paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

北国の夏を満喫、北海道ツーリング 2022 thanks to TIGER EXPLORER 第1話

久しぶりの更新となりました。実は9月1日に帰ってきたのですが、2週間放置プレイだったためかパソコンが不調だったのと、体調が悪かった(後述します)のでアップできませんでした。ようやく何とか復帰できましたので、今年の夏の目玉、北海道ツ-リングのレポ-トをさせていただきます。

 

今回も楽しかったですが、ハプニングもありましたし、ある意味では記憶にざくりと刻まれたツーリングになりました。

 

全16話の予定ですので読みごたえはあると思います。ではさっそく。

 

 

 

8/18

 

5時起床。予報通り外は大雨。こんな時に限って高い的中率を出すんだから・・・。まあしかたがない、忘れ物がないように慎重に準備。

今回の荷物


雨だからスピードは上げられないしのんびり行こう。8 時出発でいいかな。7 時に外を見ると明るい。青空が見えているけど??? でも路面は濡れているし雨雲を追いかけることになるので、やはりカッパは着ていこう。今回はシンプソンのブーツ。履いて数歩歩くと急に軽くなった。ん? 留めるストラップが切れた?

出発前に縁起でもない・・・


こんなとこ切れるか、普通! だから樹脂は信用できない。コストダウンの表れだろう。ということで履き替え。 やっぱり GORO のブーツに限る! でも出発前だったのが不幸中の幸いだ。

 

8時前に出発。

いざ、出発! 現在の気温は24℃


瀬戸中央道から山陽道新名神と走るが、名神との合流地点で大渋滞。平日の午前中でもこんなに混むんだ。平日のこんな時間には走らないので知らなかった。

 

草津PAで給油したあとカッパ OFF。暑くて我慢できなくなった。

草津PA ここまでで275.9km走行 早めの給油

 

ワ-クマンのカッパは生地も丈夫だから「蒸れ」を覚悟していたが、大したことはなかった。コストパフォ-マンスは最高レベルだと思う。コンパクトさ?それはしょうがないなぁ(苦笑)

 

再び新名神に入り、さらに東進。土山 SA で昼食をと思ったが車の数を見て断念する。さらに進んで鈴鹿 PA でようやくありつけた。

右側に建物があるのが慣れない

 

さすが鈴鹿

 

何も食べずに走るとさすがに腹が減る おいしかったが量が・・・


まだ盆休みの人もいるのだろう、多くの家族連れで賑わっていた。ついでにコンビニで夕食も買って名古屋港へ向かう。

 

今回の高速走行は、平日の昼間とあって right-lane keeper は少なかったので、路上も殺気立っていなかったのは良かったのだが、走行がスムーズ過ぎてペースを上げなくても順調に進み過ぎるほど。フェリーターミナルには2時に着いてしまった。

 

遠くから見るとビルみたい

 

近くば寄って目にも見よ! 1万5千トンの雄姿!!

 

名古屋港では横っ腹から入る

 

この時間はまだワタシだけ そりゃそうだ

 

待合室より 今回の船は「きそ」

 

受付は4時半。冷房の効いた部屋でぼーっとして過ごす。

感染が広がっているからねぇ・・・


待合室では家族連れが。反響音が面白いのか、子どもが何度も絶叫。親は「やめなさい」とは言うが効果無し。船室が近くでありませんように。

 

早く着き過ぎたと思ったが、次々に客がやってきた。ここで残念なニュースを知る。船内の「まかないカレー」の軽食スタンドが休業中というではないか!これで「船長の家の休業」、「ウイニングホテルの休業」に続き3つめのガッカリが決定。

 

てめー、コロナ、覚えてろよ!

 

 

もう少しで受付開始


4時半になり受付を済ませ、バイクに戻るとモトグッチのライダーがいた。ワタシより年上かな。バイク乗り同士ならではの会話。そうそう、これこれ。やっぱり我々の世代はスマホより対面での会話が楽しい。宿は決めずキャンプをして、テキトーに一週間過ごすとのこと。ある意味贅沢な時間の使い方だ。歳をとってもそれが出来るとは、相当の「旅人」なのだろう。

 

案内通り5時40分に乗船。車も少なかったが、バイクはなんと7台!こんなに少ないのは初めてだ。これもコロナの影響か。

今年も少ないなあ 

 

いよいよだという実感が湧く

 

ガッチリ固定

 

車間を開けてくれているので助かる

 


寝台(ツーリストS)に入ると

チケット

 

往路の寝床


すぐ風呂に入り汗を流す。汗でベトついていて不快だったし、乗船してすぐの時間帯は混雑しないので。おっさんエキスたっぷりの湯船につかるのはちょっと・・・。

 

風呂上がりにコンビニ飯で夕食。出港の様子を眺めて

名古屋港の太平洋フェリ-タ-ミナル

 

橋の下をくぐる時、不謹慎にもちょっと期待するのはワタシだけ?

 

な-んかリッチな気持ちにさせてくれる船内


喫煙所で一服して部屋でだらだら。9:00からはラウンジで映画鑑賞。

暇なので来てみた


上映されたのは「総理の夫」

感想:なんだありゃ?

 

その後、ベッドに入るも気が高ぶって眠れない。まるで修学旅行の夜のよう。でも明日も一日船の中なので寝過ごしてもいいやと思うと気が楽になり、2時過ぎにようやく夢の中へ。

 

 

本日の走行距離:375.4km

無給油でも来られたかな?

