paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

ちょっとお出かけ 2/7

今、2月ですよね?

 

と聞きたくなるくらいの暖かい週末でした。金曜に天気予報を見て、「よーし、バイクで出かけるぞぉ!!」と思っていたのですが、友人からメ-ルが。久しぶりの遊びのお誘いでした。諸般の事情でしばらく会っていなかったので、OK。木曜日は休みなので、バイクはその時に乗ることにしましょう。

 

早朝に友人をピックアップし、いざ発進です。

 

彼とは40年以上の付き合いで、いわゆる「腐れ縁」というやつです。中学の時の同級生で、高校・大学・仕事は全く別なのですが、ずっと遊び友達のままです。頭のキレが半端ないので話していても退屈せず、いい刺激をもらっています。

 

昔は「車が好き」、「音楽が好き」という共通点はあったのですが、最近ではもっぱら「アニメが好き」ということで盛り上がっています。今回の車内では「Girls und Panzer のこれから」というネタで車内は大盛り上がり。最終章全6話中の第3話が公開されるので、後半に向かっての展開をプロデュ-サ-になったつもりで無責任に激論しているうちに2時間ほど経ち、第1目的地に到着です。

 

今回の我々の目的は「宝探し」。いわゆるフィギュア発見行脚です。高くて良いのは当たり前。いかにお値打ち品を探すかというのがキモになります。ここ、第1目的地で早くも数点ゲット。

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左上から時計回りに「紅丸」(転スラ)、「リムル」(同)、「瑞鶴」(艦これ)、

「紫苑」(転スラ)、「瑞鳳」(艦これ)です。

 

「艦これ」の2つはすでに持っていますが、「転スラ」のは初見でした。というか、発売されているのを知りませんでしたので、満足感は高かったです。ちなみにすべて¥300円です。友人はボウズでした。

 

 

では次の店に行ってみましょう。行く途中に友人のスマホにメールが。「マックハウス」からのもので、エヴァンゲリオンのマスクが発売されたという情報が。急遽そこにも寄ることに決定しました。第2目的地までの所要時間は約3時間です。

 

今回は時間にゆとりがあるので、ゆっくりモ-ドで走ります。燃費は 11km/L オーバ-で、財布に優しい走りになりました。最近こちらは少しずつガソリン代が上がっているので助かります。とは言え、遅い車を抜くときには 2 速ぐらい一度に落とし加速するととても気持ちいい!やはり EJ20 は名機だと実感する瞬間です。

 

さて、第2目的地に着きました。ここでもお宝をゲット。

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左から「リムル」(転スラ)、「朱菜」(同)、「蒼影」(同)です。リムルは2つ目ですが、これはまあ、なんと言うか、「予備」です。たくさん並べてあったので、つい手が伸びてしまいました。こうやってワタシのコレクションはエントロピ-増大の法則に従い、部屋の中はカオス状態になっています。ここでも友人はボウズ。

 

次の目的地はマックハウスです。マスク購入ですが、売り切れてやしないかと焦るあまり、右足は深くアクセルを踏み込みます。なかなかいい走りをして店に到着。早足で棚に近寄り、

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マスク×2,ストラップ×1 ポーチ(おまけ)ゲットォ!

 となりました。この店はテナントで入っていたのですが、他の多くの店では「鬼滅の刃」グッズが売られていました。そのコラボ数にはびっくりです。まさにバブル状態でした。はじけて安くなった時に買おう・・・。ここでは友人もマスクをゲット。

 

エヴァコラボのコートが売れ残っていないか、数件マックハウスをハシゴしてみましたが、今度は私がボウズ。友人はこのコ-トを持っており、うらやましさ度100です。

 

あと数件、夜までお宝ショップを廻りましたがお互い収穫はなく、ケンタで夕食をとり、コロ助騒ぎが収まったらまた大洗へ行こうと約束してこの日はお開きになりました。

 

いつもはこの宝探しを一人でやっていますが、たまには他の人とやるのも楽しいですね。なんといっても行程が退屈しませんから。

 

 

本日の走行距離:493.3km

 

 

