paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

私的バイク遍歴 11.6/11 

暑かったり涼しかったりと気温にメリハリがつくようになりました。もう秋ですね。

 

先日のお散歩ツ-リングで山の中を走った時、キンモクセイの香りがしました。この匂いをかぐと「秋」を感じます。季節の変化を敏感に感じ取れるのもバイクの醍醐味の一つですね。

 

 

 

 

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新しくなった富岡駅前にて(in 福島)

 

 

さて、タイガ-エクスプロ-ラ-(以下タイガ-EXP)購入の決意が固まり、いよいよ販売店に乱入する段階になりました。でも問題が。

 

 

「さて、どこで売っているのだろう?」

 

 

田舎にいると困るのがこれです。バイクやカメラ、二次元グッズなど趣味性の高いものを手に入れるのは簡単ではありません。「店舗が少ない」「商品の種類が少ない」「ユ-ザ-の肉声が聞けない」ため、肌感覚として身近なものに感じられないのは田舎の大きなハンデです。

 

 

とは言え、欲しいという気持ちはやめられない止まらない。こういう時はネットで調べ学習です。

 

1件(悲)ヒットしました。

 

が、

 

店の情報を見てワタシの購入計画の前に立ちふさがる壁を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アノ店です(私的バイク遍歴 11.3/11参照)。

 

 

 

アノ店は移転してさらに大きな販売店に、それもBMWトライアンフの正規代理店になって新装開店するという情報が。あんな失礼極まりない販売員がバイクを売り、その利益で以前よりいい場所で広い土地に店舗を構えるとおもうとげんなりしてしまいました。

 

ですが、その販売店も心機一転新しいスタ-トをするのだから、心を入れ替えてまっとうな商売をするだろうと期待して新規オ-プン日に偵察へ。

 

 

 

先着100名様にグッズをプレゼントしてくれるというので、開店時間前に駐車場に到着。

 

 

駐車場ひろ-い、店舗ひろ-い、展示車おおーい。

 

 

 

 

 

でも並んでいるバイクは

 

BMWBMWBMWBMWBMWBMWBMWBMWBMWBMWトラトラトラトラBMWBMWBMW

 

という状態でした。

 

 

え”-っ、2社の正規代理店じゃなかったの-? まあ販売台数から見るとしょうがないのかもと気を取り直して店舗へ。

 

入店前に記念品(マグボトル)を頂いてから、恐る恐る店内に足を踏み入れます。

 

凝った照明の中で輝くバイクの群れ、店員が着用するお揃いのイカした制服、赤男爵とは明らかに異なる客層、どれをとってもオサレでブルジョア感が漂ってきます。

 

ですが、「ぜいたく品を売っている店はこんな感じにすべし」と考えるプランナ-の言いなりで作ったような店内は、とても カン違いした  背伸び感のある  滑稽な  印象深いものでした。  

 

さて、タイガ-は、と・・・・????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店内のトライアンフの車両は1台だけ・・・。

 

さらに、これに近寄るのはワタシのみで、他の客は誰も見ようともしません。あまりにも不憫です。展示されていたタイガ-EXP の姿が、姉たちにいじめられ虐げられるシンデレラの姿に重なりました。

 

 

ここは男を見せて、私が身請けしてやるか!待ってろよ、今ここから救い出してやるからな。さて、店員は、と・・・。

 

 

店 員:「いらっしゃいませ~」(あ、今度はまともそうな店員だ)

    (店員はツナギを着た初老男性。穏やかな笑みの中にもプロを感じさせる)

ワタシ:(タイガ-EXP の前で) 「アドベンチャ-タイプを探しているのですが」

店 員:「わかりました。どうぞこちらへ」

ワタシ:(色違いがあるのかな?)

店 員:BMW-GS の前で)「こちらがアドベンチャ-タイプのバイクです」

ワタシ:「・・・・・・・」

店 員:「このバイクは非常に優秀でして・・・・・(以下略 約3分の演説)」

ワタシ:「わかりました。先程のトライアンフのことも教えて欲しいのですが」

店 員:「あ、(笑顔消滅)こちらの BMW のほうがいいですよ。こちらのほうが

     *;+&))#%”(以下略)」

ワタシ:「(怒)とりあえずタイガ-のエンジン音を聞かせてください」

店 員:「(無表情)わかりました(エンジン始動)」

ワタシ:「ありがとうございました」

店 員:「(無表情)はい」  そのまま彼は店内へ。

 

さすがです。この店はブレていませんでした。(笑)

 

トライアンフBMWではノルマやインセンティブが違うのでしょう。それにしても露骨な不自然さを隠そうとしないのは謎でした。なぜ2社の正規代理店になったのだろうと不思議でしたが、数年後にはトライアンフの正規代理店をやめました。初めからヤル気0だったので当然ですね。今のトラオ-ナ-のワタシからすれば、むしろやめてくれてよかったです。あんなアテ馬商法は見たくもありません。

 

 

これは実話です。田舎の外車取扱店が心底嫌いになりました。

 

 

やはり外車はムリか・・・。

 

いや、あそこなら!!!!

 

 

 

続きは今度。

では。