paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

ちょっとおでかけ 2022/4/29

GW の前半が終わり、現在はハーフタイム中。今日仕事が終わったら後半戦に突入します。

 

今年の職場のカレンダ-では 3日を勤務日として 6日が代休になっています。なので、前半3日、後半5日がお休みです。なので、いつもの

バイクで出勤 → 仕事が終わったらそのまま出発

という方法を考えていました。

 

が、ちょっと待てとワタシのゴーストがささやきます。

GW中日のフェリ-には家族連れや学生、ジジババが乗る。船中で眠れるのか?

 

あ、ムリですね。彼らが静かにしているはずがありません。

 

フェリ-を使えばその中で仮眠が取れるので少し楽になれるのですが、眠れないのなら長い時間かけて乗る必要がどこにあるでしょう?

 

なので今回は

車で出勤 → 車で帰宅 → 自宅で準備 → バイクで出発

という予定になりました。10 時間以上の走行となりますが、その分早く着くので途中で仮眠をとりながら走る予定です。

 

・給油ごとに休憩する

・眠くなったら必ず SA/PA に入る

・気温の変化に気をつける

 

という3点を特に留意して、久しぶりの高速利用長距離バイクツ-リングを楽しむつもりです。二輪車割引の申し込みも済ませました。あとは往路が長時間かかるので、走行中の考え事のネタを仕事中に探しておかねば。あー、忙しい忙しい。

 

 

 

先日書いた通り、GW 前半には何のイベントも入れていませんでした。まして初日の 29 日は雨。家でだらだらしようとも思ったのですが、しょっぱなからそんなではちょっと、ねぇ?

 

ということで、WRXSTI の出番です。GW での長距離ランでは出番がないので、この日に頑張ってもらいました。ただ走るだけではつまらないので、燃費アタックにも挑戦です。条件は

・エアコン ON

・先行車が遅ければ抜く。

・後続車よりも速度を出して、車間距離を詰められないようにする。

という普通のものです。この日走るル-トは山道ではありますが、信号がほとんどありません。なのでワタシの運とアクセルワ-ク、ギアセレクトがカギを握ります。アクセルは「踏む」のではなく足を「当てる」感覚で、ギアは道の状態に合わせてこまめにシフト。約 90 km 走った結果がこれ。

よくできました💮

下道ばかりだったのですが、結果に満足です。10 年選手の車ですが優秀な子です。

 

WRXSTI には全くと言っていいほど不満がありません。この価格でこのサイズ、このパフォ-マンスを出す車は他にないですから。CIVIC TypeR は幅広すぎだし、GR YARIS は格好悪いし、WRXSTI の新型は出ないしで、他の車に買い替える予定はありません。

 

ただ、GR CAROLLA は気になっています。問題はデザインです。前半分はいいのですが、後ろがちょっと・・・。トヨタのハイパフォ-マンス車にありがちな、C ピラ-からリアタイヤハウスにかけての不自然な鈍重さには抵抗を感じます。もうちょっと「シュッ」としたラインにできないんでしょうかねぇ。

 

次に買う車が最後の純ガソリン車・MT車になるでしょう。実車を見てかっこよかったら勢いで買っちゃいそうな自分が怖い・・・。ダメなら BRZ かなぁ。

 

 

早く着きすぎたので車内で待機し、開店と同時に入店。GW 初日なので、店も気合を入れて商品を出して来るだろうと思っていたのですが、結果はコレ。

全部、もう持ってま-す 総額¥800

 

店の主力商品は「呪術廻戦」ものになっており、他のものは安くなっていました。安くして商品が売れることで空いたスペ-スを増やし、そのぶん人気商品のスペ-スに充てる戦略なのでしょう。写真の「禰豆子」なんて@¥200 ですよ!この前まで¥500 近くしていたのに。盛者必衰の理をあらわしていますねぇ。

 

こんなに主力商品が変わり価格も変わったのなら、損した転売ヤ-や店も多いでしょうに。結局、転売なんてものは株の売買と同じですね。価格変化の予想をたてて売買して利ザヤを稼ぐものですから、当然損をすることもあります。それがイヤならやらないほうがいいでしょう。

 

やっぱり「自分が気に入ったものを買って大事に愛でる、どうしても手放さなくてはならない時には売る」というのがベストです。大してその作品に興味がない(=知識がない)のにフィギュアやカ-ドを一般店で買い漁り、それをレンタルショ-ケ-スで高値で売ろうなんてのは、まさに外道の所業。せいぜい損して安く市場に戻せばいいさ。

聞いてるか、転売ヤ-のネエチャン!

 

 

さて、ショッピングも済ませ、ごはんの時間です。今回は中華そば田村です。ひさしぶりにあの濃い味を味わいたかったので。

 

15分前に着きましたが、すでに先客が5台。あらかじめ食券を買っておいて開店を待つシステムになっていました。行列ができると密になるからでしょうか。

食券を買って車内で待機中

 

時間が来ると名前が呼ばれ入店。今回頂いたのはこれ。

あさり味噌ラーメンの小(季節限定)と豚めしの中

 

あいかわらずラーメンはボリュ-ミ-です。味噌臭さはなくあさりのダシがいい塩梅で効いています。これ、本場の札幌でもウケるんじゃないでしょうか。豚めしも肉が柔らかく味が染みて美味です。ただこの2つを食べると、味の濃さもあって相当キます。以前なら平気で食べられたのですが、歳のせいでしょうか。それでも汁まで飲み干した自分に拍手!

 

 

買い物と食事に満足し、強くなってきた雨の中、再び燃費アタックをしながら寄り道しつつ帰りました。

周囲は住宅地なのだが・・・ やすらげるの?

 

 

帰宅すると、家の前にちょうど宅配便業者のトラックが停まっていました。荷物を受け取って開けてみると

おお、ツーリングに間に合った!

