週末の仕事帰り、スーパ-に寄りました。到着した時にちょうど雨が降り始め、車から降りると、
湿っぽい空気
濡れ始めたアスファルト
野菜や果物
がミックスされた匂いが車外で出迎えてくれていました。嗅覚と記憶は結びついていると言われますが、この時はなぜか学生時代を漠然と思い出しました。
もっと具体的に記憶を呼び戻したくて、車の横で「すーは-、すーは-」しましたが、思い出すのは一瞬なんですよねぇ。文字通りあっという間の時間だけでしたが、ノスタルジアを感じさせてもらえました。
記憶の奥の方に入り込んだ昔の残滓。また機会があればお会いしましょう。
週末の天気予報は雨。先週まで連続でバイクでお出かけしたことだし、今回は久しぶりに車で出かけますか。
ガソリンを満タンにし、資源ごみを捨ててから出発。行先は、徳島 です。
3週連続になりますが、ワタシ的には毎週行ってもいいくらいです。
まずは宝探し。
で、その後、
6月分のノルマ達成です。
いつものように店の前で立っていると、掃除に出てきた店員さんと「今日はバイクじゃないんですね」、「雨が降りそうだったので今日は車です」という他愛のない話をしていると、いつの間にか行列が。2週間前よりも明らかに客数が多くなっていました。よかったよかった。
ワタシの食べ方は
1.最初の1/3 そのまま食べる
2.次の1/3 生卵を崩し、麺に絡めて食べる
3.最後の1/3 一味(七味ではない)を多めに振りかけて食べる
というものです。こうすることで味が medium → soft → hard と変化し、「1杯で3度おいしい」状態になるのです! と書いていると、また食べたくなってしまった・・・
完食して満足しました。
でも今回はこれで終わりではありません。もう1軒行く所があります。
それは 蕎麦屋 です。が、
問題は、店の名前も場所もわからないということです。
数年前、徳島市内から剣山に行く途中の山中にあったその店に偶然入りました。老夫婦が働いており、奥さんの方は愛想がいいのですが、旦那の方はぶっきらぼうで怖い感じ。
リラックスできる雰囲気でもなかったので入ったのを後悔したのですが、出された蕎麦が
うまい!!!
こんなうまい蕎麦は食べたことはありませんでした。蕎麦の実の皮まで一緒に挽いているので、香りと風味が素晴らしい! 歯ごたえもしっかりしていて、山形そばに似ています。四国のこんな山の中でうまい蕎麦が食べられるとはラッキ-だ、と当時は思っていました。
あれから何年も経っているし立地条件も悪い所なので、もう店はないかもしれません。とりあえず行ってみることにします。
K1 から R318 で徳島市街を抜け、 R438 を通り、剣山方面へ。ワタシの記憶ではこの道沿いにあったはず。結果は
見つけられませんでした。
つぶれたのか、見落としたのか、違う道沿いだったのかはわかりませんが、とにかく発見できませんでした。残念ですが仕方ありません。一度だけ味わうことが許されるお店だったのでしょう。縁があったらまたどこかで。
Uターンするのも癪なので、このまま進んで剣山に行きます。
四国の酷道といえば R439 と言われますが、このR438 もなかなかのものです。剣山で R438 と R439 に分岐しますが、どちらを選んでも冒険気分が味わえます。R438 のほうがちょっとマシですが、一般的な「国道」のイメ-ジしかない人にとっては「究極の選択になる」と言ってもいいでしょう。
ワタシはいつも 439 を使いますが、今回はひさしぶりの 438 の利用です。常にハンドルを左右に切りながら吉野川近辺まで降りてきたときには、一仕事終えた気分でスッキリしました。
その後は淡々と幹線道路を走り、ドライブレコ-ダ-が不調を訴えていたマイクロSDカードを購入し、家路につきました。
今回の走行距離: 298.5 km
ではまた。