 

 

第1日目の振り返り

 

出発時のブーツの破損には驚きました。これでワタシの脳内警戒レベルが MAX まで跳ね上がり、トラブルを避けるため動きはすべてスロ-ダウン、各所にあるファスナ-の複数回確認など、慎重な行動を心がけて不安を払拭しなければならなくなりました。

 

さらに、出先で切れてしまっていたらと思うとぞっとします。学生の時、ブーツのファスナ-が壊れてガムテでぐるぐる巻きにして走ったことがあり、それと同じようになっていたかも・・・。そうならなかっただけでもヨシとしましょう。やはり神様は守って下さったのですね。

 

しかしこれが天からの警報だったということを思い知ることになろうとは・・・。

 

ストラップが切れたブ-ツですが、2年ほど前に購入したものです。いちおう買った店に持って行って修理を頼んでみます。ダメだったら・・・廃棄するしかないですかね。

 

さほど雨にもやられず、極めてスム-ズに名古屋まで来られたことはよかったと思います。それだけに出掛けのトラブルが強く印象に残ってしまいました。ちょっと波風が立った第1日目でした。

 

 

続きは今度。

では。

 

北国の夏を満喫、北海道ツーリング 2022 thanks to TIGER EXPLORER 第0話

先日、運転免許の更新に行ってきました。「今度こそゴールド!」と思っていたのですが、前回の違反からの日数では4か月不足のため、残念ながら今回もブルー。ワタシの心もブルー。あと5年間、任意保険の割引がないんです・・・。地味に辛いです。

 

1時間の講習ではお決まりのビデオ視聴がありました。「また退屈なものを見せられるなぁ」と思っていたのですが、なかなかショッキングな内容で、部屋の中の空気が一変しました。あのぐらいのものを見せないと性根に入らないでしょうね。いいものを見せてもらいました。やるな、交通安全協会。入会はしませんでしたけどね。

 

終了後に徳島へ8月分のラーメンを食べに行きましたが、安全運転を意識したのは言うまでもありません。

 

 

さて、本題です。

 

北の地へ向かう日が近づいてきました。今月に入ってから少しずつ少しずつ準備をしてきました。早めに始めるのは自分の気持ちを平静に保つためというのもありますが、「しまったぁ!」ということを出来るだけ減らすためです。今回もひとつ、危うく難を逃れました。

 

今回は ROUGH&ROAD のジャケットを着て行きます。このウェアはベンチレーションの性能が高く、肩と肘、背中にプロテクターが入っていて、インナーを付ければ 3 シーズン使えるスグレモノ。ただ、その分図体がデカくなります。

 

「これ、レインウェアが着られないのでは?」

 

GW ツーリングの時に気づいていたのですが、ほったらかしにしていました。その時に使っていたのはワークマン謹製イージス3Lトライアンフジャケット。その組み合わせでは少し窮屈でした。でも今回着る R&R のウェアは、肩周りが一回り以上大きく、吉川晃司体型を経験できてしまうほど。

 

「あ、ヤバいかも」

 

着てみました。

 

着られました、身体は動かせませんが。

 

 

新規購入決定です。でも 3L を超えるような大きなサイズのレインウェア、こんなイナカのバイク用品店にあるのかぁ?

 

ピーン!(ひらめく音)

 

 

翌朝、ダッシュで店に行きました。向かった先は、そう、ワークマンです。確かイージス5L まであったはず。7:30 の開店(!)と同時に入店し、探すこと1分。ありました、3 layer の 5L!!! 感動の対面です。重いし嵩張りますが、¥5800というお値段には抗えません。残り1個ということもあり、大事に胸に抱えつつ店内をうろつき、雨天時用グローブと簡易靴も見つけて合わせて購入しました。全部合わせて¥7778。これ、バイク用品店で買うと3倍以上の出費になっていたことでしょう。

 

ワークマンを称えよ!

 

帰宅して着てみると、デカいジャケットの上に来ても体の自由が利きます。丈の長いツーリングジャケットの裾もすっぽり入るため、濡れる心配は皆無。いい買い物ができました。

 

 

一応これでシートバッグとトップケースに入れるものは全て揃いました。あとはバイクに取り付ければ完成です。

 

出発日は目前です。ワクワクが止まりません。

 

 

ただ、久しぶりの北海道ツーリングです。この2年間、北海道感を忘れないために何度か渡道しましたが、全て航空便ででした。今回はバイクで行くということで、やはり勝手が違います。なによりトラブルや予想外の出来事が起こる可能性に対して、過剰なほどに警戒していました。以前はそれさえも楽しんでやろうと思っていたのですが、歳のせいかそんな「かかってきなさい」感を持つことが難しくなってきているようで、不安感が先行していたのです。

 

単なる国内旅行なんだからそんなに大仰に考えなくてもいいのですが、ついマイナス要素を探してしまうのは悪い癖です。そのため、この数日はちょっと気分がザワついていましたが、「恐怖突入」という言葉を思い出し、なんとか落ち着きを取り戻すことができ、荷物の準備を終わらせました。

 

もうすでに出発まで数日というところまできました。今年はこのまま出発できるでしょう。昨年、一昨年と行けなかった分、今年は楽しんでやるぞ-と初めは鼻息が荒かったのですが、今ではあまり気負わずあせらずだらだらと走ってみるのもいいかなーと思っています。

 

楽しいことは無邪気に楽しみ、そうでないことは俯瞰して他人事のように考えるように心がけ、最後になるかもしれない Tiger Explorer とのツーリングをじっくり味わってみます。

 

「こけ、事故ら、捕まら」の「3」を常に心に留めながら。

 

 

ということで、お楽しみツーリング中はブログ更新を休ませていただきます。9月に戻って来たらすぐにアップしますのでお楽しみに。

 

