paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

ちょっと危険水域に

今回の話題はちょっとヘビ-です。

 

 

親の認知症が明らかになってから 4 ヶ月以上経ちました。そろそろ介護の負担が精神に及んできたようです。落ち着きがなくなる、必要以上に悲観的になる、常に不安感があり無駄に身構えたりするといった状態になり、ワタシの中から疲労感が消えなくなりました。それが身体にも影響して頭痛、不眠、体調不良を引き起こしています。

 

少しでもこの状態が解消されればと思い、9 月の 三連休には東京行きを決行しました。でも2回めの三連休で計画していた東海地方ツーリングは、体調が不安定だという報告を介護の方から受けたのでやむなく断念しました。

 

これはしょうがないことなのですが、夏と秋のお泊りツーリングをキャンセルしたのはマズかったのかもしれません。公私ともにストレスが溜まっているのですが、それに対するワタシの主な発散手段であるツーリングができなかったのは痛手です。うまく放熱できずに熱暴走を起こすパソコンのような状態に近づきつつあるのを実感できるのですから。

 

日々、

こう言えば理解してくれるだろう

こう言えば覚えてくれるだろう

こう言えば学んでくれるだろう

と考えて話しているのですが認知症はなかなか手ごわく、効果は出ていません。あいかわらずお金や物をなくしては「警察を呼ぶ!」「親にお金を渡さないとはどういうつもりだ!」と散々騒ぎ、数秒後には「私はそんなこと言っていない。老人だと思ってバカにするな」という無限ル-プのやり取りを連日続けています。

 

外面はいいのでご近所からの評価は「まだしっかりしている」というもので、おかげでワタシが悪者になっているようです。

 

意思の疎通ができ生活水準を維持するという前提が崩れかけた今、どうやって、どう思って接すればいいのかということで日々頭を悩ませています。

 

 

その結果、

 

伝えようとしている自分が第三者から評価されているような気がする

とらわれて仕事や私生活に支障が出ている

ということや、

 

自分も同じようになるのではないか

何を準備しておいたほうがいいのか

これがいつまで続くのか

目の前にある具体的な問題よりも想像できないことが起こりそれに対処できるのか

という不安感で精神が安定しなくなりました。

 

 

さすがにこれはマズい、ワタシの生活まで崩れてしまうと思い、最近になってようやく気分の折り合いをつける方法を見つけました。それは少々手を抜くということ。

 

訪問での介護や看護のサービスをうけていてある程度は安心できますので、ワタシが

なにかやろうとし過ぎずにちょっと距離を置く、全方位で痴呆症の老人に対応するのは不可能だと諦める部分を作る

というようにしました。

 

そうすることでこちらも少々罪悪感を抱くので、そのぶんするべきことはきちんとするようになるという、自分の性分を逆手に取った対応です。そのおかげか、ちょっとは気分が楽になった気がします。このやり方がいつまでもつかはわかりませんが、しばらくは続けてみるつもりです。

 

 

仕事については、今の状態のままで続けるのは現実的に見て厳しいです。親の介護というだけでなく、それによる精神的負担に耐えられない恐れがあるからです。なので、こちらに配属されて1年目だが転勤願いを出すつもりです。もし希望が通らなければ休職、時短勤務ということも覚悟しておこうと思っています。

 

 

とりあえずは今の生活が続くと思います。そうすると、今までは親がやっていたことを肩代わりしなければならないのでするべきことが増え、それに反比例して自分で使える時間は減っていくことでしょう。雪だるま式に増大していくストレスにどう対処していけばいいか不安でたまりません。

 

それでも親や子、配偶者がいる人よりも自由な時間は多いと思いのだ、あんまりぜいたくを言うなと自分を叱咤激励しつつ、なんとかやりくりしながらバランス一番で乗り切っていこうと思います。

 

それでもヤバくなったら、GSX-S1000GT、BRZ、頼んだよ!!!

 

 

乱筆、乱文ですみませんでした。愚痴ると文体が荒れますねぇ・・・

 

ではまた。