早いが、「らーめんたら福」でミルキーラーメンを食べる。ミルキーなピリ辛で美味しい。

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意外と(失敬)、うまい! これはイケる!

 

今日の宿は「ビジネスホテルさとう」。前年カード類を落とした宿で、ご主人も覚えていた(北の国から2018憧憬 with Tiger Explorer 第8話、第9話 参照)。「今年は車ですか?」と聞かれ、思わずいろいろ言い訳をしてしまった。

 

車で来たことを、どうしても後ろめたく感じてしまう。どちらにしても楽しんだものの勝ちだというのに。

 

 

ちょっと反省した後、近くのセイコマで買ったチーズケーキ(うまい!)を食べながら洗濯。

 



今日の走行距離:419.3km

 

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今日の振り返り

 

この数日、観光地へ行っても割に人が少なく静かでした。何故だろうと考えていたら、韓国人がいないということに気づき、この年の彼らの訪日自粛を実感しました。

 

彼らに限らず、外国の観光客が多いのは道央と道南のようです。まあ確かに道北や道東に来ても、ねぇ。日本人観光客ですら少ないんだから。でもその「うらびれ感」や「やさぐれ感」が日本離れした風景を創り、イイ味を出してくれているのです。ですからあまり観光客には来てほしくないなぁというのが、身勝手な旅人の独り言です。

 

 

 

続きは今度。

では。

私的バイク遍歴 11.14/11

先週よりはマシですが、今週も寒いです。なので、先日ヒ-トテックの毛布(ダブルサイズ)を買いました。同僚が絶賛していたので、ものは試しと買ってみたのですが、すでにもう手放せない状態になっています。

 

帰宅したら着替えてパソコンをカタカタ。一段落するとそのままの格好で階下に行き夕食。2時間ほどテレビを見てから2階に上がり再びパソコンカタカタ。

 

その間中、ず-っとその毛布にくるまっています。実際、驚くほど暖かいし肌触りもいいし、サイコ-! おかげで暖房いらずで電気代が助かります。この素材をバイクジャケットのインナ-として使ってくれないかなぁと切に願います。アウタ-シェルはワ-クマン、インナ-はユニクロでタッグを組んでくれたら最高だと思いません? バイクアパレルに価格革命を起こせるかもしれませんね。

 

 

 

久しぶりの「バイク遍歴」の続きです。Q1、Q2共、なかなかに面白いやり取りになりました。続いての Q&A はいかに。

 

 

 

 

 

Q3:外車は壊れやすいか?壊れたらどうしたらいいか?

 

トライアンフは英国のメ-カ-。まあゲルマンの方々ほどでないにせよ、機械系には強いはず。産業革命発祥の地はダテではないでしょう。残念ながらメジャ-な4輪メ-カ-はすべて外資の軍門に下っていますが、トライアンフの2輪部門はまだ頑張っています。途中で紆余曲折はあったものの、最古のオ-トバイメ-カ-として、プライドと英国スピリットを持ち続けている稀有なブランドです(創設者はドイツ人ですが、細かいことはいいっこなし)。組み立てはタイで行われているようですが、ニコンのカメラもタイ製。ならば精密機械の組み立てには信頼がおけると思えます。

 

走行中にあちこちユルむ大雑把な造りさえ「味」と思わせる米のH社や、意外と電装系に弱点を持つ独のB社、ラテンの血が騒ぎすぎて文字通りいろんな箇所がハジける伊のD社よりはマシでしょう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A3:壊れます!(キリッ)

 

・・・いや、一応覚悟はしてましたけどね・・・。そんなに言い切らなくても・・・。

 

昔ほどではないにしても、国産車と同じ感覚で乗っていてはダメだと言われました。でもよくよく聞いてみると、きちんと点検をしていればそう問題は起こらないとのことでした。要するに、ノ-メンテではいけないということです。かつてバイク屋でバイトをしていた経験もあるので、バイクの機構や整備方法、トラブル原因の発見などの大体のところはわかります。なのでそんなにビビる必要はないと知って一安心しました。