ラフアンドロ-ドのレッグバッグでした。GW 直前に注文したのですが、まさかこんなに早く届くとは。運送業者に感謝です。

 

 

ちなみに帰りの燃費は 12.2km/L でした。往路に負けたのがちょっと悔しかったです。

 

 

 

次回の更新は、ツ-リング中のため来週になります。たっぷりとレポ-トをお送りしますので、ご期待ください。

 

 

 

ではまた。

 

日本紀行 第9回 富山

こちらは蒸し暑い日々が続いています。暑さ寒さは何となりますが、高湿度の対処法は難しいです。まとわりつく湿気が鬱陶しくてしょうがありません。でも今はまだ序の口。あと半月もすれば本格的に湿気との戦いが始まります。水分も空中に漂わず、いっそ雨になってくれればいいのに。

 

ワタシの県では毎年のように渇水が起こり、今年もダムの貯水率が低いようです。この湿気、なんとか雨になって川に入っていってくれないかなぁ。

 

 

 

新潟の次は関東甲信越地域のことについて書くつもりでしたが、北陸の続きとしてワタシの中で雪のイメージが強い県からにすることにし、富山・石川・福井の順に書いていきます。

 

 

では、富山について。

 

富山県も、行った割には宿泊をしていない県です。「北陸の雄、新潟」と「歴史と観光の県、石川」に挟まれ、どうしてもイメージが不足していました。それでも出歩くのが好きなワタシとしては放っとくわけにはいけません。期待以上に、行ったら行ったで楽しむことができました。

 

 

初めて富山で泊まったのは20代の終わり頃。夏に車で訪れました。仕事で行ったのですが、宿は先方がとってくれた宇奈月温泉。名前は聞いたことがありましたが、行くのは初めてでした。時間が無くて(一応仕事で行ったので)有名なトロッコ列車には乗れませんでしたが、温泉は満喫できました。8月だったのでもっぱら露天風呂に浸かっていましたが、すこしぬるめの湯が気持ちよかったのを覚えています。

 

連日の激務のあとの露天風呂は天国でした。そこからくるあまりの開放感から、入浴中に外に向かって同僚と仁王立ちをし、道行く人に手を振っていたことは極秘事項です。

 

 

また、5月のGWの翌週に立山に行ったことがあります。連休の後なら空いているだろうと思って行った長野ツーリングのついでだったので、登ったのは富山側からではありませんが。

 

駐車場にバイクを止め、扇沢駅のバス乗り場へ向かいます。始発より1時間前についたので、早く来た皆さんはまだ車の中で睡眠中。しめしめと思って乗り場へ一番乗りするとすぐに次のお客さんが。

 

その人は常連さんらしく、その日は上まで登ってからスキーで滑り降りてくる(!)予定とのこと。ワタシが立山初体験というのを知って、ベテランらしく貴重な情報を下さいました。

 

 

1.急げ!

「長野側からはバスやケーブルカーなどを使い室堂まで行くが、その交通手段は先へ行くほど乗車定員が減る。なので始発で行くのなら全て始発で行かなければ、次の便の客と一緒になり積み残しになる可能性がある。そうなると到着時刻は加速度的に遅くなってしまい、目的地滞在時間も短くなってしまう。また乗り継ぎを考えて、乗ってからも出口に近いところに立っていたほうが良い。」

 

2.走れ!

「乗り継ぎ場所は降りたところからすぐのところだが、1ヶ所だけは黒部ダムを挟んだところにある。ダムをゆっくり歩いていくとツアーの添乗員に抜かれてしまう。彼らはヘタすれば数十人分のチケットを持っているので、先に行って手続きをされると満席になり、個人客が乗れないこともある。」

 

3.観光は帰りに!

「キレイな景色や土産物屋もあるが、そこで止まると続いてやってくる客の群れに飲まれてしまい、到着が遅れて少ししか目的地で滞在できなくなる。なのでまず自分の行きたいところまで行って十分楽しんだあと、帰りに寄り道すればいい。帰りは来るときの逆なので乗車定員は増えてくるのだから、最終便に乗るのでなければあまり心配しなくて良い。」

 

 

これらのアドバイスに従いながら、始発のバスに乗車してから目的地に到着するまで、交通機関内ではその人の隣にずっと立っていました。行き慣れているだけあって、降車口での場所取りの仕方、降りてから次の乗り口までの効率的な行き方は無駄がなく、順調に先に進めました。

 

さて、問題の黒部ダム

 

この時はバイクで行っていたので、ライディングブーツを履いていました。バックルを少しゆるめ、ダッシュかます添乗員を警戒しつつそのベテランさんとダムの上を全力疾走しました。

まだ誰もいないダム上を、なかなかいいペースで走り抜けるオッサン二人。

傍から見ると変に思われたでしょうねぇ。でも朝っぱらからいい運動になりました。

 

そんなこんなで最終地点に到着。アドバイスをくれた方は「じゃあ気をつけて」とだけ言い残し、さっさと去っていきました。やだ、イケメンすぎる!

 

 

さあ、室堂についたぞぉ!

 

これだけ雪が残っているということは・・・

 

おお、見ることができた!

雪壁の回廊です。観光パンフレットで見たことがある景色が眼前に!

 

実は駐車場に青白のバスが止まっているのを見て、

この色のバスがこの景色の中を走るとちょうどマッチするのでは?

