paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

行くぜ、新春初旅行! 2023 2日目

先日、入れ歯調整のため歯医者に行ってきました。治療席に座って調整を待っていると、後ろで衛生士Aさん(美人!)ニューフェイスにいろいろとアドバイスをしているのが聞こえました。Aさんは数年前にこの病院に入ってきた時から知っているので、「ああ、この人ももう後輩を指導する立場になったんだなあ」と思っていると、すっとワタシの横へ。

 

「背もたれ、倒しましょうか」と優しいお言葉。特にしんどくなかったので「大丈夫です」と返すと、笑顔で後輩のもとに戻り、アドバイスを続けました。

 

年配の方には背もたれを倒すか聞いてくださいね。しんどいかもしれないから。」

 

・・・、年配、か・・・

 

地味にショックを受けました。

 

 

さて、2日目です。

 

4 時半に起きるつもりが 3 時起床。前夜、起きられなかったらどうしようと不安に思っていたのがウソのよう。0 時過ぎまでの意識はあったので睡眠時間は 3 時間以下なのだが目覚めはスッキリなのは不思議だ。疲れていたんだなあ。

 

ワタシの平時の睡眠時間は 4〜5 時間だが、年末年始は 7 時間くらい。睡眠時間が不安定になると体調不良を起こしやすい。気をつけておかねば。

 

起床してまず行うのはストレッチ。全身の関節という関節を全てを動かして点検。そのあとで腰と足を曲げたり捻ったり。ただし力は入れず、自重を使ってゆっくりと行う。調子に乗って反動を使ったりすると、逆に痛めてしまうのは自明の理。勢い任せの動きに耐えられるほどは若くないということは自覚している(年配だしね)。

 

身体が温まってから着替えをする。今日は北へ向かうので、アンダー、インナー、アウターと重ね着。寒い中で距離を歩く予定なので、細かい体温調整ができるようにするため。前日は使わなかった、ネックウォーマー、ベスト、手袋も今日は使うだろう。

 

6 時前の電車に乗るため、宿を出る。さすがに歩いている人は少ないが、ほとんどの人はマスクを着用していなかった。密になりようのない状況なので問題はないと思うが、それよりも素顔丸出しで歩く人に違和感を感じた。それが普通なのにね。この 3 年でズレた常識のひとつだろう。

休日のごの時間帯は人けは少ない それでもこれだけの明るさは、さすが東京

 

入試のシーズンだし

 

まず日比谷線仲御徒町から南栗橋へ。

南栗橋行きの始発


6 時半前には明るくなってきて外の景色を楽しもうと思ったが、ここで睡魔急襲。懸命に抵抗した結果、意識が途切れ途切れになったが終点まで乗るので乗り越しがないだけ気が楽だ。

 

南栗橋でうつらうつらしたまま乗り換え、東武日光へ向かう。浅草から乗り換え無しの便があった頃が懐かしい、と思う間もなく睡魔の第二波が攻撃開始。今度こそしっかり外の景色を見ようと思っていたのだが、無駄な抵抗だった。何度目か意識が戻った頃、列車は東武日光駅にするすると入線した。

東武日光駅に到着 でかい!

 

かつて使われていた電車

 

以前 1 月に日光を訪れた時は一面の銀世界だった。駅からは雪を踏んづけながら緩い勾配を上がって行くのはしんどいので、バスを使った。東照宮二荒山神社に着いたのはまだ朝早かったので、足跡のない静かで真っ白な景色の見物と撮影を楽しんだのだが・・・

 

今回は遠くの山に雪が見えたが、駅周辺には道端にちょっと残るくらいちょびっと。まあ東照宮あたりに行くと雪景色が見られるかもしれないと気を取り直し、歩いて目的地に向かったのだが、神橋あたりで積雪はあきらめた。

山には雪があるんだけどなぁ

街はこの通り

 

単なる普通の冬景色でしかなかったのだが、ここまできて回れ右ももったいないので、世界遺産の社寺を見て回った。とは言っても外からばかりだが。ここは拝観料を払う所ばかりで、全部見ると数千円かかる。今までに全て見たことあるし雪も無いので、今回はうろつくだけ。歩き回っているうちに、暑くなってベストを脱ぐほどの好天になった。雪道を歩く苦労はなかったので、ヨシとしとくか。

途中にあったオサレな店(?)

 

おや?このカラーリングはどこかで・・・

 

世界遺産ゾーンをそぞろ歩き

 

一通り回った後、また徒歩で駅に向かう。

近くの山の雪は少ない

個性的な建物

 

世界遺産ゾーン横を流れる大谷川

 

神橋

 

深沙王堂

 

この先、日光金谷ホテル 19 歳の時泊まった そして、格式というものを思い知った

 

旧市役所 さすがは日光、このフォルム

 

あちらは霧降高原かな


お土産は・・・日光と言えば「ゆば」だが高い。ならば「羊羹」はというと重い。雪景色の写真が撮れずテンション低めだったので、購入意欲も上がらず今回はパス。

 

 

そうやって歩いていくうちに、 腹が・・・減った!(五郎さん風にどうぞ)

 

そういえばコロナ前に来た時においしいけんちん汁定食を出す店に寄ったな・・・あ、ここを曲がった所だ。で、やって来ました、「古はし」。

道路脇に看板あり

 

店舗外観

 

ここは住宅みたいな造りで、靴を脱いで上がる。店では日光名物を出すわけではないのだが、とにかく美味しいのだ。味付けはさっぱり目なのに滋味がある。奇抜さはなく、飛び道具感のない、素朴な味わい。まさにどストレートな家庭の味だ。こんな食事を楽しめる店は滅多にない。物足りなさを感じる人がいるかもしれないが、そんな人は健康のために食生活を見直したほうがいいだろう。次に来る時もまた寄ろう。