 

ですが、さらにお店の人の話は続きます。

 

「このバイクについては未知の部分が多いです。ですからトラブルについても何が起こるかわかりません。ですからガンガン走ってどんどんトラブルを出してください。で、トラブルが出たら持ってきてください。必ず直しますから!」

 

国内でほとんど売れていない(正規ディ-ラ-も含めて)ので、トラブルが出ても症例の絶対数が少ないのです。なので赤男爵としても少しでもユーザ-からの情報が欲しいのでしょう。比較的走行距離が長いワタシなら、早めにトラブルを出してくれると思ったようです。

 

ん-、要はワタシのバイクはテストベッドというわけですね。でもそんな役割、テストパイロットみたいで気に入りました!! ましてや「必ず直す!」という男気を見せられた日にゃ心動きますよね。「はっはっは。お任せください。」と余裕の返事をかましました。

 

後日、自分の認識の甘さを後悔しましたが。

 

 

 

 

 

 

Q4:マニュアルはあるか?

 

今は工具もあまり持っていないので自分で大掛かりな整備はできませんが、知識として Tiger のことを知っておきたい、特に電制のことは知っておいたほうがいいと思ってマニュアルの有無を聞いてみました。

 

 

 

 

A4:ん-・・・・・

 

ワタシ:純正のサ-ビスマニュアルって手に入ります?

店 員:うーん、手に入れられるかどうかはわからないですねぇ。でも普通のマニュ

    アルなら付いていますよ。でも・・・。

ワタシ: ?

店 員:このマニュアルは外国語で書かれているので。(探るような眼で)ワタシ

    さんに読めるかどうか・・・。

 

 

ふふふ、甘いな。英語を使うことが飯のタネのひとつになっているワタシ。なんならちょっとしゃべってみようか?朗々とマニュアルを読み上げてみようか?歌の一曲でも歌ってみようか?

 

 

と思いながら

 

ワタシ:大丈夫ですよ♪

 

と鼻歌交じりの余裕の返事。ビニ-ル袋に密封された車載マニュアルを頂きました。

 

 

 

帰宅して開封してみると、それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ語

 

で書かれていました。そうきたか・・・。

 

 

 

 

 

つまりこの Tiger Explorer は、日本製の部品を多用してタイで組み立てられたイギリスの会社のバイクで、ドイツのブロ-カ-から直接送られてきた車体だったのです。

 

なんというインタ-ナショナル・・・

 

 

だからか、木枠に入っていたのは・・・。

 

 

 

続きは今度。

「私的バイク遍歴」最終話です。

では。

北の国から2019再訪 第3話

GoToが停止になり、ネットでは個人で購入した交通機関の料金のキャンセル料も無料にすべきだという声も出てきているようですが、

 

バカか?

 

個人が購入する交通機関の費用はGoToキャンペ-ンの恩恵を受けないのは、購入した時に分かっていたはず。「自己責任」だろうが! どれだけ税金に頼るのだ? どれだけ甘えるのだ? あさましいにもほどがある! 「家計が苦しい時にキャンセル料を払わなくてはいけないなんて」?  旅行へ行く余裕があるくせに、こんな時だけ弱者ヅラ。本当に虫唾が走ります。

 

最近このような、弱者のふりをしてタカる行動が目につきます。程度が低い、さもしい人たちが弱さ(?)を盾にのさばりはじめたのでしょう。

 

国による「日本人アホ化政策」は順調に進んでいるようです。このコロナ禍の機会に、「自己責任」「リスク管理」「覚悟」という言葉を、我々はもっと性根を入れて身に沁みこまさせなくてはいけないと思います。

 

まあ、自称「リベラル(笑)」の方々は反対でしょうけどね。

 

 

 

少々エキサイトしてしまいました。失礼。

3日目をお送りします。



5時半起床。昨日から部屋に軽く暖房が入っており、快適。たしか今は8月だったはずだが・・・?。昨夜準備をせずに寝てしまったので、それを済ませて6時半出発。



稚内公園に立ち寄り、

 