それではまた。

私的バイク遍歴 11.16/11 Tiger Explorer まとめ

明日になるのが憂鬱です。具体的には言えませんが、

 

超ど-でもいいイベントがある日

 

なのです。

 

形式ばかり重んじて、中身が全くないイベント

前もって決めておくべきことを一部の人の「なあなあ」で済ませて行うイベント

「万事遺漏なく」進行すべきと言いながら詰めが甘いまま行うイベント

 

を明日行わなくてはなりません。

 

 

こういうのが一番鬱陶しいです。やるならきちんとやる、そこまでの必要性がないのならやめるという概念が乏しい職場なのです、ウチは。

 

仕事が「スクラップ&ビルド」ならぬ「ビルド&ビルド」になっており、おのずとそのクオリティ-は下がる一方です。それに気づかず「忙しい自分」に酔っている人がいかに多いことか!

 

「真面目」の部類に入らない私でも相当ハラが立っています。せめて明日のワタシの職務は完璧に遂行し、イベント後に行われるアンケ-トには思いっきり不満をぶつけてやろうと思っています。

 

 

 

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福井でトトロ発見!

 

ゴホン。さて、Tiger Explorer の話題に入りましょう。今回はまとめとして8年余り乗っての感想を述べたいと思います。

 

運動性能に関しては今まで述べた通り、非常に運転しやすいバイクです。しかしこれは「簡単に乗れる」という意味ではありません。我流のライディングテクニックにこだわる人にとっては、「つまらない」、または「乗りにくい」という評価になる可能性のあるバイクです。

 

例えば F 荷重をかけてタイヤのグリップで曲がろうとする人、コーナ-への進入速度重視の人、車体の軽さに頼って振り回そうとする人などは、Tiger の美点に気づくことができないか、または危険な目に合うかのどちらかでしょう。

 

Tiger Explorer はアドベンチャ-タイプですから、当然サスストロ-クは長いです。さらにパワ-があるのでピッチングの動きは大きくなり、荷重の移動は大きくなります。ですから車体を安定させてスム-ズに走らせるには、前後サスストロ-クをいかにうまく制御するかということが必要なのです。

 

体重移動でという方法もありますが、なにせ分母が大きい(車体重量が重い)ため、分子(乗り手の体重)が与える影響はさほど大きくありません。やはりアクセル and ブレ-キコントロ-ルによる荷重制御が一番です。

 

コ-ナ-進入時ではブレ-キングで F サスを縮め、バンキングさせながら徐々に Fブレ-キをリリ-ス。その動作とシンクロさせて徐々にスロットルオン。ちょうど旋回G と釣り合うようにすれば F サスはムダ伸びしませんし、R サスも縮んで安定した姿勢となるので、アクセルも不安なく開けられて安全に楽しく曲がれます。さらに20世紀によく言われていた走り方、「リアで走り、リアで曲がる」、リアトラクション重視のいわゆる「リアステア」の走り方にすると、Tiger の走りの魅力にブーストがかかります。

 

と、ここまで書くと「そんなのは基本なのでは?」と思われる方も多いでしょう。そうです。このバイクは基本通りに走るのが一番楽しく、一番速く、一番安全なのです。余計な操作をするのは「引き算」になってしまいます。

 

ですから、ライディングの基本がわかっていない人や忘れた人にとっては、Tiger Explorer の楽しさを理解するのは難しいと思います。ライディングが楽しいバイクではありますが、乗り手を選ぶバイクでもあるのです。フレンドリ-そうに見えて実は条件をいろいろ突きつける、合コンで最も相手にしたくない女性のようなバイクです。でもその分、攻略できた時の満足感は高いので、勇者の方には自信をもってお勧めできます。

 

それがイヤなら BMW-GSをどうぞ。こちらはお高くとまっていそうで、実は面倒見のいいバイクですから。

 

 

走るのが楽しくなる Tiger Explorer ですが、押し歩きとなるとまた違う一面があります。雑誌等で押し歩きのコツなどを見かけますが、このバイクにはあまり役に立ちません。とにかく重いのです。さらにハンドル高が高いので押しにくいのです。「腕で押す力」「脚で踏ん張る力」「バランスをとる力」「足が滑らない力」のうち一つでも欠けると、アスファルト上で悲劇が開幕します。

