paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

北の国から2018憧憬 with Tiger Explorer 第13話

この数日、暑くなったり涼しくなったりで気温の変化が激しすぎ。今日は Tシャツ+ポロシャツで汗をかきました。こうも寒暖差が激しいと風邪を引いてしまうかもしれません。いまそうなると間違いなく「コロナ」と疑われるでしょうね。

 

これからバイクで走るにはもってこいの季節。病に伏せって出歩けないなんてことは避けたいものです。健康管理にはさらに気をつけようと思います

 

 

 

北海道での最後の日、13日目です。

 

 

6 時起床。フェリーの船室内持ち込みのことも考えて荷物整理。出発時は不思議なくらい少なかった荷物が、帰る時にはパンパンになっているのはなぜだろう。思い出が入っているのかな(遠い目)。

 

雨の中、7 時出発。R5 で小樽へ行き運河周辺を流してみる。運河の北の方は観光地化されておらず、建物もいい味を出している。線路が残っている鉄道跡の写真を撮ってから、R5 を札幌方面へ行き、お宝探し。この店ではボウズ。

 

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「跡」という言葉には惹かれます




小樽方面へ一旦戻り、D1 を南下。ここも典型的な北海道の山道で、しみじみ走れるとてもいい道。

 

R230 に入って「道の駅望洋中山」へ。毎回ここでブランチ代わりに「あげいも」を二本食べることにしている。美幌峠のものよりジャガイモの味が強い。あちらは衣の味が勝っている。それに、串1本につき、あちらは2個、こちらは3個。ともに350円。ということで、中山峠の勝ちとする。おめでとう、中山峠!



道の駅を出発すると雨足が強まり、視界が絶望的になるほど目の前が真っ白。恐る恐る南下し、R276 , R453 , D86で白老へ。


途中の峠は視界不良すぎ。ここは晴れていれば楽しいだろうなと思わせる道だった。ポロトコタンに寄るのが目的だったが新造中だった。2020.4に開業するらしい(当時)。昨日の宿で wifi が使えなかったので、十分に情報収集ができなかったのが悔やまれる。



フェリ-の出航まではまだまだ時間があるので、久しぶりにウトナイ湖へ行くことにする。初めて北海道に行った時、1泊目がウトナイ湖YHだった。今どうなっているのか見てみたくなったので。R36を東進して、途中のお宝ショップに寄る。ここで数点ゲット。

 


店をでてしばらく行くと急な豪雨+強風+落雷。おやおやと思っているといきなり警報が出た。経験したことのないほどの豪雨のため、セイコマへ避難する。

 

先客のバイク乗りと軒下でたばこを吸いながら会話。同じフェリ-に乗るとのこと。乗船開始まで3時間近くあるが、どこかへ行くにも中途半端な時間だし、この天気だし、もうタ-ミナルへ行くという。私も気持ちが萎えたので、給油と最後のセイコマでの夕食購入(今回はパン各種)を済ませ、苫小牧のフェリーターミナルに。15:00 着。

 

タ-ミナルには同じことを考えていた人がたくさんいて、すでに駐車スペ-スにはバイクが止まっていた。仙台行きのスペ-スにはこの時点で20台ほど。名古屋行きのスペ-スには1台。隣の大洗行きのフェリ-には、出航時間は15分しか変わらないのに50台を超えるバイクが並んでいた。

 


16:30 に受付を済ませ、2Fの土産物屋で小物の土産を買ったりしたが、時間が余ってしまったので駐輪スペ-スに戻り、かなり増えてきた他人のバイク観察をする。

 

一番多かったのが、kawasaki GTR などのスピ-ドツアラ-系。次がアメリカン、SSといったところ。なんと、この便に乗るアドベンチャ-系のバイクは2台(もう一台はス-パ-テネレ)だけ。待っているバイク乗りたちはみんな比較的高齢なため、疲れているのかほとんどだれも話をしていない。お疲れ様でした。



17:30乗船。今度も一等船室。個室なので他人を気にせず荷物を広げられるのは、雨の日は特に有難い。この予約は戦いだった。2か月前の予約開始時間と同時に申込み、確認したら残席1!次に乗るときにはまた取れる自信はない。今回はラッキ-だった。

 

 

すぐ風呂に入り、部屋でセイコマパンで夕食。大学生の運動部の団体が乗っていた。青春していた。


258.9km

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道内を走っているときはとても楽しく、もっと長く居たい、もっとたくさん走りたいと思っていたのに、フェリ-の船室に入ると急に安心感が押し寄せてきて、しばらく椅子に座り込んでしまいました。旅の終わりとしては少々格好悪いですね。

 

1週間を超えるような旅行の時はたいていこうです。ガ-ッと楽しんだ後、急に我に返るというメリハリのキツイ精神的な変化が起こります。もっとスマ-トにク-ルに旅をしたいのですが、これが性分なんでしょう。フェリ-で過ごす時間がいいク-ルダウンの時間になるので助かります。

 

 

続きは今度。

では。