 

ではまた。

WRX STI 車検

この一週間、暑いわコロナが増えるわで落ち着きがない日々を過ごしています。ワタシの職場でも感染が広がっており、戦々恐々としております。

 

でもよく考えてみると、この感染の広がりが冬だったらどうでしょう?こんなに落ち着いていないのではないでしょうか?今は感染者数は高止まりになっているにも拘らず、今一つ警戒感に欠けるような気がします。やはり「夏」という開放感が関係しているのかもしれませんね。

 

今のところ、お盆明けから行く北海道ツ-リングには中止の予定はありません。でも今以上の感染の急拡大や重症化率の増加があれば、残念な決断をしなければならないかも。昨年、一昨年と中止の憂き目にあいました。今年は「3度目の正直」となるか「2度あることは3度ある」となるかは 神の味噌汁 神のみぞ知る、です。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

先日、スバルから車検前点検の案内が来ました。車検は 10 月なのですが、その前に点検をして手を入れるところをあらかじめ見つけておくという目的だそうです。

 

ワタシの車は 2011 年式なので 11 年目の車検になります。走行距離は 18 万km 弱。今までに乗った車の中では最長です。何かの記事で「現代の車は 20 万km ぐらいはフツ-に走れる」と書かれていたのを読んだことがあったので、WRXSTI を買った時には実際に試してやろうと思っていました。なので買い換えるのは次の車検時かな。今は欲しい車がないことだし。

 

ということで、どこまで整備してもらうかを考える際、2年後のことも考えなければいけません。自分でも調べましたが、スバルはこの先どんな車を出すのかをディ-ラ-の担当の人に聞いてみました。

 

Q1・WRXSTI の新型は出る?

A1・出ません(キッパリ)

というか、出せないらしいです。燃費基準や排ガス規制のことがあるので、現在のスバルの体力ではそれをクリアしてハイパフォ-マンス車を出すことはできないとのことでした。まあ、高いカネを出して開発しても、WRXSTI はたくさん売れる車じゃないので元はとれませんわな。

 

Q2・BRZ にタ-ボ車は出る?

A2・出ません(キッパリ)

サ-ドパ-ティ-からはボルトオンタ-ボが出ていますが、メーカ-がやるとなると話は別。受けなければいけない認定があったり規制をクリアしなければならないそうです。まあ、高いカネを出して開発しても、WRXSTI はたくさん売れる車じゃないので元はとれませんわな。

 

Q3・現行の WRX に MT 車の追加はある?

A3・うーん、可能性は低いでしょうねぇ・・・

WRXSTI に乗っている人たちからは要望が出ているようです。「CVT でも充分に速い」とスバルや情報媒体で言っています。確かに絶対的な速度ではたぶん自動変速車の方が速いでしょう。でも、そういうことじゃないんです! 「運転の失敗も成功も自分で引き受けるから、オレにもっとなにかやらせてくれ。悪いようにはしないから!」という気持ちがあるのです。偉い人にはそれがわからんのですよ(@ガンダム)。

 

Q4・トヨタの GR にいっちょかみして、それを WRXSTI として出さないのか?

A4・トヨタさんは自分のところで出したいんでしょうねぇ・・・

86/BRZ でもすったもんだしたぐらいですから、これはないでしょう。あの車にスバルの技術は何も使われていませんからね。でももしかしたら・・・という可能性は捨てきれません。軽自動車のようにフロントマスクだけちょっと変えて売ることだってできますし、なにより担当の人の返事にキッパリ感がなかったのです。ほんの数 μ だけ期待しておきますか。

 

 

ということで、当分買い替えの可能性はナシ!

 

あと10万キロは安心して走れるように徹底的に診てもらうことにしました。

 

タイミングベルト(+ウォ-タ-ポンプ)交換

エンジン・ミッションマウントの交換

10万キロ点検

プラス具合の悪そうなところ

 

などなどです。かなり多くなるので見積もりは後日郵送されることになりました。

 

帰り際に現行型WRXの見積もりもくれました。オプションてんこ盛りで600諭吉オーバ-。眼中にないAT車でこのお値段。

 

ないな。

 

その書類に書かれていた下取り価格は40ちょいでした。

 

で、送られて来ました。この枚数、悪い予感しかしません。

5枚分!

 

 

お値段なんと¥868,220!!!

 

むむむ・・・・

 

BRZの影がワタシの脳裏を駆け抜けました。

 

でもやっぱり無理かなあ。母親を乗せることもあるのですが、90の人間にはあの車はキツイ。車高が低いので乗れても降りられません。かといって40ちょいの車に倍のカネをかけられるか・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

意を決して週末に電話しました。

 

ワタシ : かなりかかりますねぇ・・・

担 当 : そうですねぇ。ちょっと額が大きいのであまりお勧めできませんねぇ。どれか作業をはずしましょうか?

 

かんがえることコンマ3秒

 

ワタシ : いや、あれでお願いします

担 当 : は? はい、わかりました では入庫の日を・・・

 

やってしまいました。でも後悔はしません。点検時には走行距離と年数がかなりのものなのに、信じられないぐらい綺麗ですねと言われたし、実際不満なく楽しく乗れます。第一、あのサイズであのパフォ-マンスを出す車は他にはありません。だから他に欲しい車がないのです。車検にカネがかかるからといって欲しくもないものに大金を払うほどワタシはお金持ちではありません。第一、今注文しても納車はいつのことやら、ですしね。

 

あと 10 万キロ、今は年間15000km ぐらい走っているので、あと6年ぐらいかな。まだ純ガソリン車は残っていると思います。ちょうど定年の時期なので、それを記念してたぶん最後になるであろう純ガソリン車を買おうと思います。ささ、貯金を続けましょう。

 

 

では。

北海道ツ-リング、よーい!

