paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

春夏ツーリングの予定

まだ寒い日が続くものの、そろそろ梅が咲くかなぁと思う時期になってきました。久しぶりに南部梅林に行ってみようかなぁと思っていたのですが、やっぱり開園中止「一目百万、香り十里」というキャッチフレ-ズにたがわぬ見事な梅林を堪能したかったのですが・・・。残念です。

 

これから梅→桃→桜と咲いていきますが、ワタシは

梅:「そろそろ冬が終わるよ」と耳打ちしてくれるような、奥ゆかしい花と甘い香り

桃:「さあ、寒さも終わりだ」と言いたげな暖かそうな色の花

桜:「冬、とどめだぁ、ゴルァ!!」と言わんばかりに咲き乱れる花

というイメ-ジをもっています。

 

このように花を見て、ホップ・ステップ・ジャンプといった感じで春を迎える心の準備をしてきました。例年偕楽園へ梅や梅娘の写真を撮りに行っていたのですが、今年はそれもボツになってしまい、このままでは冬の後始末ができません。

 

近場で梅、見に行こうかなぁ。

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梅、まだかな(湯島天神にて)

 

 

春以降のロングツ-リングの予定を決めました。



ゴ-ルデンウィ-ク

例年通り福島へ行ってきます。今年は休みが変則的になってしまったので、例年より少し短いかな? 郡山で2泊、つくばで1泊の予定を立てました。

 

1日目:夜に出発して、いわきから海沿いを北上し、富岡から郡山へ

2日目:富岡へ出て北上し、相馬から福島、郡山へ

3日目:南下し、大洗経由でつくばへ

4日目:寄り道しながら帰る

 

という、いつものお決まりコ-スの短縮版になりました。せめてもう1日あればさらに北上できたのですが、仕事の関係上日程の延長はできません。哀しきは宮仕え・・・。

 

 

北海道ツ-リング

今年は、今年こそは北海道ツ-リングに行きます。ただ残念なのは、常宿にしていた函館の「ウイニングホテル」が休業、サロマ湖畔の「船長の家」が2022 年は休館になったことです。いずれも北海道周遊の要となっていた宿なので、ツーリングの期待感がやや下がってしまいました。でもそのぶん、他のことで楽しんでやろうと思っています。

 

予定行程は

 

名古屋より太平洋フェリ-

1泊目:滝川

2泊目:稚内

3泊目:北見

4泊目:標津

5泊目:釧路

6泊目:帯広

7泊目:旭川

8泊目:苫小牧

9泊目:室蘭

10泊目:函館

苫小牧から太平洋フェリ-

 

としています。途中で見るもの・食べるものはまだ決めていません。まあその辺は「風の向くまま、気の向くまま」ということで。以前やったように、海沿いと内陸を行きつ戻りつするツーリングもいいなあ。A級観光地はおいといて、C級観光地あたりをターゲットにしてうろつくのもいいかも。まだ時間はあるので、ゆっくり考えてみようと思います。問題はフェリ-席争奪戦に勝てるかどうかです・・・。がんばろ。

 

宿はほとんど押さえました。今まで泊まったことのある宿もありますが、初めての宿ももちろんあります。今回は1軒、他とは毛色の違った宿に泊まってみます。いや、「高級」とか「おしゃれ」というわけではありませんよ?

 

社会福祉施設併設で、障がい者の自立支援のためにつくられたようです。たぶん職業訓練の一環としてそこで働いている人もいるのでしょう。

 

客に対するホスピタリティが求められるホテルを、他者からの理解と援助を必要とする障がい者(とその支援者)がどう運営しているのか

 

を見て実感したかったので、ここに決めました。泊まるのがとても楽しみです。

 

 

九州ツ-リング

9月の3連休に予定しています。長崎と熊本を回る予定です。予定行程は

 

1日目:一度佐世保を回ってから、熊本へ。

2日目:阿蘇満喫

3日目:寄り道しながら帰る

 

というものです。

 

去年行くつもりだった九州ツ-リングでしたが、Yahoo ニュ-スによる「阿蘇山噴火」の誤報という、とんでもない理由ででボツになりました。そのリベンジということで計画を立てました。もう1日あれば鹿児島まで行けるのですが、それはまたの機会にしておきましょう。目下の悩みは、1日目の昼食は「佐世保バ-ガ-」にするか「レモンステ-キ」にするかということです。我ながらお気楽な悩みですなぁ。

 

 

と計画を立てて気付いたのですが、7、8、9月の3か月で、東京2回、お泊りツーリング2回行くことになり、予想される出費はうなぎ上りです。ぼつぼつ貯金しとこうかなあ・・・。

 

 

まだ未定なのは、10 月の信州ツ-リングと 11 月の東京詣でです。まあこれらの計画立案は年度明けでいいでしょう。ワタシの中では3月末からお楽しみ行事が目白押しです。楽しみ楽しみ♬

 

 

コロナ、もう邪魔しないよな?

