8月の北海道ツ-リングのためのフェリ-予約、完了しました。行きは普通に取れましたが、問題は帰り。お値打ち期間なので競争は必至です。スマホでの予約だったので、3分前には太平洋フェリ-の HP にアクセスを済ませ、9時ちょうどに予約入力開始。1等船室、無事ゲットォ!!!
予約を完了させてからすぐ確認のために見直したらもう満室。ギリギリセ-フでした。今年も危ない橋を無事渡れたようです。でもコロナ警戒状況が緩和されなければ、この努力もパァ・・・。どこかにお参りに行っとこう・・・。
終盤戦、11日目です。
7:20出発。いつもながらルートインでは朝食は食べ過ぎてしまう。日本昔話盛りで2杯。特においしいというのではなく、味付けが素朴だからか。
ホテルを出るといつものように道に迷った。この際だから苫小牧の町をくまなく見てやろうと思い、20km ぐらいうろうろと走り回った。ナビが無い故の楽しみ方である。
R276で支笏湖へ。湖畔道路は快適。そのまま西進しR230にスイッチして道の駅望羊中山へ「あげいも」を食べに行く。毎年食べているが、飽きないしうまい。美幌峠のよりも量が多いのもうれしい。見たところ、ここの客の半分以上はチャイニーズとジモトライダ-だった。
R276に戻り道の駅名水の郷きょうごくへ。ここの水もうまいが、客のほとんどはチャイニーズ。彼らが日本の水を欲しがるのは理解できる。
さらに西進し、R5、D58、D66でニセコ周遊。景色よし、道たのし。
R276に戻り、倶知安風土館を見学。ふらっと立ち寄っただけなのだが、展示物の一つに着氷実験で使ったという零戦の翼があった。こういう田舎の資料館は意外性や趣きがあって面白い。客は私一人だったためか、帰るときにはわざわざ出口まで見送ってくれた。
ここでミニコミ誌を数冊ゲット。英語版もあり、それにはいい紙を使っている。小さな町が外国人頼みの観光戦略をとるのは、リスクの面でちょっと危険だと思うのだが。
R276、R230で洞爺湖へ。アニメグッズ(銀魂)を買いに来たのだが、品数が激減しており冷やかしで終わり。湖畔を周り、R453、R37でホテル室蘭ヒルズにチェックイン。
夕食はホテルで教えてもらった「蘭たん亭」でカレーラーメン。前年苫小牧(ここもカレ-ラ-メン推し)で食べたのとは雲泥の差。127倍くらいうまかった。カレ-ス-プはコクはあるがしつこくなく、さらっとしているが水っぽくないという絶妙さ。できればまた来たい。
この輪西という町もシャッター率7割といったところだが、まだ一通りの店は揃っており粘りを見せる。飲食店以外は早く店を閉めるようだが、囲碁クラブでは爺ちゃんたちが熱いバトルを繰り広げていた。こういう街を歩くのはとても楽しい。生活と街がお互いに身の丈に合っているというか・・・。
走行距離343.8km。
~ひとりごと~
この日、52歳(当時)になりました。学生のころは50歳代というのはリタイアを視野に入れていろいろと収束させていく年齢だと思っていましたが、やっていることは20歳代の時と大して変わらないですね。自由なお金が多い分、今の方が派手かも。
まだこんなことをやっている、まだこんなことができる、まだまだやるつもり、そんなことを考えながら涼しい風が吹いている輪西の静かな街の中を歩いていると、とても元気が出てきました。
続きは今度。
では。