paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

北の国から2018憧憬 with Tiger Explorer 第12話

台風接近のため、週末のツ-リングは来週に延期・・・。なかなか遠出ができませんが、楽しみは後に取っておくとしましょう。

 

 

 

終盤、 12日目です。

 

 

6:20 発。R227 で江差。この道では5年前、豪雨の中で突然のエンジン停止を繰り返すタイガ-を走らせ、半ベソ状態になった。今回は超快走。皆さんもオラオラ状態で走っていらっしゃる。ゆるいカ-ブが続くのでとても楽しい。

 

と思って走っていると対向車から「いるよ-」サイン。先行車のテ-ルが一斉に赤く染まったのは見ていて面白かった。



日本海側にでて R229を北上。このあたりから久しぶりのどピ-カン。この海沿いの道もゆるいカ-ブの連続だが、比較的交通量が多くて流れもゆっくり。日差しとあいまってとても眠くなる。しかし風がかなり強く気が抜けない。道の駅やセイコマでこまめに休憩を繰り返す。

 

道の駅「よってけ!島牧」で限界を迎え、お誘いを受けて休憩。ふらふらとベンチに座り込み、「おやすみ3秒」で夢の中。はっと気づいて目覚めると15分経過。うそのように頭がクリアになった。この道は初めて走る道。しっかり味わおう。



泊原発の PR センターに寄ってみる。平日なのでガラガラ。福島第一原発との違いを説明しているコ-ナ-もあったが、そんなアピ-ルをしても説得力がないということがわかっていないのか?それともわかっている上で、我々をごまかそうとしているのか?私は原発賛成派(推進派ではない)だが、PR センタ-ではイラっとすることが多い。

 

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やっつけ仕事的なデザイン やり直し!

 



本日のハイライトである神威岬積丹岬に寄る。バイクを停めて勢い込んで歩いて行ったものの、距離のあるアップダウンのある道と、すれ違う人たちのうつろな表情を見て、端っこまで行くことは断念した。それでも景色は十分に楽しめたのでよし。このあたりから雲が出てきたので、楽しみにしていた積丹ブル-は見られなかったのが超残念。私がブル-になった。

 

 

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神威岬 ここからで満足

 

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積丹岬 天気さえよければ・・・

 

 

余市の街中に入るとさすがに交通量が多い。ニッカウヰスキーに寄ってみる。

 

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ニッカウヰスキー 北海道工場 in 余市


マッサン人気も一段落したようで、客の数はほどほど。ゆっくり見ながら試飲のできる大きな建物に入ってびっくり!ほぼ満席状態だった。みんなこっちにいたのか。まあ、タダ酒が飲めるのだからここも魅力的な観光スポットなのだろう。

 

私はアップルジュ-スを頂いたが、これが絶品。さすが大日本果汁。何回もお代わりをした。売店には売ってなかったのだが、どこで手に入るのか分からずじまいだったのが残念だ。

 

降り始めた雨の中、R5 を南下して今日の宿、**閣に17時着。

 

立地と建物を見て嫌な予感。田舎にある、会合や宴会中心の、地元密着型の旅館だ。固定利用客が地元に多くいるため、安定した経営ができている。と言えば聞こえがいいが、よそ者の宿泊客に対する心がけが足りなくても十分やっていけるので、サ-ビスの質は劣る場合が多い。ここがまさにそれ。

・フロントに人がいない(何度か呼び鈴を鳴らしても出てこない)

・喫煙可と宿泊サイトに出しておきながら、部屋内は禁煙(厳重に抗議した結果、

 特別に許可)

wifi が使えると言っておきながら、部屋内に「使える保証はない」との貼り紙

・ウォシュレットの故障

 などなど。

 

いろいろと残念な宿だった。もう泊まることはないが、あちらさんにとっては痛くも痒くもないだろう。地元とともに生きていけばいいじゃん。

 

今日の夕食はセイコマの大きなおにぎり。これで食べおさめとする。

 

404.6km。

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今まで10回以上北海道に来ましたが、雷電国道をガッツリ走ったのはこの年が初めてでした。これで北海道の海沿いの国道はすべて走ったことになりますが、場所によって走った感じがそれぞれ異なって面白く感じます。

 

それが地形によるものか、見える景色によるものかはわかりませんが、とにかく飽きないことは確かです。それに、走りの刺激が強すぎず弱すぎず、道と景色と気温のコラボが絶妙です。だからバイク乗りは北海道を走りたがるのかもしれません。

 

 

続きは今度。

では。