と思い、ダメもとで30 分くらい待っていると、偶然やって来ました。

上の写真がそれです。

超満足しました。

 

1時間ほどこの辺りの景色を満喫したあと、土産物屋を冷やかしてから戻ります。

 

途中で、半島からの観光客がその国の国旗を雪に立てて記念撮影をしているのを見かけました。「立山は我が領土」とか言っているのかなぁ。よその国に自国の国旗を堂々と立てるなんて。非常識な奴らがいたもんだ。

 

まだ早い時間だったので、戻る行程は余裕がありました。アドバイスに従って、黒部ダムを散策してダムカレ-を食べたり、土産物屋を覗いたりして観光をしながら

よくこんなデカいものをこんな山中に作ったなぁ・・・

 

長野側へ帰りました。今度は富山側からアタックしてみたいと思っています。

 

 

 

また、大学のバイクサ-クルの OB 会で五箇山へ行ったり

白川郷より落ち着いて散策できます

 

BMW 軍団の中で異彩を放つ FZS1000FAZER の雄姿  

 

おわら風の盆」の実演を見に行ったり

本番も観たいなぁ

 

するなどして、富山にもちょくちょく行くようになりました。

 

派手さはあまりない県です(失敬!)が、それだけに BC級 の見所はありそうです。そんなスポットが大好物なワタシは現在情報を収集中です。高速道路の土日の二輪割引もあることだし、再訪してみましょうか。本場の「ブラックラーメン」の食べ比べをしに行ってみるのもいいなぁ。

 

 

 

ではまた。

お散歩ツーリング 2022/3/23

GW の足音が近づいてまいりました。今年は後半にお楽しみ企画を入れており、それが楽しみで楽しみで・・・。

 

「どのルートを走ろうかな」とか「どこを回ろうかな」とずっと考えていたので、前半の3連休のことをすっかり失念していました。今日そのことを気付かされ、

 

「やったぁー!休みがあったぁ!!」

 

と思うのと同時に

 

「しまった、何の計画もしていない・・・」

 

と気づき、うれしいやらがっかりやら・・・

 

このままでは「GW前半はアニメ見放題になってしまう。どこかへ出かけよう」と思って天気予報を調べると「晴れ」

 

よーし、GW後半のツーリングのためにオイル交換やら洗車やらしとくか。で、その時の天気は、と・・・」

 

全部「雨」

 

ええええええええええええええええええええええぇ、今回もクルマかぁ???

 

天気予報がズレることに期待するしかないか・・・。

 

 

 

先日の週末にツーリングにでかけました。今回の目的はいつもの

ラーメン行脚+お宝探し

ではなく、

 

森の空気を吸いに行こう!

 

というものでした。

 

桜が散ってしまった今、山へ行っても見応えのあるものは大してありません。でもその分空いているので走りやすいし、日中の山の空気が爽やかになってくる時期でもあります。

 

みずみずしく、青臭く、その中に少し紛れ込む爽やかな甘い香り。この香りを嗅ぐと蓄積した澱が昇華される気がするので、ワタシにとっては心の血液をサラサラにする薬だと思っています。

 

5月ぐらいからは空気が濃密になり始めますが今の時期はまだ軽く、すっきりさっぱりしています。前日まで雨だったので香りも期待できるし、暑いほどではないので走っていても快適だろうと思って Tiger Explorer 発進です。

 

まずは腹ごしらえ。あまり食欲はありませんでしたが、山中ばかり走るので途中で食事が取れないかもしれないので、いつもの店でいつものやつを。

早朝はまだ温かいものが嬉しい 「かけ(中)」

 

 

西に向かいますが、「海沿い」「山中路」「幹線道路」の3つのルートがあります。今回は趣旨から考えて、当然「山中路」を選びました。

 

このルートはハードな1車線道路ではなく広域農道をつなげて走るものなので、快適の極み。朝早いので交通量も少ないし、木々のあるところでは早くもその香りを漂わせています。梅雨前後のまったりとした濃密な香りも良いのですが、今の時期の淡麗な香りもこの時期ならでは。「すーはーすーはー」しながらのんびり走りました。

田んぼに張られた水 気温が上がるとこの水の香りも強くなりますね

 

吉野川まで出てからひたすら西進します。幹線道路に入り一部市街地を走りますが、ここは我慢のしどころです。マラソン先導の白バイ隊員になったつもりで、ペースカーの後を低速走行。バイクをあやつる技術だけでなく、精神力(主に忍耐力)を鍛えるステージでした。

 

それをクリアするとスペシャルステージに入ります。いよいよ本格的な山道です。今回は川之江から R319 を南下するコースをチョイス。

 

この区間は以前はすごい道(かつては四国の酷道のひとつ)だったのですが、いまでは新しい道に付け替えられており快走できます。ただ一部はまだハードなルートなので、油断はダメ、ゼッタイ!

 

銅山川まで出ると

あれ?水がない??

 

おいおい?

ということらしいです。そこから K6 で西に向かうと

水位が低い

 

渇水ですね。

 

ん?

何か見えるぞ?

 

建物の跡?

通常なら水に隠れて見えない部分です。集落の跡地かな??

 

 

川沿いをひた走り、さらに山中へ。

山深いなぁ

 

K47 につながり、さらに前進します。この先に別子銅山平地区があります。だいぶ前に紅葉のシ-ズンに行った時、それはそれは見事な景色でした。ここは「東洋のマチュピチュという触れ込みで、別子銅山の跡が観光地になっています。

 

でも、ちょっと盛りすぎかな。そんなにハードルを上げても、ねぇ。

 

 

分岐点につきました。道が細いので用心しながら走ろうかなと思っていたワタシの目の前に現れた景色がこちら。

ああ、無情

落石があったそうです。おぉ・・・。

 

 

やむなく通り過ぎて「道の駅 マイントピア別子」へ行き、

マイントピア別子

 

土産物屋を冷やかし、

脈絡もない2次元ご当地キャラ 推すことも無く放置プレイ中

 

トイレへ行ったり散歩したりして小休止しました。

残っている建物

 

こちらも別子銅山跡地ですが、プリミティブな景色を見たければ先程の東平地区の方がオススメです。そこへ行く登山道もありますが、「熊注意」の警告板も出ているのでワタシは通ったことはありません。この日は登山口には多くの車がいました。人気コースらしいですね。

 

このまま平地に下りて幹線道路で帰る手もありますが、この日の目的である「山の空気満喫」という趣旨に外れますので、来た道を戻ります。

 

 

K43、K6 と走り継いで R319 までは同じですが、その R319 を北上して戻るのではなく東に向かいました。このブログでも何度か紹介しましたが、なかなかの道ですよ、ここは。

国道(笑)319号線

安全にスム-ズに走る練習にはもってこいだし、意味不明のものも見かけるしで、

突如現れるモノレ-ル乗り場 片道¥500 どこへ行けるのだろう??