今回はデザート無しで

 

けんちん汁定食 美味しかったです

 

 

駅に着くと南栗橋行きの電車が入線していたので、

早めの入線だが、昼過ぎなのでほとんど乗客はいない

 

栃木名物(?)レモン牛乳をゲットし、東照宮で買っておいた大福と一緒に列車の中で楽しんだ。

栃木に来たらコレを飲まなきゃ

 

東照宮で買った大福 3 個 こぼれる粉との戦いになんとか勝利した

 

 

ほどなく列車は出発し、来た路を戻る。往路は寝てしまったので、復路では景色を楽しむぞ!と勢い込んでいられたのは 10 分ほど。意識が戻った時には南栗橋駅に着いていた。

次は東武動物公園まで。今度こs・・・ZZZ

次は仲御徒町まで。次こそh・・・ZZZ

無事に帰って来ちまった。

 

 

この時 4 時過ぎ。お、まんぷくが空く頃ではないか。ひれかつ定食にチャレンジしたかったんだよな。行くか。

お、今日もやってる!

 

今日も店は営業中。席も空いている。ラッキーだ。「ひれかつ定食ご飯大!」と元気よく注文したら、「ゴメンなさい、ひれかつ終わっちゃいました」とリプライ。

 

うーん、日光といいこの店といい、「一応来れたけど目的が果たせない」という残念な結果に。でも「今日はそういう日なんだろう」と気持ちを切り替え、昨日と同じ「ロースかつ定食ご飯大」を注文した。今日は店主一人で切り盛りしているが客数は昨日より少ない。これで味に変化が出るかが楽しみなところ。

 

さーて、待ってました、ロースかつ! さっそくいただきまーす!

 

ん?昨日と違う。今日の方がさっぱり目。たくさん食べるのならこちらの方が楽かも。でもどちらも美味しかった。後で来た女性客がワタシのロースかつを見てその分厚さにちょっと引いていたが、同じものを注文した。「ダイジョブ、アナタデモイケルヨ」と心の中で呟きながら、美味しく頂いた。

やっぱり大は日本昔話盛り

 

うまい! ソースもいいけどやっぱりワタシは塩が好み

 

みなとやへは行けなかったが、それは来月の宿題にしておこう。今回は魚より肉だ。

 

店を出るともう薄暗い。夜景の写真を撮りに行くか。都内のあちこちではライトアップをやっている。ならば上野公園でも当然やっているだろうと思い行ってみると・・・

 

あまりやってなかった・・・。

ライトアップはちょっとだけ

 

今日の残念、3 回目。やっぱり今日はそういう日だったんだ・・・。鈴本演芸場の開演にも間に合わなかった( 4 回目かっ!)ので、そのまま宿に帰ってだらだらした。

 

本日の歩行距離 : 14.7km

 

 

本日の振り返り

心配していたことは起こらず、かと言って期待していたことも起こらずという、なんとも低空飛行の1日でした。こんなことは久しぶりです。

 

しかし考えてみれば、ワタシが泊まりで旅行をするのは年に 20 日以上。ならば 1 日くらいはこんなことがあっても不思議ではないのかもしれません。「まあこんな日もあるさ。次に来る時にはもっとマシだろう」と思うようにします。次の遠出の予定は 2 月末。ちょっといろいろとすることがあるので、無事に、今回以上に充実した旅行になればいいなあと思っています。

 

そのためには仕事をしっかりやらねば。神さまは見てますからねぇ。がんばろ。

 

 

ではまた。

行くぜ、新春初旅行! 2023 1日目

ちょっとアップをしない日が続きました。先日の三連休にリフレッシュをしていたものですから。

 

一年の始まりに弾みをつけるためと、正月明けの落ち着いた都会を楽しもうという、二つの目的で東京に出掛けてきました。

 

成人の日の三連休ともなると年末年始のテンションの高さもどこへやら、街は賢者モードになります。おかげでライトアップ以外のイベントはほとんどありません。それはそれで東京にしては珍しい状況なので面白いのですが、やはりちょっと物足りません。なのでこの時期の東京行脚は、2日目には他の目的地にも行くことにしています。

 

それも含めて 3 日間の楽しかったお出かけのレポートをお届けします。

 

ではどうぞ。

 

 

1 日目

 

6:20 に家を出る。4:30 に起きたのだが、それが早すぎたため油断した。パソコンをいじったりタバコに火をつけたりなどして、準備以外で時間を割いてしまった。もちろん準備もしたが、あらかた前日の晩に済ませていたので、これもゆっくりと。そんなふうにしていると時計を見てビックリ。ちょっと急ぐハメになってしまった。

 

こんな時に限って先行車は初心者エンブレム付き。こんな早朝の田舎道をゆっくり走るなんて、もしかしたら練習中?なら仕方ないな。でもこちらも急ぐのでお先に失礼。うなれ、EJ20

 

駐車場は 7 割の入り。いやぁ、割とたくさんいるなあ。前日ワタシの県では、3,000人を超える過去最高の新型コロナ感染者数を叩き出したのだが、もう「自粛」の掛け声は耳に届かないだろう。駐車場からの送迎バスも満車で、家族連れかカップルばっか。よろしおすなあ、皆さんは夢の国行きでっか?

 

例年この時期は狙い目だ。正月明けはあまり混雑がないので、ワタシは毎年出かけることにしている。が、今年の空港は大にぎわい。コロナ前でもこんなに乗客はいなかった。今年の三連休は三が日に近かったので、有給とって正月休みを延長しているのかな?

このあと、どっと人が

 

まずは一服

 

コラボ継続中

 

ちょっと飛行機酔いの心配があったが、気分的なものなので念のため酔い止めを服用し、バイクのことを考えていると気分は向上し、問題は無くなった。しかしなぜ酔いを心配するようになったのだろう?なにかの自己暗示かな?

