連日気温は30度を超え、少々へばっています。仕事から帰って家の中に入ると、「むわっ」とした空気がお出迎え。2階に上がるとさらに「むわっ」とした空気が立ちはだかります。昔学校で習った
「暖かい空気は上に昇る」
ということが肌で感じられ、納得するやらハラ立つやら。
とはいえ、あと1週間でお盆。もう少しこの暑さに身を任せてみましょう。
さて、最終日です。
AM6:00 起床。今朝もあきれるくらいの晴れ。バイクで来ればよかったとも思ったが、この暑さに耐える自信がないので今回のクルマ利用はマルと自分に言いきかせる。
さて、ルートイン土浦の朝ごはん。当然こうなる。
ここは茶碗が普通と大きめの2種類ある。大きめをチョイスして日本むかしばなし盛り。おかわりをしに行く必要がないので助かる。駐車場は満車だったが、朝イチの朝食場は7割の入り。だいたいどこのホテルでも、休日の早朝はあまり混まない。
おいしくいただいたあと、7時すぎにチェックアウトして再び学園都市へ。大学周辺をドライブ。
昔住んでいたアパートがきれいな3階立てのマンションに変わっていたり、建物が増えていたり、
道路が整備されたりして、ワタシの学生時代とは街の様相が全く変わっている。
それでも見慣れた看板がまだあったり、初めてバイクを買った店は今でも営業していたりと、学生時代と現在をつなぐ接点は残っていた。この時も脳内では「Ya Ya (あの時代を忘れない)」が絶賛再生中。
結局大学周辺を2時間も走り回ってしまった。もう少しいたかったが、今日は帰る日なので引かれる後ろ髪を切り飛ばしてつくばを後にする。まあ、また来るだろうし。
普通に考えればここから圏央道経由東名高速というルートなのだろうが、
・連休最終日(混む)
・高速料金休日割引不適用(高い)
・SAのガソリン価格にびっくり(高い)
という要素を鑑みて、できるだけ下道を走ることで時間を使い深夜割引の恩恵を受けようと、ケチケチドライブを選択する。
学園都市から北上し、以前はバイクで走った K53 を西進。 K56 に入り R354 まで。
この道はワタシが思う典型的な「THE 茨城の街道」だ。ゆるやかにカーブを描きながら集落地をつなぐ。その集落も過疎地ほどではなく、生活感あふれる店や住宅が集まっている。周囲には田園風景が続き交通量も少ないので、思った以上に早く目的地に着ける旧主要道。そしてなによりこの道沿いの造り。
このような道が茨城には多いように思えるのだが。
R354 に入って群馬県へ。ここでもあちこち見て回りたい衝動に駆られたが、ガマンガマン。代わりに館林、大田、伊勢崎のお宝ショップを回り、艦これ(妖精さん武蔵バージョン)やミルキィホームズの小型フィギュアなど、あまりお目にかかったことのない(あっても高い)ブツを10個あまり格安でゲット。 うむ、これはこれで満足。
混雑を避けるため、高崎を迂回し県道経由で R254 に。靴の裏が破れて寿命を迎えたので、途中で靴屋による。ワタシの足は幅広で甲が高いため、合うものが少ない。ふらっと入った量販店だが、ピッタリのものが2足。こんなことは初めてだったのでよろこんで両方ともお買い上げ。旅行という非日常時に日常の買い物をする違和感が気持ちいい。
荒々しい山の景色を楽しみ R142 にスイッチして岡谷まで。有料道路を避けたので細い険しい旧道を走る。とはいえ四国の山岳路に慣れた身としてはどうってことはない。むしろ運転の練習と思って楽しめた。
初めてこの道をバイクで走った時( GPz400 ) は、「これ本当に国道か?」「どこまで続くんだ?」「なんか出てくるんじゃないか?」と怯えながら走ったのを覚えている。あれから40年近く立っているがやってることは変わらんなと苦笑い。
岡谷から高速に入る予定だったが、中央高速のSAで給油をしなければ家までガソリンがもたない、でもガソリン代が高いということに気づき、下道をしばらく南下して給油してから伊那IC から高速 IN。 この時すでに PM8:00。あとは中央、新名神、名神、山陽、瀬戸中央と走り継ぎ、AM2:00 に自宅着。片付けや洗濯をしてから就寝し、翌日(当日?)は通常通り勤務した。
本日の走行距離:896.8km
総走行距離:2650.6km
本日の振り返り:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
こんなに暑い日にバイクで走ると、どこかに立ち寄るのも億劫になりがちですが、クルマだと気楽に寄り道ができます。そういう意味では今回の遠出は十分楽しめました。
昔は気温が30度を超えると大騒ぎしていたのですが、今ではそれが当たり前。夏の旅行は昔の基準で考えてはいけないのかもしれませんね。
今回は、場所の移動というヨコの動きだけではなく、時間の移動というタテの動きも味わうことができました。4日間という時間の短さや有名な観光地へは行かないという地味さはありましたが、それを補ってあまりある印象深いお出かけになりました。
次は・・・・・・・・・・うーむ、どうしよっかなぁ・・・・・。
では。