北海道ツーリング準備、はじめました。

 

なんか冷やし中華みたいでアレですけど、 これをするのがワタシにとっての夏の風物詩です。 昨年、一昨年とできなかったので、 ちょっと準備の塩梅が不確かになっています。 ということで、 ちょっと早めのスタンバイとなりました。

 

 

まず土曜に洗車です。

 

はじめにフロントスクリーンとフロントフォークガードを外し、

六角ボルトを4本外すだけ

 

これでメーター周りの掃除がしやすくなります

 

六角ボルトを4本×2を外すだけ ナメかけてあせりました

 

インナーチューブを綺麗にします

 

あとは洗剤(バスマジックリンは万能!)を使って水洗い洗車をした後、 ワックス(FW1)とケミカル(アーマオール)でお化粧です。 タンクやカウルは艶を見せ、 樹脂などの黒い部分はかなりくっきりと「黒」を主張するようになりました。 最後に潤滑剤(5-56)をサイドスタンド取り付け部に吹いてから外したパーツを取り付けて終了です。 約2時間の工程でした。

 

写真ではわかりにくいですが、 キレイになりました。夏の陽の光の中では、輝いてまぶしいぐらい。 10年前・7万kmオーバーの車体には見えないほどです。

まだまだ全然イケる

買い換えようと思うキモチが一歩後退しました。

 

でもよく見るとやはり歳相応。

しょうがないのかなぁ・・・

買い換えようというキモチが半歩前進しました。

 

 

続いてシートバッグのメンテです。

 

Rough & Road の防水バッグはすぐれモノです。 FZS の時から使っていますが、 リアシートに取り付けやすいし豪雨の中を走ってもへっちゃら。 コレはいい買い物でした。 ただし問題点がひとつ。

 

 

取り付けコードがすぐダメになる

ことです。 毎年買い換えないといけません。 だってこうなるから。

中でブツブツ切れる

 

雨や風、 振動に常に晒されていますからしょうがないのでしょうが、 もうちょっともってほしいなぁ・・・。今や¥1000オーバー/本なんだから。

 

と愚痴ってもしょうがありません。 取り替えましょう。 まずは古いコードのフックを外し

これの

 

コードの先の部分をまず外し(コツが必要)

 

フックを外し、新しいコードの片方も同じ状態にする

 

新コードを底板の穴に通してから新旧コードを結び、 旧コードの結んでない側を引っ張ります。 結び目が底板の途中で解けるとめんどくさいことになりますので、 ここは慎重に。

上の写真は穴に通すのを忘れて結んでしまった状態(テヘペロ)

 

片方の底板の穴近くまで結び目を引っ張ってきたら、 解いて新コードを穴から出します。

 

こんな感じ

 

あとはフック類を元通りにつけるだけです。フックへのコードの取り回しがややこしいため、見本のために1本ずつ作業しました。

 

必要だったのものは、

新聞紙 : 割と汚れが床に落ちます。

マイナスドライバー2本 : コードの先の部分をはずすために使いました。

根気 : めんどくさい作業です

冷房 : 暑さの中であの作業は精神的にムリ

 

年に1回の作業なので段取りを忘れているところもありましたが、やり始めるとなんとなく思い出して2本交換に使った時間は20分。まずまずの出来でした。

 

R&Rの製品は性能が高くコストパフォーマンスはよいのですが、 ゴムや樹脂などの素材の部分の耐久性は低く感じます。 なんかア◯◯◯オ◯◯◯の商品と似てますね。 だからといって高品質化しすぎて高価格になるのもユーザーとしては困りものです。 やはり年間行事としてコード交換をやり続けるしかないのか・・・。

 

 

アウトドアとインドアの作業を終えたのは午後過ぎでした。やり慣れない作業をしたあとの疲労感と満足感を噛みしめながら、氷たっぷりのアイスコーヒーを楽しんでいたところ、メール着信があることに気づきました。職場の隣席の同僚からです。

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ陽性

 

だったそうです。

 

お、おぅ、大変そうですな・・・。

 

その人は文面で「迷惑かける」と謝っていましたが、ワタシは全く気にしていません。いつ誰がどういう状態で感染し発症するかがわからない病気なのです。なので感染した人が責任を感じる必要はないと思っています。そりゃ満員の飲み屋でウェーイ状態だったのなら「オイオイ」とも思いますが、そうでないのならこれはもう「事故」です。他人のことは気にせずに療養していただければと思っています。

 

その人と最後にあったのは金曜日。3日後の発症が一番多いようですので、月曜日が山場ですかね。ま、もし症状が出ても 18 日までには回復するでしょう。

 

必勝の信念

周到なる計画

渾身の努力        

(戦艦霧島のガンルームに掲示されていた文)

 

を胸に、毎日少しずつ準備をしていきます。いやぁ、楽しみだなぁ!!

 

 

ではまた。

日本紀行 第15回 東京 2/2 交通手段編 「めぐりあい東京」

日本紀行東京編の後編は、ワタシが使った交通手段についてです。 とはいっても東京行脚で使っているものについては拙ブログで紹介済みなので、ワタシの県から東京までの交通機関についてのことを書いていきます。

 

 

これまでにも述べたとおり、初の東京体験は「鉄道で通過」という形でした。 茨城県へ大学受験に行った時のことです。 これはあまりにも impressive だったので、書かないわけにはいきません。

 

当時のワタシにとっての東の果ての土地は静岡県、 修学旅行で訪れた地です。 それより向こうはテレビや本の中の世界でしかありませんでした。 もしかしたらワタシ達にはニセの情報が流されており、 実際は未知の生物が支配している土地かもしれない、 いや、 それすらも生きられない世界なのかもしれないと、 厨二マインドあふれる妄想は広がるばかり。

 

しかし大学入試を控えて、それよりも現実的に怖れることがありました。 それは

 

 

 

無事東京の駅を通過できるか

通りたければワタシを倒すがよい!