 

興味深いこと、この上なしです。

 

 

この酷道に入ってから空が曇り始め、それに伴って山の匂いの濃度も下がってきました。やはり光合成が活発な方がいい匂いがするのでしょうかね?

 

新宮を通過して R32 に入り、K5 を使ったりしながら戻りましたが、あまり寄り道もしなかったので 14 時ごろに遅い昼食にありつくことができ、

 

カレ-うどん(中)+かにかまの揚げ物

帰宅しました。

 

この日は予想通り、山の香りをこころゆくまで味わうことができました。山の生気とフィトンチッドをたっぷりと吸収してセラピ-を受けた気分です。これで来週分の元気を頂きました。

 

次に行くときは、前日にたっぷりと雨が降ったあと気温が上がる日中を狙います。こってりとした山の吐息を味わうのが今から楽しみです。

 

 

 

本日の走行距離:303.4km

割とよく走ったなぁ

 

 

ではまた。

日本紀行 第8回 新潟

4月も下旬。 部署替えになって狂喜乱舞したり東京と函館を満喫したりしてから、もう1ヶ月も経つんですねぇ。1月を起点とすればもう1年の1/3が過ぎようとしているのですよ。

 

以前ならば「時間が経つのは速いなあ」で済んでいたのですが、この数年は少し焦りを感じ始めていました。

 

あと何回、この季節を迎えられるのだろう?

あと何年、バイクに乗れるのだろう?

あと何度、長距離ツーリングに行けるのだろう?

                   エトセトラエトセトラ・・・

 

でも運が良ければ数年後、「あの時あんなことを考えていたけど、そんなに気にするほどのことでもなかったなぁ。今になっての方がよほど心配だよ。」と思っているかもしれません。

 

たぶん今は「心配できてしまう」余裕があるのでしょう。心配のネタを無理やり探せてしまう、みたいな?

 

そんなことをするヒマがあるのなら、先のことを恐れるのは最低限にしておいて(9:1ぐらい?)、楽しみがあるときはその楽しみを我を忘れて骨までしゃぶるつもりでいたほうがハッピーなのかもそれませんね。「悪いことが起きるだろうから今は楽しめない」ではなく、「悪いことが起きるだろうけど、それはそれとして今はとりあえず楽しんどく」というスタンスでいようと思います。

 

さあ、遊ぼうか。

 

 

 

第8回はどこにしようかと考えまして、北国の続きということで新潟について書こうと思います。

 

ワタシにとっては、新潟って微妙なところです。知っていたことといえば、

 

北陸地方の大都市

田中角栄の地

 

ぐらいでしたからねぇ。

 

 

それでも東北地方や福島に行く時の前進基地としてお世話になりました。行くまでのルートは

北陸道

・信州から R18 で上越経由

・関東から R17 で長岡経由

の3つです。北陸道利用が一番多かったかな。

 

そうやって訪れるうちに、少しずつ新潟体験が増えてきました。

 

 

福島に行く途中、新潟県中越地震の被災地を保存している山古志村(現長岡市)に立ち寄ったことがあります。

この村は錦鯉と闘牛で有名なところです。

闘牛場

その地震が引き起こした山崩れや地すべり、道路寸断などで「陸の孤島」となり、一時は全村避難の状態にまでなりました。

 

このあたりは日本有数の豪雪地だったはずです。厳しい自然とともに生きてきた人々であっても震災は専門外。動揺も大きかったと思いますが、そんな中でも彼らは村の誇りと言われていた錦鯉と闘牛を復活させました。越後人の意地と根性によるものでしょうか。すごいなぁとしか言いようがありません。

 

 

また、少し足を伸ばして村上へ行ったこともありました。鉄道写真を取るためでしたが、ついでに「人形さま巡り」もしてきました。3月上旬でしたがまだ寒く、人形が飾られている店などで暖を取りながら歩きまわったことを覚えています。

ある店での人形展示

 

今でこそ店や家庭で飾られている雛人形などを一般公開するイベントはたくさんありますが、訪れた当時はまだ珍しかったので、その家の人と話しながら見学するというのは新鮮でした。「四国から来た」と言うと、手厚いもてなしを受けたのもいい思い出です。

 

街を歩くと鮭がぶら下がっている風景を目撃! 知識では知っていたものの現物を見るのは初めてだったので、「ああ、リアルにこんなことをやってるんだ」とプチ感動しました。

雪が降っていました あちら側も撮影中

絵になるなぁ

 

 

 

で、毎回恒例の食べ物についてですが、新潟といえば

へぎそば

です。店名は失念してしまいましたが、小千谷で食べたことは覚えています。駅のすぐそばだったかな、そばだけに(失笑)。

 

「ふのり」をつなぎとして使っているだけに、なんともいえないなめらかさ。蕎麦とはまったく異なる食感でした。味がどうのこうのいうのではなく、噛み応えと喉越しを楽しむものなのでしょう。そういう意味ではなかなか興味深い食べ物でした。あ、マズいというわけではありませんよ。新潟へ行くことがあればもう一度食べてみたいと思わせてくれるものでした、念のため。

