paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

私的バイク遍歴 11.3/11 

台風接近のため、雨風の音が大きくなってきました。

 

この週末は、徳島ラーメンを堪能してお宝もゲットできました。戦果は

 

白血球さん(はたらく細胞)、熊野・川内・神通・翔鶴(艦隊これくしょん)、

竈門炭治郎(鬼滅の刃

 

です。鬼滅の刃フィギュアの高騰は一段落したようで助かります。一時期は¥4000 ぐらいだったのですが、今回の購入価格は¥980 でした。クレ-ンゲ-ムの景品なので、今までが高すぎです。でも買った人、いるんでしょうねぇ。

 

艦これは「ちょこのっこ」。待てばもっと安くなるかもしれませんが(¥680)、フィギュアとの出会いは一期一会。後悔はしていません。ええ、していませんとも・・・。

 

 

 

本題に入ります。

 

次期主力機は BMW1150GS が最右翼になりました。しかし悲しいかな、イナカの我が県には正規代理店はひとつしかありません。なので行くのを躊躇しました。

 

というのも、以前四つの輪のマ-クの正規販売店に行って嫌な思いをしたからです。対応した店員(♂)は、茶髪でワイシャツの第一ボタンを開け、「俺様イケてる」オーラを身にまとい、とても偉そうな口調。ハンパなホストみたいな輩でした。

 

イナカなので競合店もなく、殿様商売臭を漂わせても客は来るのでこんな店員でも許されるのでしょう。試しに「やっぱりここにはいいのがないなぁ。メルセデスに行ってみようか?」と同行者に言うと、店員の態度は改まりました。わかりやすいなぁ・・・。

 

オ-トバイは趣味性の強いもの。四輪でこれなら二輪はもっとすごいかも、と覚悟を決めて行ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すごかったです。

 

FZS で行ったのですが、店の駐車場に停めて店頭に並ぶバイクを見ていましたが、20分経っても誰も出て来ません。商談中かなと思って店内を除くと、ヒマそうな店員が数名。「すみません」と声をかけると、ワタシと同年ぐらいの店員がゆらゆらと出て来ました。

 

 

「あ、この人ムリ」と直感でわかりました。中肉中背で神経質そうな銀縁眼鏡、顎をあげて相手を見下すような視線。総務課あたりにいそうな万年主任のような風体。こんな輩とうまくコミュニケ-ションとれたためしがありません。

 

店 員:なんですか? ← 「いらっしゃいませ」じゃないの、普通?

ワタシ:・・・バイクの購入を考えているのですが。

店 員:今、何か乗ってます? ← 言葉遣いが完全にダメ

ワタシ:そこのバイクです。

店 員:・・・っ、国産ですか・・・ ← はぁ?何、その言い方?

    国産なんかよりよっぽどいいですよ。

ワタシ:(イラッ)どんなところがいいんですか?

店 員:すべてです。

ワタシ:具体的には?

店 員:そりゃもう、いろいろとです。

 

この後、GS のことについていろいろ聞きましたが、全く要領を得ない答えばかり返ってきました。要するに取り扱っている商品のことを深くは知らなかったのです。こんな店員がのさばる店でも県での唯一の正規代理店ですから台数は売れるのでしょう。

 

コイツとの会話の中では「国産なんかより・・・」「国産と違って・・・」という言葉が枕詞のように使われていました。自社製品を盲信崇拝するのは勝手ですが、お客さんの持ち物を下に見るような態度をとるのは非常識です。

 

 

BMW が素晴らしいのは認めよう。でもお前が素晴らしいわけではない!

 

 

もう話したくないと思い「考えてみます」と言ったら、ソイツは何も言わず回れ右をし、客を残して店内に帰っていきました。こんな店員がいる店からでも数百万するものが売れるのですね。田舎万歳。

 

 

GS 購買欲が 60% 喪失しました。店の姿勢って大事ですね。

 

 

 

数か月後、大学のバイクサ-クルの OB 会で白川郷へツーリング(私以外は全員GS )。現地で先輩方と再会し、夜はどんちゃん騒ぎの宴会になりました。

 

その中の一人が  1150 GS に乗っていたので話を聞いてみると「GS はいいぞぉ。乗ってて疲れないし、丈夫で壊れないし。」と酒をあおりながら大絶賛。「ワタシくんは長距離を走るんだからちょうどいいんじゃない?楽だし、信頼性あるし。」

 

 

翌日はみんなで走ろうということで、宿から全機発進!

 

出発して 10 分後。1150 GS が壊れました。再始動できなかったため大汗かいて宿まで押して戻り、その人はバスと電車を乗り継いで埼玉へ帰りました。

 

後日聞いたところによると、トラブルの源は水密性に難のあるレクチファイアでした。どうやら電気系は BMW のアキレス腱らしく、シーリング不足による浸水トラブルはよく起こるらしいのです(当時)。

 

丈夫で長持ち、信頼性抜群というドイツ製品神話を信じていた私に、「ウソやで」とイタリアの神様がささやきました。

 

 

GS 購買欲が さらに 40% 喪失しました。百聞より一見って大事ですね。

 

 

 

 

さて、次はっ・・・と・・・

 

 

 

続きは今度。

では。