 

現行型は数十kg軽くなっているのでまだマシかもしれませんが、初期型の重さときたら・・・。足つきの良さはアジア人向きかもしれませんが、車重は欧米人対応のようです。

 

購入当初は戸惑うことも多かったのですが、今では「取り回しに用心する」ということが刷り込まれてしまっています。ですが、段差や勾配がある所だったり足元が悪い場所では、いまだに相当気を遣います。さて、この重さをいつまで扱えるのやら・・・。

 

 

 

なんのかんの言いながら、このバイクに8年以上乗ってきました。いまだにとても気に入っていて特に不満な点はないのですが、ワタシが扱えなくなった時か、修理不能になった時には買い替えます。実はこの Tiger Explore は今までに数回厄介なトラブルに悩まされ、買い替えを真剣に考えたことがあります。次回から数回、「Tiger Explore トラブル備忘録」でその顛末を紹介します。

 

 

今回を持ちまして「私的バイク遍歴」を一旦終了させていただきます。またバイクを購入したら続編を書こうと思います。

 

長い間お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

ではまた。

2021年走り初め

この数日間パソコンと格闘していました。どうしても日本語が入力できなかったのです。あれをやってもダメ、これをやってもダメということが続き、ブチ切れて電源オフにして放置していました。

 

で、今日起動させると、あ~ら不思議。何事もなかったかのように動きます。10年近く使っているのでいつ買い替えてもいいのですが、WINDOWS10 にアップデ-トもできたので、廃棄するにはモッタイナイと感じています。少し様子見ですかね。

 

 

前の週末に、やっと2021年の走り初めをしてきました。これまでの週末はずっと走れていなかったので、満を持しての Tiger 発進です。

 

1か月ぶりにガレ-ジへ行き、カバ-を外して各部点検。問題点はありませんでしたが、さすがに空気圧はF, R 共に 0.5 ずつ下がっていました。では空気を入れることにしましょう。最近買ったアイテムをいそいそと取り出します。

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充電式エアポンプ(南海部品)

空気充填中はちょっとうるさいですが、楽なのでマル。なんせこれまでは

 

 

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上下可動式エアポンプ(ワタシ)

でしたから。冬は体が温まっていいのですが、やはりメンドクサイ。

ビバ!文明の利器!!

 

 

作業を終えて慎重にガレ-ジの外へ。

 

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今回は ← の方向へ

 

この日の予想気温は、最低 1℃、最高 5℃ とのことでした。北国の方が聞いたら爆笑するかもしれませんが、こちらでは極寒レベルです。なのでこの冬初めてオーバ-パンツ(ゴールドウィン)をはいての出動となりました。

 

でも日差しがたっぷりとあるせいか、寒さはほとんど感じません。前日に雨が降ったということもあって空気は澄みわたり、景色も楽しめます。

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遠くに瀬戸大橋を臨む

2枚目の写真は山から撮ったものです。ここに行くまでのワインディングは素晴らしいのでよく楽しんでいるのですが、この日は違いました。

 

そう、この日は

 

 

 

 

 

乗れていない日

 

だったのです。

 

 

久しぶりに乗ったり身体のどこかがおかしかったりするとき、「あ、今日乗れてないな」と感じることがありますが、30 分くらい基本に忠実に乗るとこの感覚は無くなります。

 

でもこの日は違いました。バイクとの一体感を全く感じなかったのです。それぞれが勝手な動きをしているというか・・・。市街地でもワインディングでもその不自然さがずっと消えません。年に数回ではありますが、このような違和感をぬぐい切れないまま走ることがあります。

 

なぜこのように感じることがあるのか確かめるために、日を改めて乗ることを試してみましたが、そのときにはこのような感覚はなくなっていてフツ-に楽しめてしまうので、理由はわからないまま 40年近く経ってしまいました。

 

 

そこで最近では、この奇妙な感覚はトラブルの予兆なのではないか、バイクが「今日はムリすんな」と言っているのではないかと思うようにしました。オカルティックではありますが「虫の知らせ」的な何かを感じるのです(ワタシは霊感が強いほう)。