 

 

タレかつ丼もおいしかったですねぇ。

新潟駅ビルで食べたタレかつ丼


甘辛しょっぱいタレとカツ、ご飯のトリオがきれいなハーモニ-を響かせます。卵とじやソースがかかっているものと違って、このタレが食欲をそそります。くどくないので、この写真のものならもう1杯はいけます。もっと全国展開してもよさそうですが、インパクトには欠けるのかな?また食べたいですねぇ。

 

 

あと、写真はないのですが、燕三条駅そばの龍華亭で食べたラーメンもおいしかったです。半分仕事で新潟を訪れた時、ホテルのそばに店があったのでふらっと寄って、初めて「背脂チャッチャ」のラーメンを頂きました。見た目は脂っこいのですが、食べてみるとその味は「食べるとしっかり、後味すっきり」という理想的なもの。偶然入ったのですがさすが有名店、ホームラン級のアタリでした。

 

 

もうひとつはみかづき「イタリアン」。このお店はチェ-ン店で、私が食べたのはこれまた燕三条駅のそばのイオンの中の店。艦これ漫画(「吹雪、がんばります!」)で知り、一度は食べてみたいと思っていたのでワクワクしながら注文し、出来上がるのを待ちました。で、出てきたものは

「中華麺(?)を炒めたものにミートソ-スがかかっている」

という不思議な一品。正直な感想は

「これ、焼きそばじゃね?」

でした。

なぜにこれが「イタリアン」という名前なのでしょう???

 

新潟のナウなヤングが女性を口説くとき

「今日のディナ-はフレンチじゃなくイタリアンにしようか」

と言うとみかづきに直行となるのでしょうか?

 

で、お味ですが、見たまんまです。ミートソ-ス味の太麺焼きそば

 

でもこれってジャンクっぽいだけあって、部活帰りの高校生が好きそうですね。ファーストフ-ド店に立ち寄るノリで行くのではないでしょうか。もし私が高校生なら通い詰めること間違いなしです。

 

 

最後にもう一軒、印象に残っている店は、直江津にあるラーメン店

ニュ-ハルピン

です。一部のバイク乗りにとっては聖地ですね。店主は不愛想だし(ごめんさない)店構えはこんなだし(ごめんなさい✕2)、そういう人気先行型のお店だと思っていた(ごめんなさい✕3)のですが、さにあらず。

とにかくうまい!!!

特にスープ。緻密に丁寧に作っている感がありました。さてはあの店主、職人ですな。

ここも是非もう一度行きたいお店です。

 

 

 

目を引く観光地があるわけでもなく、行きやすい場所にあるわけでもない新潟県(ごめんなさい✕4)。ですが、行くとなれば細かいところを徹底的に楽しみたいと思わせてくれる県です。自前の交通手段で行くとすれば年の2/3ぐらいしかそのチャンスはありません(ワタシは雪道が怖いので)が、最後に行ったのは4年前。そろそろ再訪してもいいかなと思っています。かつては江戸よりも人口が多かった土地。なーんか歴史的な穴場スポットもありそうですしね。今から情報収集をしておきます。

 

 

ではまた。

日本紀行 第7回 福島

そろそろ冬物の服がクリーニングに出される時期になりました。ツーリングやドライブには最適の時期になるわけですが、寒さに代わる敵、花粉が出てきます。数年前からコイツは、ワタシにとってボギーからバンディットに変わりました。

 

それまでは「花粉症?軟弱者め!花粉ごときに人間様がやられるなんて情けない!」と思っていたのですが、無事ワタシもお仲間に。

 

特にバイクで走っていると、左目がショボショボし始め、だんだん刺すような痛みと溢れ出る涙で目を開けていられなくなり、ピットインを余儀なくされます。30分ほど左眼が号泣したら、涙で洗い流されるのか、何事もなかったように復活します。で、一回なったらそのシーズンではもう起きません。それが起こるのが4月中旬から約1ヶ月の間です。GWツーリングまでには出といてほしいなあ。

 

左目だけというのも不思議な話です。でも、これって花粉症なのでしょうか???

 

 

東北6県の締めくくり、福島県についてです。

 

今まで何度も書いている通り、2011 年から現在まで毎年通っています。これは東日本大震災の実際の姿とその復興の様子を自分の目で見たいというのがその理由でした。

 

ではなぜそんなに福島のことが気になるのか?

 

なぜなら、学生時代によく福島へ行っており、馴染みがあったからです。茨城からツーリングに行くのにはちょうどいい距離でした。

 

学生時代、高速道路はブルジョアが使うものだと思っていたので、当然すべて下道。R294(茨城街道)の酷道っぷりは、今考えても恐ろしいぐらいです。今ではバイパス状になっているので快適ですが、当時の道は安房峠の旧道を3つつなげたような道でした。

 

そんなハイレベルな道を、バイクサ-クルの先輩たちの叱咤激励を浴びながら半べそをかいて何とか走り切り、猪苗代湖磐梯山近辺を回り、五色沼湖畔でキャンプをするというのが恒例の流れ。よく行くものですから、キャンプをする場所にに掘っ立て小屋まで作ってしまいました。

 

ある年、キャンプ地近くの正確な地図(1枚物)を大学近くの国土地理院へ買いに行ったら、その小屋が載っているではありませんか!!さすが国土地理院。あんなボロ小屋でも見逃さなかったようです(驚)。

 

地元に帰って来ても、東北体験初級コ-スとして福島へは何回か行きました。よく使ったルートは、新潟から内陸へ向かう R252 を走るというもの。かなり楽しめる道でした。

記念碑を作りたくなるのもわかる道です

 

 

この山岳路を走っていると、倉庫らしきものを通り過ぎた時に「***駅」という看板がその建物にあるのが視界をかすめ、「ん?」と思って引き返してみると・・・

 

当時の田子倉駅

 

建物はありますが、どこにも線路がありません。中には階段があり、おそるおそる降りてみると、

誰が使うんだろう???

