お盆休暇、早くも後半戦です。前半のうち 2 日は床に伏せっていました。というのも、突然猛烈な頭痛に襲われたのです。
頭や眼を冷やしても痛みが収まる気配はなく、ちょっと命の危機を感じるほどでした。 4 時間ごとに目が覚めて保冷剤を替え、トイレに行ってからベッドで痛みに耐えているうちに眠るということを繰り返しているうちに、翌日になりました。まだ痛みが残っていたのですがローテーションは 8 時間になり、3 日目にはすっきり爽やか。あれは一体なんだったんでしょう?
暑い中をバイクで走ったせいかもしれません。熱中症気味になってましたしね。そのお散歩ツーリングのお話です。ではどうぞ。
朝5時、親からの電話で起床。取ってみても無音。いじっているうちにかかっちゃったいつものパターンだな。休日だというのに叩き起こされたのは不満だが、これは起きて出かけろという啓示かも。
6時ごろ新聞を取りに外へ出ると、おや、暑くない?いつもならドアを開けた途端汗がじゅわっと出るのだが。やっぱり季節は動いているな。
この気温ならバイクだな。7時に出発。孫やツレを乗せてウェーイ状態の車が蔓延る中へ突入するのは覚悟がいるが、まあスリル満点の練習だと思って行こう。
日曜の早朝なので交通量が少なく快走。相変わらず GT はこんな走りにもってこいだ。意志をもってパンクさせないと思ったように曲がらないのだが、今のタイヤ(ROADSMARTⅢs)は倒し込み初めが軽いので自然と鼻先がインを向いてくれ、バンク角の調整は重心移動とアクセルコントロールで行う。つまり役割分担がはっきりしているので、乗ってて楽。楽に乗れることはいいことずくめだが、デメリット(?)は乗らない理由がないのでついつい乗っちゃうことか。
今日も暑くなりそうなのでコンビニで飲み物を買っておく。
スムーズに進み、まずはこちらに立ち寄ってみる。
人は少ないが寂れてもいない、ちょうどイイ感満点。観光寺社ではないので落ち着ける。なんだろう、ここにただよう安らかな空気感は?写真を撮ったり歩き回るとさすがに暑いが、日陰に入ると柔らかく涼しい。エアコンの冷気慣れした身体にはなんとも優しい涼しさだ。大きくはない寺だが1時間近く滞在した 風鈴の音にも包まれてなんか癒された気分。ここは心のデトックスポイントとして記憶しておこう。
さてメシを食いに行こう。この近くに支那そば十三八があるのでそこにする。初めての店なのでわくわくするな。10 分足らずで到着した。住宅地のなかにある店で、開店 20 分前に着いたのだが駐車場はほぼ一杯。かなりの人気店だな。
名前を書いて待ち、10 分前に開店して入店した。
支那そば中肉とめし小を注文。で、出て来たのがこの品。
いっただっきまーす!
ど真ん中を突く直球ストレートの美味さのラーメンだった。いつも特徴が前面に出ているのを食べているだけあって、この素直な味は新鮮だ。うまいうまいと食べ続け、あっという間に完食してしまった。ごちそうさまでした。今度はサービス品で売っているチャーシューを買って帰ろう。
外に出ると暑い。熱いものを腹に入れたので余計に感じる。でもまだ食えるな。もう一軒行くか。でもラーメンはもういいや。となるとあそこだな。R192 を西進し R438 を南下。山中ワインディングは楽しいことこの上ない。こんな道は B モードの方が積極的にガンガンアクセルを開けられるので楽しく感じる。A モードでは路面が荒れているとどうしてもギクシャクしてしまうな。まだまだ修行が必要なようだ。
さて、着いた。
店の前には車が 2 台。と、店内から奥さんが出て来て、お休みだとおっしゃる。やって来たお孫さんたちに食べさせるために腕を奮っているご様子。それならしょうがないな。また今度にしよう。来た道を楽しく戻る。
暑さが絶好調になってきた。幸い渋滞が無かったので、前後を車で挟まれてひたすら暑さに耐えるということはなかったのだが、空気自体が高温なのでメッシュのジャケットの中を通り抜ける風も生ぬるい。38 ℃の湯につかったままバイクに乗っている気分だ。途中で我慢できなくなりコンビニで再び飲み物を購入し、店先で一気飲み。500ml のペットボトルが一瞬でカラになった。おお、脱水症状一歩手前だったようだ。もう帰ろ。
本日の走行距離:206.5km
お盆前哨戦の週末でしたが、思ったよりクルマは少なくそこそこいいペ-スで走ることができて楽しかったです。今回吉野川沿いを走っていて思い出したのですが、30 年以上前に初めて徳島ラ-メンを食べた店がこのあたりにあったことを思い出しました。当時はラーメンのことは何も知らずふらりと立ち寄ったのですが、そこで食べたのが徳島ラ-メンだったのです。現在のものよりもっと野性味とパンチ力にあふれ、かなり癖があったため、一口食べて驚いたことを覚えています。ちょっとその店を探しに行こうかと思っています。R192 から川と反対側へ坂道を下った左側の店だったように思うのですが・・・。
ではまた。