こう割り切って安全運転ができれば儲けものですしね。

 

 

なのでこの日は「模範的なライディング」に徹しました。そう、ちょうど限定解除の試験のように。早く走りたい人のジャマにならないよう、できるだけ交通量の少ない、でも適度にカーブのある道を選んでのツーリングになりましたが、それなりに楽しかったです。

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冬枯れの田舎道 いとをかし


このショ-トツ-リングでは、自分のライディングを見直したり違う方法を試したりしてみて、その結果、体の柔軟性が足りない、特に腰回りの動きがネックになっているらしいということがわかりました。気温の低さだけが理由ではなく、運動不足や加齢によるものもありそうなので、日常生活から改善していかねば!まだまだバイクに乗っていたいですからね。

 

この後、道の駅で手作り総菜を購入し、帰って家で食事。正月のアニメ特番(涼宮ハルヒの消失)を楽しみました。

 

来週も走りに行けたらいいなぁ・・・。

 

 

走行距離:178.3km

 

 

 

また今度。

では。

 

 

 

 

 

北の国から2019再訪 第8話

今日、あまりにも歯が痛かったので歯医者に行ってきました。入れ歯がぐらついて歯に負担をかけていると思ったのですが、さにあらず。

 

先生が診ての第一声。「あー、抜けてますね~。」

 

入れ歯を留めていた歯が抜けかけ5秒前だったのです。実際鏡で見てみると、その歯はエアを吹きかけただけでゆらゆらと・・・。数ミリの歯茎だけでくっついていました。

 

抜歯をお願いすると、麻酔をして10秒弱で終了。その後の痛みも全く無し。事実上抜けてしまっていた歯が、歯茎に突き刺さって痛みを感じていたようです。歯は元の位置に戻りたがっていたのですが、歯茎がこれを拒否したための出来事でした。

 

抜けた歯は?と見てみると、まあ、きれいなこと! ちょっと悔しいですが、痛みは無くなったので、結果オ-ライです。

 

グッバイ、ワタシの奥歯。キミのことは忘れない(新しい入れ歯ができるまでは)。

 

 

 

前回の続き、8日目です。今回は写真が多いです。

 

 

5時半起床はいつも通り。荷物をまとめて時間を過ごし、7時に朝食、7時半出発。今日は時間に余裕がある日程なので、いろいろと寄り道をしてみよう。


R37 を西進し、途中でさっそく洞爺湖に寄り道。三恵病院跡地に行ってみる。噴火で被害を受けた建物がある。避難していて全員無事だったらしいが、建物はひどい有様。ここは旅行案内にも載っておらず、客はゼロ。それだけに不気味さが増す。

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三恵病院跡地 迫力あり 必見!

 

温泉街に戻り買い物(銀魂グッズ)をして、R37に復帰。

 

R5 , R278 と走り恵山へ。昨年も走ったが、この道はとてもいい。海に近く適度なカ-ブが連続する。ぼ-っと走っているが退屈もしないという、微妙なバランス感のある道だ。ある意味では北海道らしくない道かもしれない。

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R5の途中にあった、榎本軍上陸の地

 

恵山近くになると暑くなってきた。今日まで最高気温が20℃くらいだったのが、今日は27℃。車内にいても日差しの強さと暑さが身体にこたえる。軟弱になってしまったか。

 

D635 からモンテローザ廃墟へ。遺構はもう数軒しか残っていないのも去年と同じ。ただ、急ピッチで整地と別荘建築が進んでおり、紆余曲折はあったがリゾ-ト計画としてはうまくいっているようだ。

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モンテロ-ザ廃墟群

 

R278 , R228を走り、フェリーターミナル近くのお宝ショップで買い物(大漁♬)の後、ラッキーピエロで早い夕食。チーズオムライス美味し。歯の調子が悪くハンバ-ガ-が食べられなかったのが悔やまれる。まあ、また来るだろうからその時に楽しもう。

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チャイ二-ズチキンオムライスのほうが良かったかも

 

函館市内に戻り、今日のお宿、いつもの「ウイニングホテル」に18:00到着。部屋まで荷物を運んでくれるのがありがたい。

 