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稚内公園より市街地を臨む 

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こういう人たちの犠牲があったことは、決して忘れてはならないと思う

 

K254 , R40 , R238で宗谷へ。岬や丘陵を撮影。途中で鹿の飛び出しにびっくり。事故が多いのも納得。

 

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鹿の群れを見つけたので、道端に車を停めて外に出て撮影していると、何やら視線を感じた。で、そちらを見てみると、親子とみられる鹿がこちらをガン見している。いい絵だと思って撮ったのが上の写真。数分にわたり2頭の鹿は微動だにせず、ずっとこの姿勢をキープした。もしかしてポ-ズをとってくれているのか、と思い、遠慮なく撮影。満足してカメラを下すと同時に、この2頭はフツ-に群れに帰って行った。

え?ホントにポ-ズとってくれてたの?

 

この2頭の表情は印象的だ。怯えるでもなく攻撃的でもない。こちらに興味があるようでも無関心なようでもない。激情でもなく無感情でもない。きわめてフラットな表情だ。鹿の考えていることはわからないが、彼らの世界の中ではさぞかし名のある名士なのかもしれない。あんな表情ができるのは、人間でもそうはいない。

とか考えて、ひとりで面白がっていた。

 


R238 をオホーツク沿いに南下。エサヌカ線に入る。車は多いが、バイクは少ない。

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エサヌカ線 「ザ・北海道」的風景 う”あ”-っ、バイクで来たかった-!!



途中、2台のクロスカブのおっさんズが道を塞いで写真撮影。更に R238 を南下。セイコマに立ち寄ると、さきほどのおっさん達が。荷物満載だが、積み方がいびつなので危なっかしい。おにぎりを食べて枝幸町内を見て回り、再び R238 へ。しばらく走ると、クロスカブズが道の真ん中で停車。荷物が落ちたらしい。まずは端っこに寄れよ。

 

睡魔に襲われて「道の駅おこっぺ」で仮眠。うまいソフトクリームを摂取し再起動。紋別あたりで事故渋滞。当事者はクロスカブズ。まあ、そうなるな。

 

北見に行くので R242 に入るが、しばらく行ってからお目当ての店(ハッカ記念館)が休みだと知る。引き返して R238 に再入し、K442を通って今日の宿「船長の家」へ。言うまでもなく、ここの夕食が目当て。

 

昨年より1000円値上がりしたと、予約時には宿の人が申し訳なさそう言ってくれていたが、食事のクオリティはそれ以外のアップ。初めてこの宿に来る客は歓声を上げていた。そりゃそうだ。

 

ここの食事は魚尽くしであり、白米は出ない。つまり、ほとんどすべて酒のアテ。みなさんビ-ルや焼酎をオ-ダ-している。だから大体の人は食べきれない。私は入れ歯の痛みと戦いながら、粛々と食事を続けて完食。しばらくは魚介類はいらないな。

 

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「コレデモカ」感あふれる、アグレッシブな夕食 まだ追加品あり

 



今日の走行距離:402.1km

 

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今日の振り返り

 

 

バイクの数は明らかに少なかったです。道北は、他の地域より殺風景な風景が楽しめるので、ちょっと前まではバイクがうじゃうじゃ来ていたのですが、むしろそれが災いして最近では道東の方が人気らしいです。

 

ただ、コアな人の割合が大きい分、車種はバラエティに富んでいました。けれど排気量は大と小で両極端です。中間排気量でいいのがないのかな?使い勝手がいい、高速巡洋艦のような ZZR-600 みたいなのがまた出ないかな、出たら欲しいなと思いはじめました。あ、Tiger には内緒ですよ。

 

 

続きは今度。

では。

 

新アイテム導入

GoTo がまたややこしいことになりましたね。クリスマス明けに東京行を予定していました。目的は、

 

森美術館の「stars 展 」を見に行く

・横浜の「動くガンダム」を見に行く

・今年最後の大洗詣でに行く

・イルミネ-ションの写真を撮る

・あわただしい年の瀬の東京の様子を見る

・アキバでお宝さがし

 