ありました、線路が。こんな山の中で利用客もいないのに駅があるのが不思議でした。ダム工事をしていた当時に、それ用に作られたものでしょうか?

 

田子倉ダム でかい!

ダイナミックさとせせこましさが同居したような道や風景が好きになり、よく通るようになりました。この辺りは紅葉が見事なので、鉄道に乗ってその景色を見たいなあと思っていたら、只見あたりで橋が豪雨で流され、廃線の危機に。

2015年撮影

でも復活するらしいので、今から楽しみです。

 

「洗い越し」を走ってみたいがために一度だけ R352 を走りましたが、さすがに「酷道」と呼ばれるだけにチャレンジングな道でした。いろんな道を走ってきましたが、走り終えた後で「コーナ-を見るのもイヤ」と思ったのはこの道だけです。これに比べれば R439 なんてカワイイもの。すごい道でした・・・。

 

 

他にも福島には走りごたえのある道が多く、磐梯吾妻スカイライン

浄土平 晴れ!!!


磐梯山ゴールドライン磐梯吾妻レークラインといった、「走って楽しい、見て楽しい」というワインディングがあります。晴れてたら気持ちいいですねぇ。ワタシが行くとどの道かでは必ず雨にやられますが。

 

 

また、歴史がらみと言えば、さざえ堂

説明書きを見ても構造がよくわからん・・・

や白虎隊がらみの地

悲惨というより哀れ

 

日新館

これは現代でも通用するなぁ

 

あと、写真がないのですが、野口英世記念館河井継之助記念館は見ごたえがありました。

 

美味しかった印象が残っているのは喜多方ラ-メン坂内食堂まこと食堂来夢)と羊羹(秘境羊羹)ですかね。この羊羹は只見駅でたまたま見かけて買って帰ったのですが、食べてビックリ!昔ながらのパンチの効いた、田舎風のどっしりした味でした。5本くらい買って帰ればよかったと後悔したものです。

 

 

この10年くらいは高速で福島まで行き、帰りは太平洋側を南下して戻るというル-トを使っていますが、以前は日本海側を北上して新潟経由で福島入りし、帰りは内陸側に戻ってから南下して寄り道しながら日光方面に向かうルートを使っていました。

こんな所にも寄りました(上:大内宿 下:塔のへつり

 

ある年、夏に福島へ行った帰りに、西会津に向かってバイクを走らせていました。道路は整備されて集落もほどほどにある、典型的な田舎の川沿いの山間道を楽しんでいると、中学生ぐらいの集団が歩いていました。すれ違った時に見たものは

 

スク水+Tシャツ姿の健康的な女子生徒の集団!

 

その姿はエロくなく、山間部の昔ながらの景色に不思議なくらい見事に溶け込んでしました。

 

犯罪もなく平和な地域なのでしょう。治安や見た目を過剰に気にしなければならない、ギスギスした現代からは忘れられた風景だなあと思いました。

 

久しぶりに「昭和」を見た感じがして、ほのぼのしました。

 

 

またある年、秋に福島へ行った帰りに、またまた西会津に向かってバイクを走らせていました。道路は整備されて集落もほどほどにある、典型的な田舎の川沿いの山間道を楽しんでいると、子供たちの集団が道端で遊んでいました。すれ違った時に見たものは

 

全員、はんてんを着用!

 

その姿は民話の挿絵のように、山間部の昔ながらの景色に見事に溶け込んでしました。

 

犯罪もなく平和な地域なのでしょう。流行や見た目を過剰に気にしなければならない、ギスギスした現代からは忘れられた風景だなあと思いました。

 

久しぶりに「昭和」を見た感じがして、ほのぼのしました。

 

 

そんなこんなで、ワタシにとって福島とは過去を思い出させてくれる所であり、同時に、地道に少しずつでも未来へ進もうとする力を見せつけてくれる地でもあります。また訪れるのが楽しみです。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

年度末なのに、のんきに旅行(5日目)

「週末はまた寒くなるが天気は晴れ」との予報でした。なのでバイクで走りに行く予定でしたが、土曜日は一日中ベッドの中。「春眠。暁を覚えず」とはよく言ったもので、18時間ぐらい寝ていました。夜には反省し、日曜日こそは出掛けようと思ったのですが、これまた春眠と布団の暖かさには抗えず、また一日中寝ていました。

 

新年度が始まってまだ落ち着いていないせいか最近睡眠不足だったので、その穴埋めと今週分の寝だめができてしまいました。次の週末はきちんと起きて出かけようと思います。さあて、どこへ行くかな。久しぶりに徳島以外に行こうかな。

 

 

 

さて、最終日のレポ-トです。

 

3/29

 

いよいよ最終日。ツーリングと違って飛行機移動の旅なので疲れないはずだが、その分歩き回っているので体力の消耗は激しいようで2時間寝過ごした。今日は早朝からのミッションがないので気が緩んでいたのかもしれない。

 

8時半頃朝食を摂り、

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結局3回とも同じものにしてしまった・・・


目覚ましと準備運動を兼ねて秋葉原駅まで歩く。9時前後でも通勤する人が多く、ゆっくり歩く(まだ足が痛い!)ワタシは邪魔にならないように端っこへ。コインロッカーにキャリーバッグと一眼レフを入れ、日比谷線に向かう。この4日間、一眼レフをバックパックに入れて歩き回っていたが、それがないと軽い軽い。今日は楽できる予感。

 