 

ということでした。 試験時のプレッシャーを少しでも減らせるよう、 付き添いとして兄が神戸から合流してパーティーを組んでくれることになったので一安心・・・

 

 

 

でしたが、当日になって彼がまさかの遅刻。 新幹線に乗り遅れたため、 ワタシはひとりで茨城まで行く羽目に。 パーティーメンバーがいなくなったので、 「はじめてのおつかい」状態になることが決定しましたが、 東京バージンの高校3年生一人旅にとってはかなり challenging なものに感じました。 とにかく「東京駅に着いたら山手線で上野駅、そこから常磐線土浦駅と詠唱を続けていくうちに、 列車は東京駅へ。

 

 

さあ、冒険の始まりです。

 

今なら、案内表示を見て自分の乗りたい路線の番線に行けばいいというのがわかるのですが、当時は

たくさんの路線があり

たくさんのホームがあり

たくさんの案内掲示があり

たくさんのアナウンスがあり

たくさんの店があり

たくさんの人がいる

というのを目の当たりにして情報がオーバーフローしてしまい、さらに列車を降りると道に迷ったことで、 極度の不安と緊張で気分が悪くなりかけました。

 

しかしその時のワタシにはマジックアイテムがありました。そんなこともあろうかと、王様父親)がワタシに魔界の地図東京駅と上野駅の見取り図のコピー)を持たせてくれていたのです。休息ポイント(トイレ)を見つけてはそこに入り、個室でルート確認、そしてまた次の休息ポイント(トイレ)に入り再びルート確認という具合に、 休息ポイント(トイレ)を中継点としてエスを続け、 魔界の門(東京駅)からドラゴン(山手線)に乗って開闢の門上野駅へ。

 

ここまでくれば大丈夫、と思っていたら甘かったです。 開闢の門 上野駅の方がもっと複雑。大きさという意味ではなく、 動線が複雑すぎて初見殺しでした。 かなり慌てましたが、ここでワタシの「見栄っ張りスキル」が発動。

 

「ここでキョロキョロすると田舎者だということがバレる。かといって誰かに道を訊ねるにも「標準語スキル」はまだ会得していない。 なあに、急ぐ必要はない。 この建物を全制覇する覚悟で歩こう。 周りに合わせて早足で、視線だけ動かして看板を読み取り、豊饒のエデン茨城県へ向かうための出口を探すのだ!」

 

こういうふうに開き直ったほうが、 問題は意外と早く解決します。 数分後には北に向かうワイバーン常磐線に乗ることができ、無事湖畔の楽園(土浦)に着いてサラマンダータクシー)で宿に入った時にはヘロヘロ状態。 迷宮ダンジョンからなんとか脱出できた初級冒険者のようでした。  残念ながら出会いはありませんでしたが・・・(@ダンまち)。

 

 

このことがトラウマになって鉄道で行く時は今でもちょっと緊張しますが、 高層ビル群の中を通過することで東京に来た実感が湧き、「いやぁ、ワタシもこの大都会の中の一員なんだぁ」と思ってちょっと嬉しくなります。 数時間かけて到着する「やっと」感もあるのでしょう。 一方、 夜行列車で行く時はこんな風には思えません。 「乗ったら寝て目覚めたら東京」と、知らない間に着いちゃっているからでしょう。 便利なのは確かですが、「夜汽車」の言葉からくる趣はほとんど感じないということもあり、 この数年は利用していません。

 

 

バイクや車で行くこともほとんどなくなりました。 都内での移動はむしろ不便ですので。 代わりに、 四国からの定期便が出始めた頃からは高速夜行バスを使うようになりました。 どこでも寝られるワタシにとって、 時間とお金の節約もできるのでメリットしかない手段だったのです。 イビキがひどくなってからは利用していませんが、 それもマシになったのでぼちぼち乗ろうかなと画策しています。 当時よく利用していた東名道経由のJRバスは休便中のため、 中央道経由のバスになるのでできれば真冬に。 積雪で到着時間が遅れることで、 ちょうどいい塩梅の時間に着くのですよ。

 

 

回数は少ないのですが「船」を使ったこともあります。 ワタシの県発着ではないのですが、隣県からフェリーが出ています(オーシャン東九フェリ-)。 まだ高速道路走行が好きではなかった学生の頃、帰省するために何度か乗りました。

 

出航してから東京湾を航行している時はデッキに出て夜景を眺め、それに飽きて船室(雑魚寝の大部屋)に戻るとバイク乗りの学生たちばっかり。 他に気兼ねなく雑談に花を咲かせました。 場所を移して麻雀大会になったり(当時は麻雀ルームがありました)、 海が荒れた時には私以外全員による大リバ-ス大会になったりと、 思い出もいっぱい(苦笑)。

 

初対面の他大学生と、 その場の流れで一晩中バカ話やマジ話をするのはとても楽しかったのを覚えています。 できればあんな船旅、 またやりたいなぁ・・・

 

 

で、最近一番よく使うのは飛行機です。 他の交通手段を使うと4時間以上かかっていたのにたった1時間で着いてしまうので、 乗り始めて間もない頃は時差ボケにも似た違和感を感じたものです。

