この土日は外出しない安息日です。月に1回はこのような日もあっていいんじゃないかと設定していますが、まあだるいことだるいこと!
特に何かしたいわけではないのですが、どこにも出かけない閉塞感や息詰まり感、休みなのに何もできなかった後悔などがあり、気分は下がり気味。お金を使わなくて済むので財布の負担はゼロですが、気晴らしができないという心の負担は大きいようです。
来週はどこかへ出かけよう・・・。
さて、北海道7日目です。
5 時半起床。予約通り 6 時半朝食。ここは 30 分刻みで朝食の時間が決められている。というのも食事スぺ-スが狭いから。この状況を「不便」ととるか「アットホ-ム」ととるかは自分次第。ワタシは後者。
今日の同席者はCB400氏と鹿の解体屋さん。ご主人も含め4人で雑談しながら美味しく頂く。今不漁のはずのサンマの塩焼きやいくらごはんなど、宿代を考えると超お値打ちの朝食である。
バイク乗りには例年通りおにぎり(奥さん作)を持たせてくれる。これがまたうまいのなんの。「フツ-だよ。バイクで走る途中に食べるからおいしいんじゃないの?」とご主人は言うが、このおにぎりは掛け値なしの絶品である。コンビニのおにぎりは固く締めているが、アルミホイルでくるまれた手作りのおにぎりは、絶妙なコメの結合具合を誇る。それをご主人に説明すると「まあ、プロだから」と嬉しそう。奥さんが称賛されてのその態度がちょっとかわいい。
今年は車での来訪だったので当然もらえない。今回の車での北海道旅行で一番残念に感じるのがこれ。来年は必ずバイクで来ると伝えてから 7:15 に出発。
R38 , R237 で富良野のファーム冨田へ。狩勝峠で豪雨にあうが、越えたら晴天。今年は雨が多いな。まだ早かったのか、ファーム富田は珍しく客が少ない。
写真を撮っていると中韓の団体様がご到着。混んできたので隣のとみたメロンハウスへ移り、メロンの食べ比べやソフトクリームを楽しむ。メロンパンを買って出発。
太平洋を目指して R237 を南下。この道はあまり通ったことがないが、アップダウンがきつい上にトラックが多い。あまりいい環境ではないな。
二風谷でアイヌのお勉強。アイヌの服が欲しかったが、お値段は10万から、ちょっといいのになると40万くらいは必要と聞き断念。あの手間を考えるとそのくらいはするかな。来年は白老に大きな博物館ができるので行ってみようと思う(2019当時)。
R235 , R36 を走り、途中でお宝ショップに寄りながら今日のお宿「ホテル室蘭ヒルズ」に 19:00 到着。
夕食を食べに「蘭たん亭」へ。今年もカレーラーメン。美味し。
本日の走行距離:355.2km
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今日の振り返り
昨日に続きアイヌの資料館を見ましたが、当然言葉はさっぱりわかりません。でも、歌を聴いていると妙に引き込まれます。単純なメロディーの繰り返しに、こちらの心の原始的な一点が連打されているような気がするのです。案外、現代音楽は余計なものを身にまといすぎているのかもしれません。
2020年に白老に「ウポポイ」ができました。アイヌの文化を紹介する施設ですが、これができることによって二風谷のアイヌ関連の施設群がどうなっていくのかが少し気になります。
味のある展示を持つ町立や私立のこれらの施設が、大規模な国立のウポポイとどう棲み分けをしていくのでしょうか。日高アイヌの資料を中心に揃えて差別化していくのでしょうか。それともどちらかが観光資源としては淘汰されるのでしょうか。双方の施設の工夫や生き残り策が楽しみです。
続きは今度。
では。