 

 

ではまた。

日本紀行 第4回 秋田

土曜日に月一恒例ラーメン詣でをしてきました。

 

凍結の恐れがある山道を避けて、海沿いを雨中ドライブ。無事王王軒に着きました。オミ君大暴れの中、県外ナンバ-が行くと嫌がらせされるかなあとドキドキでしたが、店の前に並ぶ車の半分以上が県外ナンバ-。みんな、勇者だなぁ。

 

こちらのお宝ショップも久しぶりでしたが、お買い得商品を発見! 総勢14個のフィギュア(ちょこのっこ)を我が家へお迎えすることになりました。

 

今月は行くのはムリかなーと思っていたのですが、行けてよかった・食べられてよかった・買えてよかったの3拍子でした。満足満足。

 

 

 

第4回です。宮城にするか秋田にするか迷いましたが、北からということで秋田にします。ではどうぞ。

 

 

秋田には車で1回、バイクで6回行きました。

 

車で行ったのはある運動競技の試合に出るためでした。車に荷物を積んだまま出張に行き、業務が終わる (16:00 ) と同時にスタ-トです。新潟まで高速、その後は山形まで下道を走ってまた高速を使うという、お金モッタイナイルートを使いました。途中で仮眠をとりつつ走ったので、着いたのは 16 時でした・・・。

 

チ-ムメイト達は試合前日のレセプションに出かけましたが、酒が飲めないワタシはパス。代わりにアニメショップへ直行し、フェア中だった「銀魂」のグッズを買い漁っていました。

 

試合の結果? ははははは・・・はぁ~。

 

 

バイクで行く際の目的は、ほとんどが東北地方の周遊です。夜に自宅を出発して、とりあえず新潟で一泊、山形で一泊した後に秋田入りしていました。

 

 

ワタシにとっての秋田とは????

 

「・・・・・」

 

「ほとんど何も思いつかない!!!」

 

 

というのが行くまでの状態でした。正直、青森へ行くまでの通過点としてしか思っていなかったのです。

 

でもまあ、八郎潟

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八郎潟で見つけた「北緯40度 LINE」

や、

 

鳥海山

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FZS1000S FAZER と共に なつかしいなぁ・・・

 

は学校で習ったことがあるので行きました。でも毎回行きたいところではありまs(略)。

 

 

麵食いの私としてはここは押さえておきました。

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稲庭うどんの「佐藤養助商店」

うどんはうどんですが、「手打ち」ではなく「手延べ」。なので、素麺に近いのかな?真夏に行ったということもあり、「冷やがけ」で食べてみるとうまかったですねぇ。ここには何回か行きましたが、たまには温かいうどんも食べてみたいと思っているまま現在に至ります(汗)。

 

あとは、まんが美術館に寄ったり横手焼きそばを食べたり、笹川流れを見に行ったりはしましたが、今一つインパクトに欠けまs (略)。

 

 

ある年、山形の友人に「明日秋田に行くけど、なんか面白いものある?」と聞くと、「西馬音内盆踊りがあるそうだ。イイらしいよ。オレは行ったことないから、もし行くんだったら情報をくれ。」と言われました。

 

ワタシは盆踊りは好きではありません。最近は「盆踊り」というより「盆ダンス」。お盆に行うという趣旨を忘れ、己のパフォ-マンスを観衆に見せるコンテストと化している場合が多くなっています。実際、今の盆踊りの形は「軍隊の観閲式」よさこいソ-ラン」かのどちらかに分類されてしまうんじゃないでしょうか。

 

なのであまり気乗りがしませんでしたが、まあせっかく教えてくれたことだし、一応行ってみるか。

 

 

そもそも「西馬音内(にしもない)」って読めませんよね。友人から聞いただけだったので迷子になりましたが、なんとか到着しました。

 

ひとつめの発見:西馬音内のある羽後町は、二次元キャラでの町おこしの元祖

街を歩くとあちこちに萌えイラストのポスタ-があり、かなり驚きました。当時ここまでやっている所は無かったですから。お米の「あきたこまち」の袋に二次元キャラを描いたところ、飛ぶように売れたのが始まりだとか。JA さん、鉱脈を掘り当てましたね。マスコットストラップやいろいろな絵師さんが描いたポスタ-も販売していて盛況のご様子。ワタシですか?ええ、もちろん買いましたとも、全種類

 

ふたつめの発見:そばがうまい

うまいです、それもかなり。信州系の「たおやかなうまさ」ではなく、東北系の「輪郭の太いうまさ」です。でもお値段は常識的というのがうれしいですね。会場に早めに着いた時は、街歩きがてらそばの食べ歩きを楽しみました。

 

みっつめの発見:西馬音内盆踊り。この良さを一言で表す形容詞はない!

ワタシの知っている盆踊りは、人々の賑わいや子供の大声、屋台から出る発電機の音や呼び声などの中、スピ-カ-から大音量で流れる音楽に合わせて2時間ほど踊るというものでした。つまり、夏祭りの主役は「飲み・食い・買い」であって、盆踊りは結婚式での上司のあいさつ程度の位置づけです。

 

でも西馬音内盆踊りは違います。あくまでも踊りが主役です。小休憩をはさみながら4時間ほど踊り続けるのです。初めにそれを聞いた時は、「2時間ぐらい見て引き上げよう。人も多いので人酔いするだろうし。」と思っていました。

 

が、踊りが始まると一瞬で引き込まれました。音楽(生演奏!)にあわせてたくさんの人が踊っているのですが、すり足の音がはっきり聞こえるぐらい静かなのです。踊りに関係する音以外が全くないからでしょう。数分経った頃でしょうか、涙が止まらなくなりました。幽玄・様式美・もの悲しさ、エトセトラエトセトラ。ワタシの感情の奥底が、そんな言葉の集合体に思いっきりひっぱたかれた感じ・・・かな? 気付いた時は2時間経っていました。