 

運賃は高いのですが、 早期購入割引を使うと新幹線より安くなります。 キャンセルはできませんが遊びに行く踏ん切りをつけることができ、 ワタシにとってはウエルカム。 調子に乗って ANAJAL の会員になってマイルを貯め、 年に数度は東京へ交通費無料の旅をしています。

 

羽田空港の雰囲気も大好きです。 「今から出発するワクワク感」と「今着いた安心感」がイイ感じに混ざり合い、 ほどよい高揚感を醸し出している気がします。 でも成田空港ではこんな風には感じません。 大きすぎるのかなあ? この雰囲気を閉じ込めるには羽田空港の大きさがちょうどいいのかもしれません。

空港ラウンジより

 

 

こんなかんじで東京への往復を続けています。 ワタシにとって、 「旅行」を楽しむ要素の1/3 はその目的地までの行程が占めます。 なのでその時に使う時間がいかに楽しく有効で有意義であるかということが、 その旅行の充実度に大きく関係してくるのです。 東京までは最短で 1 時間(飛行機)、最長で 20 時間(GPz400 で下道のみ走行)。 所要時間や交通機関によって街の見え方も変わってくるような気がします。 なので、 もし東京行脚に飽きてきたら他の交通機関を組み合わせて、 わざと手間のかかる行程に変えてみるつもりです。 ちょっと試しにプランニングだけでもしてみようかな。

 

 

以上で東京編を終わります。

ではまた。

日本紀行 第15回 東京 1/2 街編

ちょっと間があきましたが日本紀行、いよいよ東京編です。 さすがは大都会、今回は2回に分けてお送りします。

 

 

高校生までの「東京」のイメージは

 

「華とカネとイロ」の街

テレビドラマの影響です。きらびやかなネオンの輝きの中、オトナの男と女が繰り広げる愛憎劇がアチラコチラで繰り広げられているに違いない、そんな街に行くとワタシも主人公の一人になれるんじゃないかと妄想しておりました。今では、そんなふうに思っていた自分を指差して大笑いしてやりたいです。

 

沢田研二TOKIO著作権の関係で歌詞の引用は控えます)によって

この歌には多面性があります。キッチュ感あふれる出だしから物悲しさを感じさせる流れになり、一気にサビで持ち上げるという、カラオケで歌うと大盛り上がり間違いなしの歌です。現代のアニソンでも使えそうなワクワク感があり、都会ってこんなふうに胸をときめかせてくれるんだと大きな期待をするようになりました。

 

クリスタルキング「大都会」著作権の関係で歌詞の引用は控えます)によって

前向きで希望に満ち溢れた出だしのサビに続くのは、苦渋感たっぷりの歌詞。手のひら返しの二面性というのはショッキングなものでした。 ボーカルも高音と低音を担当する2人がいて、歌の世界の象徴化を加速。 光が当たる場所だけではないという「都会の怖さ」を感じるのと同時に、だからこその怖いもの見たさ感が急上昇していきました。

 

ワタシ的にはこれが 「The 東京の風景」です

 

というものでした。なので高校卒業後は東京へと考えていたのですが、いざ現実的な選択となるとチキンなため、経済的にも精神的にも「住むのはちょっと・・・」と思い、他県の大学を受験することにしました。なので、 東京初体験は通過のみです。

 

 

ファーストコンタクトはスパイシーなものだった東京(詳しくは次回で)ですが、好奇心を抑えられずよく遊びに行くようになりました。初めて行ったのは、最新のバイク情報を肌で感じることができる上野です。 当時は「バイク街」と呼ばれる所があり、バイク本体は言うまでもなく用品を売る店もずら〜っと軒を並べ、その店の前の道(国道4号)にもバイクがずら〜っ(当時はバイクの路駐はOK)。 当時のバイクブームはそれだけスゴかったのです。 その熱にあてられ、 バイクで月に一度は行くようになりました。

 

今では、その場所は名残を残しているのみで、 「つわものどもが ゆめのあと」状態です。

 

東京に慣れてくると本を買いに丸善紀伊国屋にもよく行くようになりましたが、 そのたびに地元の本屋では見たことのない品揃えにビビり倒し、 「さすが東京!」と尊敬と畏怖の念を抱いたものです。 そんな感情がむしろ心地よく、 他の街の様子も見たくなって東京に行く回数も増えてきたところでタイムオーバー。 卒業して地元に帰りました。

 

当時はバブル経済で盛り上がった時期であり、街の雰囲気はテンションアゲアゲの状態で活気と高揚感にあふれ、度を越した躁症状が見られたことを覚えています。やがて鬱症状が出るようになったのは数年後、バブルが崩壊してからというのはご存知のとおりです。

 

 

東京熱がぶり返してきたのは、社会人になってから数年後。 行き初めの頃は山手線の第3、4象限がメインの目的地でした。 新宿・渋谷・池袋という、 いわゆる「大都会東京」の代名詞的な街を意味なくうろつくためでしたが、 上京ペースが上がっていくうちによく行くエリアが山手線の第1、第2象限に変わり現在に至ります。

 

東京の街は面白い ( interesting の意味で) です。 街によって性格や特徴、 人が違いますね。 例えば「渋谷・新宿・池袋」と一口に言いますが、 この3つの街は方向性が全く異なるし、 歩いている人の風体も違います。 さらに、 これらの街と比べると「秋葉原」なんてのは全くの別次元の世界(いろんな意味で)ですね。 だから、いち地方自治体としては「東京」と言えますが、 ひとくくりにして考えることはできません。 さらに「スクラップ&ビルド」で常に目に見える変化を繰り返していて、 まるで生物のよう。 だからこそ飽きないし、 いつ行っても新鮮さを感じます。 他の自治体ではこんなことをここまで感じたことはありません。

