paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

さて、紅葉はあるかな? 勝負の3日間 in 北海道 1日目

今回は写真が多いです。今まで読んでくださった方々には見覚えがあるものも多いと思いますが、今回撮ったものです。ズルはしていませんよ。ではどうぞ。

 

 

11/2

 

5時起床のはずだったが、昨晩は1時過ぎまで起きていたのでさすがに眠い。二度寝して起きたのは1時間後。ごそごそと準備をしてからホテルで朝食、と思ったが夕食が遅かったのと食べ過ぎたことでほとんど腹は減っていない。なので朝食を取らずに出発。

 

まず近くにある北大へ行ってみる。イチョウ並木が綺麗。

構内に保育園が?

イチョウ並木 見頃だった

正門 高校生の頃、この大学に入りたかった



ちょっと早いが次の目的地に向かう。札幌から JR に乗り新札幌で下車。ここからはバスだが発車時間にはまだ早いので、近辺をウロウロしてみる。それにしても気温が高い。歩いていると汗をかくくらいだ。じっとしていれば寒いが歩くと汗をかく、まさに秋の天気。予報では降水確率は高いが、さて雨は降るかな?

 

バス乗り場に戻ると高校生で大混雑。土曜だけど部活か課外かな?ご苦労様。

 

目的地は開拓の村。バスは定刻に発車した。ほぼ満員だったが途中で大部分が降り、終点まで乗ったのは7、8人。これならゆっくり見られる。ここでの天気は秋と言うよりも、むしろ初冬。 じっとしていると、風が冷たくて寒いくらい。他の人たちはコート姿がほとんど。なので紅葉はほぼ終わっていた。それでも撮れるものを探しながら回る。撮影の勉強になるな。

開拓の村に到着

実写版ゴ-ルデンカムイの資料 ここもロケ地

いざ、入村!

秋の開拓の村は、どこもフォトジェニック でもあと 1 週間早ければ・・・


村内で聞こえる音は、落ち葉を吹き飛ばす機械のエンジン音とたまに起こる客の嬌声、あとはカラスの鳴き声ぐらい。そのぐらい静かなので、100メートルぐらい離れた人の声も聞こえる。まるで山の中を歩いているみたい。林のそばを歩くと木々や葉っぱの匂いが濃厚になる。これは原生林かな?遠くまでハイキングに行かなくてもこういうところで草木の自然を感じられるのはうらやましいな。でもまさかここ、熊、出ないだろうな?

 

10:30 に食堂へ行く。ここで待ち望んだ屯田兵定食芋もちダブルを。蕎麦と迷ったが割高だったのでこちらにした。今日のご飯は「わかめのせ」。これは初めてだったがとてもおいしかった。前回来たときにはここで食べられなかったので、余計にそう感じるのかも。

1年ぶりかな?

どれも滋味があってウマい!



蕎麦に後ろ髪を引かれながら再び撮影に戻る。建物内部の写真は今まで何度も撮っているので、それはパスして紅葉との絡みを撮っていくが、肝心の紅葉が少ないので角度を変えて撮っていると割に時間がかかった。今回は、今まで工事中とか災害とかの理由で行けなかった敷地の一番奥まで行くことができた。

 

遊歩道は落ち葉で覆われていて、踏んだときの音や足に感じる感触、落ち葉の香りが豊かなので歩くのが楽しい。でもそこを係員が来て片っ端から葉っぱを機械で吹き飛ばしていく。確かに安全面を考えるとそうするのが良いのだろうが、趣は無いな。これで村内のすべての道は歩いたことになった。6回以上かけてか。感慨深いな。

干している大根は本物

古い建物と紅葉はベストマッチ

 

林の中で何かを削るような音がする。よーく見てみると、リスだ。メシ食っている。

リス、もぐもぐタイム

離れたところからその写真を撮ったが、こちらには気づかず食事に集中しているため視線をくれない。と、奴がどんぐりを落とし、ちょっとあせった様子でこちらを見た。ワタシのせいだというのか? ワタシになんとかしろというのか? 奴はしばらくは慌てた様子だったが、その場を離れていった。次のどんぐりを探しに行ったのだろう。ま、会えた動物がリスでよかった。

 

 

さあ、そろそろ出るか。14 時撤収。紅葉が少なかったにも関わらず 5 時間滞在したことになる。上出来上出来。帰りのバス内で思い出したのだが、初めて開拓の村に来たその帰り、歩き回って疲れているはずの足を引きずって、森林公園駅のそばのお宝ショップまで歩いて行ったっけ。よくあの距離を歩けたなあ。バカだねぇ。成果?もちろんボウズ。

 

新札幌から JR で札幌へ戻るが、ホテルに引っ込むのはまだ早い。もう少し写真を撮りたい。ヨシ、さらに足を伸ばして小樽へ行こう。でも乗り換え時間が約30分! 時間帯が悪かったのかな、こんなに待ったのは初めてだ。その間中ずっと隣のロリファッションババアが滑舌の悪い高音の声を張り上げて電話をしていた。なんだ? なにかのドッキリか?