という、夢と希望にあふれたものでしたが・・・

 

キャンセルしました・・・

 

GoTo停止というよりも、以前と同様この異常な雰囲気の圧に負けてしまったのです。幸いキャンセル料等は一切かからなかったのですが、今年最後の楽しみがなくなったのは残念です。これで年末は stay home 確定となりました・・・。チッ・・・。

 

次の東京行の予定は1月の3連休。そのときには今よりマシになっていてほしいです。

 

 

本題です。

 

先日大腸内視鏡検査を受け、はからずも入院となりました。で、ベットの中で気づいたことがひとつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保険金が入る?!

 

以前入院した時には保険金が下り、それが結構な額だったことを思い出しました。となると、ちょっとしたものが買えるぢゃないか???

 

8月に、それまで使っていた

 

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HEPCO & BECKER Xplorer(45L)

 

がその天寿を全うしたため、

 

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HEPCO & BECKER Gobi(42L)

 

を購入しました。容量が3L減だったのですがそのぐらい大したことはない・・・と思っていました。でも実際使ってみると、割と大したことはありました

 

思ったより荷物が入らないのです。愛用のヘルメット(Arai UPTOWN)は入らないし、ツーリングの際に持っていくリュックを入れるとレインウエアを入れるスぺ-スがなくなるという事態になります。これでは3日以上のツ-リングには不足です。

 

なら買い足そう! カネなら入ってくる(はず、たぶん)!

 

で、購入した商品がこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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でけえ・・・

 

中身がコレ

 

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HEPCO & BECKER junior 55

「大は小を兼ねる」とは名言なり。ハコにモノが入りきらないのなら、それが入るハコを買えばよいという、きわめて原始的な発想での購入です。セ-ルやク-ポンを利用して、諭吉×3+α の出費でした。

 

Xplorer の品質の悪さのため、このメ-カ-の商品を少し警戒していたのですが、Gobi は良い出来だったので、これで脳内判定はプラマイゼロ。ネットでのインプレ記事を探しましたが、ほとんど出ていません。なら賭けだ!!!

 

さあ、1対1で迎えた最終勝負。判定はいかに???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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重量は、思いのほか軽いです。ロックは2か所。スム-ズに開閉し剛性感もあるので問題はなく、むしろ安心感があります。よい造りだと思います。

 

 

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開ける感触は少々安っぽいですが、重量を考えると仕方がないところです。御覧のように荷物ベルトやストッパ-がついています。使い勝手は良さそうですね。

 

 

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底面には薄いファブリックのシ-トが敷かれています。荷物に優しい造りです。

 

 

では判定を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よい買い物!

 

 

Xplorer は 45L とは言え、底面がフラットではないため荷物を入れてもデッドスぺ-スができてしまうのですが、それでも十分な積載量でした。今度は更に 10L のアップ!期待が高まります。

 

「よ-し、これで長距離ツ-リングも敵なしだ。次の予定は・・・っと・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半年後。

 

 

あれ?今買わなくってもよかったんじゃないか???

 

ワタシの中の欲望の神様、またやりやがったな???

 

 

では。

お散歩ツ-リング 12/13

朝起きると曇り。今日どうすっかな-とスマホを見ると、週明けから気温が下がるという情報が。ならば今日走りに行くかと即決です。

 

まだ 7:30 。なのでもろもろの準備をしても 9 時には発進できるという予想の元、いそいそと準備をします。

 

必需品は「おカネ」「カメラ」「スマホ」「タバコ」「マスク」。一つでも忘れると出先で不自由な思いをするので、3文字×5品目と覚えています。それらをタンクバックに放り込み、着替えてガレ-ジに直行。空気圧を確認してから6つのカギを unlock 。恐る恐る車体を外に出し、ゆるゆるとまたがって出発です。

 

 

さて、どこへ行こう (決めてなかった・・・)?