 

また、 テレビなどで知った情報が実は本当ではないということを目の当たりにしたことも多く、 マスコミに対する「?」を感じるようになったのも東京のおかげです(実例の話は又の機会に)。一般的なものとしては

 

・物価が高い

ウソではありませんけど・・・。 そりゃ地方より高額商品はたくさんありますが、 地方より安いものもたくさんあります。 要は価格幅がむちゃくちゃ広いのです。 趣味の物や生活必需品、 外食に関しては、 店が多いため比較して安く済ませることができます。 公共交通機関の運賃も地方都市に比べると低いですしね。 山手線内でターミナル駅近辺で住もうと思えば出費はかさみますが、 それもイナカでクルマと一軒家を買ってしまえば同じことです。 上限価格だけ見て「都会は物価が高い」と考えるのは間違いだと思います。 カネを使う誘惑は多いですが。

ワタシの県ならみなとやの倍の値段はするだろう

 

人が冷たい

コレもよく言われる常套句ですが、 本当にそうでしょうか? 地方、 それもイナカへ行くと「人が温かい」と言いますが、 それは「あなたが一過性の旅行者」だからです。 「よそ者なのに自分の街に興味を持ってくれる」「外からカネを落としてくれる」 貴重で珍しくありがたい存在だからです。 もちろん本当に温かい人柄の人もいるでしょう。 でもそれは東京にもいるのではないですか? 地方に比べて東京の人は冷たい人の割合が多いのですか? 田舎者のワタシたちは、 わかりやすいステレオタイプな対立構造を勝手に思い込まされているだけに過ぎないのかもしれないのです。

 

自然がない

コレもよく言われる常套句ですが、 本当にそうでしょうか? 街の中にきちんと整備され安心して歩き回れる緑地を、 あれほど持っている自治体が国内で他にあるでしょうか? 「いや、あれは自然の物ではない」という反論もあるでしょうが、 日本の殆どの野山には人間の手が入っており、 「人工」です。つまり、「自然」がほしいなら原生林にでも行くしかないのです。 そこが安全かどうかは知りませんが。 魚が泳ぐ川や池、 泥遊びができる土、  虫が取れる樹があるのが「自然」というのなら(大抵はこの程度)東京は極上の地です。 もっとコアなものを求める方は奥多摩へどうぞ。

東京は桜の名所がたくさん

 

 

これまでのところ、 東京では遊びと仕事を合わせると数百泊しており、 まだまだ増えていく見込みです。 美術館や博物館のハシゴ、

先日も行った森美術館


イベントへの参加や街歩き、

東京ビッグサイト

 

よみうりランド

 

元旦のAM 9:00

 

アキバも街歩きポイント 未来ずら〜

 

「江戸」のもともとの名は「江都」 水路がいっぱい

 

歩いているといろいろなものが見つかります


何もすることがなければ都内の観光地めぐりと、

「あなたの尊敬する人物は?」 「車寅次郎です!」

 

ハイキング気分 景色良し 人多し

 

ユニコーンの前任者



とにかく楽しめて刺激には事欠かないところです。

 

宿はほぼ 100% ビジホ。 タバコが吸えて気兼ねなく一人で過ごせるのがいいですね。 宿代は一泊 ¥7000 を超えないことを目安にしています。 外国人旅行客が増え宿泊費が上がるかもしれませんが、東京五輪の後のホテル供給過多のため、 しばらくは大丈夫な気がします。

 

 

東京贔屓になってしまったワタシが、 この街との出会いや思うところをつらつらと書いてきましたが、 今のワタシにとっての東京をまとめていうと、

 

情報を肌で感じることができる所

パワーや刺激をもらえる所

非日常を感じさせ、無意識の停滞に喝を入れてくれる所、 ハッとさせてくれる所

 

です。

 

今後も東京を贔屓にさせていただきます。

 

 

次回は東京の交通手段について書いてみようと思います。

 

 

ではまた。

戦の名残り探訪 2022/7/30

先日仕事帰りに、呼ばれたような気がしてお宝ショップにふらふらと入りました。久しぶりに来たということもあり、腰を据えて宝探しをしてみようとフィギュアコーナーに足を踏み入れると・・・

 

見つけてしまったのです、彼女らを。

左から トウカイテイオ- スペシャルウイーク サイレンススズカ

 

どうです、このお値段! 先日秋葉原で見た値段の半分程度です。 とはいえこのあたりの店では¥1200ぐらいで売っているところもザラなので、あまりありがたみはないのですが。

 

「高くてもそれを買う人は一定数以上いる」大都市とは違い、地方都市では人口が少ないのでそれだけ購買層の数が少なく、それによる売れ残りの発生を減らすため仕入れ数を減らします。そうすると商品が露出しにくいので購買欲が上がらず売れ行きが下がる、それによる売れ残りの発生を減らすため仕入れ数を減らす・・・という悪循環から脱せなくなることがあります。

 

それを防ぐためこの店では、「商品の回転を増やす」、「販売実績を増やす」「客寄せパンダにする」などなどの理由もつけて、時々こんな太っ腹な価格設定をしてくれます。時期は「カネと時間に引き締め感のない」時です。家族、とくにお子様の鼻息が荒い時ですね。

 

今がチャンス。次の週末も宝探しに行こうと思います。荷物の事も考えて、今度はクルマで。バイクの洗車は持ち越しかな。

 