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西馬音内盆踊り

 

あまりにも熱心に見ていたワタシに、隣の席の人が声をかけてきました。その方は毎年観に来ているということで、見所や楽しみ方、観るのに良い席などを教えてくれたりして、盆踊りの後半は踊りを観つつ会話も楽しみました。踊りが終わった後「飲み」に誘われましたが、横手まで帰らなければいけなかったので、残念ですが辞退しました。

 

でも「また来年!」とあいさつして別れ、翌年には「こんばんわ!」とあいさつすることができました。

 

 

ここの盆踊りは「日本三大盆踊り」の一つ(おわら風の盆・郡上踊り)と言われていて、この踊りを踊るために県外からも人が来るらしいです。なので盆踊りの期間中は、客も含めて町の人口が10倍になるそうな。

 

ただ、チケットを買うのはやや難しいです。無料席もありますが地べただし狭いので、踊りをじっくり堪能したければやはり有料席です。ただ問題は、個人席ではないということ。チケットは「長椅子一脚」とか「ブロックひとつ」単位での販売ですから、おひとりさまは一緒に買ってくれる人を探さなければなりません。例えば長椅子一脚は4人分。なので他に3人探すということになります。チケットを買う行列の中でそれらしい人を探す、いなければ大声で「誰かいませんかぁ?」と言ってみるなどのアグレッシブさが求められます。

 

 

西馬音内盆踊りのためだけに秋田へ行ってもいいかなとも思うのですが、この時期 ( 8/16,17,18 ) には北海道へ行くようになったのでご無沙汰しています。ダブルヘッダ-はきついですしね。

 

いや・・・、行けるか・・・?

 

 

ではまた。

日本紀行 第3回 岩手

さて、日本紀行の第3回、岩手編です。

 

ここでトラブルが発覚しました。

 

写真がありません!

 

保存していたであろう、HDやDVDを探し回ったのですが、どこにも見当たりませんでした。見つけられなかったのは岩手だけではなく、他にも数県分ありました。

 

頭の中には記憶として残っていますが、モノとしての写真がなくなっているのはショックです。もうしばらく探してみようと思いますが、今回はとりあえず記憶を手繰り寄せながら文面でのみ岩手の思い出を語っていきます。

 

 

 

リアス式海岸」をイヤになるぐらい実感

小学校の時にこの言葉を習いました。先生が「海沿いの海岸線がギザギザなんだぞぉ」と教えてくれたのですが、四国の小学生にとっては岩手は最果ての地。そんなところのことなんてど-でもい-やと思っていました。ですが歳を重ねてちょっと人間がマシになると、それを確かめるためにバイクで走ってみたくなったのです。

 

初めて岩手に寄ったのは青森からの帰り道でした。その時にこの部分を南下したのですが、直線ではないだけに距離がハンパない!走行距離は増えているのに地図上ではあまり動いているようには思えないほど。そのうち天気が荒れだして豪雨になり、雷が轟音と共に海にバンバン落ち始めました。そんな光景を見るのは初めてだったので、この long & winding road のことは「キツイ、怖い」道として心に刻まれました。さすが日本第二の大きさの県、スケ-ルもでっかいなあと思った次第です。

 

 

宮沢賢治先生

高校の時に「雨ニモマケズ」を暗唱するのが課題に出たので、その作者として覚えていました。彼の記念館や関係する場所をいろいろと回ってわかったことは、花巻の人は今でも彼を身近に感じているということでした。単なる過去の偉人ではなく、今でも自分たちに影響を与え続けている先達といった感じかな?

 

花巻農業高校へ行った時のことです。敷地内に「羅須地人協会」の建物があるので訪れたのですが、校内で作業をしている先生に「すみません、宮沢賢治の建物は・・・」と声をかけると、彼は背筋を伸ばしてこちらをキッと睨み、「宮沢賢治先生の建物は・・・」と返答しました。ヨソ者が呼び捨てにするというのを許せなかったのでしょう。配慮不足の自分が恥ずかしくなってその場で謝罪すると、その後は気さくにいろいろなことを教えてくれました。ちょうど夏休みだったので、学校に来ていた生徒さんも交えて花巻の偉人についていろいろと話ができたのがよい思い出となりました。

 

 

わんこそば

20 年以上前かな、一度だけチャレンジしました。場所は宿で教えてもらった東家。この日は朝食を少なめに摂り、空腹を感じる昼過ぎにお店に到着しました。さて、戦闘開始!

 

お椀15杯で1人前分なので、100杯ぐらいは軽い軽い。

 

注文して間もなく、お姉さんがわんこそば部隊を引き連れてお出ましになりました。そばを入れたたくさんのお椀をお盆で運んできて、「はい、どんどん♬」という掛け声と共にワタシのお椀に放り込んでくれるので、リズミカルに食せます。持ってきたそばがなくなると「少々お待ちください~」と言って次のを取りに行き、こちらはたくさんの薬味を頂きながら待つという流れなのですが、ここで注意が必要です。

「薬味食ってる場合じゃねぇ!」

おいしいのでついつい箸が進んでしまいますが、肝心のそばが食べられなくなります。ワタシは薬味を完食してしまい、これでしくじりました。50 杯に近づくくらいから急に胃が限界を訴えかけ始めましたが、お姉さんは容赦ナシです。「はい、どんどん♬」という詠唱と共にワタシのお椀にそばを放り込みます。涙目でお姉さんに訴えかけると、「お椀のフタを閉めないとそばは入り続けますよ~」というアドバイス

 

次の投入の際にやってみました。

食べる → お椀を置く → 空いた手でフタをt「はい、どんどん♬」→ そば in お椀(驚)

 

いつのまにか、そばが入っていました。お姉さん、マジシャンか?