というのも、天気予報では曇り、夕方から雨といっていたので、今日の花見はナシ。行きたいところは昨日までで制覇しているので、残念さもナシ。なので、いつもの東京詣でのカリキュラムでいこうと思う。

 

まずは森美術館

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六本木からの東京タワ- 予報通りの天気


chim↑pom 回顧展へ。

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平日の朝一だったので、まだ客はまばら


以前、東日本大震災関連の映像作品を観てから気になっている芸術集団だ。密にならないようにするためか、展示物の間隔を開けているので作品は思ったより多くない。それでもじっくり見るに耐えうる作品ばかりだったので、思いの外時間がかかった。

 

他の現代美術展であれば、作品を見て解説を読んで「ああ、そういうふうに解釈して作ったのね」といちいち納得する(させられる)。このプロセスは割と煩わしいもので、繰り返すうちに作家さんから責められたりあきれられたりする感じがするのだ。「わかんない?どうして?キミとは感性が違うんだね。しょうがないね。」みたいな。

 

でもこの集団のは違う。表現やメッセージがストレートなのだ。

 

わかってもらえるかどうかはどうでもいい

作品が好かれるかどうかはどうでもいい

タブーや常識の線引きなんてどうでもいい

自分たちはやりたいようにやるぜ

でもやり過ぎたらゴメンなさい

 

という無邪気な姿勢がありあり。

 

文化人を自認し、個性的、独創的な姿勢をとりながら、横目で名声や利益をチラ見している人たちの作品とは大違い。とにかく「すっ」と頭と心に入ってくる。理屈っぽくなく、それでも伝えたいことはきっちり伝えてくる。うまい水がいくらでも飲めるみたいに、くどくなくメッセージだけがこちらに溜まってくる。いいものを見せてもらった。2時間ぐらいで観終わるかなと思っていたが、4時間かかった。

 

14時をまわり、最後の作戦地域である秋葉原へ。今は3月下旬。中古品が出やすくセールもやっている大漁期。だが、いつもより巡回時間が短いので、行く店を絞って捜索開始。まずまずの収穫だった。あと2時間あればとも思ったが、その分芸術鑑賞をしていたので後悔はない(キッパリ)。そもそも昼食をとっておらず足の痛みも絶賛継続中だったので、秋葉原での探索は3時間が限界。

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まったくもって、その通り!

 

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ここでも豊漁! すでに持っていても買ってしまうのは悲しい性



帰宅ラッシュの前に浜松町まで山手線、そこからモノレールで空港へ。ラウンジで1時間余り過ごし、帰路についた。

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帰りの便でも

 

本日の歩行距離:9.2km

 

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総括

 

今回の旅行では桜成分を十分以上に摂取でき、1年(度)を締めくくることができました。辛かった日々をなんとか乗り切ったことに対する神様のご褒美だったと思っています。今は桜は散ってしまいましたが、これも

「もういいな?もういいよな?よし、これで今年は終わり。気持ちを切り替えてまた1年、なんとか乗りきれ。」

とハッパをかけられたような気がしています。それでもあれほどの桜を満喫できたのだから、期待にそえるよう頑張ってみます。

 

東京までの往復は ANA、函館までの往復は JAL を利用しました。以前は ANA ならスープ、JAL ならコーヒ-がおいしかったのですが、最近ではそれが逆転しているように思えます。製造者が変わったのかな?機内サービスの質はどっこいどっこい。ANA のサービスの細やかさに JAL が追いついた感じです。予約手続きやマイルの使い勝手の良さでは JAL が上かな。コロナ禍が穏やかになっている今、ANAJAL のどちらが先に業績を回復するのか楽しみです。 どっちもがんばれ~。

 

今回はお気に入りの靴を履いていきました。軽くて歩きやすく温かいという、寒い時にはもってこいの靴でした。

が、

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終了・・・

今回の overwalk でこうなりました。傷み方を見ると案外安っぽい造りだったのがわかってガッカリでしたが、ガンガン歩くための靴ではなかったようなので、ワタシの使い方がマズかったのでしょう。念のためもう1足同じものを買っているので、今度は優しく扱ってやろうと思います。やっぱりハードに使うときは goro の靴ですねぇ。

 

 

ではまた。

年度末なのに、のんきに旅行(4日目)

先日、とうとう食洗機がお亡くなりになりました。5回に1回しか動かなくなっていたので、覚悟はしていましたが。 思えば家が建ってから20年間、ほぼ毎日働いてくれていたので、天寿を全うしたと言ってもいいいでしょう。去年、今年と電気製品が寿命を迎えることが増え出費もかさんでいて、次は何が壊れるんだと戦々恐々です。

 

今のところ危険なものは

 

第1候補:冷蔵庫(20年選手)

この20年、ずっと電気が入りっぱなしですから。買った当初、裏側から変なうなり音がしましたが、蹴ったら静かになりました。昔の電気製品の直し方は「殴る・蹴る」でしたからねぇ。

 

第2候補:テレビ(20年選手)

なんといまどきブラウン管です。でもハイビジョンも見られるというスグレモノ。このテレビが健在なうちはBDプレイヤ-も新調できません。なぜなら現代的な配線を受け付けてくれないからです。いまだに赤・白・黄の配線でしか繋げられません。

でもまだ元気です。

 

第3候補:ドラム式洗濯機(20年選手)

買って5年ぐらいでドアが開かなくなりましたが、そこを修理してからはよく働いてくれています。独り者ですから使う回数も知れており、メカの負担が少ないからでしょう。

 

偶然ですがすべて東芝です。どこぞのメ-カ-と違って5年タイマ-は内蔵していないようで助かります。実際、その「どこぞ」のメーカ-製のBDプレイヤ-も持っていましたが、本当に5年でお亡くなりになりました。あきれるやら感心するやら・・・。

 

さて、次に旅立つのはどいつだ?