 

今回の飛行機は鬼滅の刃ジェットだったが、アナウンスがあるまで気づかなかった。副操縦士の竈門炭治郎の挨拶ののち、禰󠄀豆子、善逸、伊之助からのお言葉があり、満席の乗客を乗せてテイクオフ。

さあ、行きますか

 

飛行中は揺れも少なく快適。さすがは 767、737 よりでかいだけのことはあって余裕を感じる。

767、久しぶりかも


途中で富士山もよく見えた。ちょっと雪が少ないかな。伊豆半島上空から大室山発見。茶色の山が不自然で、人口物みたいだ。

富士山 周囲の景色と比較すると、やはりデカイな

 

大室山 お灸の「もぐさ」みたい

 

着陸はふんわり。条件がよかったからか。以前乗った成田着の国際線ジャンボは怖かった。思わず前席の背もたれをつかんだほどだ。あれ、なにがあったのだろう?

 

着いたらまた鬼滅の刃メンバーよりご挨拶。でもこれだけ。もうちょっとコラボジェットならではのものが欲しかったなあ。

乗ってきた鬼滅ジェット

 

他にももう 1 機

 

空港内には沢山の人がいた。団体客もいないのにこれだけの人がいるということで、急ぎ足でモノレール乗り場に行くと、ガラガラ。やっぱり乗客のほとんどはネズミの国行きだったか。

 

浜松町駅で降りていつもの立ち食い蕎麦屋で朝食。今日はかき揚げそば大肉丼だ。これで東京モードに切り替わった。

うまいけど、これで ¥1,000 近くする


その後、大門駅から地下鉄で森美術館へ直行。大江戸線なので六本木駅から少し歩かなくてはいけない。するともう足の踵が痛くなった。この時期は乾燥して踵の皮膚が割れるので、絆創膏で補強しているのだが。明日もあることだし、用心して歩こう。

 

今回は行列もなくスムーズに入館でき(冨樫義博展は長蛇の列だった)展示をゆっくり見たが、今回は今ひとつ引っかかるものがなかった。六本木クロッシングはいつもそう。相性が悪いのかな?ひょっとすると疲れていたからかも。映像作品を見ていてもすぐ寝ちゃうし。

それでも興味深い作品はたくさん

 

外にあったオブジェ

 

ここと東京都写真美術館、どちらに行くか迷ったがあっちにしといたほうがよかったのかもしれない。とは言え、 4 時間以上過ごせたので、あながち失敗ではなかったか。

 

そのあと遅い昼食。宿のある御徒町へ行く。まんぷくへ行ってみると営業中。よかった、今日は開いてた。

 

ここは 8 人入れば満席の小さな店。その前には 3 人の行列。3 時すぎてもまだ人が並んでいるとは、さすがは人気店。

とんかつ屋なので客の回転は遅い その分期待は高まる

 

10分ほど待って入れたのはラッキーだったが、オーダーしてから来るまでは 20 分以上かかった。

さーて、どれにすっかなー


二人だけで次々来る客をさばき、とんかつを揚げる(二度揚げ!)のは時間がかかるのでしょうがない。店の人は慌てる様子もなく雑談しながら、それでもキビキビと動いて仕事をこなしている。カッコいいなあ。

 

ロースかつ定食ご飯大がやってきた。ごはんの盛りが素晴らしい。ファミレスの倍以上あるぞ、これ。

いや、確かに「ご飯大」とは言ったけど・・・

 

とんかつもデカく分厚い。でもしっかりと豚肉の旨味と甘味が感じられるものだし油臭くないので、するすると胃袋に入っていく。これにソースは不要。塩だけで舌は喜ぶ。

実に食欲をそそるルックス


あっという間に完食してしまった。

ごちそうさまでした


そうなると気になるのは「ひれかつ定食ご飯大」。つぎはそれを楽しんでみよう。来月、かな。

 

 

4 時を過ぎたので宿へ。街のライトアップの写真を撮るつもりだったが足が痛いので、明日に備えて宿に入ることにする。飲み物とおやつを買い込んで、R&Bホテル上野広小路にチェックイン。

 

足のケアをしながらまったりと過ごす。

 

本日の歩行距離 : 8.2km

 

 

本日の振り返り

2泊3日の旅程ですが、荷物はリュック 1 個。そこに一眼レフやら着替えやらを詰め込み、それを持って歩き回るというのは、休み明けでなまった体には少々キツかったです。それに加えて、踵の乾燥した角質がぱっくり割れていて、痛いのなんの。これは goro のブーツでもどうしようもありません。

 

翌日は雪道も歩く予定なので、相当負担がかかると思います。絆創膏の二重貼りなどして凌ぐつもりですが、どうなることやら。まあ、頑張ってみましょう。

 

東京の人出、コロナ前と変わらないぐらいになっています。当たり前のように「密」状態だし。でも違うのはみんながマスクをしているということです。この状態ならインフルエンザの大流行も恐れないで済むかもしれませんね。このままマスク生活を続けるのもいいかも、入れ歯も目立たないし、と思うようになりました。

 

 

では。

正月休み・・・終わった・・・のか・・・?