以前、九州のちょっとした旅館に泊まった際、駐車場で出迎えてくれたのは身長150㎝ 弱くらいの小柄な若い女の子。「荷物をお持ちします」と言われたが、2人分だったのでリュック×2、バック×2。その女の子はバッグをWたすき掛け、リュックは両手に1つずつ持って顔を真っ赤にしてフロントまで運んでくれた。それを見かねて自分で持つと告げると、客に荷物を持たせると注意されるから持たせてくれと言われた。客に余計な気を遣わせるのは良いサ-ビスとは思えないのだが。

 

今回は男、ましてやワタシよりデカイ体つきをしていたので、遠慮なくお願いした。

 

荷物を部屋に置いてすぐ夜景の写真を撮りに外出。ロープウェイ乗り場は大混雑だったので、今回はパス。建物群の中をあみだくじのように廻り、2時間ほど汗をかきつつ写真撮影を満喫した。

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夜の函館はいつ来ても素晴らしい

2,3,8枚目の右上の光はロープウェイの山上駅のもの



本日の走行距離:375.8km

 

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今日の振り返り

 

出発前に函館までの経路をナビで調べると、所要時間は約6時間半でしたが、途中のうろつきタイムでかなり時間を使いました。バイクなら停まって降りるのが億劫になり、気になるところがあってもついつい素通りとなっていましたが、車だと無頓着に立ち寄れます。バイクでは行かなかった所、行けなかった所を訪れることができたのが、今回の北海道詣での収穫でした。

 

「北海道へはバイクで行かなければならない」という強迫観念があったのは事実です。でも、「楽しむ」ことと、「囚われる」ことは違います。適度な距離感をもってバイクと遊んでいきたいものです。

 

 

次回、「北の国から2019 再訪」最終回です。

では。

お散歩ドライブ 1/23,24

我々日本人は「数字」に弱いと言われています。話し合いの中で数字を出されると、つい相手の言い分を信じてしまう傾向にあるようです。

 

数字そのものは客観性を持ちますが、その数字が導き出された方法や信頼性、数字提示者の意図が分かっていなければ安易に信じてはいけません。

 

ちょうど今日発表された、東京の感染者の数字のように。

 

 

 

さて、待ちに待った週末でした。先週は家で閉じこもっていて、心身ともにネバついた感覚になってしまい充分リフレッシュがでなかったので、今回はコロ助に用心しながら出かけてみました。

 

 

23日(土)

天気予報の降水確率は 80 % 。神はワタシがバイクで出かけるのをお望みではないようです。では、ということで車で朝 7 時に出発。うどん屋で朝食をとってからドライブ開始です。いつもより1時間早く出ましたが、それは路面凍結を避けて迂回するため。いつもの山間道路ではなく、谷沿いの道を通ってみます。もちろん国道や主要道はパス。

 

退屈しないためというのもありますが、厄介なドライバ-を避けたいからです。ワタシの県のドライバ-の特徴は、「道を譲らない」ことです。先行車が「軽、エコカ-、ミニバン、小型トラック」だったらほぼ 100 % 、普通車でも 9割方は譲ってくれません。ですから他県で運転する方がスム-ズに走れます。

 

念のために言いますが、「もっとスピ-ドを出せ」と言っているのではありません。怠らず後方確認をして、大名行列の先頭車になっているのなら道を譲ってくれてもいいのでは?と思うのです。ワタシはこんな車 (WRX STI) に乗っていますが、ゆっくり走ることも多いので後ろにつかれたら必ず道を譲ります。ワタシより急ぐ人がいるのは当然ですから。

 

今は「あおり運転」が問題視されています。そんな運転をしている輩を警察が検挙するのは当然だと思います。でもそれだったら、「通せんぼ運転」をしている輩を指導することもしてほしいと思います。

 

ワタシの県は毎年、人口10万人あたりの死亡事故ワ-ストには必ず名前が出ます。「事故を起こす」より「事故を起こさせる」運転が目立つので当然でしょう。

 

以前はこういうドライバ-に心底腹を立てていましたが、最近では

「この県のドライバ-の9割以上がバカ自己チュ-下手クソだから仕方ない」

と思うことで平常心を保つことができるようになりました。寂しいことですけどね。

 

