paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

ワタシの県の交通事情

f:id:paradoxrider:20210908210213j:plain

泊りがけのツーリング、いつになるやら・・・

 

バイクを車検に出しました。

 

北海道ツ-リングを見越してオイル交換をしてもらったのに、それから1000km も走っていません。なので、オイル交換はナシ。その代わりに F フォークのオイルとオイルシ-ル交換をお願いしました。フォークオイルは 10 番上げてとお願いしたら、5 番が指定番数だけれども、上げてもかまわないかと尋ねられました。

 

いつも 10 番上げてもらっているので問題なしと伝えました。ワタシは減衰力は高い方が好みなのですが、アドベンチャ-タイプのバイクでこんなことをするのは邪道かもしれません。マイナ-なバイクなので、こんなマイナ-な乗り手がいても不思議ではないでしょう?

 

後日見積りの電話が来ました。12 諭吉+α だそうです。そろそろタイヤも替えないといけないので、爪ファイヤ-で貯めた諭吉ズを召喚しますか・・・。

 

 

 

8月の後半はすっぽりと時間が空いたので、北海道を走っているつもりで車やバイクであちこちうろついてきました。平日の昼間に走ることはめったにないので、いろいろと新鮮でした。そこで、あることを発見しました。

 

ワタシの県には道交法以外のルールがあるようです。

 

それを知らなかったから、今まで腹立たしいことや危険なことがあったんだ! でもルールだったんなら仕方ないなぁ。ワタシが悪かったんだなぁ。

 

と納得しました。以下、説明させていただきます。

 

 

・速度について

「制限速度」は 1km/h でも超えてはならず、必ずそれ以下で走らなければならない。マイナス 10 ~ 15km/h が目安である。たとえ自分が大名行列の先頭になっても、間違っても「道を譲る」ということは考えてはいけない。もし追い越しが行われた場合は、追い越すドライバ-を非難の表情で見つめるべし。

 

・右車線の専有

車線が複数ある場合はどちらを走ってもよい。左車線は混雑している場合が多いので、右車線を走行することが望ましい。ただし、「・速度について」の条項は厳守すること。不安を感じる場合は、左隣車線を走行する車両に速度を合わせると走りやすい。本県ではプロドライバ-もやっているので、一般ドライバ-にも推奨できる。

 

・ウインカー

出したい時、または気づいた時に出せばよい。特に信号待ちの後で右折する場合は、信号が青に変わってから出すことに何も問題はない。後方のドライバ-は怒りの表情を向けるかもしれないが、残念なガチャだったと思ってもらえばよい。車線変更の場合は出さなくてもよい。接触しそうになったら、気づかないふりをすること。

 

・あおりハンドル

右左折する場合は、必ず反対方向にハンドルを 90° ほど切ること。この場合、サイドミラ-やバックミラ-は確認せず、前方を注視すること。隣車線の車両と接触する可能性もあるが、相手が避ければ済むことなので気にすることはない。内輪差の大きい大型車両だけではなく、小型車や軽自動車にもあおりハンドルを推奨する。

 

・車線またぎ

一般的に、車の運転席は左右どちらかに位置するので車幅感覚はつかみづらい。なので、複数の車線をまたいで走ることはあたりまえである。道路幅は車幅より広い場合が多いので、自分の好きなように走ればよい。対向車や追い越し車両の進路を妨害する結果になるが、相手が避ければ済むことなので気にすることはない。

 

・交差点で無駄な車間距離

交差点で前の車に続いて停車する場合、車間距離は十分以上に空けておくこと。車内のドライバ-は停車中でさえスマホ操作に忙しいため、ブレ-キを踏む力が弱まり前車に追突するおそれがある。それを防ぐための手段である。ただし、その空いた空間を狙って入って来る車両があれば、前進して車間を詰めるなどして全力で阻止すること。

 

・青でも発進しない

信号の「青」は「進んでもよい」という意味なので、すぐに発進する必要はない。自分の作業(スマホ操作など)が終わって一息ついてから発進すればよい。後続車両に対する配慮は必要ない。ただし、しびれを切らしてホーンを鳴らした後方車両には怒りの顔を向ける、すり抜けていった二輪車には全力追尾をするなどの配慮はすべき。

 

 

などなど。

 

このようなル-ルが支配する、平日の昼間の路上はカオスです。

 

 

都道府県をバイクか車で走った経験上、一番走りにくかったのはワタシの県です。ワタシの県は、人口 10 万人当たりの交通死亡事故数ワースト 10 の常連県です。でもそれは「スピ-ドを出しすぎる」とか「道路状態が悪い」というのではなく、

 

「事故を起こさせる」運転をする人が多いから

 

じゃないかと思っています(半ば確信)。

 

 

ツ-リングには最適のこの時期、越県規制緩和が話題にのぼり始めたことで、四国に来るライダ-さんやドライバ-さんたちも多いと思います。ぜひシュ-ティングゲーム感覚で運転をお楽しみください。くれぐれも敵のモブキャラの餌食にならぬよう。健闘を祈ります。

 

 

では。