ぽーっとしているうちに年末年始休業が終わりました。始まる前は、積読している本を読もうとかまだ見ていないアニメを見ようとか思ってスタンバイしていたのですが、消化できたのは本2冊とアニメ1本のみ。

 

まとまった休みがあるとどうしても時間を無駄に使ってしまいます。この反省を生かし、次の冬休みはもっと有意義に時間を使おうと思います(ゼッタイワスレテルダロウナ)。

 

 

この冬休みは、12/29 ~ 1/3 というオーソドックスな日程でした。もっと長くとってもよかったのですが、夏の北海道ツ-リングのためには有休は大事にとっとかなければ。

 

で、その休み中に何をやっていたかを振り返ってみれば、

12/29 : 来年の遊びの計画立案

12/30 : 走り納めの儀 ( Tiger Explorer )

12/31 : 親の依頼で買い物

  1/1   : 実家へあいさつ、ビデオ視聴

  1/2   : 走り初めの儀 ( WRXSTI )

  1/3   :ビデオ撮りした正月番組の視聴

でした。思い返してみると、割といろんな事やってたなぁ・・・。

 

走り納めの儀では、1年最後の締めくくりとしてお散歩ツ-リングをしてきました。

発進よ-い!

 

 まずは温かいものをハラに入れて

いつもの(かけ中+とり天) てんかすはたっぷりと

 

途中にあった看板 ホント情けない・・・ 



遅くなりましたが、年賀状です 年内はムリかな

 

お散歩ツーリング開始です。いつも東なので、方角のご機嫌取りも兼ねて西へ進みます。

 

年末の田舎道はガラガラ 

 

2時間ウロウロと走ってから本屋へ。正月読書用の雑誌を購入しました。

カメラ雑誌2冊、バイク雑誌1冊

 

帰りは違う道を通りましたが、やはりガラガラ。冬の景色を眺めながらゆっくり流して帰りました。

冬の田舎道は風情があります 桜並木も見つけました

 

お散歩ツ-リングなのでこんなものかな GSは大混雑

 

晦日と正月の在宅中はテレビっ子。録りためたアニメをずーっと見て過ごす穏やかな日でした。

 

明けて1月2日。いつも行くお宝ショップの営業はこの日から。お年玉でフトコロが温かい小さなお友達や、正月にヒマこいてる大きなお友達のご来店をお待ちしていることでしょう。では行きますか。走り納めはバイクだったので、走り初めはクルマで。

 

お―い、出番だぞ―

 

まずは温かいものをハラに入れて

とり天が大きいのは正月サ-ビスかな?

 

追加の年賀状を出して

 

ガラガラの幹線道を進みます。

2日はあまり人が動かないのかな?

 

たまに車はいますが、後ろを見てない輩ばかり。あまり走り慣れていないのかな?

この車のせいでワタシの後ろは大名行列

 

でも、通せんぼ車がいなくなるとこの通り。

やっぱり冬の田舎道、サイコ-!

 

店に到着してお宝探し開始。いつもの転売ヤ-のオネエチャンも来ていました。カゴを見ると大漁のご様子。ほどなく大阪のレンタルショ-ケ-スに並ぶことでしょう。

 

そんな彼女を見てもこの日のワタシは動じませんでした。どうやらワタシとはターゲットが違ってきたようです。あちらはお子様向けのものを漁っていましたが、ワタシのこの日の獲物は

お、珍しい

 

もう持ってるけどつい買ってしまいます リゼロ✕2、鬼滅✕1、SAO✕1

 

H型は持っていませんでした 

 

エコバッグ(鬼滅)

 

サコッシュ✕2(エヴァ) エコバッグ(鬼滅)

 

でした。お値段設定も素晴らしく、大満足です。帰りに地元のお宝ショップにも寄ってみました。

駐車場はほぼ満車


ウマ娘、ないかなぁ?

あった ガチャ✕2(ウマ娘

 

クレ-ンゲ-ムのフィギュアはまだ高かったです。沖縄で買っときゃよかった・・・。

 

ホクホク顔で家に帰りましたが、その途中でワタシの先行車がやってくれました、いま話題の「あおりハンドル」! 右折するため右車線にいたのに急に左車線の真ん中まで振り込んできやがりました。こちらは慌てて急ブレ-キと警告ホ-ン。結局信号が赤になり停止線で並んで停まりましたが、運転席のジジイは知らん顔、後席のババアは「ンま-っ!」って顔をしてこちらをにらみつける始末。こちらもじーっと見るとババアは視線を逸らせました。

 

あんな輩、どうすればいいんでしょうねぇ。もしぶつけられても「年金生活者なのに」とか「年寄りに対して思いやりがない」とか言って責任逃れされるかもしれません。「君子危うきに近寄らず」とはいいますが、向こうが近寄って来るのですから始末が悪いです。まあワタシが手を下さなくても勝手に事故ってくれるでしょう、と考えて自分をなだめました。

 

むしゃくしゃしていたので帰宅してからはごちそう開封しました。

骨付鳥一鶴」の「ひな」と「とりめし」 
ビールに合うのでしょうが、下戸のワタシには白飯がピッタリ

 

珈琲店の「海軍さんの珈琲」 お気に入りです

 

やはりおいしいものを食べると気分がよくなりますね。あのジジイとババアにも幸多かれ。

 

 

3日は興味があったアニメの一気見をして過ごし(この話はまた後日)、今年の正月休みは終了しました。思いかえせばあっという間でした。どうして休みの時間ってマッハで過ぎてしまうんでしょうねぇ???

 

 

さて、今日からまたお仕事です。遊びで息抜きしながら乗り切っていこうと思います。

 

 

で、さっそくですが1月もお泊りで遊びに行きます。なので次回はその内容で、アップは13日になるかな。

 

まだ冬休みのデザ-トが残っていました。なんかちょっとトクした気分です。さーて、遊ぶぞ-。ヒャッハ-!