 

今回はルート設定がうまくいきました。ほぼ車のいない道ばかりでノーストレス。開店5分前にお宝ショップに到着し、開店と同時に入店。

 

今回の収穫は

艦これフィギュア×3 リゼロちょこのっこ×2 転スラキーホルダ×4 

ガルパンキーホルダ×2 初音ミクキーホルダ×2

 

でした。転スラ以外はすでに持っていますが、お買い得価格に負けて・・・。

 

 

1時間弱の買い物を楽しんだ後、今日のメインイベント「王王軒」へ。10年以上最低でも月一回はラーメンを食べに行っていますが、コロナのため5月には行けませんでした。記録を作っているわけではありませんが、ちょっと残念です。

 

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肉(入り)玉(子入り)大 めし大  クセになる味です

 

おいしゅうございました。次は来月かな。

 

買い物もできたし、おいしいものも食べられたし、満足して帰途につきました。

 

 

 

24日(日)

母親に頼まれていたお菓子購入を失念していたので、お買い物へ。名の通ったお菓子ですが、それを作っているのは商店街の中の店。車を停めるのが面倒くさいところです。「もしかしたら駅の kiosk にあるんじゃね?」と思って行ってみると、ビンゴ!無事購入を済ませました。

 

気をよくしてお宝ショップに行くもボウズ。帰りがけにガチャガチャで勝負!

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禰豆子ぉ-!!

あと2種類あったのですが、引き際が肝心。一回でこれが出ただけで満足せねば。

 

 

ちょっと早いけれど昼食にしましょう。簡単に済ませられる所で、でもちょっと変わったものも食べたいし、、、。ということで一時期ネットで騒がれていた、松屋「シュクメルリ」にチャレンジです!

 

昼前だったので客の数は一桁。でも入店するとチーズとガーリックのかほり・・・。

ほとんどの人がこれをオーダ-していました。ワタシも当然同じものを。

 

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シュクメルリライスセット ライス大盛

 ん-、食べ物を撮るときはオートモ-ドではダメですねぇ。いろいろ設定を変えておいしく見えるようにせねば。でも早く食べたいし・・・。

 

では、実食。ネットで言われているほどは、ガーリックは強調されていません。なので抵抗なく食べることができました。鍋の下で固形燃料が燃えているのでぐつぐつ状態が続き、アツアツのまま食べ終わることができました。

 

面白いと思ったのは、「サツマイモ」を入れているところ。これ、普通なら「ジャガイモ」を入れるのではないのでしょうか。でもサツマイモの甘みがいいアクセントになっています。もしジャガイモだったら「北海道の料理」と言われても信じていたところです。「松屋」さん、グッドチョイスです。満足できる一品でした。

 

 

 

満足して家に帰ってゲップ一発。

「うわ、ニンニクくせぇ・・・」

 

 

 

ではまた。

私的バイク遍歴 11.15/11 最終章③ タイガ-を称えよ その2

東京五輪、どうなっちゃうんでしょうねぇ。

 

推進派の言い分である「経済効果が期待できる」という意見は、予定されている出場選手の減少や無観客開催の見込みという話を聞くと、説得力はなくなります。「コロナに打ち勝った勝利の証として」という意見に至っては、ワクチンや治療薬の先行きの不透明さを考えると噴飯ものでしかありません。

 

今は国民の「気のゆるみ」で感染が拡大していると言われています。でも人が集まる、感染を拡大させかねない大行事を行うと言うほうがよほど「気のゆるみ」を感じさせます。7月から逆算して、現在のこの状態からどうやって問題のない状態に戻せるというのでしょう?

