今週末から楽しい楽しい旅行です。年度末のこの時期に出かけるのは私にとっては恒例行事。就職してしばらくは九州ツ-リングに行っていたのですが、そのうち
東京見物
→東京モ-タ-サイクルショウ+東京国際アニメフェア(アニメコンテンツEXPO)
→東京モ-タ-サイクルショウ+桜撮影
→東京モ-タ-サイクルショウ+桜撮影+どこかへ行く
となり日数も増え、はじめは1泊2日だったのが今回に至っては5泊6日まで長くなりました。本来年度末には仕事が行列をなしてやってくるのですが、2月から3月にかけて仕事の修羅になることで時間を作っています。1年を通してこの姿勢を貫けばスゴイものができるのでしょうが、まあ今はそんな必要もないし。
いつも東京に行く前にやっておくことがあります。それは「お宝さがし」(ま、いつもやっているのですが)。アキバや中野を探検する前の価格リサ-チみたいなものです。買うのを迷ったとき、こちらでの価格を知っておけば判断の基準ができて踏ん切り( or あきらめ)がつきますし、リサ-チ中に明らかに安いものがあればあらかじめこちらで買っておけばいいので、効率的にコレクションを増やすことができるのでいつもやっています。
なので今回の目的地はまたも徳島、3週連続での訪問です。それも含めてのワタシの週末、大公開!!
ではどうぞ。
5時起床。当然ながら外は暗い。かといって二度寝は禁物。せっかくの休みが意識のないまま削られるのは避けたい。パソコンに向かってデータ整理など有意義なことに時間を使ってから、8時出発。途中での寄り道の予定がない時には、大体この時間に出かける。
走りは気持ちいいのだが燃費が悪くなったので、加減速にロスのない走りを心がける。それでも燃費計は 12km/L を超えない。以前なら余裕でクリアしていたのだが。マップが書き換えられたのだろうか?
目的地までの道中、奇妙なことが起きた。それは
ジャメヴ(未視感)
だった。いつも通る道、それも何十回と通った道なのだが、「あれ、こんなところに店があったっけ?」、「あれ、ここのところ、こんな色だったっけ?」などなどが続出し、その都度知らない道を走っているような感覚にとらわれた。でもデジャヴと違って、なんか得した気になるので良しとしよう。違和感を感じたまま目的地へ向かった。
お宝ショップへの到着は開店と同時。タイムロスもなく効率的に時間を使うことができ、ここでもお得感を味わう。さて探検開始だ!
・・・ボウズ・・・
もう陳列スペ-スを見ただけで分かった。そりゃ毎週来れば変わり映えはしないわな。
短時間で第1目標地点の制圧が終わってしまった。ちょっと早いけどメシにすっか。いつものあの店に行ってもいいが、そうすると3週連続になってしまう。なので今回は場所を変えよう。
ということで、やってきたのは支那そば三八田宮店。前回行った時の
写真を貼れなかったのでリベンジのためと、ちょっとさっぱり目のラーメンを食べたかったという理由で。
11 時前だったので余裕の入店。食券機で買うのだが、落ち着いて選べないのでワタシはちょっと苦手。つい勢いで選んでしまうのだ。案の定、今回もやってしまった。
とくに変な組み合わせではない。支那そば肉入り大+ミニ豚キムチ丼と唐揚げのセット。おいしそうなのだが、この店に来た本来の理由を完全に忘れていた。それは
ちょっとさっぱり目のラーメンを食べたかった
というものではなかったのか? え、ワタシさんよォ??
ま、注文ちゃったものは仕方がない。舌と腹が音を上げてしまったら、残すのもやむをえまい。健康一番。
店員:「お待たせしましたぁ」
10 数分後、
ワタシ:「ごちそうさまでしたぁ」
そればかりか
を追加。やれやれだぜ。
では次の目的地へ。つい最近、他にもお宝ショップがあることを知ったのでそちらの偵察に行ってみる。
入店するとまず目に入るのが大量のガチャガチャ機。一つ一つ見ていると面白い。ここではアニメ人気作品のものは割と少なく、オモシロ系のものが多い。たとえば
いかん、考えたら負けだ。でもこんな変な店ならお宝も期待できるかも。
豊漁、と言っていいかな。次回からここも徳島での立ち寄りポイントに入れておこう。では第3チェックポイントへ。ここでは面白いものを見つけた。
昭和のCM特集とかで見たことがある。植木等が「なんである、アイデアル」とCMしてたやつだ。袋のフォントは時代を感じさせるレトロなものだが、表記から察するにオリジナルではないようだ(骨だけがオリジナル?)。折り畳み傘が必要だったから買ったので、¥300 だし遠慮なく使い倒すつもり。でも袋は取っておこうかなぁ。
食事と買い物、両方ともに満足して帰宅。散髪に行ったり実家で夕食をいただいたりしていると知人から TEL があり、遊びに来たいというので快諾。仕事のストレスが溜まっているらしくその発散のためだったが、話しているうちに気が紛れてきたのかだんだんいつもの楽しい話に変わっていった。
その会話の中で印象に残ったのは、「普通」の意味について話し合ったことだった。我々は非常識な人を責めたり不合理なことに頭を悩ませたりする時には「普通は・・・」という概念を基準に対応を考えることが多い。では「普通」の定義とは?ということで長々と会話した。結局結論は出ずじまいだったが、その過程でいろいろと考えることによる「思考の活性化」は楽しかった。
思い返せば学生時代はこんなことをしょっちゅうやっており、どうでもいいことであっても突き詰めて考え、意見交換をラリーのように続け、その結果気付いたら朝になっていたということもしばしば。まるで「朝まで生テレビ」状態だ。バカなことをやってるなあと当時は思っていたが、あれは最高に濃密で有意義な時間の過ごし方だったというのが今になってわかる。だからだろうか、大学生時代が一番楽しかったと思えるのは。話しているうちに数十年前が無性に懐かしくなった。
コロナの影響もあり彼の来訪が久しぶりだったのでお互い話すネタも多かったためか、結局5時間(!)ぐらいワイワイ話してお開きとなった。おかげでこの日の夜はよく眠れた。
充実度 MAX の一日だった。
ではまた。