来週から部分的に自宅勤務となりました。どうなることやら・・・。
２日目
7:00出発。K57,K19,K112,K36で東へ。これらの道沿いの桜は見事だった。さまざまな種類、色の桜が咲き、日本の原風景的な景色や中速域のワインディングロードと相まって、恍惚的に楽しめた。50km/hに抑えてしみじみと走り、たっぷりと味わっていると、山間に汚染土が積み上げられており、現実に引き戻される。
富岡駅まで走る。駅やその周辺は毎年整備が進んでいるが、人気はない。国道を挟んだ西側はまだ帰宅困難地域なのだ。帰ってきてここに住めというのはまだ無理だろう。常磐富岡から浪江まで常磐道に乗る。それ以外に二輪が北上する道はない。その道でさえ、放射線量は私の地元の50倍だった（前年は100倍）。
浪江ICからR114を東進し、そのまま太平洋岸へ。海沿いの道とR6の間を縦横無尽に走りながら北上。毎年走っているので見慣れた景色であったが、廃墟の数は減ってきている。昨年まで手付かずだった請戸漁港もやっと工事が始まっていた。
しかし、浪江町内は相変わらず多くの地域が立ち入り禁止だった。相馬まで走ったあとは南下し、浪江からは来た道を戻る。途中の県道沿いの桜をもう一度楽しみたかったので。宿に戻る前に喜多方ラーメンの郡山支店で夕食。宿に戻り、駅ビルでお土産購入の後、部屋で翌日のルートを考える。
本日の走行距離 383.3km
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毎年ほぼ同じル－トで回っていますが、目にした景色と報道が伝えている内容のギャップが年々広がっているような気がします。まあ、商業報道だから目を引くトピックを重視するのは当たり前なんだけど、ちょっと「いい話発掘」が目立ちます。
この災害情報が風化するよりマシか。ああ、わからなくなってきた。いろいろ考えてしまう一日でした。
あ、南相馬の「とんかつ大甕」の「ほっき丼」はおいしいままでした。変わらないものがあるとちょっとほっとします。
続きは次回。
では。