札幌駅にて 新幹線が来るのはいつだろう?

そうこうしているうちに客の列は延び、朝の通勤ラッシュのような状態で発車。最初から律儀に並んで待っていたワタシは、窓際に座り足を休ませながら移動。

 

今回は南小樽で下車。

あと 6 年か

表から見るとコンビニの方がデカい

そうそう、このぶっきらぼうな街の造り これぞ小樽!

こちらのほうがメインストリートに近いからな。16時だがもう薄暗い。ルタオサンクフロマージュのソフトクリームを食べる。いつもながらおいしい。今回も食べられて、小樽でも満足。

おいしゅうございました

ルタオ

近くにある蒸気時計


3連休だからか日本人も多いが、それ以上に大陸の人、半島の人が多い。それでもマナーとかルールに関しては非常に良くなっていると思う。日本人とほぼ変わらない。いや、日本人のレベルが下がったのか?

 

運河を目指して店が立ち並ぶ道を歩いていると、食べ物屋の海鮮系の食事が安くなっていることに気づく。「あそこは高い」と言う評判が旅行者によって広まってしまうと結局は損をするということにようやく店も気づいたか。価格を下げる事は冒険だったと思うが、良い決断だと思う。それでもまだまだ高いので、私は食べないが。本当に海産物が豊富で名物だと言うのなら、安くて盛りがよいというのが当たり前と思うので。

最近は自転車を使うのか これも「働き方改革」か?

 

 

その後ぶらぶら歩いて運河へ。ここの夜景の写真を撮ってから帰ることにする。5時になるとほぼ真っ暗。それに気温も下がってきている。昼間と同じ格好では寒い。そんな中で夜景撮影にいそしみ、キリのいいところで終了。

夕暮れから夜にかけての小樽運河

 

帰りはバスで。17:35 発。JRより空いているのでこちらの方が好き。

まずは小樽駅まで戻り

バスに乗る



北1条西7丁目で下車し、夕食を食べに行く。もちろんいつもの所、五丈原だ。

 

信玄の行列はデフォ。でもいつもより短いな。

でも並ぶ気はしない


そのまま素通りし、五丈原へ行くと

到着!

空席あり。ラッキー!

ど・れ・に・し・よ・う・か・な♩


大盛背脂みそラーメン
チャーシューおにぎり3つを頼む。2つは持ち帰り。これは置き忘れて帰る可能性が高いので、テーブルの上に置いて常に視界の中に入れておく。

 

さて、ラーメンがやってきた。

おまちかね!

ラ-メンのお供に最適

背脂の量にビビるが先日の阿蘇ツーリングで食べたラーメンに比べると常識的。食べ始めると箸が止まらない。味が濃いだけではなく、深みがあるので味変の必要もなくひたすら食べ続けた。よーし。これで札幌でのお約束の食事はすべてクリアできた。

 

ラーメンを食べ終えた時、持ち帰りのおむすびを忘れてはいけないと自分に言いきかせ、水のおかわりをしてごちそうさま。食った食った、余は満足じゃ。

また来るよ!

外に出て大きく伸びをしていると、私を呼び止める女の子のカワイイ声が。なんだ、新手の逆ナンかぁ?

 

「おむすび、忘れてますよ」

 

・・・、私にも介護のお世話が必要か・・・。

 

とぼとぼと歩いてすすきの駅まで。南北線に乗り、北12条で下車。

札幌駅より北側なので人は少ない

数分でホテルに着き、コーヒーを飲みながらゆっくりと過ごす。

これは明日のお楽しみ

 

 

本日の歩行距離:16.97km

 

 

本日の振り返り

 

この数年、何度かこの時期に北海道に訪れていますが、動きや食事のパターンが同じなので、これまでのブログを読んでいただき比べてみると面白いかもしれません。昨年も紅葉がほぼ終わっており、来るのが1週間遅かったと書きましたが、今年はさらに遅かったようです。気温は今年の方が低いので秋を感じられたものの、紅葉を楽しむなら10月の下旬がデッドラインのようです。できれば来年はもう少し早く来ようと思います。転勤できていれば、の話ですが。

 

それでも今日は非常に充実していました。行きたいところ、見たいもの、食べたいものを全てスムーズにクリアできました。これは今まで頑張ったことに対する神様のご褒美か、それともこれから起こる良くないことへの補填の前借りか、または私のステージが上がったか、さてどれでしょう? 今回は1日目で札幌でのルーティンワークを消化してしまったので、明日は違うことをしようと思います。今日のようにうまくいきますように。

 

 

続く。