 

 

ではまた。

2022から2023へ

新年あけましておめでとうございます。

 

とはいえ明けたばかりですので、何がどうなっているのかが今ひとつわかりませんよね。

 

とにかくどうにかこうにか 2022 を乗り切り、次の年をなんとか迎えることができたというのは、めでたいことだと言えますね。大きな波を一つ乗り越えた感じです。でもしばらくは「今、令和何年だっけ?」とか「西暦では何年?」と戸惑うことでしょう。

 

 

年末は買い物などで出かけることがありました。何とも言えない落ち着きのなさを感じたくて。

 

一年の終わりを迎えることに対する焦燥感とそれをあえて感じないように無関心さを装ってドタバタと動く感じ、新年を迎えることに対する緊張感とそれをあえて感じないように無関心さを装ってドタバタと動く感じ、この2つのよそよそしさが危ういバランスをとっている不安定な雰囲気を醸し出していました。うん、これこれ。いかにも「年末」です。

 

一月一日の 00:00:00 を過ぎるともう新年のことだけを考えればいいので、安心できるのでしょう。テレビなどもお祭りム-ド。どのチャンネルでも「おめでとう!」のオンパレ-ドです。みんな一様に笑顔。やはり「ほっ」とするのでしょうね。

 

 

さて話は変わり、私事ですが新年の抱負を決めました。いろいろと考えたのですが、前向きに生きていくことを最優先に考え、久々に決めた今年のキャッチフレ-ズは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大胆素敵

 

です。

 

この数年間はコロナ禍ということも相まって、抑圧・鬱屈・不自由・後悔というキーワ-ドが頭の中で渦巻いていまして、どうも思考が後ろ向きになりがちだったように思えます。

 

公私ともにいろいろな意味でそろそろカウントダウンを意識する年齢になりました。なので下を向いたりクヨクヨしたりなんかしているヒマはありません。今までの経験もあるので、無礼・無粋・無作法にならないように気をつければ、ガンガン活動してもそう大きな失敗はしないでしょう。

 

モノや人間関係では、切り捨てるもの・残すもの・手に入れるものこの3つを見極めていこうと思っています。今までは、「手放す」のが惜しくて取っておくだけ、我慢して維持するだけというのがたくさんありました。これをうまく取捨選択すれば、だいぶ足枷が減って身軽になり、生きていくのが楽になるのではないでしょうか。

 

でもフィギュアは持っておきたいなぁ・・・

 

 

こうやってこの一年、大股で生きていこうと思います。

今後ともよろしくお願いします。

 

 

では。

2022年の振り返り

年の瀬も押し詰まってまいりました。今年は久しぶりに帰省ラッシュが起こるかもしれませんね。

 

例年今の時期は、道路の渋滞や列車の込み具合が報道で伝えられていますが、そんなに苦労してでも帰りたいのかなあ? 「君は行くのか そんなにしてまで♬」と歌ってあげたくなります。わざわざ金を出してせっかくの休みをしんどい思いで過ごすなんて、ワタシには無理ゲ-です。こんな時は地元に住んでいてよかったなぁと思いますよ。

 

この時期でもないと実家に帰れない人や、久しぶりに家族や友人に会うのを楽しみにしている人も多いとは思います。ワタシは、暖房の効いた部屋でテレビから流れる「○○インタ-から##kmの渋滞」とか、「新幹線の乗車率120%」の映像を見るのを楽しみにしています。みなさん、がんばって移動してください。

 

これだけの人が移動するので、東京の一部はゴーストタウンのようになります。7年前の年末年始を東京で過ごしたことがありますが、不気味でしたね。馬喰町や丸の内には人が全くいませんでした。クルマも走っていないガラガラの街は無音で、信号だけが変わり続ける景色は人類滅亡後の都市のよう。本当に怖くなったのを覚えています。そのあとで神田明神へ行くとイヤになるくらい人がいて、ほっとするやらうっとうしいやら。

 

あの妙な雰囲気とギャップを感じるのも面白いので、来年の年末は東京に行ってみるのもいいな。

 

 

さて、年末なので今年1年を振り返って、大きな私的トピックを3つ書いてみようと思います。あくまでも私事ばかりなので、国内ニュースを語るものではないということはご容赦下さい。

 

 

 

・部署の移動

 

4月から新しい部署に変わりました。それまでの部署は以前のブログで散々書いてきた通り、全くワタシに合わないものでした。なんとかポジティブに考えて頑張りましたが、限界が見えてきたので上司に異動を直訴してそれが受理されたというわけです。

 

効率が悪いのにもかかわらず自分が正しいと疑わずその仕事の進め方を強制する、陰に日なたに悪口を言う、インネンとしか思えない人格攻撃をするなど、「お勉強はできるかもしれないがアタマが悪い」連中が幅を利かす、そんな環境にいるうちに我慢の状態が危険水位を超え、こちらも堪忍袋の緒が髪の毛1本でつながっている状態までになっていたのです。

 

その部署の環境は改善ができない状況だったので、「それをなんとかしてほしいとは言わない、その代わりにワタシを異動させてほしい、このままではワタシがその人たちに全面戦争を仕掛けるかもしれない」と言うと、職場のその問題点を上司も理解しており、他にも同様の意見を持っている人がいたということもあり、めでたく転属になりました。

 

4月からの生活は、それはもう天国! なに、この差?? 仕事量は増えましたが、それが全く苦になりません。後ろや横から言葉の刃物が飛んでくる心配がないので、安心してタスクをこなすことができています。昨年度痛めつけられて疲弊したワタシの「人間性」がほとんど以前の状態にまで戻ってきました。やっぱり職場の人間関係というのは大切だということが痛いほどよくわかった1年でした。

 

 

・コロナ警戒の軽減

 

社会がコロナに対して感じていた恐怖心がだいぶ薄れ、「動く」ということに対しての許容度が高まってきています。そのおかげでこの3年間行けなかった所、できなかったことがほぼ解禁状態になりました。

 

人は日常生活をおくったり仕事をしたりするという「ケ」、遊んだり気晴らしをしたりするという「ハレ」、この2つのバランスをとって生きていると思います。ところがコロナの野郎のせいでこの3年間、この両者共が縮小されたり息をひそめて行わなければならなかったりする状況になってしまいました。