 

国家の経済的な問題、産業の低迷、病気に対する不安、受ける援助の違いによる国民間の不平等感などなどの問題が露呈し、多くの人が戸惑いや怒り、失望さえ感じているのです。そんな状況の中で、問題を払拭させるわけでもない、むしろ悪化させかねないスポ-ツの祭典をしたらどうなるか。もしかしたら出場したアスリ-トたちが非難の矢面に立たされることだってあり得るのです。

 

開催を強硬に主張する人たち、それはいったい誰のためにやっているのでしょう?「平和の祭典」であるはずのオリンピックを利用して、何をしようとしているのでしょう?おそらく名声や意地、金銭などが関係しているのでしょう。

 

でもその程度のもののために、多くの人や物事を犠牲にしてまでオリンピックをしたいんですよね。てことは、新型コロナウイルスやそれにまつわる問題というのはオリンピック開催よりも重要視されないということですね?じゃあ今のコロナ問題は実はそんなに大したことはないんですね?

 

そりゃ国民も危機感を持たんわ・・・。いい加減に、楽観的な「東京オリンピック開催論」が国民の「気のゆるみ」の原因になっていることに気づいてほしいです。

 

 

 

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JR只見線にて(不通中)

 

さて、Tiger 購入時のインプレの続きです。

 

幹線道路、市街地と走ってみて、車体ジオメトリ-や電子制御のマネ-ジメントの優秀さがよくわかりました。一部分の出来が良いというのではなく、全体を高レベルで上手にまとめ上げ、最終的に素晴らしいパッケ-ジングになったという印象でした。

 

「納車したての、初めてのジャンルのバイク。スイッチ類の操作もややこしそう。今日はこの辺で帰って説明書でも読むか」

 

と思いましたが、もうちょこっとペースを上げて走ったらどうなるかという好奇心には逆らえません。

 

「ちょっと、ホントちょっとだけ。先っぽだけでいいから」

 

Tiger と自分の心を口説き落とし、ワインディングへ。

 

 

 

この道は海沿いのワインディングロ-ド。ヘアピンから高速コ-ナ-まであり、激しくはありませんが起伏にも富む、走るにはもってこいの場所です。海を行く船を見ながらたら-っと流すもよし、目を血走らせて走るもよし、タンデムでロマンティックに走るもよしという、バイク乗りにとっては極上の道です。

 

ただしブラインドが多かったり、公務員が乗る2色塗りの車両がいたり、ちょっとイキがった4輪がいたりするので注意が必要です。まあ、ワタシにとってはいいリミッタ-ですが。

 

 

 

ワインディング

とにかく「走りやすい!」の一言に尽きます。まるでサスストロ-クを長くした、少し前のメガスポ-ツのようです。

 

直線でアクセルを開けると質量感を伴って力強く加速します。国産車のスム-ズに回るエンジンによる加速をジェット機に例えると、これはレシプロ機。エンジンが回っているという実感が湧きます。

 

コ-ナ-進入時は車体を直立させブレ-キング。一部のメディアではブレ-キが弱いとありましたが、ワタシには充分です。ノーズダイブはサスストロ-クが長いので当然大きめですが不安感はありません。Fサスが縮んだ状態のままバンクさせるととても自然に曲がります。

 

ただ意図的にF荷重を高めたり、Fブレ-キを弱めてからバンクを開始させると思ったように曲がらなくなります。このあたりは現在のスポ-ツバイクとは違った味付けですね。Fサスに余分な動きをさせると、車体は遠慮なく外へ向かいます。あくまでも基本に忠実に乗るべきバイクだなと痛感しました。

 

出口が見えたら、急な荷重変化を起こさせないように丁寧にアクセルを開けると、理想的な弧を描きながらコーナ-を脱出していきます。スピ-ドメ-タ-を見るとちょっとびっくり。今まで乗ったバイクの中で最高の数値でした。それほど扱いやすいってことですね。

 

 

 

これらの感触を楽しむために、この道を数往復してしまいました。休憩時に自販機前でバイクを止め、降りて押して動かした時に、改めてその重さにびっくり!ブレ-キを引きずっているんじゃないかと疑ったほどです。本当にクソ重い!