 

 

 

さて、4日目のレポ-ト。今回はイヤになるくらい桜をおみまいします。

 

3/28

 

5:30起床。やっぱりちょっと疲れていたらしく30分寝過ごしたのだが、ワタシの住んでいる所に比べて東京は夜が明けるのが早いので、外の明るさでもっと寝過ごしたのかと思ってあせった。今日はそこまで早く起きる必要はなかったのだが、一日の行程を考える必要があったので。

 

まずは、まだ足が痛いので時間をかけてマッサージをする。関節部分と足の裏が特にダメージを受けているので念入りに。今日もたくさん歩くので、気をつけよう。翌日は天気が崩れるらしいので、今日は徹底的に花見の予定。

 

朝食を摂って

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前回と同じものをチョイス


 7 時に上野公園へ。混雑する前に行きたかったから。通勤・通学で電車を利用する人たちが、ついでに公園に来る場合が多い。そんな朝のお花見ラッシュを避けるため。

 

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上野公園の桜 ちょうど見頃だった

 

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不忍池の桜+α ちょうど見頃だった

 

桜は満開、人も満開。いかん、ちょっと遅かったか。この旅行中に3 回行ったが、行くたびに咲いている桜が増えているので景色が違って見える。たっぷり2時間かけて冬の終わりの風景を撮影した。

 

 

次に行ったのが目黒川。10 時前に日比谷線で中目黒へ行き、川沿いを歩いた。桜は全力で咲いていて、ここも大混雑。おかしい、今日は平日なのに。

 

川にかかる橋が撮影ポイントだが、人が多すぎて交通の妨げになるほど。配置された警備員が「立ち止まらないでくださ〜い」と注意していたが、そんなことは言うだけムダ。だってみんなこの景色を見るために来ているんだから。落ち着いて撮影することも叶わず、カメラの設定を工夫したりBKTや HDRの機能を使っての一発撮りばかり。でも満開の桜で目を楽しませることはできたので、来た甲斐があった。

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目黒川の桜 ちょうど見頃だった

 

お次は千鳥ヶ淵。渋谷に出てから半蔵門線で向かった九段下駅は大賑わい。地上に上がると人・人・人。おかしい、今日は平日なのに。ここの桜も満開。以前は混雑を避けるために午前中に来ていたが、光の具合がイマイチだったので今回は午後に来てみた。堀の両側に綺麗に光が当たり、予想通りの桜風景になっていた。人が多いのでじっくり撮るのは難しかったが、それを補って余りある景色を楽しむことができた。

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千鳥ヶ淵の桜 ちょうど見頃だった

 

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千鳥ヶ淵戦没者墓苑 花見客の何割がここにも足を運んだのだろう・・・?

 

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日本武道館 本当の意味での聖地

 

堀の外側と内側での撮影を済ませて靖国神社へ。当然ここも大混雑。どんな理由があろうとこれだけ沢山の人が訪れているのだ。英霊の皆様もさぞやお喜びのことだろう。ワタシのじーさんもここにいるので一言あいさつをしてから、桜を堪能した。

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靖国神社 戦犯がどーのこ-のと言っているのに、桜は見に来るんですねぇ?

 

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東京の桜の開花宣言はこの木次第 責任重大だよ?

 

この時点で15:00。まだ時間があるのでちょっと箸休めをしよう。東西線で中野へ。わしやで昼食を摂ってから

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これを喰わなきゃ中野に来た気がしない まぐろステ-キ定食


中野ブロードウェイに突撃。目的はお宝探し。フィギュア2点と同人誌1冊をゲット。

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ここでの収穫


中野ではボウズのことも多かったので、収穫があったのは久しぶり。それにしても値段が高いのには驚いた。地方都市の方がよっぽど安い。「観光地価格」なのか?それとも客が戻ってきているので強気の価格設定なのかな?

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中野だなあ・・・

 

17時前になった。そろそろかな。東西線と銀座線に乗って浅草へ。隅田川沿いの桜がライトアップされると聞いたので、やって来た。ここも人がいっぱい。おかしい、今日は平日なのに。すみだリバーウォークを渡って桜並木へ。街灯と投光器でライトアップをしていて、幻想的な風景になっていた。ただ、写真を撮るという話なら、ライトアップは邪魔。桜の淡い色が白飛びしたり変色してしまう。もっとはっきりした色のもの(紅葉など)の方がライトアップの効果が高いのではないだろうか。

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隅田川沿いの桜+α ちょうど見頃だった

 

満開の桜の下、ぶらぶら歩きながら桜橋まで行き、対岸に渡る。スカイツリーに桜を絡めた写真を撮りたかったのだが、あまりうまくいかなかった。昼間に来た方がよかったかな。来年の宿題にしておこう。

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東京スカイツリ- 足元には桜

 

浅草駅まで歩き銀座線に乗って上野にもどる。福しんで夕食を摂り、

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レバニラ炒め定食(ライス大)+ギョウザ 今回はラーメンはパス


おやつを買ってから宿に戻った。

 

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今日のトピック

 

この日は桜三昧の一日でした。人が多いのには辟易しましたが、だからといって人がいないというのでは物足りなさを感じます。

 

見る人がそこにいてはじめて「東京の桜風景」が成立する気がするのです。山中にある一本桜なんかは人の存在は不要なくらい強い自立感を感じさせてくれますが、「数で勝負」的な都内の桜はアクの少なさや線の細さがあり、それを「人」(や「人工物」)が補っていると言えばいいのかな。数が多くてもそれが己の強さにつながるとは限らないという、人間と共通する弱さをもっているのではないでしょうか。

 

そんなところにも我々は親近感を感じて惹かれるのかもしれません。冬が終わった景色を見て、ふとこんなことが頭に浮かびました。

 

 

本日の歩行距離:24.0km