 

それだけではありません。「ケ」が以前の状態にもどりつつあっても「ハレ」は自粛・抑圧され続けていました。エンジンの回転数は上がってきているのに冷却はあまりしないというのと同じです。そのままでいると、そこで発生する熱がストレスとなり、エンジン本体にダメ-ジを与えてしまう、つまり日常にも支障が出てくるということが予想され、危機感を感じていました。

 

3月までは仕事上の問題もあり、鬱屈した気分が溜まっていた(時々はガス抜きをしましたが)のですが、とうとう4月からはそれを全面解放することができました。GWの福島行き、8月の北海道行き、12月の沖縄行きと、以前のリフレッシュメニュ-が完全復活。これらを楽しむことで、自分の中に蓄積された3年分の澱がきれいに流れていって身軽になったような気分になりました。

 

ワタシにとって、「遠くへ出かける」というのは自分の生活の原動力なんだなぁと思うので、来年もあちこち出かけることにします。てことで先程、来年11月までの遊びの計画を立て終わりました。

 

でも間違ってはいけません、あくまでもこれは、よい仕事をして生活を維持するための必要な手段ですよ、あくまでも。いや-、つらいな-(ヘヘッ)。

 

 

・新しいバイク購入決定

 

9月始めに注文しました。 で、今、12月の終わり。なんの音沙汰もナシ・・・。注文時に「今は納車まで半年かかるのは普通ですよ」と言われましたが、その時は「また大げさに言って・・・。年内納車は余裕っしょ」と思っていたのですが、店長の予言通りになりました。もしかしたら年度明けになるかもしれません。いや、このままだとGWに間に合うかどうかも怪しいな・・・。

 

でも新しい愛車を待つのはわくわくします。Tiger Explorer は電子制御のはしりのバイク。現在ではほとんどのバイクに電制が入るようになりました。この10年でそれがどれだけ進化したか、あるいはしなかったか、初号機から汎用型への変化というのを体験できるのが一番の楽しみです。

 

今まで乗った大型車を戦闘機に例えると、

 

GPz900R A2 : F4EJ

GPz900R A8 : F4EJ改

ZZR1100 D6 : F14B

FZS1000S Fazer : F/A18

Tiger Explorer : F15E

 

ってとこかな。第二次大戦時の日本軍機で言うと

 

GPz900R A2 : 零戦21型

GPz900R A8 : 零戦52丙型

ZZR1100 D6 : 紫電改

FZS1000S Fazer : 飛燕

Tiger Explorer : 流星

 

が当てはまると思います。となると次のバイクは・・・?

 

外見やメディアのインプレッションだけではわからないこともたくさんあります。とにかく乗ってみてからですね。いまはじっくりこの焦らしプレイを楽しむことにします。

 

 

以上がワタシ的に impressive だった3つの出来事です。自分ながらこの1年はよく頑張ったと思います。若い時は、50台後半の年齢になればこの歳になったらもっと穏やかで退屈な生活になるだろうと思っていたのですが、良くも悪くもその予想は大ハズレ。ここまでチャレンジングな状況に身を置くことになろうとは思いもよりませんでした。

 

でもこの頑張りは必ず何かの糧になっただろうと思っています。きっと神様も見てくれていることでしょう(?)。 来年はさらにダイナミックに楽しみ、遊び、苦労する年になりますように!

 

 

皆さん、良いお年を。

では。

つれづれ+おさんぽツーリング

年末の足音が聞こえてきました。そんなときにちょっとしたトラブルが。

 

23日に前ブログをアップ後、突然パソコンが再起動。「おや?」と思っているとモニタ-が青画面になり、修復が必要という旨のメッセ-ジが。それに従って修復をしようとすると、また勝手に再起動。それがず----------っと続き、Windows が立ち上がらなくなりました。

 

実を言うとこのパソコンは Windows 7 モデル。いちおう Windows 10 を入れていますが、10 年選手です。確かにもうオシマイとなっても不思議ではありません。よく頑張ったなぁと言いたいところです。

 

でもよりによってこの時期に壊れなくても・・・。このままでは年賀状も作れません。てことは、年末に諭吉グループが出動か?やめてー!(絶叫)

 

それでもあきらめきれず、数時間再起動のループを繰り返した後、ようやく踏ん切りがつきました。「明日、買いに行こう・・・」

 

 

翌日、世の中はクリスマスで浮かれやがっている中、一人寂しく新しいパソコンを買いに行こうと着替え。ソフトもいろいろ買わないといけないので大きな出費を覚悟しました。セッティング等で時間がかかるだろうから、朝イチで店に行ってパパッと買って、いろんな設定を済ませてしまおう、くっそ-、今日はお宝探しに行こうと思っていたのにぃ-!

 

出かける準備を済ませ、「泣きの半荘、もう一回」のつもりで電源 ON 。やっぱり青い画面になります。で、ディスクの修復を試みると、

 

おや?画面の動きが違う?音も違うぞ??

 

突然ディスク修復が開始され、しれっと初期画面が出てきました。直った?

 

おお、これで出費が免れました(狂喜)! でも、なんで???

 

 

 

 

もしかして、サンタさんのプレゼント??

 

もし買い替えるのなら、ソフト代とか入れると諭吉1ダ-スは必要だったでしょう。つまり、諭吉1ダ-スをサンタさん、いや、サンタ様が下さったのと同じなのでは?

 

サンタ様、一生、じゃなかった、(とりあえず)一年ついていきます!