 

でもどうやってフタをすればいいのか? 左手にお椀、右手に箸。ではフタは?私には手は2本しかないのだが・・・?

 

あらかじめフタをお椀に半分かぶせ、口から離すと同時にスライドさせて終わらせるというギリギリの戦法が通用したのはその4杯後でした。

 

結局 57 杯で試合終了です。「これ、多い方ですか?」と聞くと、「女性の平均値ですね(笑)」と返されました。

 

この日はこれくらいで勘弁してやりましたが、次こそは100 杯目標にリベンジマッチをしたいと今でも思っています。

 

 

盛岡冷麺

真夏のツーリングだったので、夕食は熱くないものにしたいと思い盛岡駅前をうろついていたところ、「盛岡冷麺」の文字を見つけました。その時のワタシは「冷麺=冷やし中華」だと思っていたので、店の前にバイクを停めて店内へ。待つこと10分、目の前に置かれた丼を見て「?」

 

「なんだ、こりゃ?湯気は立っていないから熱くないラ-メンか?でもうまそうだ」

 

と思ってたっぷりと箸ですくい、口へ。「ずぞぞぞz・・・・????」

 

口いっぱいに含んだことを後悔しました。「か、噛み切れん・・・」

 

恐るべき弾力性のある麺でした。何とか頑張って食しましたが、驚きのあまり味はほとんどわからないままでしたので、翌日に再チャレンジ(違う店)。さぬきうどんとは次元の異なるコシのある麺、いいダシが効いているスープ、涼感を感じるトッピング、そして最後に甘みを提供してくれるスイカががっちりタッグを組み、とても美味しかったです。店によってスープや麺の弾力性が明らかに違うので、岩手に行った時は食べ比べをするまでになりました。ワタシの好みでは、宮沢賢治イーハト-ブ館近くの喫茶店で食べたのが一番おいしかったです。

 

 

 

岩手の思い出は他にもたくさんあります。

 

龍泉洞の中で平衡感覚を失ってしばらく動けなくなったこと

国道沿いにある花巻空港を見て、道からの距離に驚いたこと

遠野の街を走り回っているうちに不思議な感覚に包まれたこと

 

などが挙げられますが、残念ながらどれも 10 年以上前のことで最近は行けていません。東北ツーリングに行かなくなったというのがその原因です。

 

 

5月のゴールデンウィ-クには福島に行っていますが、足を伸ばしても日程上宮城までしか行けません。せめて連休がもう1日あれば・・・(今年は実質4日)。9月に5日間ぐらいのシルバ-ウィ-クがあれば行こうとは思っているのですが、いつになるやら・・・。でも、その時までわんこそば 100 杯クリアできる健康を維持しておこうと思います。

 

 

ではまた。

閑話休題(ウインタ-スポ-ツ)

11月にこういうことがありました。

 

paradoxrider.hatenablog.com

 

で、すっかり忘れていましたが、日曜に宅配便が。

 

届いた箱を見て思い出しました。2月の下旬に完成するとのことでしたので、少し早く出来上がったようです。ありがたや、ありがたや。

 

でも、あれから3か月経つのか・・・。時間が経つのは早いなぁ・・・。

 

履いてみるとぴったり。いろいろ調整してもらっただけのことはあり、お値段以上の満足感があります。これを履いて歩き回るのが楽しみです。3月下旬のお出かけに使おうかな。

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「小春深型トレッキング」楽しみ!

 

 

 

オリンピック、日本勢がんばっていますね。同じ国の人が想像できないような努力をして、他国で同じように努力をした人たち相手にテッペン目指して競うのはすごいことですよね。

 

その中で入賞するのはものすごいことです。

 

さらにメダルを取るなんて想像を絶することですね。

 

大会で競うというギリギリの勝負をしているプレイヤ-は、1ミリの乱れもなく最高のパフォ-マンスを表現したいと思っているでしょう。しかし、それを判定する審判は人間です。なので間違った判断をしてしまうことも当然あるでしょう。結果として選手のパフォ-マンスを軽視するような点数が出てしまうことも皆無ではありません。その判断に不満がある人もいるでしょうが、規定に沿っている限りはやむを得ないのかもしれません。それでも批判を受けることも多いので、ある意味では選手より大変な思いをしているかもしれないですね。

 

 

今回の大会で気になったのは、ジャンプ競技のスーツ規定違反についてです。失格となった後でコーチやスタッフから原因が述べられていました。でもそれは想定されていなかったのでしょうか? 審判はルールに従って検査を行いました。そこで違反が摘発されたことについて、「今回は特別厳しかった」とか「数日前にも着ていたのに」という発言がありましたが、それはつまり今までなら見過ごされてきた(気付かれなかった?)ということなのでしょうか?

