残暑が厳しいので、最近ではマスクの代わりにフェイスシ-ルドを使っています。マスクより快適で重宝しているのですが、着けているのを忘れてコ-ヒ-を飲もうとしてシールドにぶっかけてしまったり、タバコの火でちょっと溶かしてしまったりとボケ全開です。このままでは慣れる頃には2つ目のシ-ルドが必要になるでしょう。
いや、3つ目も用意しておくか・・・。
さて、5日目です。
5:30 に風雨の音で目覚める。今日は台風の影響で荒れる模様。利尻に渡るハーレー乗りと話した(ハーレ-乗りでマトモに話ができたのは、人生で2人目)後、6:10 出発。
D254 , R238から宗谷丘陵を走る。天気の割に見晴らしは良く、ダイナミックな景色を堪能できた。ここでも大洗女子学園が頑張ったかと思うと・・・(涙)。
ここからオホ-ツク沿いを走る道は、のんびり流すと気持ちがいい道だが、あいにくこの日は暴風。さらに悪いことには風が巻いていて、Tiger の巨体をもってしても四方から突かれるピンボ-ル状態になるのは不可避。四国にいるとこんな天候にはめったに出くわさない。ここはまさに「試される大地」だ。交通量が少なかったのが幸いだった。
「道の駅さるふつ公園」へ緊急避難。トイレと一服を済ませると風が弱まった。チャンス!!エサヌカ線へ。しかし雨風のため、見通しが悪い。走っていたバイクは私以外で一台だけ。写真も撮れず、走っただけになってしまったが、また来られただけで満足。
R238 から R275で内陸に進路を変える。この道も恍惚感が味わえるゆる-い山道。
音威子府から R40で北海道命名之地に立ち寄る。碑の前面に北海道知事の名前をでかでかと書いている。もっと書きようがあっただろうに・・・。
戻って「道の駅おといねっぷ」へ。10:10 カッパリリース。ソバ屋は11:00開店。ならばと思って行った音威子府駅の蕎麦屋は当面休業のため、空振り。今年は北海道でそばを味わえなかった・・・。また来年の宿題が一つ・・・。
R40 を南下。途中、Tiger のナンバ-プレ-トを見て、「私の出身地も同じです!」と信号待ちで声をかけてきた女性ライダ-が。
セロ-乗りだったが、秋物ジャケットにマフラ-、フェイスマスク、サングラスのすべてが原色系といういでたち。キュ-バの人かな?少し話そうと思ったが、信号が変わると猛ダッシュで走り去った。「追いついてごらんなさ~い♪」だったのだろうか?
しばらく走って、セイコマで大きなおにぎり二個でブランチ。このツ-リングで「大きなおにぎり」をいくつ食べただろう?今回はあまりちくわパンに出会えなかったが、暖かいおにぎりはなによりの栄養補給になった。
南下して名寄市北国博物館へ。キマロキは外に展示され、タダで見られ、触れる。
メイン展示でカネをとらないとは、名寄市は欲がないようだ。
館内は有料。入場料をとるのだからキマロキよりスゴイ展示があるのだろうと期待して入館したが、メイン展示は鹿。もう少しやりようが・・・(以下略)。
さらに南下して塩狩峠を越え田んぼアートを見たりして旭川着。宿(ホテルメイツ旭川)にチェックインしたのち、梅光軒でラーメン。うまし。
ホテルに戻る途中、旭川駅前のイオンにあるスタバで飲み物を買っていると、韓国団体様の買い物ツアーに出くわす。ここはイオンだよ?スーパ-だよ?デパ-トじゃないんだよ?と問い詰めたい気分。
318.4km。
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前日のやりすぎを反省し、この日から速度を抑え気味に走ることにしました。今回はル-トに余裕を持たせていたので、ペ-スが落ちても十分に目的地に着くことができたし、景色の見え方や感じ方も変わってきました。
FZSから乗り換えた理由をすっかり忘れていました。ゆるゆる、じっくり、ねっとり走りたかったから、わざわざ買い替えたのに、ちょっと走れるようになったからといって夢中になっていたのでしょう。もったいない走りをしていたと反省しました。
続きは今度。
では。