 

 

「今日はちょい寒い」 → 「寒い時には暖かいものを食べるに限る!」

 

「ラ-メン食べに行こう!」

 

 

ははは、結局いつもの通りか・・・。

 

 

とは言え、せっかくなので山間部優先で走ってみることにします。

 

 

山間部のひなびた集落をつなぐような道を走ると、ノスタルジックな気分になってきます。たぶんこんなところにトトロやネコバスがいるのでしょう。思わずきょろきょろしてその姿を探してしまいました。

 

先行車や後続車もいない、山間ワインディングを制限速度以下でゆるゆると走っていると、草木を焼く匂いで味付けされた冷たい風に気づき、そのおかげで「ザ・初冬の山村」の風景がより印象深くなります。五感で感じることができる冬景色というのも、バイク乗りの大好物の一つではないでしょうか。

 

田舎によくあるゆるやかなアップダウンとコ-ナ-が連続する道は、 Tiger Explorer の最も得意とするフィールドですが、ゆったりした走りでもしみじみ楽しめます。ギアは4速か5速。必要な時だけアクセルを少しだけ開けてそれ以外はパ-シャルで走ると、その場の空気感とシンクロしたような気持ちになってトリップ感が半端ありません。

 

 

田舎のば-ちゃんちのような家や座敷童がいそうな家、夏には蛍が出て来そうな川など、タイムスリップしたような景色の中をす-っと走り抜けます。

 

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三密を避け、オープンテラスで食事中

 

とはいえちょっとぺ-スが下がりすぎていました。ちょいとここらで先を急ぎますか。

 

アクセルをひねり、5000rpm を越えると Tiger はその牙を剥き始めます。加速→減速→ブレ-キリリ-スしながらバンキング→加速 のリズムを崩さず、基本に忠実に丁寧に走らせると速い速い。とはいえ重量級の車体ですので油断は禁物です。物理法則には逆らえませんから。

 

 

ということで、なんとか開店前に到着したのは、前回も来た「中華そば 田村」

(お散歩ツ-リング 10/24 参照)。ここのス-プはクセになる味なのです。

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バラ肉入りラ-メン 今回は「大」を所望 やはりうまし!

多いです。食べ応えあります。でもその割にリ-ズナブルな値段です(¥850)。

 

満足したので帰ります・・・が、ここまで来たならちょっとお宝ショップへ。期待していなかったのですが、お宝を発見してしまいました。GIRLS und PANZER のクリアファイル(ココスとのコラボ)がががが! 時価だと6枚セットで¥2000くらいらしいのですが、ここでは3枚¥100!!!!!!。転売ヤ-に正面からケンカを売るような価格設定です。ええ、買いましたとも。そこにあった全部(15枚)! 転売はせず、全て自分で使います。仕事場でこんなクリアファイルを使っているのはワタシだけなので、書類を入れて提出したり置き忘れたりしても持ち主がわかって便利なのですよ。

 

お腹も心も満たされたので帰ります。往路とは違う山間道をチョイス。ようやく見頃になった平地の紅葉やのどかな集落の景色をエンジョイしながら、ゆったりと走りを楽しみます。

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学校跡地の公園にて このあたりに鉄道が通っていたのだろうか?

そうこうしているうちに細かい雨が降り始めました。ヤバいヤバいと思いつつ、かなり
 ちょっとぺ-スを上げ、ゆったりマインドの恍惚感の代わりに虎の咆哮を楽しみながら自宅までの道を駆け抜けました。

 

今回のお散歩ツ-リングも大満足でした。めでたし、めでたし。

 

 

本日の衣装

上:トライアンフ純正ジャケット春秋用( with インナ-)

下:ワ-クマン CORDURA EURO ウォ-ムパンツ

 

本日の走行距離

206.8km

 

 

ではまた。

病院より帰還

穏やかな土曜日。今日はバイクでお出かけ・・・と思ったのですが、やめておきました。

 

というのも、昨日病院から戻ってきたばかりだからです。

 

