ここ最近、寒くなったり少し暖かくなったりの繰り返しの日々です。でも本格的に寒いのは2月。来るべき寒波に備えて、コロナ感染と疑われないように体調を崩さないように専念する日々です。
なので、外出するのがやや億劫になっている現状です。思い返してみるとバイクでの外出は1月2日以来ナシ。おおっと、これはイカンですなぁ。
ということで、土曜日にバイクを出動させることにしました。天気予報では、曇りだが雨は降らないとのこと。贅沢は言っていられません。行きますか。
今回は(も?)オミ君がまだ大暴れ中なので、県外には出られません。他県ナンバ-を見て攻撃的になる輩がいないとも限りませんからね。なので、県内、それも東半分だけを回ることにしました。
日本一狭いわが県です。そんなに時間はかからないでしょう。ということで、出発は遅めの9時。普段は車庫から出してからセルを回すのですが、万が一回らなかったら人力だけでは車庫に戻せません。なので車庫内ですべてを準備し、スタ-トスイッチオン!やや勢いが弱いかな?寒い中、1か月近く放置していたのだからしょうがないか。
では、東に向かって出発です。とはいえ幹線道路を使ったのでは面白くないので、ひたすら海沿いコ-スで行ってみます。
この時点で気温は 8.5°C 。この時期の気温としては高かったです。風もなく、ツーリングには絶好の天気。晴れていればなおいいのですが、晴れたら気温も下がっていたでしょうから、ここはやむをえないところです。
海沿いの道をひたすら東へ。漁村や市街地を通り抜け、渋滞知らず・先行車知らず・後続車知らずという3拍子揃ったシチュエ-ションで走りを満喫。
タイヤがそこそこ摩耗しているせいか、バンキングの初期にやや抵抗を感じます。暖かくなったら交換しようかなぁ。でもいつもお世話になっていた用品店が閉店したので、新しい店を開拓せねば。
新しい店に行くのを「楽しみ」と思う人と「めんどくさい」と思う人がいると思いますが、趣味関係の店に関して言えばワタシは後者。地方の趣味関係の店って、知識がある(つもりの)店員や客が多いので助かることもたまにありますが、往々にして「何も知らない素人相手」として対応し、「?」がつくようなアドバイスをしたり的外れな商品を勧めてきたりすることが多いのです。なので、その店の「しきたり」や「段取り」、「傾向」を知ることから始めないといけないのが億劫なのですよ。
とはいえ、タイヤが減っているのは事実。なんとかがんばってみます。
そんなことを考えているうちに「四国最北端」の看板を発見。道から下ったところにあるらしいのですが、この道が急こう配の上、狭い。バイクとは言え2リッタ-セダンの車とのすれ違いは難しいレベルです。普段のワタシなら安全策をとって徒歩で降りますが、この日はむしゃくしゃしていたので1秒後にはその坂に突撃!2速では怖い、ロ-でちょうどいい傾斜でしたが、距離が短かったのですぐ目的に到着。
ここで、下りてきた道を見て少々ビビります。「え、アレ上るの???」
少し行った先に「竹居観音寺」がありますが、坂道のことが気になってあたふた状態に。下りならまだしも、上りで対向車が来たらどうしたらいいのか考えると、もう戻りたいの一心で、お参りはパス。数分の滞在の後、「対向車、来るな来るな来るな」と祈りながら元の道に復帰しました。
後から考えると、そこまで怯えるほどのハードな道ではなかったですねぇ。アドベンチャ-バイクに乗る身としては、ビビりすぎたことを恥ずかしく思います・・・。
さらに東進して細い道に入ったり
しながら、野外音楽広場へ。
ここはスタ-ダスト・レビュ-のライブをはじめ、多くのコンサ-トや音楽界が開かれる場所です。辺鄙な所にありますが、ライブのシチュエ-ションとしては最高の立地です。コロナ騒ぎが収まって以前のようにたくさんの人が集まれるようになればと願います。
景色を満喫した後は、さらに東進します。このあたりは山の中腹を走る道のすぐ下が海という絶景コ-ス。もちろんワインディングですから走りが楽しめますが、それだけではもったいないので景色を見ながらのんびりと走ります。でもコーナ-ではタイヤの角を削るイメ-ジでバンクすると、「走った感」が満たされて満足感に不足なし。気持ちのいいルートでした。
さて、そろそろ終点です。県境までやって来ました。
さて戻ります。帰りのル-トは山中コ-ス。とはいえ今まで飽きるほど走った道で、このブログでもさんざん紹介しているので、とくに目新しいことはありませんでした。それでも交通量が少ないルートなので、田舎道をのんびり走るという状況にかなり癒されました。
朝から何も食べていなかったので、燃料補給。
おお、バイクの方が金かかってるぅ!
ではまた。