ということは、いままでにも規定違反があり、たまたま何も言われなかったのでそのまま競技し、成績を挙げてきたということなのでしょうか?

ということは今までズルをして勝ったことがあったということなのでしょうか?

という疑いにまで発展します。

 

こんな風に思われてしまうのは、ひとえに危機意識の無さによるものでしょう。大丈夫だろうと油断して行う行為は、厳格なル-ル適用の前にはひとたまりもありません(スピ-ド違反もそうですよね)。危機管理能力の欠如によって選手や応援していた人々に対して最大の無礼を働いてしまったことを、関係者は深く反省してほしいと思います。そして二度とこんなことがあってはいけません。日本人の名誉にかけても。

 

 

というふうに、冬季五輪については考えさせられることも多いのですが、かく言うワタシはウインタ-スポ-ツはほとんどやりません。経験があるのはスケ-トとスキ-ぐらいかな。

 

スケ-トに関しては、3回やっただけです。いずれも手すり拭きに終わりました。ちょっと滑れるようになって手すり拭き作業をサボると、あっという間に一人バックドロップ状態となり、後頭部を強打してすぐリタイヤ。

 

あの転倒ってバイクでいえばフロントタイヤからすべる感覚と似ています。「あっ?」と思った時には地面と体は仲良しさん。RA125 で2度ほど体験してしまいました。一度は下りの林道のカーブで小石たっぷりの轍に突っ込んだ時。二度目は凍ったマンホ-ルの上を通った時。いずれもフロントタイヤからのスリップダウンで、受け身をとる間もなく地面にたたきつけられました。林道で転倒した時は、グロ-ブが破れて手首近くから血を滴らせての帰宅となり、今でもその傷は残っています。それ以来、リアタイヤが滑るのはどうってことないのですが、フロントタイヤの滑りは恐怖です。そんな転倒をしてしまうスケ-トは好きになれずじまいでした。

 

スキ-にはちょくちょく行っていました。どこの勤務先でも必ずスキ-好きの同僚がいて、その人の車に乗せてもらい何人かでよく行ったものです。

 

初めて行った時は、当時の同僚のご指導のおかげで1日目から初級コ-スは難なく滑れるようになりました。

 

どんな教え方だったかって?

 

1.まずスキ-を履き方、進み方と止まり方、起き方だけ教える

2.有無を言わさずリフトでコースの一番上まで連れていく

3.「下で待ってるから」という言葉を残して、自分たちは風と共に去る

 

というものでした。

 

ん?残されたワタシは?

 

滑り下りるしかありません(泣)。

 

「初心者になんてことさせやがる」と恨みの言葉を吐きながら、数メートル滑っては転び、苦労して立ち上がると転び、を繰り返している間に彼らは再びリフトで上に。コース上でお地蔵さんになっているワタシが上を見上げると、彼らはまるでハゲタカのようにこちらをうかがっていて、ワタシが転倒すると、「それっ」とばかりに襲い掛かり、鮮やかなシュプ-ルと共に雪を浴びせる

 

というのを何度も何度も何度も何度も繰り返しやって下さいました。

 

そのせいで、下に着くころにはワタシは雪だるま状態に。

 

でもそのスパルタレッスンを繰り返し受けるうちに、はたと気づきました。

 

「この体重移動、オフロ-ドバイクで走るのと同じじゃね?」

 

試しに緩斜面で滑ってみると、「おお、イケる!」

 

で、初心者コースで滑ってみると、「おお、イケる!」

 

ワタシは満面の笑み。同僚たちは「つまらん」と苦笑い。翌週に再チャレンジし、中級コ-スでも滑れるようになりました

 

ここからしばらくスキ-に憑りつかれ、月に3回ぐらい行っていましたが、転勤等でスキ-仲間がいなくなり、今では全く行っていません。もうあんな風には滑れないだろうなあと思うと寂しい限りです。

 

代わりにバイクで体重移動だっ! 寒くてもバイクに乗るぞっ!!

 

 

とりとめのない話でした。

ではまた。

お散歩ツーリング 2022/2/11

この日から3連休!前の週のゴタゴタが響いて木曜日までは落ち着かない勤務でしたが、それを乗り切っての さん・れん・きゅう!!

 

本来なら東京と札幌へ行って休みを満喫する予定でしたが、オミ君の頑張りによって阻止されました。

 

paradoxrider.hatenablog.com

 

なのでフテ寝をして過ごそうかと思いましたが、天気予報が「連休初日はいい天気」とおっしゃるものですから、バイクで出かけないわけにはいきません

 

とはいえ状況が状況なので、他県にまで足を伸ばすのは憚られます。なので前回

 

paradoxrider.hatenablog.com

の続きをしてみました。ということで、今回はワタシの県の西半分を回ってきた様子をお伝えします。

 

 

三連休を前にした夜、うれしすぎてついつい夜更かしをしてしまい、目覚めたのは7:30。まあ、今日は距離を稼ぐことも無いので、温めた牛乳を飲んだりタバコを吸ったりして優雅な休日の朝を過ごしてから出発。

 

最高気温は11℃ らしいので、防寒にはそんなに神経質にならなくてもよさそうです。こんな時に瀬戸内式気候のありがたみを感じます。ウエアを着たりバイクの準備をしたりして、8:30 に出発しました。