木・金と病院で過ごしてきました。健康診断で大腸にポリ-プらしきものがあったため、その切除のためです。(11/10 「閑話休題 ~健康診断~」 参照)

 

 

その模様を記しておきます。ここから先はちょいと食事時にははばかられる内容がありますので、ご注意のほどを。

 

 

木曜日の朝一で病院に入り、簡単な問診を済ませて控室へ。狭い部屋に8人の受診者がいました。そう、これから2Lもの液体を飲む同志たちです(大腸内視鏡検査の方法はググって下さい)。

 

飲み方の説明を受けた後、いよいよ開始です。ワタシは10回近く飲んでいるのでさほど抵抗なく飲み続けます。雑誌を4冊ほど持ってきているので退屈することなく時間が過ぎてゆきます。

 

落ち着かない様子でひとり、またひとりとトイレに行き始めます。「そんなにあせらなくても。ふふふ。」と一人落ち着き払っていましたが、様子がおかしいことに気づきました。

 

1時間たっても便が出ない・・・。

 

皆さん順調にトイレと控室との往復行脚を開始していましたが、それを横目にワタシひとり動かざること山のごとし。さすがに看護師も心配して、「大丈夫ですか?」と声をかけてきます。そのたびに笑顔で「大丈夫です」といいお返事。

 

1時間半後にやっと・・・。でもちょびっとだけ・・・。

 

2時間後くらいから本格的に出始めましたが、こんどは「やめられないとまらない」状態に。

 

この10日ぐらいお通じが悪かったのですが、ここにきて怒涛の開放。ちょっと気分が悪くなるくらいでした。

 

 

とにかく出すものは出したので、いよいよオペの開始です。と、その前に

 

「ワタシさ-ん、点滴しますね~」との声。椅子に座って針を刺し、テ-プで固定します。その時私が見たものは・・・。

 

 

腕に針が刺さっている  →  針が刺さっている腕の皮膚が盛り上がっている

→  「え?針ってそんなに太いの?」  →  動くと皮膚を突き破るかも  →  体硬直

→  超緊張 →  緊張しすぎで貧血状態に

 

「あ、あの、、、気分悪いんですケド・・・・・・」(蚊のささやく声)

 

 

看護師さんがワタシのSOSに気づき、背もたれを倒してそのまま処置室へ。恥ずかしながら半分気を失ってしまいました

 

 

ベッドで横になって数分すると回復したので、内視鏡オペレ-ションが開始されました。鎮静剤が投与されたので、これまた半分意識のないままオペ終了。約30分間夢の中にいたらしいです。

 

 

終わってそのまま帰ろうとするとドクタ-ストップが。鎮静剤を入れた場合、その後の車の運転は飲酒運転と同様になるのでご法度になるそうです。なのでそのまま一泊することになりました。

 

幸い個室だったのと wifi が完備されていたのとでゆっくりと休むことができ、持って行った雑誌(旅行誌×1 カメラ誌×1、バイク誌×2)を読んだりスマホをいじったりして夜が更けていきました。

 

翌朝、いつでも帰れるように早起きをしましたが、もろもろ終わったのは午後近く。職場には休暇を申請したのでそのまま帰宅し、念のために安静にしていました。

 

 

思えばこの数週間、毎日の睡眠時間は約4時間。明らかに睡眠不足でした。受験生じゃあるまいし(4当5落って言葉、知ってます?)。それに加えて一気に腸内がカラになったものだから、体がびっくりして過剰な反応をして体調が悪くなったのかもしれません。

 

それでなくとも、ワタシは緊張の度が過ぎて体がこわばると、息が詰まり卒倒することがあります。以前歯医者で親知らずを抜くときにも同じようになりました。精神面から来るものなので、もっとタフにならなければいかんなあと反省することしきりです。

 

 

まとめると、あたりまえですが

 

心身共に規則正しい生活が大事

 

ということに尽きるのでしょうね。

 

 

来週、結果を聞きにまた病院へ行きます。大したことがありませんように。

 

明日はバイクで出かけたいなぁ・・・。

 

 

続きは今度。

では。