あ、ヤバい、ウマ娘コンプしたくなってきた・・・

 

 

先日、

 

paradoxrider.hatenablog.com

 

で買ったTシャツを着て仕事をしていると、他の部署の人に声をかけられました。その人も同じものを持っているとのこと。同好の士が同じ職場にいて嬉しく思います。

 

その人と話しているうちに、他県でも紫電改を展示している所があることを思い出し、脊椎反射で「そこへ行く」ことに決めました。いやぁ、大脳を通さないと決定が速い速い。

 

 

当日は休みでしたが 5 時半起床、痛恨の二度寝のために 7 時出発。大量の汗をかく日々が続いたので、疲れがたまっていたのかもしれません。気を取り直して出発です。行きは瀬戸中央道 → 山陽道というル-トです。

 

バイクで行くつもりでしたが、天気予報では午後から天気が崩れ、最高気温は35℃とのこと。・・・やめとこ。今日は WRXSTI の出番のようです。

 

「片道 200 km なら高速は使わない」がワタシの原則ルールですが、R2 は例外です。この道はワタシにとって単に移動するだけの何も面白くない、ただただしんどい(+暑い)だけの苦行の道なのです。R1 のほうがまだマシ。「道が合う・合わない」ってあると思いますが、R2 は後者の最右翼です。

 

高速道では寝ぼけた頭に喝を入れるべく、糖分を摂取しながらのんびり走行。休日だけあって交通量はそこそこ、でも右車線キ-パ-は多数といった状況でした。

 

他人に「クッソ邪魔!」と思われることに鈍感な人が増えてきているような気がします。「ひとりひとりは大切な存在で、尊重されなければならない。なので当然自分は優先されるべき」と思っているようですが、他人のことにはお構いなし。反面教師や地雷には事欠かない世の中になっていますねぇ。用心用心。

 

 

加古川北IC で out 。県道を通ってまずは L 型防空壕の見学へ。ここは道路工事のため撤去されるとのことなので、その前に観ておこうと思いまして。

 

ちょっとわかりにくいところにあったのですが、工事を請け負っているであろう土木会社の方々が道端に立って案内してくれたので、難なく到着できました。暑い中お疲れ様です。

外観

 

内部へ

 

壁のコンクリ-ト幅 30cm 天井は40cm

 

排水溝 入り口下の左右には排水口

 

道路をつくるためとはいえ、これほどのものをつぶしてしまうのは惜しいです。ここ加西市は戦争遺構を売りにしているのに。地域の利便性を考えると、外部の人間がとやかく言うことではありませんが。

 

 

近辺の遺構も見てみましょう。

いろいろな防空壕 最後のは民家の敷地内に

 

対空機銃座

 

巨大防空壕

 

爆弾庫 中は意外と狭い

 

姫路海軍航空隊入り口跡 下は門柱の一部

 

ちょっと移動して

滑走路跡 まあこれだけ広けりゃ勝手に使う輩もいるでしょう

 

鶉野飛行場資料館 受付のおっちゃんは飛行服着用
3枚目は手ぬぐい この五省は好き
4枚目は戦艦大和が最後の出撃の時に掲げていた幟に印された言葉

 

無蓋掩体壕

 

ようやく今回のメインイベントです。

sora かさい

 

中に入ってみます。なんと無料!

紫電改

 

97 式艦上攻撃機 爆装ってオフセットさせるんだ・・・

 

これを見るためにやって来ました。大満足です。

 

愛媛のものと違って、こちらの紫電改はきれいです。「見る」ならこちらの方がいいですね。「感じる」のなら愛媛の方ですが。

 

こちらの施設にはあまりグッズがありません。地域活性化拠点施設なので、情報発信や特産物の販売が中心で、紫電改関係のものは「ついで」扱いです。地元のおいしいものを手に入れるにはもってこいですが、もうちょっと充実させてほしいですね。

 

 

ここで 12 時。帰りましょう。往路では2時間強かかりました。帰りは急がないので下道を使います。R2 を使うのがいいのでしょうが、最初に書いた通りなので別の道を使います。R372 で姫路へ。渋滞する市内をなんとかクリアし、R250 に入りました。

 

この道はワインディングありシーサイドロ-ドありで退屈しません。見て楽しい、走って楽しい良道です。漁港やカキの養殖場、造船所がたくさんあると言えば道の様子がわかってもらえるでしょう。ただ道が狭いので、ペースカ-がいたらアウトです。

御津漁港

R2 を使うより走行距離はだいぶ伸びますが、精神衛生上はこちらの道の方が良いです。ほとんど信号機もなく、ゆったりした気持ちで西進することができました。

 

途中から岡山ブル-ラインに入ります。本州にわたるフェリ-の使い勝手が良かった頃は、有料だった時からよくこの道を通っていました。でも夜に走るときは怖かったです。街灯もなく真っ暗でしたから。

 

ここを走るのは久しぶりでした。トイレ休憩のため、ワタシの記憶の中では常に大賑わいだった「黒井山グリ-ンパ-ク」に寄りましたが、案の定・・・

 

昭和感あふれる遊び場 営業停止はコロナのせいではないと思いますが・・・

 

みやげ物売り場は充実していました。さすがは道の駅。

夕食として購入 おいしかったです

 

その後、この道は R2 と合流し、忍の一字で早島まで頑張って走って瀬戸大橋に入り、4 時間かけての復路が終了しました。見たいものが見れたしドライブは楽しめたしで、充実した1日でした。

 

 

本日の走行距離:346.8 km

 

 

 

ではまた。