さて、前回の続きです。
お散歩ツ-リングから帰り、時間があるのでアレをした話です。
アレとは?
染め直しです!
ワタシが遊び用やバイク用で使っているパンツがあるのですが、色が黒なので使っているうちに白っぽくなってきました。デニムであればこれも「味」と言い切れるのでしょうが、オッサンが履く色落ちした黒い綿パンというのはどうもみすぼらしくていけません。
ではどうするか?
買い替えればいいんでしょうが、生地はしっかりしているので「モッタイナイ!」。
→→→「黒に戻せばいいじゃん♬」という、極めて単純な結論に至りました。
で、買ったのがコレ。
250g につき1袋。ワタシの綿パンは 500g だったので2パック必要です。バケツやゴム手袋を用意し、ミッション・スタ-トです。
約12L の湯に染料と固着剤、塩(600g!)をぶち込み、しっかり混ぜます。50℃の湯にゴム手袋をはいた両手を突っ込みガンガン動かしたため、気温が高かったこともあり、すでにこの作業で Tシャツ姿になりました。
混ぜ終わったらいよいよ綿パンを投入します。説明書きでは、「漬け込み時間は1時間。ただし15分ごとに混ぜること。でないとムラになるよ♪」とのこと。
なのでワタシは1時間中ずっと混ぜていました。
理由?ムラになる隙を与えないためです!
おかげで大汗をかきながらの作業となり、氷を浮かべたコーラ1L の助けが必要になってしまいました。
混ぜている間、薬液が飛び散って浴槽や洗い場を汚しましたが、シャワ-で湯をかけるだけで落ちました。
これで油断して手についてしまい、2日間ぐらい落ちませんでした(ヤレヤレ)
ほぼほぼ体力がつきかけたころ1時間が経ち、すすぎます。3回ぐらいすすぎましたがまだまだまだまだ黒い液は出てくる様子です。でも次の処理もあるのでこの辺で終了。決してポリバケツの水換えがしんどかったからではありませんよよよよ。
で、次の処理。再びポリバケツに湯を張り、色止め剤を入れます。それに綿パンを入れ15分。当然湯は真っ黒。
でも2回すすいだだけで透明になりました。おそるべし、色止め剤。
そして、脱水のため取り出してビックリ!
黒くなってるぅ!
濡れているからということを差し引いても、明らかに黒くなっています。これは乾いてからが楽しみだ!
で、完成がコレ。
光の加減で分かりにくいかもしれませんが、驚きの黒さに!。汗水流してかきまぜた結果、色ムラも出ませんでした。
もちろん新品同様とまでは言いませんが、1年程度の色あせになったぐらいの出来栄えです。本来、染め物は煮立つぐらいの熱い湯を使うらしいのですが、40℃~50℃の湯を使って家庭でできるということを考えれば満足のいく結果でした。
黒の綿パンはあと3本あります。追加注文のため Amazon でポチったのは言うまでもありません。暖かくなる前にやってしまおうと思います。春の気温でも体力的に厳しいと思われるので。
初めての体験でしたが、いい運動にもなり充実した休日となりました。
次の週末もツアラ-&染師になってみようかな・・・・。
では、また。