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基地内の Tiger Explorer  屋内でもカバ-をかけています

 

今回は西へ向かいます。前回と同様、旧道と海沿いを優先ル-トとしてのんびりと。

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自販機もソーシャルディスタンスをとってます 感心、感心

 

旧道を走っていると、廃屋ばかりのエリアがあることに気づきます。このような、生活の残滓だけが残り今ではその気配が全くしない場所を走ると、いつも「なぜだろう?いつからだろう?」という疑問が浮かびます。山間部ならいざしらず、平野部や幹線道路沿いとなると、生活空白エリアがぽっかりと出現する理由が浮かびません。ちょっと異次元感すら感じてしまい、それを楽しみながらゆるゆると走りました。

 

 

海沿いの道から高度が上がり、海岸線沿いの山の中腹を走るワインディングに突入です。さあ、がんばるぞ!

 

あ、でもワインディングとは言っても飛ばせません。道幅がコレなので。

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アウト・イン・アウトで走れる道ではございません

アクセルワ-クと小さい旋回を練習するのにはもってこいの道ですね。

 

途中、木々の切れ間から瀬戸内海が見えますが、

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途中で見た瀬戸内海

 

あまり眺望がいいとは言えない道です。もっとも、よそ見をしている間に次のコ-ナ-が迫ってきますので、景色とバンクのどちらかを選ぶしかありませんがね。

 

 

こんな道にもコミュニティバスが走ります。アップダウンやコーナ-がたくさんあるのに走りはスム-ズ。大したものです。とはいえ、バスですから遅いです。遅いですけれどもなぜか後ろについてもイライラしません。道の割に大きな車体が頑張っている後姿を見ると、むしろ応援したくなりますねぇ。なぜかトラックやミニバンならハラ立つんですけど・・・。

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途中で見つけた残骸 宮崎アニメに出てきそう・・・

 

途中の展望台でトイレ休憩。ここは瀬戸内海の多島美が味わえたり、春には咲きほこる桜を満喫できたりします。天気もいいことだし、久しぶりに来てみました。

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瀬戸内海の島々

瀬戸内海の島々を見慣れているワタシたちにとっては、「うん、まあ、キレイ」という感想ですね。以前遊びに来た、海なし県の友人に言わせると「絶景!」だそうです。逆にワタシたちからすると、彼らの県にある 3000 m 級の冠雪した山々のほうが「絶景!」と感じるんですが、彼らの反応は「ふ-ん?」。やっぱ日本って広いわ・・・。

 

 

田舎狭路ワインディングを満喫した後、再び海沿い平野道を走り、ちょっと寄り道のため市街地に。目的はコレを買うためです。

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銘菓 観音寺 と そのお店

 

こちら方面に来たら必ず立ち寄って、これを買います。おいしいんですよ、これ。ただ、不思議なのは値段設定です。ワタシはいつも5個入りを買うのですが、5個入りを2つ買うよりも10個入り1つを買う方が高いのです。箱代かなぁ? 

 

お買い物を済ませバイクにまたがろうとしてトラブル発生です。またがろうとして右足を振り上げる際、パッセンジャ-グリップを右膝で思いっきり蹴ってしまったのです。あまりの痛みに血の気が引き、あやうく卒倒するところでした。上記写真右隅のベンチに座り、10分ほどうずくまってようやく復活できましたが、なんでここにぶつかったのかは謎のままです。その後はさらに安全運転になったのは言うまでもありません。

 

リル-トして再び Go WEST! しばらく走ってゴールです。

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道の駅でトイレをすませ、しばしぼーっと海を見てから戻ります。

 

ここからは適当に走ります。Tiger Explorer のメータ-の上に鎮座する強力なナビシステムをもとに走ってみます、とにかく東へ。

 

無事帰れちゃいました。知らない道、見たことのない風景の所ばっかり走り、「大丈夫か、コレ」と思っていると、急にいつもの道に出てビックリ。以前のブログにも書きましたが、こんな不思議感は大好きです。

 

13 時ごろ地元に戻って来て、昼食を食べて

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かけ(中)+とり天 んまい!

給油して

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本日の走行距離:161.2 km 

無事、車庫に入りました。

 

2月とは思えないほど天気が良く無風。「今日走らないでいつ走る?」日和でした。ちょっと気分がダウン気味だったので出かけるのはやめようか、とも思ったのですが、バイクで出て大正解でした。

 

帰ってタイヤを見てみると、Fタイヤにうっすらとスリップサインが。5月には福島ツ-リングを予定しているので、年度内には換えておきたいです。あぁ、さらば諭吉!