 

 

パソコンは治ったのですが、ちょっと様子を見るためその日は Stay Home 。翌日の25 日に恒例のおさんぽツ-リングに行ってきました。土日が休みの場合には、土曜に出かけて日曜は自宅警備員をやっていますが、今回はパソコン騒動のため、土日を入れ替えての行動となりました。

 

 

で、その日曜の行動です。

 

25 日は朝7:30出発。23 日から雪が降っており、いつも通る山ルートはたぶん積雪があるだろう。今回はバイクなので雪道なんてとんでもない。迂回する海沿いルートは時間がかかるので早めに出発した。

朝7時の様子 天気は良さそう


寒い。

瀬戸内式気候の人間にとっては極寒

 

残雪や凍結の恐れもあったので幹線道路ばかりを走った。このルートは退屈な上に時間がかかる。やむを得ないとはいえ、バイクで走って面白い道ではないな。いつもより 1時間余計にかかった。

到着!

到着したら右ウインカーが垂れ下がっているのを発見。やはり接着剤だけではダメか。ガムテで応急処置をしておこう。

とりあえず

 

 

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先日赤男爵から連絡があり、ウインカ-が入荷したとのことだったので、帰りに寄ろう。

 

 

客のピークはやはりクリスマスイヴだったのだろう、今日は日曜日にもかかわらず人は少なかった。たぶん目ぼしいものは昨日売れてしまったのだろう、特にお買い得なものは無かった。そんな中、禰󠄀豆子

¥100!


オグリキャップ

これは¥1000 この箱以外は ¥1500 だった ラッキ-!


をゲット。な-んかちょっと引っかかるものがあったが、「買わずに後悔より買って後悔」だ。気にしたら負け。

 

 

そしていつものコ-ス、買った後は食べる。今年最後の王王軒

 

15 分前に着くといつものように先頭。日曜でも混まないのかと思っていたら、次々に人がやって来て、開店前には行列ができた。こんな時に先頭にいると後ろの人の視線が痛い。

 

開店時間が来て店に入り、いつもの席でいつものを頂いた。

うまい!

今年は 30 日まで営業しているとのこと。もう1回来てもいいな。

 

 

美味しく頂いてから帰る。もう昼近く気温も 10 ℃を超えているので山道でも大丈夫かな。でも念には念を入れて雪の少ないであろうル-トを走ると、それでも道端には残雪があった。

 

学生時代、GPz900R や RA125 で雪や凍結路で何度も転倒している。その記憶があるだけにちょっと神経質になる。ましてや Tiger Explorer がコケると自分では起こせないのだから・・・。

 

平地まで戻って来ると、それまでのビビりはどこへやら、痛快な走りを楽しんだ。やっぱり Tiger 、いいバイクだなぁ・・・。頼んでるバイク、もう来なくてもいいかなとまで考えてしまう。

 

 

そうこうしている間に赤男爵に到着。バイクを預けて店内をウロウロ。ほとんどが中古車だ。でも高いなぁ。

 

とか考えているうちに修理完了。

直った-!

しまった、折れたウインカ-からレンズだけもらっとけばよかったかな。

 

 

これで本日のタスクはすべて終了。自宅に帰投した。

やはり遠回りだったなぁ

 

家へ帰り、フィギュアの片づけ。すると・・・

おやぁ?

 

おやおやぁ?

 

既に持ってた・・・。

 

 

今日の振り返り

 

赤男爵店内を見て、新車がなかったことに気付きました。この情勢下だから入荷していないのかもしれません(ワタシのもそうだし)。でも考えてみれば、国産4メ-カ-の大型車は、ホンダとカワサキは専売店ヤマハは認証店(四国の赤男爵の中では徳島に1軒のみ)でなければ手に入れることはできません。つまり、どこの赤男爵でも手に入る新車はスズキのバイクのみです。

 

メ-カ-が、ブランド化とか信用の問題とかで販売店を絞るという事情は分かります。そうすることでコストや顧客の管理が容易になるというメリットがあるということも理解しています。

 

でも、オイル交換が1か月待ちとか、急な修理は受け付けてくれないとかいう話を聞くと、それはユーザ-にとっては不利益しかありません。どんなにメンテナンスしていても、機械ですから思わぬ故障や不具合は出てきます。それなのに簡単な修理さえできない、できてもいつになるかわからないというのでは、出先で何かあった時のことを考えると安心して長距離ツ-リングにも行けません。

 

メ-カ-は「販売店を増やす」と言っていますが、今のような情勢でそんなことは可能なのでしょうか?メーカ-が定める一定以上の規模とクオリティを持った店舗がそんなにたくさんできるとは思えません。

 

今後は購入できる店が少なすぎて買えないか、その販売店維持のためにバイクが高額になってしまって買えないか、どちらかしかなくなるかもしれませんね?

 

まるで以前の外車ディ-ラ-みたいです。ワタシがイヤな思いをしたあの店みたいなのが

 

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増えるんですかね。いやだいやだ・・・。

 

 

では。

日本紀行 第16回 埼玉

お久しぶりの日本紀行です。前回のアップは8月上旬。あれから4ヶ月、いろんなことがありました(遠い目)。それらのトピックが一段落したので、再開したいと思います。

 

復活第1弾は、関東のオス、もとい、関東の雄(ゆう)、埼玉です。

 

(写真を探したのですがどこに置いたのかわからなくなり、貼り付けられるものは数枚のみであることをご容赦ください。数百枚撮っているはずなのですが・・・)

 

 

埼玉は茨城の隣県なので馴染みはありましたが特に興味はなく、西へ向かってバイクで走って行く時に通過する県という程度の認識でした。そこそこ目を引く存在ですが、こちらから一歩踏み込んでみようとまでは思わない女の子、わざわざその子の横を通るのはたまたま便利だったからという理由だけ、というのと似ています。

 

当時の埼玉のイメージは、「都会の皮を被った田舎者」、または「都会の威を借る田舎者」というものでした。また、「ダサい」という言葉の語源となっていたり、「チバラギグンタマ」の一翼を担っていたりしていたことから、かなり残念な県なのでは?と思ったりもしました。

 

知人にも埼玉出身の人が何人かいて(春日部、志木、北本、大宮)、みなさんいい人ばかりですが、みなさんちょっとアタマのネジが数本多すぎる人ばかりだったので、「ああ、やっぱり」とマイナス方向へのイメージは加速するばかり。

 

四国の辺境地から来た者の僻みでしかないのですが、東京に近いだけに容易に比較されて都会に対するイメージの違いがより明確に感じられ、外様県の人たちと一緒になって「埼玉ぁ(笑)」と言っていた自分に代わり謝罪を申し上げます。

すみませんでしたぁ!!!