 

でも走り出すとその重さは感じられず、むしろひょいひょいとコーナ-をクリアしていける軽快感さえあります。まさにギャップ萌えで、この数時間で Tiger に惚れこんでしまいました。

 

これで長距離ツ-リングがもっと楽しめる!ワクワクしながら帰って、ツ-リングプランを複数立て、宿を予約してしまいました。

 

 

 

次回は Tiger Explorer のまとめをしようと思います。

では。

受験生の皆さん、とりあえずお疲れさまでした。

先週末に「共通テスト」が行われましたね。ワタシの世代だと「共通一次試験」と呼ばれていました。それが「センタ-試験」となり、今回このような名前に変わりました。

 

 

これらの統一試験に対してはいろいろな意見がありましたが、少なくとも大学で学ぶためのスタンダ-ドな能力を受験生に意識させたという効果はあると思います。

 

かつて国公立大学が各大学独自の入試だけで合格判定を行っていた頃は、入試問題にかなりクセがありました。なので受験生は希望大学のその出題傾向に合わせた入試対策しかしなくなり、「クセのある問題を解く能力」は高まっても「学力」の伸びは怪しいまま。そのため入学しても講義についていけなくなる学生が増えてくるようになりました。

 

また、大学で学ぶ専門知識は深いゆえに他の領域の知識が必要になることが多々あります。それなのに入試科目だけの学習、それもトリッキ-な問題に対する対策でしか頭を使うトレ-ニングをしていなければ、とうてい大学での専門教育にはついていけません。

 

そのようないびつな状態を生む入試制度を改革するため、「共通一次試験」が生まれたと記憶しています。

 

 

予備校等が「点数の合格ライン」というものを発表することで、「大学のランク付けだ」とか「輪切りだ」という批判もありますが、「この大学に行くにはこれだけの能力が必要だ」ということがわかるので、受験生も学力を伸ばすための目標が立てやすくなり、精神的な負担は減るのではないかと思います。

 

 

ただ、これらの統一試験が良問を出しているかどうかはまた別の話になります。ワタシは英語に関係している仕事についているので、これまでの英語の問題についていえば「んー?」というものもあったのは事実です。

 

例えば発音やアクセント問題。そんなものを出す必要はないんじゃないかと思っていました。決して軽視するわけではないのですが、実際のところ英語を母国語としない外国人が英語を話すのを聞いていると、発音やアクセントは割といい加減です。それよりも文章としてきちんと伝える姿勢と能力を重視しています。

 

日本人はこの発音とアクセントを気にしすぎではないでしょうか。学校でちょっと発音がズレただけで「ダメだよ-」とか「それじゃ伝わらないよー」とすぐ言われます(私も言われてきました)。でも外国人が間違った発音やアクセントを使って日本語をしゃべっても、我々にはだいたい通じますよね。英語をコミュニケ-ションの道具と考えるのであれば、相手に伝わる・相手から伝わるというのが最優先事項です。細かいことを気にしすぎて伝えることに尻込みする方がよっぽど「ダメだよー」と思うのです。

 

もちろんできるのに越したことはありませんが。

 

 

なので、発音やアクセントの問題を出すぐらいなら、もっと文章題をガッツリ出すべきだと思っていました。

 

今年の共通テストがまさにそういう問題でした。「細かいことはさておき、とにかく伝えろ、伝われ」というアグレッシブな姿勢の出題だと思います。内容は決して難しいものではありませんでしたが、ちまちました勉強しかしていない受験生は難しく感じたことでしょう。厳しい言い方をすれば、このような問題が解けないのならコミュニケ-ションツ-ルとしての英語の語学力はかなり低いと覚悟しておいたほうがいいでしょう。

 

 

そういえば全国で55万人を超える人たちが真剣勝負をしている中、場違いな輩が何匹か混じっていたようですね。

 

カンニングや文房具の不正利用については自分が不利益を被るだけなので、他者に迷惑をかけず自己完結で済みます。ところがマスクの不適切着用、それに対する指導の不服従というのは言語同断です。緊張した雰囲気の中で周囲に与える影響や動揺を考えると、騒ぎを起こした張本人の弁解やソイツに対する配慮の余地は全くありません。なにか動機や言い分があるのかもしれませんが、「ダメなものはダメ」。以上です。

 

どこかのノ-カガクシャのセンセイが弁護とも思える発言をしていましたが、これは無視していいかと思います。「みんなと違う考えを持つオレ、イケてる」と思っているだけなのですから相手にしないのが一番です。生暖かい目で見てあげましょう。

 

 

それでは、また。