 

 

ではまた。

日本紀行 第2回 青森

前回書いたコロナ騒動の件ですが、陰性という結果でした。この病気に関しては他人事だと思っていたのに、自分も関係したとなると急に危機感が増しました。まるで至近弾がかすめたような気持ちです。

 

今回の件で不思議だったことが二つあります。一つは「濃厚接触者」という線引きが医療機関によって異なるということ、もう一つは発症者の周囲に誰も陽性者がいなかったということです。こういった「?」があるとそれが不安感を高めてしまう要因になってしまうのかもしれません。

 

それでもピークアウトの予兆も見えてきたようです。もう少し頑張りましょう。

 

と言ってるそばから「まん防」延長・・・。3月末までには落ち着いてほしいです。

 

 

 

さて、今回は青森についてです。

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この年で最後だった「急行はまなす」 当然乗りました

 

ここへ行くのはなかなかしんどいです。距離はワタシの県からは 1,000 km 以上あるので、ちょっとやそっとでは行けません。四国の民は、東北へ行くぐらいなら手前の信州までで止まるか、いっそ北海道まで行くかという選択をする人が多いですね。なので我々にとっては東北地方は「空白地帯」なのです。その中でも最北の青森となると、ほぼ異国扱いですね。

 

ワタシは学生の頃茨城に住んでいました。ここは地理的には「北関東」ですが、言語文化圏では「南東北」になります。なので東北地方というのを身近に感じ、宮城ぐらいまでならツーリングでちょくちょく行っていました。しかしさすがに青森までは足を伸ばせませんでしたねぇ。

 

ということで、実際に東北地方を巡ったのは社会人になってからです。

 

初めて行った時 (GPZ900R A8) は、そりゃあもう大変でした。現在ほど高速道路網が整備されていなかったので、かなりの距離を下道で走りました。何とか1日目で新潟、2日目で秋田まで行き、3日目にしてようやく青森行きが果たせました。

 

やっと着いたという達成感と、青森の中を走ってとても楽しかったという印象が強くて、それから夏はしばらく青森折り返しの東北周遊ツ-リングを続けることになり、年によって津軽三八上北下北とコースを分けて楽しみました。

 

 

津軽では竜泊ラインを北上し龍飛崎へ行くコ-スを堪能。この道がまた素晴らしい!前にも後ろにも横にも、他の車がいたためしがありませんでした。ワタシのバイクのエンジン音以外はほとんど何も聞こえず、ひたすらコーナ-に専念しているとトリップ状態に。竜飛崎に近づいて風力発電の風車の回る音(かなりうるさい)でようやく我に返っていました。まるで異次元を走っていたかのような錯覚を感じさせる道でした。青函トンネルがらみの施設階段国道を回ってから青森市へ行く場合が多かったです。

 

 

三八上北では六ケ所村によく行きました。重要な施設(核燃料、石油、自衛隊)が多いだけに、他の地域からこの村に入ると明らかに道路の質が変わります。また、「村」とは思えないほど体育館などの大きな公共施設がたくさん。わかりやすかったですねぇ。いや、補助金をもらうのが悪いというのではありませんよ。それで生活の質が上がるのだからよいことだと思うのですが、複雑な心境の方もいるでしょうね。

 

あとは三沢空港です。目的は戦闘機を見るため。F2 が配備されて間もない時にも見に行きましたが、その時見慣れない塗装の F15 が! 教導隊だ! F2 ばかりかアグレッサ-を自分の目で見るのは初めてだったので、ひとりで大興奮したのを覚えています。他に客は1人だけで、ほぼ貸し切り状態でした。今はたくさん来るのでしょうね。

 

 

下北では大間崎に至る海峡ラインを走るのが楽しかったです。ワタシの記憶では竜泊ラインをよりダイナミックにした感じの道だったような・・・。しばらく行っていないのであやふやですみません。でもとても充実した走りができる道だったことは確かです。

 

ある年、途中の仏ヶ浦に寄りました。崖の高いところを走っている道沿いの駐車場から、長----い階段を降りて砂浜へ。ここは砂浜で見るより海から見た方が価値があると先客から聞き、早々に戻りました。が、季節は夏。階段を降りるだけでもゼーゼ-言ったのに、それをまた上がらなければいけません。途中で同じ状態のバイク乗りと一緒になり、励ましあってなんとか駐車場に戻りましたが、熱い地面にもかかわらず二人とも大の字になってひっくり返りました。たしか 20 代の頃のことです。今やると間違いなく天に召されるでしょうね。

 

あとは恐山。初めて行った時はそこに至る県道がまだ舗装されておらず、路面状態がひどかったですが頑張って走りました。敷地内に入ると、怖さというより荘厳ささえ感じて背筋が伸びました。帰りには雨。その中でこんな道を走るのかと思うと、たっぷりと怖さを感じて背筋が曲がりました。

 

 

宿泊はだいたい青森市、それも駅の近くでした。以前このブログで書いたこともありますが、背伸びするわけでなく身の丈に合った(問題発言かな?)自然な街で、規模の割にはしゃいだ感のある他の多くの街には無い、穏やかな賑わいを感じます。国内でこのように感じることのできる街は少数ですが、ワタシは大好きです。

 

 

また、

・郊外(特に三八上北)には直線路も多く、北海道のよう。寂れ具合は北海道より上。

・高齢者と話をしても我々には「$’&’(’=)$=~~!”」としか聞こえない。

・白バイの取り締まりは容赦がなかった・・・

・「青森リンゴ」というものはない、正しくは「弘前リンゴ」である(怒られた)

ということも身をもって学びました。

 

それでも青森は行くべき場所だと思います。もしまだ行ったことのない方には、この夏に行くことを強くお勧めします。ワタシ?北海道ですよ?でも帰りのフェリ-の予約が取れなかったら寄ってみようかな・・・。

 

 

青森について書きたいことはまだまだたくさんありますが、今回はアウトラインのみです。ネタ話など掘り下げた話はまた別の機会で。

 

 

ではまた。

閑話休題(コロナ、てめぇ!)