 

 

そう改心するきっかけとなったのは、

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない

 

という1本のアニメです。たいへんな人気作でしたが、当時の私は

変わった題名をつけて注目度を高めようとしているだけじゃないの?

と思い、放映終了まで観ませんでした。しばらく経ってもその人気は衰える様子がなかったので、一気見してみると・・・

 

号泣の嵐!

 

 

スゴイ作品でした・・・。そうなると、この作品の舞台の地をぜひ見てみたい!と思い、いつもの脊椎反射的行動でさっそく聖地巡礼に。初めて行った時の感動ときたら、それはもう! 目の前に広がる、映像で見たことがある風景が尊い・・・。

オ-プニングで出てくる秩父

 

超平和バスタ-ズが集まった定林寺

 

花火を打ち上げた龍勢(とFZS1000S FAZER)

 

その後も何度か訪れましたが、そのうちに「埼玉にはもうひとつデカイ聖地がある」ことを思い出しました。この作品が「日常系アニメ」のはしりだったんじゃないでしょうかねぇ。それが新鮮だったというだけでなくストーリーも面白かったし、卒業式の話(原作漫画)は号泣モノでした。ニヤリとさせられたり泣かされたりと、メリハリのある作品です。最近再始動したようなので今後を楽しみにしています。

らき☆すた」の聖地 鷲宮神社

 

初めて行った時は道に迷いましたが、キャラクターが描かれた標識がたくさんあったのでそれを頼りに進んでみると、無事到着。作者がここの住人ということもあり、街全体が推しているのがよくわかりました。

 

駐車場にバイクを入れると、そこには痛車がたくさん。「らき☆すた」だけではなく、「灼眼のシャナ」や「夜明け前より瑠璃色な」などなど、美少女が百花繚乱状態でした。神聖な神社でこういうのはどうかとも思いますが、八百万もの神様がいるのだったらひとりぐらいヲタがいても不思議ではないので、まあいいでしょう。実際、うか様(@いなり、こんこん、恋いろは)もそうだったし。

 

そこにあった痛車の出来は素晴らしかったです。ボディと図柄との色のマッチングや、キャラクターラインを活かした図柄の選択と配置などが全てにおいて計算ずくで隙がありません。そのまま奉納すればお喜びになられる神様もいることでしょう。思わずたくさん写真をとってしまいました。

 

やっぱり筋金入りは違いますね。ワタシの県の痛車乗りの殆どは「冷蔵庫貼り」、つまり、子供が冷蔵庫にべたべたシールを貼るのと同じように、気に入ったステッカーを適当に貼っているだけです。やはり都会の人が二次元趣味にかける もったいない  無駄な  その努力、他に回せ  ピュアな熱意はケタが違います。

 

それらのクルマの写真をとっていると持ち主から声をかけられて話をしていると、「えー、四国から? バイクで? すごいですねえ」と言われました。いや、あんたたちのほうが(ある意味で)すごいよとこっそりココロの中でつぶやきました。

 

この日は作品に敬意を表し、神社にお参りしてから次の目的地に向かいました。あれから10年近く経っているので、今はどうなっているか見るために再訪したいと思っています。

 

「アニメで町おこし」という活動がメジャ-になったのは、この2作品を産んだ埼玉のおかげなんじゃないかと思います。やるな、埼玉!すごいぞ、埼玉!

 

 

そうやって何度か訪れるうちにツーリングコ-スとしての面白さに気づき、関東や東北ツーリングの途中でも訪れるようになりました。珍達でラーメンを食べたり、「バイクで町おこし」をやっていた小鹿野町に立ち寄ってわらじかつ安田屋)を食べたりするのが当時の楽しみでした。

町には二輪専用駐車場完備!

 

安田屋の「わらじかつ」 大盛にしておけばよかった

 

そうなると今度は埼玉自体に興味を持つようになり、バイクで行くだけではなく東京行脚の時に足を延ばすようになり、今でも所沢航空記念公園や、角川武蔵野ミュ-ジアムにもちょくちょく行っています。

 

そんなサイタマ愛好家になりかけたワタシを、サイタマネイティヴの友人(鉄ヲタ)が放っておくはずがありません。彼の地元で合流して鉄道写真を撮ったり県内をドライブしたりするので、ワタシもだいぶ洗脳されたようです(サイタマバンザ-イ)。

 

 

初めて泊を伴う埼玉行きは、仕事で川越に行った時。つけ汁で食べるうどんがおいしかったこと以外はほとんど記憶がなく、「小江戸」とアピ-ルされてもいまひとつという印象しかありませんでした。やっぱり埼玉の観光地はこの程度か、所詮は東京のベッドタウンかというネガティヴな印象しか持たなかったワタシが、まさかここまで入れ込むことになろうとは。

 

 

やっぱりアニメの影響はスゴイ!、ただものではない!!

ということを肌で感じさせてくれたのが、この県でした。

 

 

埼玉に幸多かれ!!!

 

今後も期待しています。

 

 

ではまた。