5月の下旬に東京に遊びに行く予定でしたが、飛行機の欠航のため中止に。本来は全線復活したJR常磐線に乗りに行くつもりでした。いつも道から見ていた風景を電車から見たり、写真を撮ったりして比べたかったので。残念です。
で、写真の話です。デジタル時代になってコンデジを買い始めましたが、初期のものはいろいろと欠点があり、そのため毎年のように買い替える羽目に。例えば
起動が遅い 10秒以上かかった
画素数が少なく拡大できない B5 に拡大すると「あらら」状態に
電池が持たない いいとこ 100枚ちょっと
など。不満が出るたびに買い替えるなんてことは夢のまた夢。所有する満足度と使用する際の便利さが高バランスのもの、つまり、「おっ?」と思われ、なおかつ仕事にも遊び(ツーリング)にも使えるものが出るまでは買い替えを控えることにしました。
が、それはほどなく現れました。 ↓
詳しいスペックはググってください。このカメラは
「撮る」という動作が度を越えてフリ- なのです。
置いて良し、持って良し、ぶら下げてよしと何でもござれ。大きさは iphone 5s とほぼ同じで携帯性抜群。本体を回転させれば自撮りも楽勝。 Full HD movie も撮れる万能選手です。当然市場を賑わせ、老若男女問わず人気大爆発
とはならなかったんですねぇ・・・
性能面では、バッテリ-の持ちが悪いというくらいで特に支障はなく、吐き出す絵も他のコンデジとほぼ同じ。
たぶん問題は価格(3諭吉+α )だと思います。10年前でこの価格ですからねぇ。当時、こんなふざけた エキセントリックなカメラをこの値段で受け入れる粋な遊び心は、日本人にはなかったのかもしれません。
発売後は「自撮りがきれいに映る」という理由で、まず台湾のインタ-ネット発信者の中で大ブレイク。そして中国にまでその人気が広がったようです。プレミアも付き、一時は中古でも倍以上の値段で取引されていました。
後継機種も出るには出ましたが、国内販売はぱっとせずラインアップから退場。
中華系の方々の代名詞が「観光・爆買い・自撮り棒」と言われていたころに発売されれば、もっと華やかなカメラ人生が送れていただろうに。
おまえ、生まれる時代を間違ったな、、、。
続きはまた今度。
では。