2月に入って寒い日が続きます。立春は過ぎたのですが、寒さの方は宴たけなわ状態。どこか温かいところへ行きたいものです。たとえばこんな所へ。

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首里城   D750 で 2019 年 2 月 撮影 

この時の昼間の服装は T シャツ+ウインドブレ-カ-でしたが、日が暮れるとさすがに寒かったです。また行きたいなぁ。首里城は今、どうなっているのかなぁ・・・。

 

 

 

以前、2月のお楽しみ予定は

 

paradoxrider.hatenablog.com

という顛末を迎えたことを書きましたが、実は札幌行きはキャンセルしたものの、東京行きは断念していませんでした。というのも、恵比寿映像祭に行きたかったからです。数年前に観てとても興味深かったので、雪まつりの代替案として行ってみるつもりでした。

 

ネットニュ-スなどでは2月の上旬に感染がピークアウトになるだろうと報じていたので、「これはギリ大丈夫かも」と期待していました。

 

なので、今回の東京詣での行程予定は

 

1日目:恵比寿映像祭

2日目:水戸または熱海で観梅

3日目:アキバ散策

 

ということにしていました、つい先日までは。

 

 

先週、職場の同室のメンバ-が体調不良で欠席。熱が 38.5・・・

 

 

普通の風邪ならここまで高熱にはならんでしょう。

なら考えられるのは、インフル コロナ ですわな。

 

 

「おい、やめてくれ。人間ドッグで引っかかったので精密検査もあるし、なにより東京に行けなくなっちまうよ。」

 

と怯えていましたが、その一方でドラマの主人公じゃあるまいし、そんなタイムリ-な状況に巻き込まれるわけがないよな、とタカをくくっていました。

 

 

その翌日の夜、職場から連絡がありました。

 

 

パタ-ン青、使徒 コロナです。

 

 

おぉ・・・。

 

 

濃厚接触者である可能性ありということで、保健所の判断を仰ぐために数日間自宅警備員の任についておりました。

 

金曜日には PCR の検査キットを受け取り、唾液採取して検査施設に発送。結果が出るまではとりあえず自宅警備業務を続行します。陽性反応、出たらいやだなぁ。

 

 

人間ドッグの精密検査の実施について病院に尋ねたところ、

・発熱や咳などの異常が無くても、とりあえず2週間は来てはダメ

・電話では精密検査の再受付はしていないので、改めて問診に来て欲しい

と言われました。めんどくせ-!

 

 

東京詣ではさすがに無理と判断しました。陰性なら大丈夫かもと思ったのですが、今回感染者が出てバタバタしてたのを見ていながら東京に行くというのは、さすがに気が引けますし楽しめません。なので飛行機、宿共にキャンセルしました。

 

 

 

残念な結果になりましたが、感染したメンバ-のことを恨む気持ちは全くありません。このウイルスは感染力が高く毒性が低い、つまり無症状のため無自覚である感染者が多いという特徴があるようです。つまり、

その人は発症者だが、我々も感染者だ

という可能性が充分にあるのです。その人がたまたま最初に発症しただけかもしれません。

 

なので「誰々がコロナになった」とか「どこそこでコロナがでた」とかいう話を眉をひそめて深刻そうに言う人のことが理解できません。だってそうでしょう?

発症させたのはアナタかもしれない

んですから。

 

他県では感染者の出た小学校に「通学路を変えろ」などという抗議の連絡が来たようです。バカですねぇ。

オマエがうつしたかもしれないのに。

 

ご近所の「正義マン・正義ウーマン」や「モンペ」たちがしばらくは大騒ぎするでしょうね。バカをあぶりだすのにちょうどいいかもしれません。

 

あ、ちなみにこの小学校は福島県にあります。あの災禍から「絆」という言葉で支えあってきた人たちのはずです。やっぱりあの言葉、薄っぺらかったんだなぁ・・・。

 

 

 

そんなこんなで週末もお出かけは控え、ひたすらアニメ三昧。まだ年末年始の録りためたものをみていました。その中でも「不滅のあなたへ」はなかなかのものでした。第1期をイッキ見しましたが、主要と思われた登場人物が次々に死んでいくのはまさに鬱展開。観るのは正直しんどかったですが、骨太で分厚い内容のため途中でやめるには惜しくなり、無事最後まで観ることができました。

 

しかしNHK もやりますねぇ。このアニメは残酷シ-ンも多いのですが躊躇せずに描写している一方で、謎の光線などが出るサービスシ-ンはありません。スポンサ-の意向や視聴率を優先して配慮する民放とは違い、あくまで内容勝負!という意気込みを感じます。

 

NHK がアニメやアニソンの番組をつくると、高いクオリティを感じさせるものになります。スタッフの中にいるであろう(いや、絶対いる!)アニメマニアの情熱と映像作成技術の高さが組み合わさり、しんどいけど自分たちも観たいような番組を作ろう、そのために技術をフル動員させようという意気込みを感じさせられます。

 

アニメ関連の番組を多くもつ民放もありますが、その放送会社自体には NHK ほどのパッションは感じません。単に自局をアピ-ルする道具として、費用対効果の高いアニメにいっちょかみしている程度なのかも?それはそれで気安く観られるのでいいのですが。

 

この「不滅のあなたへ」2期だけではなく、NHK の今後の作品が楽しみです。

 

 

では。